注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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NTT接待問題で平井デジタル相釈明 「その場で会計する店ではない」
引用元)
毎日新聞 21/9/28
平井卓也デジタル相は28日の閣議後記者会見で、自身とデジタル庁事務方ナンバー2がNTT幹部から受けた接待の代金を遅れて支払った問題について、「その場で会計してくれるような店ではなかった」と釈明した。
(中略)
平井氏は、この接待が週刊誌に報道される直前の今年6月21日に、自身と赤石氏ら事務方2人分の計約22万円を支払った。平井氏はNTTから請求を受け、割り勘分として支払ったと主張しているのに対し、NTTは「こちらから自主的に請求はしていない」(関係者)としている。
(以下略)
(中略)
平井氏は、この接待が週刊誌に報道される直前の今年6月21日に、自身と赤石氏ら事務方2人分の計約22万円を支払った。平井氏はNTTから請求を受け、割り勘分として支払ったと主張しているのに対し、NTTは「こちらから自主的に請求はしていない」(関係者)としている。
(以下略)
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平井デジタル相 接待同席も“利害関係なく大臣規範抵触せず”
引用元)
NHK NEWS WEB 21/9/28
デジタル庁の幹部が国家公務員の倫理規程に違反する接待を受けていたことに関連し、平井デジタル大臣は、一部に同席していたことについて、最新の技術動向などをめぐって意見交換したもので、大臣規範には抵触しないという認識を示しました。
(中略)
デジタル庁は、事務方のナンバー2にあたる赤石浩一デジタル審議官が内閣官房のイノベーション総括官を務めていた去年、NTTから国家公務員の倫理規程に違反する接待を受けていたとして、先週、減給の懲戒処分にしたと発表しました。
(以下略)
(中略)
デジタル庁は、事務方のナンバー2にあたる赤石浩一デジタル審議官が内閣官房のイノベーション総括官を務めていた去年、NTTから国家公務員の倫理規程に違反する接待を受けていたとして、先週、減給の懲戒処分にしたと発表しました。
(以下略)
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デジタル庁参与もNTT接待 退職で懲戒見送り
引用元)
一般社団法人共同通信社 21/9/27
(前略)
デジタル庁は27日、NTTによる3回の幹部接待のうち2回に、同庁参与の向井治紀氏も参加していたと明らかにした。向井氏は官僚として長くマイナンバー制度に携わり、今年9月1日付で内閣官房室長代理を退職後、参与に就任。退職前の行為は懲戒処分の対象外として、処分を見送る。本人は月給10分の2相当を自主返納する意向という。
デジタル庁によると、向井氏が出席したのは、昨年10月2日と12月4日にあったNTTとの会食。いずれも平井卓也デジタル相と、減給1カ月の懲戒処分を受けた赤石浩一デジタル審議官が同席した。
(以下略)
デジタル庁は27日、NTTによる3回の幹部接待のうち2回に、同庁参与の向井治紀氏も参加していたと明らかにした。向井氏は官僚として長くマイナンバー制度に携わり、今年9月1日付で内閣官房室長代理を退職後、参与に就任。退職前の行為は懲戒処分の対象外として、処分を見送る。本人は月給10分の2相当を自主返納する意向という。
デジタル庁によると、向井氏が出席したのは、昨年10月2日と12月4日にあったNTTとの会食。いずれも平井卓也デジタル相と、減給1カ月の懲戒処分を受けた赤石浩一デジタル審議官が同席した。
(以下略)
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配信元)
〈2020年10月と12月、NTTグループが利用するレストランで接待を受けた。28日の会見で平井氏は「一般のレストランではなく、社員食堂でしょ。チェックはしない」と述べる。今年6月に請求があり、平井氏は自身と赤石氏ら事務方の分の計約22万円を支払った〉
— SHIN∞1🌏 (@shin19infinity) September 28, 2021
↑
22万円?! https://t.co/jeohyEbHSw
平井氏が「NTTの社員食堂のようなもの」と言ってるのは、歴代総務大臣や官僚がおなじみのここのことかな?🙄https://t.co/SXul9jcJHb
— 加藤郁美 (@katoikumi) September 28, 2021
平井デジタル相 接待同席も“利害関係なく大臣規範抵触せず”
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) September 28, 2021
「許認可権もなく、利害関係者ではない。個々の契約や事業について話したものでもなく、・・・国民が疑念を抱くものには全くあたらないと判断している」https://t.co/iMXEqlccom
⇒「当たらない」じゃねえよ。ど真ん中だわ。
ちなみにこの人、怪しいと思ってた。
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) September 27, 2021
今年の6月、NTTのデジタル庁接待が明らかになったあと退職したようだ。
内部調査を遅らせてわざと逃亡。
だからお手盛り調査なんてダメなんだよ。https://t.co/1WCn0Q55Qz
まだ起用しようとしてるの!?
— きゅーしす💉💉 (@Que_sys) September 7, 2021
デジタル庁「デジタル社会構想会議」有識者委員に元MIT伊藤穣一氏:朝日新聞デジタル https://t.co/EbHUHj36pw
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平井卓也デジタル相のNTT接待「きっちり割り勘」は真っ赤な嘘、「文春」から取材受け慌てて支払い! 嘘に嘘を重ねる悪あがきの全貌
引用元)
LITERA 21/9/27
(前略)
平井大臣が、NTTの澤田社長から高級接待を受けたのは、昨年10月2日と12月4日の2回だったが、2回目の接待の直後である28日は、平井大臣率いる内閣官房IT総合戦略室はオリパラアプリの開発・運営の民間委託の入札の公示日だった。そして、公示日の直前である24日、NTTコミュニケーションズに事前に仕様書案を提示し、参考見積の提出を求める優遇措置をとっていたことも判明している。
(中略)
タイミングを考えれば、この接待が影響を与えていないと考えるほうがおかしい。(中略)収賄に当たる可能性は十分ある。
また、平井デジタル相をめぐっては、前述したオリパラアプリの再委託先に、オーナーと親密で株まで持っているIT企業の子会社をねじ込み、優遇した利益相反疑惑もある(中略)。
(中略)
平井大臣の言いなりに、接待元の企業名を隠すだけでなく、平井大臣のオンライン定例会議の音声データについて、すでに朝日新聞が公開したパワハラがあったもの以外はすべて廃棄していたことも発覚したのだ。
(以下略)
平井大臣が、NTTの澤田社長から高級接待を受けたのは、昨年10月2日と12月4日の2回だったが、2回目の接待の直後である28日は、平井大臣率いる内閣官房IT総合戦略室はオリパラアプリの開発・運営の民間委託の入札の公示日だった。そして、公示日の直前である24日、NTTコミュニケーションズに事前に仕様書案を提示し、参考見積の提出を求める優遇措置をとっていたことも判明している。
(中略)
タイミングを考えれば、この接待が影響を与えていないと考えるほうがおかしい。(中略)収賄に当たる可能性は十分ある。
また、平井デジタル相をめぐっては、前述したオリパラアプリの再委託先に、オーナーと親密で株まで持っているIT企業の子会社をねじ込み、優遇した利益相反疑惑もある(中略)。
(中略)
平井大臣の言いなりに、接待元の企業名を隠すだけでなく、平井大臣のオンライン定例会議の音声データについて、すでに朝日新聞が公開したパワハラがあったもの以外はすべて廃棄していたことも発覚したのだ。
(以下略)
デジタル庁に関する報道は細切れで全体像が見えにくく、これまでの総裁選騒ぎに紛れてあえて誤魔化されているようです。そこで毛ば部とる子氏やLITERAが6月の文春砲に遡って、デジタル庁と平井大臣の悪辣さを解説されていました。
オリパラアプリを受注したのはNTTコミュニケーションズでした。平井大臣は入札前のタイミングで親会社のNTT幹部と会食をしたことと、この時外されたNECへのパワハラ発言を文春にすっぱ抜かれたものの、その時点では「割り勘で費用を支払った」と説明していました。ところが今になって、その割り勘分22万円を支払ったのは文春の取材を受けた日だとバレ、虚偽答弁が明らかになりました。さらに赤石浩一・デジタル審議官と向井治紀・元内閣官房IT総合戦略室室長代理の高額接待が判明したため、赤石氏は軽く減給、向井氏は9/1に退職をしていたのでお咎めなしで、そのままデジタル庁の参与に治っていることが発表されます。ところがこの発表の際、平井デジタル大臣は、自分も接待を受けていたことを隠していただけでなく、バレないようにNTTという企業名すら伏せていました。結局、加藤官房長官が平井大臣の接待を認め、「割り勘」の事後的隠蔽工作に加えての見苦しいウソの屋上屋でした。
極め付きはリテラの指摘するように接待疑惑や虚偽答弁だけの問題ではなく、平井大臣が恣意的にNECを退けNTTコミュニヶーションズに便宜を図った収賄罪の可能性があることです。お友達企業への優遇や、平井大臣に関する音声データを廃棄処分したりと見事に安倍菅政権のやり口、疑惑満載で、たとえ菅内閣が解かれてもデジタル庁のある限りは厳しく追求する必要があります。