免疫学者・荒川央先生の胸を打つ「主観」〜 イタリアのワクチン義務化政策の中で人々のために生きる

 これまでコロナワクチンが危険な理由を科学的な視点で解説してこられた荒川央先生が、珍しくワクチンをめぐる「主観的な」思いを述べておられました。荒川先生はイタリアにお住いです。「グリーンパス」から「スーパーグリーンパス」へと次第に社会からワクチン未接種者が排除されてゆき、ついに「50歳以上の義務化」により未接種者の職務停止、給与支給停止にまで進みました。「EU、特にイタリアのコロナワクチンファシズムは大変なレベルになっています。」と書かれていますが、先生は未接種です。昨年9月頃から締め付けが厳しくなった様子は、まるで映画で観るナチス政権下のユダヤ人への行動規制がジワジワと進む様子を思い出します。しかもイタリアの人々は「意外にも従順」だと。「その命令や要請はそもそも正しいのか、科学的正当性のあるものなのか」を考えず、死亡者や有害事象は見て見ぬふりをして接種を進めているのは、「政府関係者ではなく、やはり国民自身なのです」と冷静に核心を突かれ、ハッとします。そしてそのような状況の中「自分の生活を犠牲にしてでも己の良心に従って、他者を傷つけることを拒否する」警官や医療従事者が「まだいる」と書かれていました。

「疑問を持たず、盲目的に従う行為こそが自分達の暮らしを破壊しているのではないでしょうか。」
「ディストピアを作り上げるのは、疑う事を知らず、命令、要請、多数派に従う一人一人の人間です。世界中で多くの人が自主的に放棄しているのは、自由であり、健康であり、命です。」
なんと胸を打つ「主観」。

ご自身の知識を活かして「せめて手を伸ばしたら助けられる方を一人でも多く助けられたら」との思いで、実名を出して、「一人で静かに始めた戦争」。その気高い覚悟に打たれます。きっと文章にされていない苦難がおありのはずなのに。

このワクチン禍で多くの「専門家」を日々見てきました。無責任な意見、変節、見殺し。
でも、荒川先生のように心からの利他を感じる専門家が確かにおられると知ると、とてもありがたい気持ちになるのでした。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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コロナワクチンをめぐるイタリアの状況について

(前略)
2019年12月に新型肺炎の患者が報道され、その後コロナ騒動が始まりました

その最初の患者からSARS-CoV-2の塩基配列が決定され、このウイルスが肺炎の原因だとする論文がNatureに投稿されたのは最初の患者の発見からわずか1ヶ月。ファイザー、モデルナはその塩基配列を利用して数日でワクチンのデザインを完成しました。通常ならそれぞれ数年かかってもおかしくありません。当初から私には違和感ばかりでした

コロナ騒動の渦中でずっと考えてきた中、ワクチン接種が遅れていた日本でも大量接種が始まる事になりました。その時、私にもできる事があるのではないか、私の知識で救える人がいるのではないかと思ったのです。そう考えたら黙っていられませんでした。当初はブログを匿名でする事も考えたのですが、やはり実名で書くからこそ説得できる人もいるかもしれないと思いました。私にとっては一人で静かに始めた戦争でした

私自身は今後もコロナワクチンを接種するつもりはありません。今できる事を精一杯やっています。当初から変わらず、私にとって優先する事はこのコロナワクチンの危険性を訴える事であり、せめて手を伸ばしたら助けられる方を一人でも多く助けられたらと思っています

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