注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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配信元)
フランス大統領選のディープな分析みてみたい。ルペン氏=極右という報道を鵜呑みにしてきたが、日経新聞は自国優先主義を「極右」とレッテル貼りするということを学習したので / フランス大統領選、マクロン氏とルペン氏で決選投票へ: 日本経済新聞 https://t.co/fxijGTzS4s
— J Sato (@j_sato) April 11, 2022
速報:仏ルペン大統領候補、外交政策案を発表
— J Sato (@j_sato) April 13, 2022
・EUを内部から解体
・NATO統合司令部から仏抜け
・戦後ロシアとの関係修復
・シリアとの国交回復https://t.co/jvmaqIVTu5
仏ルペン大統領候補2017年インタビュー 1/
— J Sato (@j_sato) April 13, 2022
"EU側は止めること・痛みつけることに必死だったが、英国の脱EU・ブレクジットは成功した。英国は、EUのイデオロギーに制約されずに自国利益を優先して動けるようになった。EUに加盟していると、制御不能なグローバリゼーションから自国を守れない" pic.twitter.com/w5YgiPCtHL
— Cat May (@CatMay642) April 13, 2022
マリーヌ・ル・ペンに挨拶する群衆は、マクロンにとってこのようなものを見た事がありません。流れは変わりつつあります。
— ありんこりんこ🐸🍿⏰ (@arinkoallure) April 9, 2022
🖌大きな流れに変わります様に🙏🏻
Tommy Robinson News pic.twitter.com/0WdDrC5wGa
【ル•ペン勝利なら世界に大きな影響】
— Trilliana 華 (@Trilliana_z) April 12, 2022
世界はもう保守リベラルだけでは語れない。大企業•選民重視のグローバリスト(共産主義)/中小企業•国家重視の反グローバリストに分けて見なければ理解不能。4/24フランス選挙でル•ペン勝利ならEUだけでなくNATO🇺🇦情勢に大きな影響。
🈁https://t.co/8Rp6JZq8vO pic.twitter.com/tYqR4pfiJZ
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仏大統領選挙は富豪の代理人であるマクロンと米国に嫌われているル・ペンの戦い
引用元)
櫻井ジャーナル 22/4/11
フランス大統領選挙の第1回目の投票が4月10日に実施され、エマニュエル・マクロンが27.6%でトップ、マリーヌ・ル・ペンが23.4%で続いた。4月24日に行われる第2回目の投票はこのふたりで争われる。これまで有力メディアはル・ペンに「極右」というタグをつけ、彼女の国民戦線をファシスト政党だと宣伝してきたが、人気を維持している。
ウクライナのネオ・ナチを擁護している西側の有力メディアがル・ペンを批判するのは、彼女がアメリカの支配層が主導する政策に反対しているからだ。アメリカ/NATOがウクライナでネオ・ナチを使っていることをル・ペンは正面から批判していた。
(中略)
今回のフランス大統領選挙でアメリカはル・ペンの当選を阻止しようとするだろうが、万一当選したならあらゆる手段を講じて排除しようとするだろう。
ウクライナのネオ・ナチを擁護している西側の有力メディアがル・ペンを批判するのは、彼女がアメリカの支配層が主導する政策に反対しているからだ。アメリカ/NATOがウクライナでネオ・ナチを使っていることをル・ペンは正面から批判していた。
(中略)
今回のフランス大統領選挙でアメリカはル・ペンの当選を阻止しようとするだろうが、万一当選したならあらゆる手段を講じて排除しようとするだろう。
ル・ペン党首は、大手メディアによって「極右」とレッテルを貼られ、ファシスト政権だと宣伝されてきました。しかし櫻井ジャーナルでは「アメリカ/NATOがウクライナでネオ・ナチを使っていることをル・ペンは正面から批判していた。」ル・ペン党首は、アメリカ支配層、つまりグローバリストの政策に反対の立場であるということです。
2017年のル・ペン党首のインタビューでは、EUはすでに終わっている、「EUに加盟していると、制御不能なグローバリゼーションから自国を守れない」、ロシアについては「ロシアがヨーロッパ諸国にとって軍事的な危険性があるという分析は間違っている」「フランスはNATOの連合司令部から離脱すべき。なぜならNATOはソ連と戦うために作られたもので、今日ソ連は存在しない」、そしてル・ペンの国民連合FN党の政策はトランプ、プーチン、イギリスのEU離脱が進む方向と同じであり反グローバリズムだと述べています。及川幸久氏は「マクロンはリベラルであると同時にグローバリスト、それに対してル・ペンは保守であり反グローバリスト、EU離脱、NATO解消の立場」と解説されています。国家の上に存在するEUを離脱し、フランスの国家主権を取り戻す具体的な経済、国防政策を打ち出しています。また現在ル・ペン党首は、ウクライナ戦争終結後のフランスはロシアと友好国であることを言明しています。
ロシアへの経済制裁に付き合わされ大変な経済不安に襲われているヨーロッパの人々にとって、ル・ペン党首の政策は納得のゆくもので人気が高く、「不正選挙でもない限り」ル・ペン党首が過半数を獲得するのではないかとの観測もあります。
櫻井ジャーナルでは「万一当選したなら(アメリカ政府は)あらゆる手段を講じて排除しようとするだろう。」と、これまでアメリカに逆らって排除された政治家の死屍累々を例に挙げています。その予想を外すのは、もう騙されないという普通の人々の決意しかない。