なぜアメリカはここまで中国を挑発するのか?誰の指示なのか?〜 ナンシー・ペロシに台湾を訪問するよう指示を出した米宇宙軍、その宇宙軍大将ジョン・レイモンドに指令を出しているイエズス会、全ての戦争の背後にいるイエズス会

竹下雅敏氏からの情報です。
 ウォールストリート・ジャーナルが2022年8月2日未明に、「ペロシ米下院議長、台湾訪問決行へ=関係者」と報じました。
 ウォールストリート・ジャーナルの11時38分の記事では、“この段階に至ってペロシ氏は、中国の脅しに屈したと見られるのを避けるため、台湾訪問に踏み切らざるを得なくなった。脅しに屈するという弱みを見せれば、中国の瀬戸際政策にお墨付きを与えることになり、その影響は周辺地域全体、特に米国の友好国・地域である日本と台湾に広がるだろう。”としています。
 “続きはこちらから”のスプートニクの記事によれば、「7月30日、中国は台湾の海岸からわずか100キロしか離れていない南シナ海での大規模な演習開始を宣言した。」ということです。
 中国の王毅外相は、“米国が台湾海峡で意図的に事件を起こそうとしていると非難”しており、華春瑩(か しゅんえい)報道官は、“米台が結託して挑発したのが先にあり、中国の正当防衛がその後にある。中国側が如何なる対抗措置を取っても正当且必要なことだ。”と言っています。
 宋文洲氏は、“ペロシが台湾訪問。戦争悲劇にならないことを祈る。朝鮮戦争直前、「38度線を超えてはならない」と中国が再三に渡って米国に警告した。「恫喝だ」と米国が決め込んだから三年間の勝てない戦争に嵌り、結局38度線で停戦。今回も中国の警告を無視するだろうか…”とツイートしています。
 なぜアメリカは、ここまで中国を挑発するのか、誰の指示なのかですが、ナンシー・ペロシに台湾を訪問するように指示を出したのは米宇宙軍です。ジョン・レイモンド宇宙軍大将は、イエズス会からの指令に従っているのです。ウクライナ戦争もイエズス会の指示によるものでした。全ての戦争の背後には、イエズス会がいます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)



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台湾訪問で米国は自らの手で自身を罠にかけた
転載元)
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

米国下院議長のナンシー・ペロシ氏がアジア諸国歴訪を開始した。公式日程では訪問先はシンガポール、マレーシア、韓国、日本で、台湾訪問の可能性については言及されていない。スプートニクの取材した専門家らは、米国は台湾訪問を示唆したために、自分で自分を罠にかけてしまい、どちらに転んでも政治的・イメージの莫大な損失を被ることになると指摘している。

ナンシー・ペロシ下院議長の台湾訪問の可能性は、少なくとも今年4月から取り沙汰されていた。春はペロシ氏はコロナウイルスの検査で陽性反応が出たため、訪問は中止。7月、米国当局者は非公式レベルで、8月のアジア歴訪の一環として訪問が行われる可能性が示唆されていた。ペロシ氏は公式的には、台湾訪問の計画を肯定も否定もしていない。しかし、共和党のグレゴリー・ミークス議員をはじめとする一部の議員は、ペロシ氏から台湾訪問に一緒に行かないかと誘いを受けたことを明らかにしている。

北京は、成立するかもしれないペロシ氏の台湾訪問計画に厳しく反応した。米国が第三者として台湾を訪問することは、米中間の外交関係の基礎への由々しい違反であり、レッドラインをはるかに超えるものであるという明確なシグナルが、さまざまなチャンネルを通じて米国に送られた。中国空軍のシェン・ジンケ公式報道官は、中国は自国の主権と領土の一体性を断固として守ると明言。7月30日、中国は台湾の海岸からわずか100キロしか離れていない南シナ海での大規模な演習開始を宣言した。これにより、台湾島周辺は演習が終わるまでは飛行禁止が宣言される可能性がでてきた。そして演習が、少なくともペロシ大統領のアジア歴訪が終わるまで続くことは想像に難くない。ホワイトハウスは、状況が一触即発状態になりつつあることは認識している。バイデン米大統領が、米国防総省がペロシ氏の台湾訪問を現時点ではまずいとが考えていると公言したのも当然だ。
(中略)
米国は自身の手で自分を追い詰めた。ペロシ氏が台湾に行けば、台湾海峡で非常に深刻なエスカレーションが起きる恐れがあり、訪問計画を放棄すれば、国際社会から見た米国の信頼は失墜するとして、ツァン氏は次のように指摘している。

「にもかかわらずペロシ氏が台湾訪問を行うとなれば、台湾海峡での軍事衝突を招きかねず、訪問を断念すれば、米国の国際的な信用に甚大な打撃を与える。国際社会全体の目から見ると米国の衰退は明らかな事実だ。中国は外交を使い、世論に立脚しつつ、米国には中国のレッドラインを越えさせないだろう

ペロシ氏はもちろん、プリミティブな狡猾な手段に出ることも考えうる。中国メディアが示唆するのは、ペロシ氏の乗った飛行機が給油や故障して修理を要する等の口実をつけて台湾に技術的に強制着陸するというパターンだ。だが、台湾海峡の空域では中国の軍機が積極的にパトロールすることはもはや明らかであり、特にこの緊張度からすると、事件が起こる可能性はさらに急激に高まっている。その中で、内政上の野心を満足させるためとはいえ、このような理不尽なリスクを負う必要がペロシ氏にあるのか、まったくわからない。

リンク画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

台湾は今のところはペロシ氏の訪問の可能性について一切コメントを発表しないよう慎重を期している。台湾にとっては、現状から得られる利益や利点はない。もし台湾海峡で敵対行為が発生すれば、台湾は経済封鎖の状況に陥る。もし米国が中国の外交的、軍事的圧力に屈したら、米国は台湾にとって極めて条件付きの同盟国であり、頼るに値しないことを意味する。経済指標はすでにネガティブな見通しを反映し始めた。台湾ドルは下落し、2020年6月来の安値をつけた。現況では、投資家らの台湾予測は良い期待を示していない。

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