竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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WATCH THE WATER Documentary Dr Bryan Ardis ブライアン・アーディス医師 日本語字幕 2022/04/11
配信元)
BITCHUTE 22/04/11
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これらの「ヘビ毒」はどこから生じた? 欧州の研究者たちが、新型コロナ感染者のサンプルを分析し、そこに「毒液の有毒成分と同一」の複数の成分を見出す
転載元)
In Deep 22/11/05
(前略)
今日かなり興味深い論文を見ました。それはイタリアの研究者たちによるもので、新型コロナウイルスに自然感染した患者たちの血漿、尿、糞便などのサンプルを分析したというものでして、その結果、「ヘビ毒と同一の動物毒性成分が複数検出された」というものでした。
(中略)
COVID-19患者の血漿、尿、糞便サンプル中の毒素様ペプチド
Toxin-likepeptides in plasma, urine and faecal samples from COVID-19patients
ncbi.nlm.nih.gov 2021/10/29
概要
背景 :COVID-19 疾患を引き起こし、現在世界に影響を及ぼしているパンデミックにつながったSARS-CoV-2は世界中で広く調査されている。
その感染メカニズム、および関連するヒト遺伝子、転写物、タンパク質を理解するために、さまざまな研究が行われてきた。並行して、COVID-19疾患と同時に発生する多数の臨床的肺外症状(※ 肺以外の症状)が報告されており、それらの重症度と持続性の証拠が増加している。これらの症状が、SARS-CoV-2感染と同時に発生する他の障害に関連しているかどうかは議論中だ。
今回の作業では、液体クロマトグラフィー表面活性化化学イオン化– クラウド・イオン・モビリティ質量分析法を適用して、COVID-19患者の毒素様ペプチドを同定したことを報告する。
方法 :COVID-19患者と対照者の血漿、尿、糞便サンプルを分析して、ペプチド毒素のプロファイルを研究した。高分子量タンパク質を除去し、ペプチド画分を効率的に可溶化するために、タンパク質沈殿調製手順が血漿に使用された。糞便と尿の場合、直接ペプチド可溶化が採用された。
結果 :コノトキシン、ホスホリパーゼ、ホスホジエステラーゼ、亜鉛金属プロテアーゼ、ブラジキニンなど、動物の毒液の有毒成分とほぼ同一の毒素様ペプチドが、COVID-19患者のサンプルで確認されたが、対照サンプル(※コロナに感染していないグループ)では確認されなかった。
結論 :毒素様ペプチドの存在が、SARS-CoV-2感染に関連している可能性がある。それらの存在は、COVID-19疾患と、動物の毒液の有毒成分とほぼ同じ(オリゴ)ペプチドの体内放出との関連の可能性を示唆している。
神経学的症状のような、不均一な肺外COVID-19臨床症状の大規模なセットへの関与を排除することはできないだろう。
ここで検出された毒素様ペプチドのパネルの共存により、それらの組み合わせがCOVID-19に関連している可能性がある。これらのペプチドの存在は、神経学的症状を含む、これまでに観察されたCOVID-19臨床症状の病因に関する新しいシナリオを開く。
ここまでです。
何度も「ペプチド」という言葉が出てくるのですが、私自身、わかっているようで、よくわかっていませんでしたので、わかりやすい説明を探しましたら、日本食肉消費総合センターのウェブサイトの「アミノ酸やペプチドってどんなもの?」というページわかりやすく書かれていました。
(「アミノ酸やペプチドってどんなもの?」より)
>…アミノ酸同士は一定のルールに基づき次々につながります。ペプチド結合といい……タンパク質はこのペプチド結合によりアミノ酸が何百個もつながったものです。
>
>一般にアミノ酸が50個以上結合したものをタンパク質といい、50個未満のものはペプチドと呼ばれます。(jmi.or.jp)
>…アミノ酸同士は一定のルールに基づき次々につながります。ペプチド結合といい……タンパク質はこのペプチド結合によりアミノ酸が何百個もつながったものです。
>
>一般にアミノ酸が50個以上結合したものをタンパク質といい、50個未満のものはペプチドと呼ばれます。(jmi.or.jp)
というわけで、ま、タンパク質みたいなものという感じでしょうか。
論文では、コロナ患者の排出物サンプルから、次のようなものが検出されたとあります。
コロナ患者から検出された毒物ペプチド
・コノトキシン
・ホスホリパーゼ
・ホスホジエステラーゼ
・金属プロテアーゼ
・ブラジキニン
・コノトキシン
・ホスホリパーゼ
・ホスホジエステラーゼ
・金属プロテアーゼ
・ブラジキニン
どれも初めて聞く名称ですので調べましたが、このうち「金属プロテアーゼ」そして「ホスホリパーゼ」は、まとめて以下のページに出てきました。「危険な毒蛇ハブの全ゲノム解読」という報道です。
(その報道より)
>ハブをはじめとするクサリヘビ類の毒液は、出血毒として知られています。毒液は、血管を破壊する金属プロテアーゼ、炎症や壊死を引き起こすホスホリパーゼA2、血液を固まらせないC型レクチンなど、多様な生理活性を持つタンパク質の「カクテル」であり、その全容解明のためには、全ゲノム解読が待たれていました。(oist.jp)
>ハブをはじめとするクサリヘビ類の毒液は、出血毒として知られています。毒液は、血管を破壊する金属プロテアーゼ、炎症や壊死を引き起こすホスホリパーゼA2、血液を固まらせないC型レクチンなど、多様な生理活性を持つタンパク質の「カクテル」であり、その全容解明のためには、全ゲノム解読が待たれていました。(oist.jp)
また、「ホスホジエステラーゼ」というのも、こちらのページに「ヘビ毒」とあります。
検出された毒物は、数としてはヘビ毒が優勢ということで、つまりは、「コロナ患者の排出物からは、ヘビ毒が検出される」ということになりそうです。
なお、検出された毒物のうちの「コノトキシン」は、南西諸島のイモガイという大型の貝が分泌する毒だそうで、かなり強い毒性だそうですが、その毒性から、モルヒネなどに替わる鎮痛剤としての応用の研究も進められているようです。
もうひとつの生体毒物「ブラジキニン」は、その作用について書かれているページがあり、以下のような作用があるそう。
ブラジキニンは、
・発痛作用
・血管拡張作用
・血管透過性亢進作用
・古典的な急性炎症症状すなわち、発赤、腫脹、発熱、疼痛を生じる。
現在では、ブラジキニンが炎症による痛みの主要起因物質であると考えられている。(ブラジキニン発見の歴史)
・発痛作用
・血管拡張作用
・血管透過性亢進作用
・古典的な急性炎症症状すなわち、発赤、腫脹、発熱、疼痛を生じる。
現在では、ブラジキニンが炎症による痛みの主要起因物質であると考えられている。(ブラジキニン発見の歴史)
(中略)
問題は、「このようなヘビ毒が、いったいどんなメカニズムで生じているんだ?」ということです。
(中略)
今年の春に書いた記事ですけれど、「もともと新型コロナウイルスの《遺伝子配列》はヘビのものと似ている」ことを以下で取りあげたことがあります。記事の後半にあります。(中略)
その部分を抜粋しますと、以下のように書かれていました。
(サイエンティフィックアメリカンより)
> 論文の著者たちはさらに、宿主細胞上の受容体を認識するウイルス粒子の「冠」を形成する2019-n CoVスパイクタンパク質の DNAコード配列が、コウモリウイルスが人に感染する前に変異した可能性があることを示していることを発見した。
>
>しかし、研究者たちが 2019-nCoVのシーケンスのより詳細なバイオインフォマティクス分析を実行したところ、このコロナウイルスはヘビに由来する可能性があることが示唆された。
(ScientificAmerican)
> 論文の著者たちはさらに、宿主細胞上の受容体を認識するウイルス粒子の「冠」を形成する2019-n CoVスパイクタンパク質の DNAコード配列が、コウモリウイルスが人に感染する前に変異した可能性があることを示していることを発見した。
>
>しかし、研究者たちが 2019-nCoVのシーケンスのより詳細なバイオインフォマティクス分析を実行したところ、このコロナウイルスはヘビに由来する可能性があることが示唆された。
(ScientificAmerican)
(中略)
ここで引用された研究論文は、以下にあります。
新たに特定されたコロナウイルス 2019-nCoV の種間感染
Cross-speciestransmission of the newly identified coronavirus 2019-nCoV
Cross-speciestransmission of the newly identified coronavirus 2019-nCoV
以下はその「概要」からです。
新型コロナウイルスは、最終的には、コウモリのコロナウイルスとの組換が起きたものだけれども、「それとは別にさらに遺伝子の組換えが起きている」ことが解析でわかったもので、調べたところ、それは「ヘビ」だったと。
論文より
中国の武漢市でのウイルス性肺炎の現在のアウトブレイクは、ウイルスRNAゲノムの配列が決定され、世界保健機関によって2019-nCoVと指定された新型コロナウイルスによって引き起こされた。
初期の患者たちの多くは、家禽、ヘビ、コウモリ、その他の家畜も販売されている華南海鮮卸売市場で野生動物にさらされていた。
可能なウイルス保有者を調査するために、2019-nCoVシーケンスに基づいて、さまざまな動物種間の相対的な同義コドン使用頻度バイアスと組み合わせて、包括的なシーケンス分析と比較を実行した。
分析から得られた結果は、2019-nCoVがコウモリコロナウイルスと「起源不明のコロナウイルスとの間の組換えウイルス」である可能性があることを示唆している。
この組換えは、ウイルスのスパイクタンパク質内で発生した可能性がある。スパイクタンパク質は、(ヒトの)細胞表面の受容体を認識する。
さらに、私たちの調査結果は、2019-nCoVがコウモリのコロナウイルスと最も類似した遺伝情報を持ち、ヘビと最も類似したコドン使用バイアスを持っていることを示唆している。
まとめると、この結果は、相同組換えが発生し、2019-nCoV種間感染に寄与する可能性があることを示唆している。(MEDICALVIROLOGY)
中国の武漢市でのウイルス性肺炎の現在のアウトブレイクは、ウイルスRNAゲノムの配列が決定され、世界保健機関によって2019-nCoVと指定された新型コロナウイルスによって引き起こされた。
初期の患者たちの多くは、家禽、ヘビ、コウモリ、その他の家畜も販売されている華南海鮮卸売市場で野生動物にさらされていた。
可能なウイルス保有者を調査するために、2019-nCoVシーケンスに基づいて、さまざまな動物種間の相対的な同義コドン使用頻度バイアスと組み合わせて、包括的なシーケンス分析と比較を実行した。
分析から得られた結果は、2019-nCoVがコウモリコロナウイルスと「起源不明のコロナウイルスとの間の組換えウイルス」である可能性があることを示唆している。
この組換えは、ウイルスのスパイクタンパク質内で発生した可能性がある。スパイクタンパク質は、(ヒトの)細胞表面の受容体を認識する。
さらに、私たちの調査結果は、2019-nCoVがコウモリのコロナウイルスと最も類似した遺伝情報を持ち、ヘビと最も類似したコドン使用バイアスを持っていることを示唆している。
まとめると、この結果は、相同組換えが発生し、2019-nCoV種間感染に寄与する可能性があることを示唆している。(MEDICALVIROLOGY)
ここまでです。
「なるほど……」と、この論文を約3年ぶりに読み直してわかりました。
この中に、
> この組換えはウイルスのスパイクタンパク質内で発生した可能性がある。
とあります。
やはり、ヘビ毒を生じさせている源泉は、スパイクタンパク質と考えて構わないのでしょうか。
(以下略)
COVID-19がヘビ毒による症状だということに関して、ブライアン・アーディス医師は、“2020年の1月、2月に繰り返し報道されていたのは、発生源はコウモリかヘビかセンザンコウである可能性があるということでした。…最も似ていたのは、2種類のヘビでした。チャイニーズクレイト(アマガサヘビ)とキングコブラのタンパク質でした。それから私が見つけたのは、2020年4月、フランスで発表された研究があります。彼らが発見したのは、ニコチン性アセチルコリン受容体と呼ばれる脳内受容体が、チャイニーズクレイトとキングコブラのヘビの毒に最も強く結合するということと、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質はチャイニーズクレイトとキングコブラの毒に最もよく似ているということでした。(10分40秒)”と言っています。
In Deepさんの記事は、新型コロナウイルスに自然感染した患者たちの血漿、尿、糞便などのサンプルを分析したところ、「ヘビ毒と同一の動物毒性成分が複数検出された」というものです。
新型コロナウイルスは存在しないと勘違いしていることに関しては、“ある日突然、これは大嘘だということに気がついたのです。彼らがコロナに関係のあること全てについて嘘をついたというのは、コロナはウイルスである、ということさえも嘘をついたという意味です。(13分25秒)…私は、新型コロナは呼吸器系ウイルスではないと確信しています。これはヘビ中毒です。ヘビの毒から合成したペプチドやタンパク質を使用しているのだと思います。(21分15秒)”と言っている事から分かります。
動画の28分30秒の所を見ると、ブライアン・アーディス医師は、ヘビ毒を水道水に入れたと考えているようです。しかし、このことについて、“何年もかけて、ヘビの毒から分離したmRNAの技術を使うのです。…2015年に彼らはコブラの毒とクレイトの毒からmRNAを採取しました。そして、そのmRNAをナノ粒子ハイドロゲルで包みました。ご存じかどうかわかりませんが、この新しいmRNAワクチンに使われているものです。(23分)”と言っているのです。
彼が、“ワクチンはコブラの毒とクレイトの毒から採取したmRNAをナノ粒子ハイドロゲルで包んだもの”と考えるのなら、なぜヘビから採取したmRNAをスパイクタンパク質の中に組み込み、これをコウモリウイルスに挿入して新型コロナウイルスを作ったと考えなかったのでしょう。
ボストン大学国立新興感染症研究所(NEIDL)の研究チームが、パンデミック初期に流行した武漢株とオミクロン株を組み合わせた「ハイブリッド新型コロナウイルス」を作成し、マウスでの致死率は80%だということです。こうした「ハイブリッド新型コロナウイルス」が作成できるのは、新型コロナウイルスの武漢株とオミクロン株が実在するからです。