注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
【手続き行う】埼玉県議会、「子ども放置禁止」条例を正式撤回 批判相次ぎhttps://t.co/nshneqxNTh
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 13, 2023
自民党県議団が撤回請求を提出し、承認された。条例案は6日に委員会を通過し、本会議での成立が見込まれていたが、「対応できない家庭が多い」など批判が相次ぎ、県議団が取り下げを表明していた。
埼玉県の“子ども放置禁止条例案”が撤回されましたね。本当に良かったです。カリフォルニア州では年齢は特に定められていないものの、大体10歳以下の子どもは一人で留守番させない、出歩かないのが暗黙の了解。初めて知った時は驚きましたが、支援体制がある程度整っていても、実際やってみると(続く) pic.twitter.com/agbBy6Nhis
— たはちよ 🇺🇸Kindle作家 (@tahachiyo) October 10, 2023
(続き)とっっても大変! もうひとつ驚いたのは、ベビーシッターをするための研修が11歳から受けられること。1歳違うだけで立ち位置がこんなに変わるなんてすごくないですか?
— たはちよ 🇺🇸Kindle作家 (@tahachiyo) October 10, 2023
子ども放置禁止条例案を撤回 埼玉・自民県議団、批判の声殺到(共同通信) - Yahoo!ニュース https://t.co/uB87fwJ4Yy
フェミニズム研究で知られる山口智美・斉藤正美両氏が執筆し、日本のジェンダー平等やLGBT運動の抑圧に関して宗教右派と政治の結びつきが果たした役割が記されている『宗教右派とフェミニズム』(青弓社、2023年)によれば、埼玉県は家庭教育「先進県」であり、「親学」発祥の地だという。
「親学」とは、「伝統的な子育て」により「教育の質」をあげることを目的とした右派系の運動であり、「少なくとも3歳までは母親が子育てに専念するべき」など性別役割分業や、三世代同居のような伝統的家族観を推奨している。この運動には日本会議や旧統一教会など宗教系の右派も糾合しているが、これを2004年、「親学」提唱者の高橋史朗氏を教育委員として招くことで、日本で最初に行政レベルで推進したのが上田清司前埼玉県知事だ。
SNSではこの条例改正案について、「旧統一教会」、あるいは「親学」と人脈を共有する「共同親権」推進派が自分たちの目的を達成するために提出したものだという議論も出始めている。しかし現状では、そうした推測はまだ陰謀論の域を出ない。
むしろここで問題にすべきなのは、子供の「放置」を防ごうとするときに、行政のサポートを充実させるのではなく、まずシングルや共働きなど伝統的家族観にそぐわない家庭に対して懲罰的な規制をかけるという発想になったことではないか。つまり、「親学」的な考え方、子育ては家庭が、特に母親が、全てを犠牲にして取り組むべきものだ、という考え方が、埼玉の保守系議員の中に無意識的に刷り込まれてしまっていることではないだろうか。
(以下略)
「ベビーシッター割引券」のニュースを見て『どうせ自公維とズブズブの企業が優遇されるんだろ』と思っていたら、そのまんまパソナの中抜き事業じゃねーか。自公維に政治を任せたら日本はこのまま中抜きによって滅ぼされるぞ。五輪パソナ中抜き率98.5% この事実を忘れるな。 https://t.co/rXGhJV4CeR pic.twitter.com/wslHCjVIIk
— 桃太郎+ (@momotro018) October 16, 2023
↑ しかも埼玉県「子ども放置禁止条例案」が通されてたらタイミングがドンピシャだったな。官僚が天下りして役員報酬で儲け、パソナが中抜きで儲け、日本会議や統一教会の教えを子どもに吹き込む、利用しない者を密告制度であぶり出す。これを狙っていたと。自公維に政治を任せるとこうなるという実例
— 桃太郎+ (@momotro018) October 17, 2023
埼玉県は"家庭教育「先進県」であり、「親学」発祥の地"とのことで、こうした条例が出てくる素地があったようです。藤岡剛人氏によると「SNSではこの条例改正案について、『旧統一教会』、あるいは『親学』と人脈を共有する『共同親権』推進派が自分たちの目的を達成するために提出したものだという議論も出始めている。しかし現状では、そうした推測はまだ陰謀論の域を出ない。」とありました。
ここにきて突然出てきたのがパソナによる「ベビーシッター割引券」です。もしも子供たちの放置を虐待と見なされるようになると、当然ベビーシッターの需要が生まれます。まるでそれを見越していたかのような案内文になっています。個人対象だけでなく、「自治体からのご依頼を受け、ご自宅への保育スタッフの派遣や、保育園学童クラブへのお迎え、出産後のお母さんのお手伝いやお子様のお世話など、子育ての『もうひとつの手』として、お子様をお預かりしています。」よくできた「中抜き事業」になりそうではないですか。
藤岡剛人氏は「むしろここで問題にすべきなのは、子供の『放置』を防ごうとするときに、行政のサポートを充実させるのではなく、まずシングルや共働きなど伝統的家族観にそぐわない家庭に対して懲罰的な規制をかけるという発想になったことではないか。」と述べています。今後、このような条例案が提出されるようなことがあれば、明石市のように、まず行政が万全の支援をしているものか否かをチェックしなければなりません。