トランプ新政権の顔ぶれが親イスラエル派で占められているのは「大イスラエル計画」と預言成就が目的 ~エルサレムを世界政府の首都にするためには中東での大戦争が必要

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画は2017年4月に掲載されたものですが、今の状況と変わっていないように見えます。
 “今日暴いていくのは「ドナルド・トランプの虚偽」についてだ(37秒)。…奴らの「大イスラエル計画」を理解していなければ、あなたは現状を理解できていない(1分)。…シオニストの戦略を考えれば簡単に分かることだ。奴らは全アラブ諸国を小単位に解体させたいんだ。だから毎日のニュースでパレスチナ問題やシリア紛争が報道される訳だ。大手メディアは、これらの問題をネガティブに描くことでNWO(新世界秩序)が描くシオニスト・アジェンダに大衆を誘導する(4分35秒)。…中東を支配するには、敵を作り、イスラエルを拡大させ、アラブ諸国を破壊しなければならない訳だ。そうしてNWOを達成するつもりだ(5分40秒)。…何兆円と言う資金が世界中からこの小さな領土に集まる。何故だと思う? NWOの本部はイスラエルになる。そしてクリスチャンはこの虚偽に騙される。(7分44秒)”と言っています。
 ユダヤ系フランス人で、イルミナティだと誰もが思っているジャック・アタリは「エルサレムは世界政府の首都にふさわしいでしょう。なぜならすべての人々の集まる場所ですからね。」と言っています。
 エルサレムを世界政府の首都にするためには、中東での大戦争が必要なのです。“トランプ新政権の顔ぶれが親イスラエル派で占められているのは「大イスラエル計画」と預言成就が目的”だと考えるのが自然でしょう。
 “続きはこちらから”のホイットニー・ウェッブ氏のツイートでは、“トランプ政権は、シリア政府が「反政府勢力」の拠点イドリブを攻撃した場合、軍事攻撃を行うと何度も脅迫した”と指摘し、シリア政府軍がイドリブのハヤト・タフリール・アル=シャーム(HTS)を攻撃することを、トランプが許さなかったと言っています。
 このことは、昨日の記事で、元駐イラク・トルコ米国大使ジェームズ・ジェフリー氏が「HTSが崩壊したりテロ勢力になったりしないことが私たちにとって重要だった」と言う発言と一致します。
 アブ・モハマド・アル・ジュラニは2017年1月28日に、シャーム征服戦線の解散と、新たに他の組織も包含してハヤト・タフリール・アル=シャーム(HTS)の設立を宣言し、アルカイダやISILと争う立場を明確にしました。
 アメリカやイギリスを始め、多くの国がHTSをアルカイダと関連するテロ組織に指定していますが、アルカイダやISILと争う立場を明確にしたことで、イドリブを「9/11 以来最大のアルカイダの避難場所」にすることができたとも言えます。
 ジェームズ・ジェフリー氏の発言を考慮すると、HTSはトランプ政権の容認のもとで、トルコの諜報機関の関与によって生み出された組織だと考えるのが自然なように思えます。
(竹下雅敏)
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NWOトランプの「大イスラエル計画」
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※英文全文はツイッターをクリックしてご覧ください
シリアにおける最近の出来事は、数年前に米国がシリア軍によるシリア「反政府勢力」(つまりHTS)への攻撃を阻止していなかったら、おそらく起こらなかっただろう。例えば、トランプ政権は、シリア政府が「反政府勢力」の拠点イドリブを攻撃した場合、軍事攻撃を行うと何度も脅迫したが、トランプのISIS担当特使はイドリブを「9/11以来最大のアルカイダの避難場所」と呼んでいた。

オバマ政権とバイデン政権(特にオバマ政権は、国務省がイスラエルの命令で戦争を扇動した)も完全に非難されるべきだが、アルカイダは究極的には米国が作り出したものであり、シリアにおける現在の混乱は、その多くが本質的にネオコンであり、つまりイスラエルの外交政策目標と米国の外交政策目標を混同している米国の恐ろしい外交政策決定の直接的な結果である。

※英文全文はツイッターをクリックしてご覧ください
来月下旬から新政権が何をするかはまだ分からないが、閣僚人事や発言から、イスラエル政府の大イスラエル計画の追求がひそかに、あるいは公然と(後者に傾いているが)支持されるだろうと予想される。リチャード・パール氏がネタニヤフ氏のために書いた「クリーンブレイク」文書に記されているように、アサド政権の崩壊は、この野望を支持するアメリカのネオコンによって1990年代後半から求められてきた。また、ヒラリー・クリントン氏の漏洩メールから、2011年に米国が仲介した「反政府勢力」の混乱の煽動はイスラエルのために行われたことが明らかになった。中東での大量殺戮は、イスラエルの外交政策目標と米国の外交政策目標の融合が終わるまで止まらないが、残念ながら今後4年間でそうなる可能性は低い。

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