注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ところが、2020年、道路を管理する千代田区道路公園課は、なんと、同じ通りの残りの街路樹150本を、全て伐るとしました!
当面2期工事区間の32本のイチョウの大木を、異常な執念で伐ろうとしています。2本だけ移植し、その他は全て伐採するというのです!
私達近所に住む者がそれを知ったのは、つい2年ほど前の2021年末です。こちらから説明を求めたところ、やっと来た区役所職員によって、初めて知ったのです。
(中略)
2022年、私たちは労を惜しまず、あらゆる関係者に近隣住民として訴えてきました。何人もの区民が区長や区議会に署名陳情をだしたことは言うまでもありません。
(中略)
このように、千代田区道路公園課は、地元住民や専門家の意見を聞くどころか、事実を曲げ策略や嘘を重ねても、「街路樹を全て伐採する」やり方に固執しています。公的機関のやり方ではありません。なぜこれがまかり通るのか。
(中略)
2022年4月、区内の身障者などからの街路樹保護の陳情について、区議会企画総務委員会で審議しました。委員の意見が割れ、3対3となった時、委員長だった嶋崎区議が不採択として、否決されました。
その日、多数の報道機関の求めに応じ、区環境土木部長が現場で会見をしました。それを聞いていたら、反対側で道路公園課長らが街路樹の伐採を始めました。
私たちはそのやり方にまともな区政は感じませんでした。仕方なく咄嗟に樹木に近づき、守りました。
そしてそれ以来、私たちは道路工事時間の夜間、街路樹のそばに静かに座り、樹々を守ることにしたのです。
(以下略)
これまでの経緯
(中略)
その後、幾度となく話し合いを求め、陳情や署名を提出してきましたが、区は「既に議決されたこと」として、一向に話し合いの姿勢を見せません。
議決前に行われた、近隣住民を対象とする神田警察通りの整備に係るアンケートでは、既存の街路樹の伐採肯定へ誘導するような設問がありました。また、学識経験者への意見聴取では、専門家の意見が本人の確認を経ないまま異なる要約をされて、伐採に賛成する意見のように記載されていました。いずれも都合の良いように事実を恣意的に歪曲し、区議会に対して虚偽の報告を行っていました。
このような対応では住民の意思を適切に反映させることはできません。実際に、一昨年7月に提出した署名では、推進派133名、反対派604名の署名が集まっており、反対する住民の声は無視できないものであるはずです。
(中略)
社会的意義
都市において、街路樹は貴重な緑です。樹齢50年超のイチョウは、夏場の暑い日差しから守ってくれています。秋には黄金色に輝き楽しませてくれます。私たちは、次世代にこの貴重なイチョウを受け継いでいきたいと考えています。
また、昨今、神宮外苑や、日比谷公園などで街路樹の伐採が問題になっていますが、その背景には、道路や公園を整備して経済的利益に転化しようとする再開発の問題があります。千代田区では、神田警察通りの問題に限らず、住民合意がないまま強引に押し進める再開発の問題が多発しています。いずれも一部の人たちだけで決め、十分に情報が公開されないまま進められた計画で、住民自治の理念に反します。また、計画に反対する市民は「妨害者」であるとして、権力を行使して排除しようとする千代田区の姿勢は、権力の横暴さを如実に表しています。「地方自治は民主主義の学校」という言葉があるように、私たちに最も身近な行政庁である自治体が、このように住民を排除して街そのもののあり方を変えてしまう事態は許されてはなりません。全国どの自治体でも共通する問題です。
(以下略)
神田警察通りの状況を整理するとー
— 神田警察通りの街路樹を守る会 (@kandatrees) November 24, 2024
雉子橋から神田駅までの1300mに
約180本の街路樹が林立
2016年から千代田区は
車道を減らして歩道を広げる工事を始め
街路樹を全て伐採しようとし
これまで守れたのは
イチョウ32本
伐られたのはイチョウ18本です
残り130本程を守りたいので
宜しくお願いします pic.twitter.com/TnX698gWLt
神田警察署前の通り。住民たちの大反対にも関わらず、千代田区により秘密裏に強行伐採させられていく歴史的な銀杏の木を守ろうと、2022年2月から、住民の方々や支援者が一本一本の銀杏の下に座り、毎晩夜通しで木を守っています。
— ポポリ🌏⁷ #CeasefireNow #FreePalestine #StandWithGaza (@kindness_world_) June 18, 2024
つづく(次のポストでは木を守る方々の声をシェアします) pic.twitter.com/s5G6X9KXoz
めまいがする暑さの中、こんなふうに街路樹を何本も伐採した千代田区は、熱中症で私たちに死ねというのでしょうか。
— ミド建築・都市観測所 (@Mid_observatory) August 5, 2024
千代田区長は小池百合子チルドレン。小池氏やその周辺はなぜこんなに樹木伐採が好きなのか…。本気で命の危険を感じています。 pic.twitter.com/rJRMjL8Ayd
今朝未明の千代田区の伐採強行
— 神田警察通りの街路樹を守る会 (@kandatrees) February 5, 2025
警備員が各樹木に張り付く
異様さ
街路樹は大事な街のインフラです
強引に伐るのはやめて下さい!#神田のイチョウ#樋口高顕区長#神田警察通りの街路樹伐採に反対 pic.twitter.com/jc4phoOxEj
樹齢100年にもなろうかという立派なイチョウ
— 神田警察通りの街路樹を守る会 (@kandatrees) February 5, 2025
地域住民が必死に保存を求めている街路樹を
千代田区は今朝4時に
大人数でやってきて切り倒しました!
住民の頭上で大木を伐る
危険工事でもありました#神田のイチョウ#樋口高顕区長#神田警察通りの街路樹伐採に反対 pic.twitter.com/nrfEQNuVQy
千代田区に電話しました。担当課は、「係争中、未明、だましうち、強行伐採について、問題はないのでしょうか?」という私の問に「問題はない」と言いました。#千代田区 としての意見です。 https://t.co/1TyfNjNdsx
— よねちゃん💊 (@93WFQPSCcQLaVnA) February 5, 2025
【速報】「神田警察通り街路樹を守る住民訴訟」判決。
— Galbraithian (@galbraithian999) February 6, 2025
第2事件の一部を却下、第1事件を棄却。訴訟費用は原告の負担とする。
品田幸男裁判長( https://t.co/CxQGsWeT0Q )、石神井公園駅前再開発の裁判に続けて「塩対応」判決。
これは知らなかった…#樋口高顕千代田区長 のふるさと愛媛生まれの陽光桜、植樹式に樋口氏の父で元警視総監の #樋口建史 氏が出席
— neidonhiuspuu (@ichoumamoru) April 14, 2024
「小池知事の学歴詐称疑惑に手を貸した千代田区長の2つの重大問題(職員自殺隠ぺいとイチョウ並木伐採強行)https://t.co/hZ9Xj8Y7Bwhttps://t.co/pbjO3FbiaQ https://t.co/OPKOoNaEuI pic.twitter.com/iLzJm21Gw2
日枝神社の祭礼で仲良く手を振る小池知事と樋口千代田区長。
— 千代田を良くする女性勝手連 (@jyoseikatteren) June 8, 2024
学歴詐称問題の共犯者と噂されている。
千代田区議会では、この問題の釈明を求める議員の発言を封殺した。
都合の悪いことは隠蔽し、力づくで潰しているのが千代田区だ。 pic.twitter.com/tJpkqYIf2X
「神田警察通りの街路樹を守る会」の発信によると、2016年にオリンピックのために樹齢100年の街路樹が伐採され始めた時は、これに住民はじめ多くの人々が反対の声を上げ、イチョウは守られました。ところが2020年に千代田区は突如、残りの街路樹150本を全て伐採することを決めました。住民にとっては寝耳に水で、区議会も区に対して「住民の声を聞くこと、専門家の意見を聞くこと」を要望しました。
ところが、近隣住民を対象としたアンケートは、街路樹の伐採肯定に誘導するような偏った設問にされ、また、学識経験者への意見聴取では、専門家の意見を本人の確認を経ないまま異なる要約をし、伐採に都合の良いように事実を恣意的に歪曲し、区議会に対して虚偽の報告を行うという卑怯なことをしていました。さらに区は不意打ちで樹木の伐採を強行したため、住民の方々は「街路樹のそばに静かに座り、樹々を守ることにしたのです。」区は、2022年、2023年と、高い費用の警備員を雇って夜間でも伐採を行い、区のお金で弁護士費用を出して、住民がイチョウに近づけないように「神田警察通りへの立ち入り禁止の仮処分申請」まで行いました。区が住民を排除する「それ自体、異常です。」
説明もなくイチョウの全部伐採が進められ、計画に反対する住民は「妨害者」扱いして排除する区に対して、住民側はついに訴訟を起こしました。その判決は2月6日に出る予定でしたが、その前日2月5日にも区は、だまし討ちのように伐採を強行しています。それについて担当課は「問題ない」と答えたそうです。
なぜ千代田区はイチョウの全部伐採に固執するのでしょうか。千代田区の樋口高顕区長は都民ファーストの会副代表でもあり、学歴詐称問題では小池百合子知事の共犯者と伝えられています。その樋口氏の父親は、愛媛県出身の元警視総監・樋口建史氏で後に駐ミャンマー日本国特命全権大使になっています。千代田区の「神田警察通り沿道地域まちづくり」の協議会で、2016年頃から愛媛県で生まれたヨウコウザクラが突如イチョウの代わりに植樹されることが決まっていく様子の、克明な記録がこちらのブログにありました。ヨウコウザクラはミャンマーにも植樹され、ヨウコウザクラに関わる人々はなぜか闇深い利権の関係者です。