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今橋伸也氏「科学がなんかひっくり返されることがすごい起きてるらしくて、そっから教授とかは、逆に研究したいっていう人とか現れて、自然農法やる人とか出てきてる」 / なぜ無肥料で野菜ができるのか

竹下雅敏氏からの情報です。
 2月27日の記事で、自然農法家の今橋伸也氏の動画を紹介しました。今回の動画は、今橋伸也氏の思想と実践がよく分かるものを選びました。
 「自然農のリーダー達が手を繋ぎ世界をリードしていく 始まりそうですね 理想の世界が垣間見えた動画でした」というコメントは、本当にその通りだと思いました。
 問題は、今橋伸也氏の言葉を素直に受け止められる人と、「あり得ない!」と否定する人がいることでしょう。『水からの伝言』で江本勝氏は「水に文字を見せる」という実験を行い、“水は、音楽やイメージや言葉や、祈りなどによって、変化する可能性がある”ことを示しました。
 しかし、こちらの記事には、“『水からの伝言』とは1999年に出版された、江本勝氏による水の結晶の写真集。…国内外で急速に広まる一方、科学的根拠がないにも関わらず、まるで科学的に実証されているかのように装った「疑似科学」の典型例として、科学者や各種団体から批判を集めてきた。”とあります。
 このように「自然科学」という名の宗教の狂信者には、『水からの伝言』は受け入れる事のできない「疑似科学」なのです。
 しかし、今橋伸也氏の仕事は『水からの伝言』の延長線上にありながら、否定することのできないものになっています。
 今橋伸也氏は、“イギリスってオックスフォード大学って有名じゃないです か。ケンブリッジ大学、有名で。その次がですね、名門って言われるのがブリストル大学っていうとこらしいんですよ。そのブリストル大学っていうのは、僕の圃場から1時間ぐらいのところにあって、そこの生徒が僕らの圃場の噂を聞いて来られたんですね。13人ぐらい来たんですよ。ファームツアーしていくんですけども、その中で生徒の顔がめちゃめちゃ険しくなっていくんですよ。どんどんどんどん、話せば話すほど。すごい質問されるから、それを答えるんですけど、どんどん険しくなっていって、これなんかまずいこと言ってんのかなと思って、「あの、すいません。僕の英語、通じませんですか?」って聞いたんですよ。そしたらね、「今橋君の言うことは全部分かってる。ただ君の言ってることはね、大学が、教授が言っていることと全く反対のことを全部言う。ただ野菜ができてるから、否定ができない、困る。今度、大学の教授連れてくる」って言って帰られたんですけども、いろんな科学者とかね、年間200人ぐらいの人が来られてですね、科学がなんかひっくり返されることがすごい起きてるらしくて、そっから教授とかは、逆に研究したいっていう人とか現れて、自然農法やる人とか出てきてる…。(21分3秒)”と話しています。
 ものすごく面白い話です。1.5倍速くらいで、全編をご覧ください。二つ目の動画では、なぜ無肥料で野菜ができるのかを説明しています。
(竹下雅敏)
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異国で自然農法20年!今橋さんって何者なの?なぜ日本に帰ってきた?
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【自然栽培3】自然栽培で一番大事な土について、栽培を成功させる秘訣!!土を生かす方法お話しします。作物を健康にし、病気や害虫を跳ね返す!!
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自然農法を22年実践する今橋伸也氏の目を見張る実績と思想 ~自然農法の奥義とも言える「秘密」

竹下雅敏氏からの情報です。
 自然農法家の今橋伸也氏のプロフィールは、こちらのホームページによれば、“3年間自然農法を実践した後、2005年に英国に移住した。ロンドン郊外の小さな土地から始め、エセックス州ハーローに移った。2010年からはイェーツベリーで自然農法を実践している。2014年からは、ヨーロッパの他の国々の農家も、自然農法の哲学に触れるようになりました。今橋氏は現在、アイルランド、スペイン、フランス、ギリシャ、イタリア、ドイツの農家に対してアドバイスを行っています。”ということです。
 自然農法を22年実践していて、その実績と思想には目を見張るものがあります。今橋伸也氏は自然農法の奥義とも言える「秘密」を伝授しています。その「秘密」は分からない人には、どのように伝えても分からない究極の智恵とも言えるものです。氏は、“土は生き物であり、生きている生命体として接している(9分4秒)”と言っています。
 「ジブリの世界」をそのまま自然農を通じて体現していると言っても過言ではない今橋伸也氏の言葉は非常に明るくポジティブです。
 例えば病気についても、“僕は病気さんとかは、別にウェルカムなので、病気になったとしても、それはいい作用が起こしますし、それは浄化作用でね、いいですし、もうそんな病気さんとかに負けないよっていうね、僕のこの土さんと作物さんはねっていう信頼ですかね、その信頼の度合いが多分強いんでしょうね(10分14秒)”と話しています。
 私は若いころに野口晴哉氏の『風邪の効用』など、氏の著作のほぼ全てを読んでいますので、今橋伸也氏の言葉はとても自然だと感じます。
 「土」を生命体として生きていると感じて接している自然農法家と、単なる栄養分を含んだ物質と思っている自然農法家では、その作物の品質や収量にハッキリとした違いが出てくると思うのが私の感覚なのですが、この当たり前の感覚が現代では通じないようになってきているみたいです。
 しかし、今橋伸也氏はこのことを証明して見せてくれたのです。これは「革命」だと思います。人の「意識」は、世界をこのように変えるのだということを、誰もが分かるように示してくれたのです。
 私は、宮崎駿氏が世に問いかけた世界観は、実のところ現実そのものであることを今橋伸也氏が示したのだと感じています。そして、これは日本人の精神性そのものではないでしょうか。
(竹下雅敏)
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【自然栽培319】皆と何が違う?今橋流自然農法考え方。
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「種子法廃止違憲訴訟」東京高裁は「棄却」の判決 〜 “グローバリゼーションの破壊の壁は極めて厚いが、食を守る個々の権利を主張する歩みは止められない”、上告へ

 「種子法廃止違憲訴訟」の判決が2月20日に出ました。東京高裁は、理由を語らず控訴棄却しました。傍聴は溢れるほどの人だったそうですが、判決文の読み上げはあっという間に終わったそうです。
 田井勝弁護士から(10:53)「いかに不当判決だったか」の説明がありました。ミツヒカリ不正問題、昨年来の米の供給不足問題は、政府の言う「日本には優れた民間品種がある+コメの供給不足はない」という種子法廃止の根拠を覆す事態であるにも関わらず、高裁は判断することを逃げています。
 岩月浩二弁護士からは(30:15)「予想はされたがここまで酷い判決とは思わなかった。訴えを退けるためにできるだけ最短距離で書いた本当に不出来な判決。なぜそうするのか、裁判官の出世の問題とか司法官僚制の問題とかあるが、あえて言えば、"少しでも踏み込むと、この種子法廃止の筋が通らなくなる。少しでも原告の主張に反論しようとすると具体的には何も言えない。そもそも種子法廃止を強行した理由がどこにも見出せない"ということではないか。」「改めて(2015年の)TPP交渉差止訴訟から来て感じるのは、グローバリゼーションにともなって国民の行政を破壊していく一連の流れに抵抗していくのは"極めて、壁、厚いな"。ただ世界の情勢は変わってきて"国民のことも大事にしろよ"と必然的になるので、私たちはこの歩みを止めてはいけない。グローバリゼーションに対して個々の権利を主張し、国のあり方を変えていこう。」と前向きに語られました。
 「種子法廃止違憲訴訟」は、2015年の「TPP交渉差止・違憲訴訟」の第3次訴訟として起こされました。山田正彦先生は(45:25)「今日が一番くやしい思いをしました。」と述べ、しかし種子条例という形で実は種子法を守って来た、これまでの10年を思われたのか涙ぐみながら「10年以上無報酬で戦ってこられた弁護団に拍手していただけませんか。」と求めておられました。
 国民の声に向き合わない判決を前に、弁護団はすでに上告の意志を固めておられるようです。最高裁では、国民の食を守る種子法を廃止したことへの憲法判断となります。
今まさに「令和の百姓一揆」も始まり、正念場となりました。私たちは、これまで専門家に任せてきたこの訴訟をガッツリ支えて、種子法を取り戻しましょう。
(まのじ)
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[ライブ中継]結論ありきの不当判決に呆れる!種子法廃止は違憲!「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」判決後の報告・意見交換会 TTBジャーナル
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米騒動で放出される21万トンから連想されたホラーな「コメ型経口ワクチン・ムコライス」、大切なお米を利用して千葉大学などが研究開発中の遺伝子組み換えワクチン

読者の方からの情報です。
まさかワクチンが入ったお米じゃないよね?
  
新型コロナ騒ぎ→ワクチン接種への誘導(人口削減計画)
米騒動→消えた「21万トン米」と、政府の「備蓄米21万トン」の放出(なんか怪しい)
  
今回の米騒動が起るおよそ4ヶ月前の2024年4月18日に「ムコライス」の記事が出ました。
コメ型経口ワクチンのことです。
  
4年前の夏、「モリモト製薬」のワクチン粉末化のニュースにひどい衝撃を受けました。
未だに頭から離れないでいます。(>_< )
今回の米騒動が無事に収まることを願うばかりです。
(みっちゃん)
 2月14日、江頭農相が米の価格高騰を受けて「米の流通円滑化を目的」とする政府備蓄米21万トンの放出を発表しました。JAなどの集荷業者が農家から買い集められなかったとされる21万トンの不足分を補う形です。「消えたお米」と「放出されるお米」から、読者の方がちょっとホラーな連想をされました。
 「コメ型経口ワクチンMucoRice(ムコライス)」です。イネ種子にはタンパク質を大量に溜め込む性質があることを利用して、「コメにタンパク質であるワクチン抗原を蓄積する遺伝子を組み込み開発」されたものです。「コメの持つ常温保存性、経口安定性、生産拡大への適性などの特性を活用した新しいワクチン」を目指して研究開発されているそうです。日本の主食であるお米を使って、このようなおぞましい研究が着々と進められているのは決して怪談ではなく、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の事業である先進的研究開発戦略センター(SCARDA)が採択したワクチンの新しい創薬手法の研究だそうです。「千葉大学、朝日工業社、京都府立大学、愛媛大学、農業・食品産業技術総合研究機構」の連携によって具体化しています。
 国民がよく知らないうちに、このような研究開発が行われ、国民が知らないうちに実用化され、国民が知らないうちにお米に混ぜられるのではないかと疑うのは、これまでのワクチン行政を見ていれば無理もないことです。朝日工芸社のニュースリリースが事実ならば、第1相試験の終了時期は2027年3月の予定らしいので、今回のナゾの21万トンに混ぜ込まれていることはなさそうです。
 ワクチンを口実に、大切なお米を使ってまで人々を欺くような研究はしないでいただきたい。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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世界規模の"口から摂取する"新しい形のワクチンへ コメ型経口ワクチン「MucoRice」の再委託研究を受託 遺伝子組換えイネの栽培環境に関する千葉大学との研究開発
引用元)
(前略)

▪️ 採択課題に関する基本情報

・対象
 コレラ、インフルエンザウイルス、RSウイルス
・モダリティ
 コメ型経口ワクチン
・用法・用量(予定)
 ワクチン粉末を水に懸濁して経口投与、2週間隔で4回投与
・現在の開発フェーズ
 非臨床
・第1相試験終了時期(予定)
 2027年3月
・開発企業(アカデミア)との連携
 千葉大学(再委託元)、朝日工業社、京都府立大学、愛媛大学、農業・食品産業技術総合研究機構

【出典:AMED 先進的研究開発戦略センター(SCARDA)ワクチン・新規モビリティ研究開発事業HP「コメ型経口ワクチンMucoRice-CTB_19Aの開発とヒトでの粘膜免疫誘導効果実証とそれを応用した呼吸器感染症に対する新規常温安定備蓄型経口ワクチンプラットフォームを目指す研究開発」概要資料https://www.amed.go.jp/content/000125511.pdf

米の価格高騰の陰に「買占め」がある /「お米が投機あつかいされ始めると大乱が起きる」/ 令和の米騒動はパブリックコメントで抗議を

 米価の高騰の核心部分は、2025年1月31日の時事ブログで「農林中金の投資損失の穴埋めを全国のJAが行うことになるわけですが、そのためには米の価格を釣り上げてJAに儲けさせる必要がある。要するに、農林中金の投資の失敗を国民が負担しているわけです。」と指摘していました。「堂島先物取引所という米の先物取引で儲けようとする会社の新社長に、農家を食い物にしているJA農林中央金庫、そうです、昨年1兆5000億もの負債を出してたJA農林中金の融資部門の超本人、有我渉氏が就任した」ともありました。
 集英社オンラインの記事では、スーパーの米売り担当者や米を専門に扱う米穀店は「値上がりの理由は大きな企業の“買占め”が原因ではないか」と感じていることを伝えていました。2月7日に「江藤拓農林水産大臣は、政府備蓄米の放出をできるだけ早急に行なう考えを示した」と報じられるや、米の仲介業者の元に「米を買いませんか?」という営業の電話がいくつかかかってきたそうです。「おそらく、買い込んでいた業者が、備蓄米の放出で市場価格が下がる前に、米を売りさばいてしまおうと動き出したのではないかと思います」
 建築エコノミストの森山高至氏が2018年7月の時点で、米騒動を取り上げておられました。「お米が投機あつかいされ始めると大乱が起きる。」森山氏の先見の明に今やっと世の中が追いついた感があります。大正時代に起きた「米騒動」の発端は、富山県魚津市の沖仲仕の女達でした。米の価格の急騰で地元のお米が買えない。なのに業者は富山のコメがもっと高く売れる他所に港から積み出そうとしている。「その状況下でも商社はさらなる投機的買い占めと売り惜しみにはやっている、なんてやつらだ!」と、まだ婦人参政権もない時代に「お母さん、お姉さん、お婆ちゃん」が「米、買い占めるな!」「メシ喰わせろ!」と米問屋や資産家に対し米の移出を停止し、販売するよう嘆願して、その結果、米の移出を実力行使で阻止したのでした。当時のお米の価格を今の感覚で解説されていますが、米騒動の直前では価格が2.5倍にまで上がっています。一杯350円の牛丼が、諸物価の高騰も加味すると3〜4ヶ月で800円以上になるようなものだそうです。
 今はさすがに米問屋に直訴できませんが、国民の声を届ける最後のツテとしてパブリックコメントがあります。こんなものは無視されるに決まってる、と思えますが、富山の女達の心意気で今、国民の意思を表明することが後々生きてくると思います。
農水省の新たな食料・農業・農村基本計画に関するパブコメ」は2月21日午後5時締め切りですが、政府の無策によって起こっている米の価格急騰に抗議し、日本の農業を生かす根本の政策をとるよう訴える機会です。農家の所得保障、農産物価格の安定を可能にする政策、食料自給率を上げる政策を国民は求めています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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