注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
この法案は自衛隊の基地や原子力発電所といった重要施設の周辺などを「注視区域」や「特別注視区域」に指定し、利用を規制するもので「特別注視区域」では、土地や建物の売買の際に事前に氏名や国籍の届け出などを義務づけています。
法案は1日の衆議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党と日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決され、参議院に送られました。
政府 与党は、参議院で速やかに審議に入り、今月16日までの今の国会で成立させたい考えです。
(以下略)
東京法律事務所の加部歩人弁護士が1分(ちょっと)で問題法案を解説。
— 平井康太(弁護士) (@Kota_Hirai) May 29, 2021
コロナ禍のどさくさに紛れて、国会では市民を監視する法案を審議中です。#土地利用規制法案に反対します
動画のリンク↓https://t.co/KqqqGh05NS
より詳しい解説↓https://t.co/s0kBeT4JxT pic.twitter.com/5gECW3oFjF
東京法律事務所の加部歩人弁護士が1分(ちょっと)で問題法案を解説Part2
— 平井康太(弁護士) (@Kota_Hirai) June 1, 2021
市民を監視する法律はなぜ必要か。
政府は具体的根拠を説明していません。#土地利用規制法案に反対します
Part1動画https://t.co/KqqqGh05NS
Part2動画https://t.co/K1oAYpVDJC
より詳しい解説https://t.co/s0kBeT4JxT pic.twitter.com/zmjByeVeCg
重要土地規制法案と改憲手続き法案を廃案に!こんなスケジュールをみんなの力で変えていこう。 https://t.co/oEqYvhayiF
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) May 31, 2021
内閣総理大臣は「重要施設」の周囲1kmと、国境の離島を「注視区域」と定め、その中でも特に重要なものを「特別注視区域」と指定します。総理は指定された土地の利用状況を調査をすることができます。そして調査の結果、「重要施設」の機能を阻害するような土地建物の利用者に、利用中止の勧告や命令ができます。
ところが衆議院の審議では、肝心の「重要施設」の範囲は不明確、「重要施設」の機能を阻害する行為が一体どのようなものかも不明確なままでした。にもかかわらず、指定された区域の調査に応じない場合や利用規制に応じない場合には刑事罰が用意されているのです。ある日突然、自分の住んでいる場所が指定されたら、氏名住所国籍などを調べ上げられ、土地建物の売買までチェックされます。こうした政府の調査は財産権やプライバシー権など憲法に認められた権利を著しく侵害する可能性がありますが、納得のいく答弁はなく問題を残したままで、さっさと参議院に送られてしまいました。
弁護士の方が1分動画で分かりやすい解説をされています。外資による土地買収には何の抑止にもならず、国民を監視する強権的な法案であることをしっかり広めて、国会議員の背後から「廃案」の圧力をかけるべし。