風邪対策
旧暦では今年は11月17日までが長月(旧暦9月29日)です。立冬は11月7日ですが、旧暦カレンダーによると長月は秋で、年内は暖かさが残るとか。まだわりと過ごしやすく、県北の風通しの良い我が家でも、ほとんど暖房なしで過ごせています。できれば他からの熱源に頼らず、寒さに強くなればと思います。
というのもこの田舎に引っ越してきた時、冬の寒さに驚きましたが、ご近所のお年寄りは随分薄着でした。
そこで、松葉茶やヨモギ茶など体を温める作用があるものを頂いて、寒さにまけない身体になれればと思います。
体を温める植物に、ヒオウギズイセンがあります。実はこのヒオウギズイセンは温めるというより、飲み方によっては40度くらい発熱させると言われています。それで、高熱で消える癌の治療に飲むのだとか。我が家では少しずつ葉っぱや球根を冬場の野草茶に混ぜて頂いています。
球根に熱湯を注いで飲むと熱が出るらしいのですが、1度試した時には熱が出たとは感じませんでした。抽出時間が短かったのか、体温計で測っていないので、体温が上がっていても鈍感だったのかはわかりません。
(お医者さんの中には自分が癌にかかったら、通常のガン治療はしないで、インフルエンザの菌を入れて高熱を出すという話をお医者さんのアンケートで読んだことがあります。)
寒さにはマフラーなど首巻きがかなり効果的ですが、とは言え、冷えてゾクゾクっとしたら、すぐに貼るカイロをお尻の上あたりの腰や肩甲骨の上の首の付け根あたりに貼ると、体全体が温まり、ほとんどの場合はこれで風邪を引かなくてすみます。
それでも昨年は1ヶ月くらい咳や鼻水、多少の熱などが続きましたが、身体はそれほどしんどく(辛く)はなくて、普通に過ごしました。
⚫ 風邪の初期症状
生姜と梅干しと大根おろしとネギと醤油に熱湯を入れていただきます。これらも身体を温め排毒するんですね。
⚫ 咳
オオバコ茶や生のレンコンの絞り汁も咳にいいそうで、美味しいです。
⚫ 喉の痛み
喉が痛い時には、手ぬぐいなどにアルコールをしませて巻くと楽になります。
⚫ 熱
体が風邪を撃退しようと発熱しているので、熱を下げるのではなく、体を温めます。
布団を1枚多めにかけて寝て、汗をかいたら下着をとりかえるか、タオルなどを背や胸に入れて汗で冷えないようにします。
頭だけは氷枕やタオルを濡らして冷やします。
⚫ 体力消耗や風邪全般
柚子やキンカンの蜂蜜漬けも用意しています。お湯でホット柚子やホットキンカンにしていただきます。良くいただくのが、生の生姜をすりおろして、蜂蜜などとお湯で生姜湯にします。
また、黒ニンニクや、ニンニクを皮ごと柔らかく美味しく焼いていただきます。
本物の葛湯もいいですね。
⚫鼻づまり
鼻のツボ(ちょうどメガネが当たる所の鼻の上あたり)を軽く押します。
⚫ 鼻水、風邪予防
マスクや鼻の塩水洗い、うがいをします。 (重要: シャンティ・フーラの邪気対策)
この他にも風邪の民間療法は昔からいろいろありますね。まずは柿ですが・・。
ちなみに野草や樹木で風邪に効くとされるのは、シシウド(根)、アキノキリンソウ(全草を乾燥)、オオマツヨイグサ(根)、オナモミ(実)、クズ(根)、ジャノヒゲ(塊根)、ツユクサ(全草を乾燥)、ナギナタコウジュ(全草を乾燥)、ネズ(果実)、ネズミモチ(樹皮、果実)、ハマゴウ(果実)、ハマボウフウ(根)、ヒオウギ(根茎)、レンギョウ(果実)などがあります。
風邪に有効といっても、解熱や発汗、頭痛、咳、たんなどそれぞれ多少作用が違います。シシウドなど温性で高熱時や夏場は避けた方がいいものもあります。
この他にも気管支炎、気管支ぜんそくや百日ぜきなどに効くとされるナンテンなどもあり、ジャノヒゲ(ヤブランも)は全般的に効果があるようです。
ただし、ジャノヒゲのように根にある塊だけをいただいて、そのまま生やしておく場合はいいのですが、根の利用は沢山増えすぎている時以外は、まず種を蒔いて育ててからか、根以外の部位をいただいた方が植物が絶えてしまわないので、良いかなと思います。
もしかしたら、食べたり飲んだりしなくても、見たり、そばにあるだけでも、効果があるのかも・・・と木に生えているマンネンダケ(霊芝)を写した写真を見て思いました。
また、ダイコン、ゴボウ、ミカン、キンカン、ネギ、イチジクなども風邪にいい食物で、反対に身体を冷やす食品は控えた方がいいですね。特に砂糖のとりすぎは身体が冷えて風邪をひきやすくなります。
竹下先生がご紹介くださっている「風邪の効用」野口晴哉/著(ちくま文庫)を読んで、次の季節に備えて身体が排毒や調整をしているんだと思うと、咳は出るけど元気とか、鼻水は出るけど気にならないとか、寝て休めばいいとか、気持ちが変わって、平気になりました。
それから、湯たんぽならぬ猫たんぽ!寒くなるとお布団に潜ってくるニャンコが暖かくて・・・。猫も私もコタツ好きなのですが、今年はくっつきもっつき・・・省エネ暖房しあってます。
しかし、もっと全身総毛立つような危険を感じるのは、これら純植物性バーガーを売る強豪2社に対して、あのビル・ゲイツがどちらにも出資をしているという事実です。彼がモンサントの個人大株主であり、「人口削減計画」の推進者であると知れば、これらをヘルシーで安全な食品であると思う方が難しい。
折しも「お役立ち情報の杜」さんからの情報で、大手5社のオレンジジュースから、モンサントの除草剤に含まれる発癌性物質グリホサートが高い値で検出されたことが分かりました。
身近な食品でも、加工の過程が多いほど、見えざる危険があると考えた方が良さそうです。なるべく自然のものをそのままいただき、自ら作物を育てることができれば、それは次世代への大きな財産だと思えます。
さすがロシアでは、今後オーガニックフードが主流になるらしい。