[高橋清隆の文書館] 現時点で国際保健規則(IHR)改正案に日本は「拒否しない方針」だが「世論の高まりやご意見があれば、そういう声も含めて検討する」/ 今後の国民の猛抗議にかかっている

 WHOパンデミック条約と並行して進められている国際保健規則(IHR)について、ジャーナリストの高橋清隆氏が、注目すべき取材をされていました。
2022年5月に行われた世界保険総会の年次総会で決議された改正案では、これまでIHR改正から発効まで24ヶ月だったものが12ヶ月に、また、締約国が拒否できる期間が18ヶ月から10ヶ月に短縮されています。これに「反対の意思を示さなければ=合意したことになる」と我那覇真子氏は解説されていました。
 この改正案について、高橋清隆氏が厚労省に確認をされたところ、「日本として拒否しない方針」との回答だったそうです。この改正案は日本もこっそり共同提案者になっていたので、当然と言えば当然の返事でした。この期間の短縮によって、2024年5月の総会決議をもって「確実に発効したい思惑」があると見られています。"「個人の尊厳、人権、基本的自由を十分に尊重して」との文言が丸ごと削除され、国家主権を明け渡す"改正が、国民に知られることなく行われようとしています。
 しかし高橋氏が「世論の高まりや国会議員による働き掛けなどがあれば、拒否に回る意向はあるか」とただすと、「現時点では拒否しない方針だが、世論の高まりやご意見があれば、そういう声も含めて検討する方針ではある」との回答を得たそうです。
 新型コロナウイルスのワクチン禍が国民に隠しおおせなくなり、大人しくWHOや国や医療機関の方針に従ってきた国民の怒りの声が無視できなくなっているのでしょう。今後の決め手は、国民の猛抗議にかかっています。kazuchan-coconeさんが「原口一博議員を始めとする国会議員の皆さんやWCHJ(世界保健協議会WCH日本支部)など危機感を共有する有志が動いて下さっています。国民が騒ぐことが大事。無関心は自分の首を絞めることになります。」と、ツイートされていました。よほど抗議されたくないDAPPIのような連中がいるのでしょう、無責任なコミュニティ・ノートが大活躍でへばりついています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
IHR発効期間短縮を日本は「拒否せず」、「意見あれば検討する」とも
引用元)
 国際保健規則(IHR)の発効期間を短縮する改正案の拒否期限が12月1日に迫るが、日本政府は拒否しない方針であることが7日、厚生労働省への電話取材で分かった。ただし、世論の高まりや意見があれば、検討するという
(中略)
 この改正を拒否できる正確な期限を筆者が厚生労働省国際保健協力室に確認したところ、「12月1日まで」と回答された。対応の意向を尋ねたところ、「日本として拒否しない方針」とのこと。

 理由について「来年(5月の総会で)採択される改正案を議論中だが、『コロナの経験も踏まえ、できるだけ迅速に世界が次の健康危機に備える目的』とあるので、日本としてこれに反対することは政府が進めている感染症の基本的な対策と矛盾する」と説明した。

 筆者が「世論の高まりや国会議員による働き掛けなどがあれば、拒否に回る意向はあるか」とただすと、「現時点では拒否しない方針だが、世論の高まりやご意見があれば、そういう声も含めて検討する方針ではある」と答えた
(以下略)
————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから

中共政府が非常に深くイスラエルとハマスの紛争に関わっている ~中共の指導者たちがハマスに最新の技術を提供

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、“ガザ戦争が勃発する直前、ネタニヤフ首相は国連総会に出席し、インドからアラブ首長国連邦、サウジアラビア、ヨルダン、イスラエルを通り、ヨーロッパに至る経済回廊である「新中東構想」を打ち出した”ことをお伝えしました。
 2023年9月20日のホワイトハウスの声明『ジョー・バイデン大統領とベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談を読む』には、“ジョセフ・R・バイデン大統領は本日、イスラエルのネタニヤフ首相とニューヨークで会談し、二国間、地域的、世界的な諸問題について協議した。…両首脳は、G20において、UAE、サウジアラビア、ヨルダン、イスラエルを通るインド中東欧州経済回廊(IMEC)を開発するという歴史的な発表がなされたことを歓迎し、このプロジェクトが、2つの大陸をまたがる投資と新しい形の協力により、中東地域全体にどのような利益をもたらすことができるかについて協議した”とあります。
 昨日の記事で、この「新中東構想」は、“2020 年にトランプ大統領の下で調印されたアブラハム合意で具体化”したことに触れ、“現状は、ウクライナでの結果を見てサウジアラビアは勝ち馬に乗り、中国の仲介でイランとの国交正常化を合意したことで、この「新中東構想」の実現は難しくなりました”とコメントしました。
 “続きはこちらから”のRTの記事では、“戦略的には、この回廊はスエズ運河を利用するルートに代わる選択肢を開く…しかし、こうした新しい貿易ルートの構想が現実のものとなる前に、インド中東欧州経済回廊(IMEC)はハマスとイスラエルの戦争という試練に耐えなければならない。…ジョー・バイデン米大統領は、ハマスの攻撃はIMEECの妨害が目的だったと主張し、混乱に拍車をかけた”とあります。
 「ハマスの攻撃はIMEECの妨害が目的だった」と言うバイデン大統領の主張は、ドナルド・トランプの2016年大統領選挙キャンペーンの外交政策諮問委員会の元メンバーで、ベストセラー『ディープ・ステートの標的:トランプ大統領を倒そうとする陰謀の十字線に、私はいかに巻き込まれたか』の著者であるジョージ・パパドプロス氏こちらのツイートが参考になります。
 ツイートでは「インド中東欧州経済回廊(IMEC)」と中国の「一帯一路」のルートを示す地図と共に、“現在のイスラエルとパレスチナの戦争は、過去と同様、貿易ルートが主な原因である。IMEC対一帯一路の戦争である。…現在の紛争では、イスラエルはハイファ港をインドに売却したばかりだ。…米国はイスラエルに対し、イスラエルが望んでいた他の港を中国に売却しないよう圧力をかけた。現在、ガザとイスラエルには膨大なガス埋蔵量があり、これがIMECが勝利の貿易ルートになるための鍵となる。なぜこれがトルコの将来にとって重要なのか、おわかりいただけるだろう。一方はトルコを含み、もう一方は含まない。これが、今回の紛争でトルコがガザ側についた理由だ。中国が間もなくこの紛争に強引に参入してくるのもそのためだ。最後に、ギリシャ、イスラエル、キプロスの安全保障パートナーシップは、トルコの野心を妨げ、中近東からヨーロッパへの安全な輸送地帯を作ることを目的としている。このため、トルコもこの紛争に参戦することになるだろう。強引に”と言っています。
 深田萌絵さんは動画の中で、“新唐科技のCEOで、TSMC実質支配者の焦佑鈞先生がですね、彼の会社でですね、イスラエルの暗号関連のソリューションも提供してるんですよ。…ということは、暗号でハッキングされないようにっていう風に、いかにイスラエルが配慮してもですね、実はこの浙江財閥の皆様、習近平の派閥の皆様には丸見えだということなんです。そういったことを考えると、なんかこのハマスのイスラエル侵攻、これ背後にチャイナ様いないかなという風に、私はちょっと邪推しました(12分25秒)”と言っています。
 さて、一番重要な「10月23日 新中国連邦指定NEWS」をご覧ください。
「中共政府が非常に深くイスラエルとハマスの紛争に関わっているという。…中共の指導者たちがハマスに最新の技術を提供した。それは中共のHUAWEI(ファーウェイ)Xiaomi(シャオミ)からの技術だ。それによってハマスの通信が暗号化され、外部から遮断できた。…長年、中共がハマスにミサイルを供給している報道がある。今では、一部のミサイルの射程が伸び、精度も高くなった。これらが告発者の情報の正しさを物語っている。…」と言っています。
 深田萌絵さんの動画での見解と、この動画の内部告発者の情報は、私の見方とは異なりますが、ここで取り上げた部分に関しては正しい情報だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ハマス・イスラエル侵攻の背後に●●の影!?
配信元)
————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから

[X(旧Twitter)]会いに来たよー🐌

編集者からの情報です。
お隣の彼女に会うために!
(まのじ)
————————————————————————
配信元)

ぴょんぴょんの「帰ってきた羊羹」 ~兄弟同士のなわばり争いをどうする?

 「ネコの家出」の、行方不明になっていた「羊羹」が、4ヶ月ぶりに帰ってきました。うれしくて、うれしくて、羊羹との再会を喜んだのも束の間、新たな問題が湧き上がりました。
(ぴょんぴょん)
————————————————————————
ぴょんぴょんの「帰ってきた羊羹」 ~兄弟同士のなわばり争いをどうする?

兄弟が争う話


おい、男の兄弟をもつ親は大変だな。

いきなり、なんの話?

つい先日、「弟に、ゲームするくらいなら出ていけといわれ腹を立てた」と、兄が弟を刺し殺す事件があった。(YAHOO!ニュース

きっと、ぐうたらしてるお兄さんを見かねて言ったんだね。

皮肉なことに、たいていの場合、弟の方が兄よりしっかりしてるからな。それに、兄は損だ。怒られるのはいつも兄の方で、弟たちは見逃される。

そりゃ弟は、兄が叱られるのを見て学んでるから、要領が良くなってるしね。

なんと、何千万年前のホツマツタヱの時代から、兄弟が争う話はいくつもある。代表的なのは、ウミサチヤマサチの物語。弟の山幸彦が、兄の海幸彦の大事な釣り針を失くしてしまい、兄が執拗に「あの釣り針」を返せと迫る。


でも、お兄さんのイジワルのおかげで、山幸彦はお嫁さんのトヨタマヒメと出会えたんだよね。で、なんで今日は兄弟の話なの?

実は、6月に家出して、行方不明だった「羊羹」が、ふらっと帰ってきたんだよ。

くろちゃんの恋人、「羊羹」が帰ってきた!?

ああ、数日前のことだ。ほんとにあの羊羹?って、目を疑ったぞ。

約4ヶ月、どこに行ってたんだろう? きっと、やつれてたよね。

それが、最後に見たのとまったく変わりなく、やせてもないし、毛並みもいいし、目やにもついてない。

どっかで、ご飯もらってたんだよ。


だとしたら、ありがたいことだ。

あの頃のくろちゃんは、まるで恋人に捨てられたみたいに落ちこんでたもんね。

ああ、羊羹を探してあちこちさまよい、そっくりのネコを見つけては追いかけて。その羊羹が帰ってきた! 兄弟の豆大福(マメ)もきっと喜ぶだろう、と思って引き合わせると、互いに匂いをフンフンかいだかと思うと、羊羹が「シャー!」、マメは「ウウ〜!」

うわあ、再会を喜んでる雰囲気じゃないね。

むしろ、険悪ムード。そこで、やっと悟ったんだ。マメが羊羹を追い出したんだと。

羊羹は、兄弟であるマメに追い出された?

残念ながら、それが真相らしい。ああ~ なんでこの世は、良いことと悪いことが背中合わせになっているんだろう?

小さい頃はあんなに仲良しだったのにね。兄弟でも、オス同士のなわばり争いはあるんだね。このままだと、家の中でバトるよ。やっぱ、原因は「玉」じゃない?

やっぱ、玉を取っとけば良かったんかなあ。

室内飼いのネコを去勢するのは、オス同士のなわばり争いやマーキングを防ぐためだからね。争って弱いほうが出ていく。それが、弱肉強食の自然だよ。「玉」を取らないなら、自然を受け入れるしかないね。


でも、原因は、玉だけじゃなさそうだ。玉を取っても、なわばり争いをするケースもあるからな。おれはただ、ヤツらに自然のままに生きて欲しいだけだ。人間のわがままで、自然に介入したくない。

となると、これから先が大変だよ。

» 続きはこちらから

世界で最も重要な航路に対するアメリカとイスラエルの支配を確固たるものにするために、何十年も前から計画されてきたベングリオン運河|“2020年にトランプ大統領の下で調印されたアブラハム合意で具体化”した、イスラエルがヨーロッパへのガスの主要供給国になるという「新中東構想」

竹下雅敏氏からの情報です。
 独立系ジャーナリストのリチャード・メドハースト氏は、“イスラエルとアメリカは、ベングリオン運河と呼ばれる運河の建設を何十年も前から計画してきた。…言うまでもなく、スエズ運河は地球上で最も重要で、本質的な地政学的資産のひとつだ。地中海と紅海を結んでいる。…イスラエルがガザを絶対に消滅させようとする理由はここにある。…エジプトのシシ大統領はここ数週間、パレスチナ人をガザから連れ去り、シナイ砂漠に移住させるというイスラエルの計画を受け入れたら、イスラエルがその代償を支払い、米国がエジプトの国家債務を帳消しにすると言われた。…この運河は、世界で最も重要な航路に対するアメリカとイスラエルの支配を確固たるものにし、彼らに海上貿易の完全な支配権を与えるだろう。…アメリカとイスラエルは、イランや中国の船舶をバブ・エル・マンデブ海峡から紅海まで、いつでも攻撃することができる。…この最後のパズルの最後のピースによって、アメリカとイスラエルは世界の海上貿易を支配できるようになる。彼らはこれを自国経済の利益のためだけでなく、中国、イラン、エジプト、シリア、レバノンなど他国の経済に損害を与え、攻撃するために使うことができる”と話し、イスラエルがガザを地図上から消し去ろうとする動機を説明しています。
 ツイートの「イスラエル・ガザ戦争についての私の見解」には、ガザ沖のパレスチナの巨大なガス埋蔵量と、ベングリオン運河の建設の両方によって、イスラエルはヨーロッパへのガスの主要供給国になるという「新中東構想」の実現のために、パレスチナ人を排除する戦争が必要であり、ハマスに戦争を起こさせたと言っています。
 “続きはこちらから”をご覧ください。この「新中東構想」は、“2020 年にトランプ大統領の下で調印されたアブラハム合意で具体化”したわけです。
 トランプ元大統領は「私はイスラエル第一主義だ」として、“ガザでの戦いのためにイスラエルへの米国の軍事援助を増やすことを支持する”と述べたということです。
 ロイターの2017年5月23日の記事『トランプ大統領が輝く球体に手を乗せる画像、ネット上で連想呼ぶ』には、トランプとサウジアラビアのサルマン国王とエジプトのシシ大統領の3人が輝く球体の上に手を乗せている画像があります。
 インドからアラブ首長国連邦、サウジアラビア、ヨルダン、イスラエルを通り、ヨーロッパに至る経済回廊の構想は、このときに合意されたと見て良いのではないでしょうか。
 現状は、ウクライナでの結果を見てサウジアラビアは勝ち馬に乗り、中国の仲介でイランとの国交正常化を合意したことで、この「新中東構想」の実現は難しくなりました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)


【⬇︎ツイート全文をご覧になる場合はさらに表示をクリック】
イスラエル・ガザ戦争についての私の見解
他の地域勢力は、ガザ沖のパレスチナの巨大なガス埋蔵量がネタニヤフ首相によって奪われることと、ベングリオン運河の建設の両方を阻止するために、ハマスに戦争を起こさせた。パレスチナ人の抵抗とは何の関係もない。そう信じるのは、ロマンチックでナイーブな抵抗神話論者でなければならない。

ネタニヤフ首相が10月7日のテロを許したのは、政治的キャリアと自分自身を刑務所から守るために、単純な土地の強奪を望んだからだ。アメリカはまた、パレスチナのガスがすべてイスラエルに行き、ヨーロッパ全土に供給されるようにするために、この土地を欲しがっている。つまり、イスラエルは新たなロシアとして、ヨーロッパへのガスの主要供給国になるのだ。だからこそ、アメリカ・イギリス・EUのための戦争は迅速に行われなければならないのであり、ガザ側で膨大な数の民間人が犠牲になることを意味する。

ベングリオン運河の実際のルートを図にしても意味がない。ガザを貫通する方がはるかに理にかなっており、より安価で、ガザをイスラエルから切り離すことができる。そのためネタニヤフ首相は、ガザの北側、つまり行けるところまでしか進まず、そこに運河が建設されることになるだろう。

私にとっての問題は、自国の政府が民族浄化を積極的に奨励し、それに加担していることだ。何千人もの市民や子どもたちが殺されている。自国の政府は、直接的に民族浄化に加担していないにせよ、高度に共謀しているのだから、ジュネーブ条約とローマ条約に基づき、このことだけでもニュルンベルク2.0裁判に値する。これでは政権を維持することはできない。

» 続きはこちらから