アーカイブ: 遺伝子組み換え・ゲノム編集

すでに発売されているゲノム編集トマトの苗を障がい児介護福祉施設や小学校に無償配布するサナテックシード株式会社 / 子ども達を危険にさらさないために

 選挙と並行して、この情報も気になっていました。すでにサナテックシード株式会社から販売が始まっているゲノム編集トマトですが、市場拡大のため4000人のボランティアに苗を配り、さらに2022年からは障がい児介護福祉施設に、2023年からは小学校に苗を無償提供すると発表しました。子ども達に苗を育てさせ、成ったトマトを食べさせ、子ども達の家庭でもゲノム編集トマトへの抵抗感をなくす目的があるのではないかと見られています。
 ゲノム編集作物は遺伝子組換え作物とは違うと、あたかも安全でメリットある技術であるかのような報道もありますが、OKシードプロジェクトの記事には「今回のゲノム編集トマトはそのような長期的な影響についてまったく調べられておりません。」とあり、長期にわたる安全性の保証はありません。官民一体となって無防備な子ども達を危険にさらしています。国民を守るべき国が率先して「ムーンショット目標」にしているのですから、国民は自ら身を守るしかありません。
 OKシードプロジェクトでは、サナテックシード株式会社に対して無償配布をやめるよう求め、また全国の小学校や教育委員会に対しては、危険が予想される苗の無料配布を受け入れないよう訴えるそうです。なんと愛媛県今治市では「食と農のまちづくり条例」で遺伝子組換え作物を学校給食に使わないと決めているそうですが、今後はゲノム編集作物でも同様の取り組みが必要です。
 数は力、どうかご協力を。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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ムーンショット型農林水産研究開発事業
『サイバーフィジカルシステムを利用した作物強靭化による食料リスクゼロの実現』シンポジウム ~ 2050年、食料リスクのない豊かな社会を目指して ~
(前略)
開催趣旨

「ムーンショット型農林水産研究開発事業」における研究課題「サイバーフィジカルシステムを利用した作物強靭化による食料リスクゼロの実現」では、野生植物などが持つ生物機能をフル活用し環境適応力の高い作物を迅速かつ自在に開発できる新技術「作物サイバー強靱化」を開発することにより、食料リスクを解決し、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に貢献することを目標として、研究を開始しました。
(中略)
4.特別講演(14:20頃~)
(中略)
・竹下 達夫(パイオニアエコサイエンス株式会社/サナテックシード株式会社 代表取締役会長)
 「近未来の農業経営と種苗業並びにアグリビジネス」

(以下略)
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小学校にゲノム編集トマトの苗を配る!?
引用元)
(前略)
 サナテックシード株式会社は昨年12月から市民のモニターを募集し、4000人の市民ボランティアに苗が配られました。そのことを通じて、同社はゲノム編集食品を支持するコミュニティができたとして、それをさらに広げて、来年から障がい児介護福祉施設に苗を無償配布、さらには2023年には小学校に苗を無償提供して、子どもたちがこのトマトを育てるようにしていきたい、と言っているのです(竹下 達夫パイオニアエコサイエンス株式会社/サナテックシード株式会社 代表取締役会長の『サイバーフィジカルシステムを利用した作物強靭化による食料リスクゼロの実現』シンポジウム10月22日での発言)。(1)
(以下略)

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「古代小麦」から「近代小麦」への改変の歴史が不調和を生んだ 〜 本間真二郎医師のブログから

読者の方からの情報です。
 偶然ですが、13日に紹介されていた『病気にならない 自然な暮らし』の著者の本間先生ですが、私が以前に見かけた小麦に関することをブログに書かれていましたので、参考にしていただければと思い投稿いたしました。
 この中に、先日、まのじ編集長がお米の系統図を紹介されていたかと思いますが、それと似た小麦の系統図もあります。
 現在、世界中で栽培されている近代小麦は遺伝子改変がなされ、様々な健康障害を引き起こしている。(ご存知のとおり)小麦アレルギーの人でも古代小麦であれば85-90%の人が食べられるが、グルテン不耐症やセリアック病の人は食べないほうが良いとのこと。
 また、1940~1960年代のいわゆる緑の革命により、ロックフェラー財団などによる品種改変は加速度的に進み、大量の化学肥料の使用なども合わさって単位面積当たりの小麦の収穫量は、それまでの2倍以上に増えたと説明されています。支配層は、主食の破壊からまず先に始めたように思いました。
 日本での小麦と言えば日清製粉、あの給食の食パンは、マーガリンとセットで忘れられないくらい強烈な臭いでしたよね、昭和でしたけど。
 F1種子と窒素、リン酸、カリの化学肥料で既にメタボ野菜と化しているため、まっとうな食糧という意味では、随分前から食糧難な日本なのですね。知人の高齢の農業者の人から聞いたのですが、窒素、リン酸は爆薬の材料だから、戦後、余ったそれらの処理のために化学肥料が普及した可能性があるらしいです。フルフォードさんが以前に言っていた、正に食品テロですね。
 あのオルゴールの音で気を取り直そうーーっと。
(サトヤマダトモコ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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古代小麦について
引用元)
(中略)


(中略)

現在世界中で栽培されている小麦(これを古代小麦に対して後で述べる緑の革命以降の品種を近代小麦とします)はいわゆる遺伝子組み換えではありませんが、品種改良(これから述べるように良いことばかりではありませんので、以下は「品種改変」とします)という名の遺伝子改変がなされています
(中略)
小麦の品種改変も1万年以上前から行われており、自然の交配、人工的な交配、放射線照射などの人工的な処理などがあります
(中略)
1940~1960年代のいわゆる緑の革命により、ロックフェラー財団などによる品種改変は加速度的に進み、大量の化学肥料の使用なども合わさって単位面積当たりの小麦の収穫量は、それまでの2倍以上に増えたということです。

これにより、多く食料の供給が可能になった一方で、この品種改変が様々な健康上の問題を引き起こしていると多くの人が指摘しています

例えば、アレルギー、自己免疫疾患、肥満、がん・高血圧・糖尿病などの生活習慣病、消化器疾患、心臓疾患、神経疾患、自閉症などの発達の問題、リーキーガット症候群、精神疾患、認知症、老化・・・など、まるですべての病気の原因であるという意見もあります。
(以下略)

日本政府の「みどりの食品システム戦略」の怪しさ 「ゲノム編集種苗開発」「生物培養肉」などイノベーション中心 /「OKシードプロジェクト」で食の安心を守ろう

 日本政府が進めようとしている「みどりの食料システム戦略」というものがあります。有機農業の取り組み面積を拡大するなどの項目があり、ならば全国の学校給食に有機農産物を使うための公共調達などは、ぜひ「戦略」に加えてほしいものです。ところが印鑰智哉氏によると、この戦略は「ゲノム編集種苗開発」「生物培養肉」など「生態系のサイクルを無視した人工的食品生産」のイノベーション開発費用に大きく予算が取られているようです。気持ちの悪い戦略を進めておきながら表向きには「有機農業を推進する」と口実を掲げるのは国民に不誠実です。日本政府はすでに「ゲノム編集」した種苗を表示をしなくてよいとしています。私たちは知らないうちにゲノム編集の種苗を買い、育て、食べてしまう可能性があります。これは農家さんも、販売店も、消費者も全て確認のしようがありません。
 そこに「OKシードプロジェクト」というものが立ち上がり、すでに活動を開始しておられました。
「ゲノム編集」されていない種苗にマークをつけるのです。この種苗から作られた作物も加工品も同じマークをつけて流通に乗れば、消費者にも安心な食品が分かります。種から食卓まで全体を「OKシードマーク」をつけて守ろうとするプロジェクトです。これは、在来種の種苗を守ることにもなり得るそうです。これからの日本に必要な戦略は、不気味なイノベーションではなく「農家の存続、新規就農増加を可能にすること」「有機農業の技術支援、収入保証」など農業を豊かに健全に立て直すこと、食の安全を確保することです。
 OKシードプロジェクトのサイトには詳しい目的や支援の方法もありました。先陣切って進む方々に感謝しかありません。
(まのじ)
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配信元)
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印鑰 智哉
配信元)
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いつもの食を安全に

【OKシードプロジェクト】ゲノム編集生物(トマトなど)には表示の義務がなく見分けられないため、ゲノム編集でない種苗・食品につけられるOKシードマークを作りました!とのこと。ブラボー♪

  ゲノム編集されたトマトの種苗配布が、すでに今年の5月から始まっています。ゲノム編集作物には表示義務が課されなくて済むことになってしまったため、消費者は知らぬ間に、こうした危険の恐れのある食品を口にしてしまうかもしれません。ゲノム編集表示をせずに流通できるのは食品だけでなく、タネや苗も同様で、このままではその危険性を消費者は知ることができなくなってしまいます。
 そこで、「農家や市民の知る権利を守りたい」、「自分の作るもの、食べるものは選べるようにしたい」、そう考える農家や市民が相談会を重ね、立ち上げたのがこのOKシードプロジェクトとのことです。
 具体的には、ゲノム編集をしていない種苗には、ゲノム編集をしていない証としてのマーク(OKシードマーク)を貼るというもので、農家や家庭菜園をやる人はそのマークを見て"安全"を選ぶことができるようになるというわけです。さらに、その種苗から作った収穫物も、その収穫物を使った加工品もゲノム編集されていないものとして選ぶことができるのですから、現状の体制において、食を守るために、何とかぎりぎり間に合うか!ということになるのではないでしょうか。市民の"種"の力に拍手です!!芽を育てましょう。もちろん、ワクチンから命を守りつつ。

"すべての食にこのマークを付けて、食を守るためにはタネ(シード)から始めることが肝心になります。"
"今年からゲノム編集の種子や作物、加工品などが出回り始めるため、ことは緊急を要します。"
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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OKシードプロジェクトについて
転載元)
(前略)
OKシードプロジェクトは市民の力で立ち上げた非営利ネットワークです

 ゲノム編集食品が作られる時代になりました。これは自然な品種改良とは異なる方法で農作物や畜産・水産物の遺伝子が操作されて作られたものです。その操作の事実を表示せずに流通することを政府が認め、ゲノム編集されたトマトの種苗配布が2021年5月に始まっています。
 食品表示がありませんので、消費者は知らない間にそうして遺伝子操作された食品を食べてしまうことになりかねません。(中略)

 ゲノム編集をしていない種苗にゲノム編集していないマークを貼れば、農家や家庭菜園をやる人は選ぶことができます。それだけでなく、その種苗から作った収穫も、その収穫物を使った加工品もゲノム編集されていないものとして選ぶことができるようになります。すべての食にこのマークを付けることで食を守ることができます。そのためにはタネ(シード)から始めることが肝心になります。

 そうやって、農家や市民の知る権利を守りたい、自分の作るもの、食べるものは選べるようにしたい、そう考える農家や市民が相談会を重ね、そして立ち上げたのがこのOKシードプロジェクトです。(中略)

 ぜひ、このOKシードマークを活用してください。個人、企業を問わず、すべての種苗生産関係者、農家、食品加工、流通に関わるすべての皆様に使っていただくことで、私たちの食を守ることができます。

 ご参加を心からお待ちします。

共同代表 久保田 裕子(日本有機農業研究会、有機農業推進協会)
     中村 陽子(メダカのがっこう)
顧問   山田 正彦(弁護士)
     天笠 啓祐(日本消費者連盟、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン)
事務局  印鑰 智哉(事務局長)、毛利さや佳(メダカのがっこう)

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配信元)


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ゲノムや遺伝子組換え、無添加の食品表示なくしていいか 超党派の議員連盟が院内集会
転載元)

 ゲノム編集食品の表示がないまま流通が始まり、2023年からは事実上「遺伝子組み換えでない」の表示もできなくなる。さらに現在、政府は「無添加」や「添加物不使用」の表示もできなくすることを検討している。食の安全性に関心が高まっているが、表示がなされなくなれば、買い物をするさいに消費者が選ぶことすらできなくなる。
(中略)

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安倍菅政権の農水省は「ゲノム編集食品」を有機認証しようとしている 〜 「みどりの食料システム戦略」という邪悪な政策にストップを

 世界の農業は有機栽培に向かっています。山田正彦氏によると栽培面積で言えば「20年前の約7倍」、EUでは10年以後には域内耕地面積の25%を有機栽培にすると発表し、アフリカもこの10年で3倍、中国、インドでも数百万haの規模で増え続けています。農地が日本の半分しかない韓国も2.4%は無農薬有機だそうです。ところが日本は悲しいかな、たったの0.2%ですと。
かつて韓国は日本と並ぶ農薬大国だったそうですが、今やラウンドアップ禁止、ネオニコチノイド禁止で、世界一の農薬大国は日本のみです。海外で禁止となった農薬が厚労省の規制緩和でドッと日本に流入している状況です。
 そのような中、農水省が「みどりの食料システム戦略」として2050年までに耕地面積の25%を有機栽培にすると打ち出したそうです。安倍菅政権で「戦略」と名のつく政策でまともなものは何一つ無かったと怪しんだら、やっぱり「背筋が寒くなる」邪悪な正体が有りました。
 国はゲノム編集の農作物を有機認証にするつもりです。現在ゲノム編集のコメの種子を有機認証できないか正式に諮問し、有機JASの改正も検討する方針とのことです。ヨーロッパは明確に「ゲノム編集食品」の規制緩和に反対し、アメリカですらゲノム編集には反対が多い中、世界の流れに逆行して国民を危険に晒す農水省。どこまで売国政治をするのやら。
 山田氏は「諦めることはありません」「地方から私たちの闘いはこれからです」と力強く述べておられます。安倍菅政権が何を企もうと、私たち主権者がNOと言えば、NO!
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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大変なことが起ころうとしています。
引用元)
(前略)
農水省はゲノム編集の種子を有機認証しようと内部での手続きを密かに進めています
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ゲノム編集食品について、EUは遺伝子組換え食品と同様であり同じ規制をすることになっています。(EU司法裁判所の判断あり)
現在、世界でゲノム編集食品を遺伝子組換え食品と違って安全だとしているのは米国と日本だけです
(中略)
ここにきて、農水省はみどりの食料システム戦略を発表して2050年までに日本の耕地面積の25%を有機栽培にして、農薬も化学肥料も半減すると打ち出しました
私も当初は喜んだのですが、農水省の中間とりまとめ (写真参照) を読むと背筋が寒くなってきました。
革新的な技術で実現と書いています。
(中略)
世界の農業は無農薬無化学肥料の有機栽培に変わろうとしている現在、日本だけが 遺伝子操作したものを有機認証しようと

しかし諦めることはありません
愛媛県の今治市は 食と農のまちづくり条例で市の承諾なくして遺伝子組換え農産物を作った場合には 半年以下の懲役、50万円以下の罰金に処すとなってます。
韓国は市町村の条例で学校給食を無償有機食材にすることを定めました。
地方から私たちの闘いはこれからです

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