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映画「新聞記者」が今年度日本アカデミー賞6部門で受賞 〜 「忖度」の空気を打ち破る!

竹下雅敏氏からの情報です。
 15日、日本アカデミー賞が発表され、昨年夏に公開、話題をさらった「新聞記者」が優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演女優賞などなど6部門での受賞を果たしました。ご存知の通りこの映画は、現実の安倍政権をモデルにしたとみられる生々しい設定で、どのような理由からかテレビ等での宣伝は一切されなかった中、大変な観客動員数を叩き出しました。またこの映画のプロデューサー河村光庸氏の次回作に対し、独立行政法人日本芸術文化振興会が突如、助成金の内定を取り消し、交付しないことを決定した事件がありました。この時、所轄官庁の文化庁も「不交付は適切」と表明し、世界の文化助成の常識からは考えられない公的権力の介入を見せつけたのでした。
 これについて、河村プロデューサーは「表現の自由を損なうような違憲を官僚が平気で行った」と批判しつつも、これら官僚の判断に官邸が直接圧力をかけたとは見ていないようです。むしろもっとタチの悪い「同調圧力」「忖度」を自ら進んで受け入れた結果だと感じておられました。「命令されたわけではないのに上層部の意向を忖度し、(それが)どんどん下部に広がり、より過度な自主規制、過激な暴走へと繋がっていく」。
そんな息苦しさの中で、今回の日本アカデミー賞の受賞は、芸能界の「忖度」を打ち破ったと見ることはできないでしょうか。
 ここで6/18の時事ブログのコメントを振り返ってみて下さいな。昨今の中村格氏の警察庁次官就任などから秘密警察、恐怖政治という重苦しい空気を感じていましたが、この記事のコメントを読むと、現在の必死の官僚たちがアホらしく見えてきます。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)



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助成金不交付~官僚とメデイアに広がる同調圧力 映画「i-新聞記者ドキュメント-」に寄せて、河村プロデューサーが問う
引用元)
(前略)
独立行政法人日本芸術文化振興会(以下「芸文振」)が、去る7月10日、映画「宮本から君へ」への助成金を「公益性の観点から適当でない」との理由で内定取り消し不交付にした問題について、同法人を所轄する文化庁が、10月30日に「助成金不交付は適切だった」との「見解」を示しました
(中略)
今回の文化庁の「見解」は独立行政法人とは名ばかりで、公的権力の文化庁と芸文振は一体であることを自ら表明し、公的権力が文化助成への介入を宣言したようなものなのです。いとも簡単にです。
(中略)

 官邸の一極支配は、私たちが持つ「群れる」「空気を読む」という極めて日本的気質を巧みに利用し、「同調圧力」「忖度」のムードを霞が関とそれを取り巻くメディアに蔓延させ、日本の社会全体、私たち一人ひとりにもいつの間にか浸透させていたのです。
(中略)

 日本が多様性や個人を尊重する社会になるのか、それとも横並びで不自由な同調圧力社会になるのか。今、その正念場にあります
(以下略)

グーグル社のエンジニアによる内部告発「グーグルは危険、使用中止せよ」「情報は検閲され、ユーザーのプライバシーは盗まれます」

竹下雅敏氏からの情報です。
 グーグル社のエンジニアによる内部告発で、「グーグルは危険、使用中止せよ」とのこと。“情報は検閲され、ユーザーのプライバシーは盗まれます”と警告していますが、気になるのはグーグルが、“中国軍と協力している”こと。トランプ大統領が、中国を攻撃している理由はここにあると思います。
 トランプ米大統領はグーグル、ツイッター、フェイスブックが、「とても危ない領域に踏み込んでいる」と警告しています。これらの企業が闇の側に属しているのは常識の範疇です。
 私は、本能的にこれらの企業が嫌いで非常に警戒しているので、ツイッター、フェイスブックの記事への引用はしますが、自分では使いません。グーグル検索は使わず、Startpageを利用しています。スマホや携帯は持っていません。
 常識で考えてほしいのですが、芸能人が不倫をして週刊誌にすっぱ抜かれた時に、どうして不倫をした2人の会話が、週刊誌に出ているのでしょう。私はこのような社会は嫌です。不倫をした2人ではなく、2人の通話記録を外部に漏らした人物、あるいは組織が責められるべきだと考えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【必読】「グーグルは危険、使用中止せよ」元社員が本気暴露! 検閲、プライバシー無視…
内部文書漏洩でアンフェアすぎる実態発覚!
引用元)
(前略)
昨年 8 月、グーグル社で上級ソフトウェアエンジニアとして 8 年以上勤務してきたザック・ヴォリー氏は、捨て身の内部告発に踏み切った。そして、1000 件に上る内部文書を漏洩し、グーグルがもはや信頼できる検索ツールではない理由を明らかにした。
(中略)
「私は何年も前から訴えてきました、グーグルは危険であると。情報は検閲され、ユーザーのプライバシーは盗まれます。コンテンツは独自の優先順位で調整されます。すると、同社の思惑が反映された検索結果から人々の社会的行動に影響が及ぶことは想像に難くないでしょう」(ザック・ヴォリー氏)
(中略)
ヴォリー氏による「グーグル・デトックス」には以下の方法がお薦めとのことだ。
1:Google 検索をやめる。代わりに、DuckDuckGo や Startpage を利用する。
2:Gmail の使用を中止して、Protonmail にする。
3:Android 携帯から iPhone に切り替える。

(以下略)
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トランプ大統領、Twitter でグーグルを攻撃--「厳しく監視」と警告
引用元)
Donald Trump 米大統領が、またも Google を狙い撃ちしている。米国時間 8 月 6 日の朝早くに投稿した一連のツイートの中で、Google の最高経営責任者(CEO)である Sundar Pichai氏を攻撃したほか、2020 年の米大統領選挙を前に同社を「非常に厳しく」監視していると警告した。
(中略)
Trump 大統領は、大統領執務室で Pichai 氏と会談し、Google による 2016 年米大統領選挙での役割や中国における人工知能(AI)の取り組みに疑問を提起したことを明らかにした。
(中略)
大統領は 2018 年 8 月、Google の検索結果が「不正に操作」されており、自身に関する否定的なニュース記事が多く表示されるようになっていると主張した。
(以下略)

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1/12 全国で「安倍やめろ」デモ、新宿では主催者の予想を上回る参加者に加え、沿道からも共感の声 〜 総理のご馳走が効いたか報道はわずか

 1月12日、全国で「安倍やめろ」のデモが行われました。とりわけ新宿のデモは主催者の予想を大きく上回る参加者があり、また沿道の人々の声援や励ましも目立ったようで、参加された方は「みんなも怒っている」と感じられる手応えだったようです。大人しいと言われる日本人のこうした動きを「国営」NHKはさっぱり伝える気はないようです。カナロコ神奈川新聞、毎日新聞と朝日新聞が記事にしました。ネット上ではデモに対するネガティブなツイートが湧き、あべぴょんを辞めさせた後どうするんだと心配されるネトウヨの方々へは「後の首相に求められる資質」を異邦人さんが列挙されました。せめて公文書を改ざんしない、統計の数字を盛らない、有権者を買収しない、国会サボって官邸で芸能人と遊ばない、、などなど、その程度のまともな人は他にいくらでも居るって。
 首相に望む最低限の資質は今やハードルがやたら低いですが、メディア側にもせめて権力者からのごちそうに食いつくような情けないことをしないで欲しいですわ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)




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「戦争に加担するな」「改憲を止める」 新宿で安倍首相退陣求めるデモ
引用元)
自衛隊の中東派遣や「桜を見る会」の疑惑、公文書改ざんなど数々の問題に抗議し、安倍晋三首相の退陣を求めるデモ行進「OccupyShinjuku(新宿占拠)0112」が12日、東京・新宿であり、主催者発表で約3000人が集まった。参加者は「戦争に加担するな」「改憲を止める」など思い思いのプラカードを手に「安倍は辞めろ」などと声を上げた。
(以下略)

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自衛隊中東派遣「戦争に加担するな」 各地で反対デモ
引用元)
自衛隊の中東派遣や首相が主催する「桜を見る会」の問題をめぐり、安倍政権に抗議するデモが12日、東京・新宿であった。名古屋や大阪、北九州市などでも同様のデモがツイッターで呼びかけられた
(中略)
名古屋市の繁華街・栄でも主催者発表で約150人が「米国の戦争に加担するな」などと書かれたプラカードを掲げながら街を歩いた。
(以下略)

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世界が第三次世界大戦を危惧する中、お正月ゴルフで「ゆっくりした」あべぴょん、そしてメディアが伝えない事実は無いも同然の日本

 3日の記事を受けて中東情勢を注視の時事ブログですが、イランは米国が中東から撤退することを望み、トランプ大統領も米軍の中東からの帰還を望み、そして第三次世界大戦を企むディープ・ステートは数万単位の増派を望む中、トランプ大統領が増派を決定したのは3000人。箱コネマンさんは「対シリア戦の時と同じ」という興味深い見解です。
 さて、世界各国は第三次世界大戦を危惧して、一斉に声明を出しています。一方で日本政府は昨年、国会を通さずに「海上自衛隊の哨戒機を今月下旬、護衛艦を来月上旬に派遣予定」すると閣議決定しています。ここまで事態が緊迫しているというのに、我が国の首相は正月休暇の真っ最中。会食、映画にゴルフ三昧で、一国の首相として中東情勢をどう見ているのか、我が国はどのような立場をとるべきかを発表する場面で「ゆっくりできた」とのコメント。
あんた、かつてイランで「橋渡し役になる」って言ったのでしょう?
 しかし正月ボケの首相を笑えません。
来日している外国人観光客がイラン攻撃の話を交わす中、自衛隊派遣の当の日本人のトレンドに「中東」のワードは無かったそうです。マスメディアが取り上げないものは世の中に無いも同然の日本でした。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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首相、休暇中4回目のゴルフ 年末年始「ゆっくりした」
引用元)
安倍晋三首相は4日、千葉県袖ケ浦市のゴルフ場で籔本雅巳錦秀会グループ最高経営責任者(CEO)らとゴルフをプレーした。年末年始の休暇に入ってから4回目。記者団からリフレッシュできたかと問われ「おかげさまでゆっくりした」と答えた

 首相の休暇は5日までの予定。6日は三重県伊勢市で伊勢神宮に参拝し、現地で記者会見する。

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首相、中東情勢言及せず イラン訪問時「橋渡し役」自負
引用元)
 安倍晋三首相は4日、米軍がイラン革命防衛隊の司令官を殺害し、緊迫する中東情勢について記者団から問われ、「今月、諸般の情勢が許せば中東を訪問する準備を進めたいと思っている」とだけ述べた。政府は昨年末に自衛隊の中東派遣を閣議決定し、首相は今月中旬にサウジアラビアなどへの訪問を調整中だが、具体的言及を避けた形だ。
(以下略)
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テレ朝の元旦・安倍総理独占インタビュー番組の気持ち悪さ 〜「桜を見る会」疑惑は安倍総理の言い分のみを垂れ流し、あげく「憲法改正で解散」を問うインタビュアーの怪

 切れ味の良い論評をされる毛ば部とる子さんが、まのじのモヤモヤをビシッと代弁しておられました。元旦に放映されたというテレ朝の安倍総理への独占インタビュー番組をネット上で知るにつけ、なんとも名状しがたい気持ちの悪さを感じていました。
 ネット上で主に指摘されていたことは、「桜を見る会」名簿が「破棄済みで検証不能」という事態に対して、安倍総理からは「個人情報流出の危険があるためルールに従って処分した」という、これまで通りの周回遅れの回答にとどまったことから、「たかだか1万8千人のデータ管理もできないのならば、マイナンバーなど危なかしくて任せられない、即刻やめろ」というものでした。
それはそれでもちろん真っ当な指摘ですが、それ以上の気持ちの悪さの原因は、小西ひろゆき議員のツイートが指摘されたように、安倍総理の言い訳を垂れ流しただけに終わり、この貴重な機会に正しい追求ができなかったテレ朝にありました。毛ば部氏の言葉を借りれば「本当にアタマが腐っているとしか思えない」提灯番組でした。
動画12:20あたりから「憲法改正での解散があるか」という仰け反る質問を発したインタビュアーに
 「バカなのか?」
とのツッコミは拍手でした。
総理大臣は憲法を守ることが義務、自民党総裁は「解散」をする権限はない、この当たり前をなし崩しにするマスコミが、ここまで安倍晋三をのさばらせてしまったのだと改めて感じたのでした。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安倍総理、「桜を見る会」文書・残る任期・解散語る
引用元)
安倍総理大臣がANNの単独インタビューに応じ、「桜を見る会」に関する行政文書の保存期間について見直す考えを表明しました

 安倍総理大臣:「(招待客の名簿は)個人情報ですから、残っていることで流出する危険性がある。しかし、(桜を見る会の)公文書の在り方については様々なご指摘もございますので、そういうご指摘も踏まえて検討していきたいと思ってます」
 安倍総理はこのように述べ、招待客の名簿のほか、会の実施要領、業者との契約の書類など桜を見る会に関する行政文書の保存期間を見直す考えを示しました。(中略)

(以下略)
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テレ朝の「安倍首相独占取材」の内容がひどい件
2020年元旦に放送された《最後の課題・ポスト安倍”・・・総理の胸中を独占取材》というテレ朝の独占インタビューがあったのだが、これがなかなかひどい内容だった。(動画へのリンク
(中略)

挙句の果てに、インタビュアーはこんな質問までしている。

「憲法で解散というのはあるのですか?」

バカなのか?

何年か前までは、安倍首相自身ですら「改憲」に触れるときは、「自民党総裁として」或いは「総理大臣として」の発言には気を使い、使い分けていた。
総理大臣には、憲法を遵守した上で任務に当たることを求められるからだ。
そして一方、「解散」は「自民党総裁」として出来ることではない
当たり前だ。
(中略)
あくまで「総理大臣として」なのである。
総理大臣が、改憲を訴えることそのものが憲法違反になると言われているのに、「改憲を争点に解散を打つことはあるのか?」と、この愚かなインタビュアーは総理大臣本人に尋ねているのだ

本当なら、安倍首相が「改憲で解散」などと言いだした際に、
「えっ・・それは憲法違反なのでは、総理?」とツッコむのが権力を監視する彼らの社会的役割のはずだ

あくまで「自民党総裁」として改憲を唱えていた安倍首相が、なし崩しに「総理大臣」として改憲を唱えて憚らなくなったのは、マスコミにも責任があると思う。
こういうトロい総理大臣への対応が、彼をここまで増長させてしまったのだ


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