竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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シリアのテロリストに関する事実
ナジャフィー解説員
シリア政府が、「テロリストとは協議しない」とはっきりと強調しました。シリアで活動するテロリストについて、様々な事実が明らかにされたことで、これまで以上に彼らの人道に反する本質が明らかになっています。
シリアのメクダド外務次官が、「シリア政府は、シリア国民を殺害するテログループとは協議を行わない」と強調しました。メクダド次官は、シリアのテログループに対する西側や地域の一部政権の支援に触れ、「シオニスト政権イスラエルの諜報機関モサド、サウジアラビア、ヨルダン、アメリカ、一部のヨーロッパ諸国の専門家や軍事関係者が、ヨルダンにある作戦室に集まり、シリアのテロリストを支援している」と語りました。また、メクダド次官は、シリアの情勢変化におけるイスラエルの役割について、「シリアの出来事の裏にはイスラエルがいる。テログループから押収した武器がイスラエル製なのは、そのためだ」と語りました。
多くのテロリストは、パレスチナ被占領地・イスラエルにあるこの政権の医療施設を利用しています。シリアのゾウビ情報大臣は、30日土曜に首都ダマスカスで開かれたバアス党の会合で、シリアの反体制派はアメリカや地域の一部アラブ諸国の情報機関とつながっているとし、「シリアの政府と国民の抵抗が、反シリアの陰謀を企てる人々を当惑させている」と語りました。
シリアのアサド大統領も、シリアの国民と政府に対する敵の陰謀の継続に触れ、テロによる妥協を否定し、テロリストに対して完全に勝利するまで、陰謀への抵抗を続けると強調しました。
これについて、アサド大統領は数日前にも再び、「サウジアラビアがテロを支援し、傭兵を派遣し、シリアの武装グループに資金や武器を供与する限り、戦争は続くだろう」と強調しました。
最近、アラブ諸国の政治グループの代表団がアサド大統領と会談しました。アサド大統領はこの会談で、「サウジアラビアや他の国々がテログループへの支援を続けていることが、危機の解決を遅らせている」と語りました。アサド大統領はさらに、「シリア政府は、テロと戦っている。シリア問題の解決を目指し、来年1月に予定されているジュネーブ2の会議への参加について、いかなる前提条件も受け入れない」としました。
さらに、「一部の人は、我々が協議に参加し、権力を彼らに移譲することを望んでいる」とし、「シリアの国境の外側から、テロリストが派遣され、資金や武器が供与され続ける限り、我々がテロリストの追跡を止めることはない。シリアの領土を守る我々の権利を侵害することのできる者は世界に存在しない」と強調しました。
記事を読むと学者の方々の危機感は相当なもので、本気だと感じました。“10年の懲役を覚悟した命がけの戦い”という言葉は、その覚悟を表していると思いました。どの位多くの人々が、本気で良い社会を作ろうと立ち上がるかが問われていて、そうした人々の努力なしには、良い社会は決して現れないのです。