アーカイブ: 日本国内

里山社屋主義(23) 筋交い

筋交い
瓦工事の前の話ですが、筋交い(すじかい)が入りました。

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木を組み立てて四角□を作った経験がある方はご存知と思いますが、筋交いという斜めの部材がないと、横から四角に力を加えた時に、平行四辺形のように曲がってしまいます。

建前の時に「仮筋交い」(青い部分)を入れておき、屋根仕舞いのときにきちんと筋交い(赤い部分)を入れます。

ちなみに筋交いは西洋から取り入れられた技術で、それ以前の日本ではこれを使わずに建物を作っていました。(参考記事:探ってみよう、木の家の「底力」 筋交いは地震の力に対してガッチリと抵抗します。それ以前の日本の建築は、地震に対してしなやかにたわんで力を逃がすようになっています。西洋的な剛の考えと、東洋的な柔の考えの対比がここに現れていますね。



ところで、筋交いが入った所には窓やドアを入れることができません。

sassi
こちらの不手際のため、サッシを入れる予定の位置に筋交いが入ったところがあります。

大事な部分でなければサッシを移動すればよいのですが、位置が重要なら、伝え忘れなどのないようにしておく必要があります。(とはいえ構造上やむを得ない場合もあるので希望通りになるとは限りません。)

(スタッフ・白井薫)

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麻生大臣が「90歳になっても老後が心配とか、いつまで生きてるつもりだよ!」と発言…若い人は“正論”だと考えることが多い様子 〜 これだけ格差を広げた筆頭は麻生

竹下雅敏氏からの情報です。
 麻生発言が問題になっています。記事の太字の部分です。面白いのは若い人の場合、概ね下のツイートのように、“正論”だと考えることが多いようです。これは、その下の絵にある“厚生年金の世代間不公平”を見ても、若い人たちがこう考えるのも無理はないと思います。しかし問題なのは、自民党政権のひどい政策と政権運営で、これだけ国民の格差を広げ、懸命に働いてもまともな暮らしが出来ないようにしておいて、なおかつ自分たちは大企業からの寄付金で贅沢三昧、その筆頭である麻生がこんなことを言っても、何の説得力もないというところだと思います。
 実は、このニュースを知って、“爬虫類人(レプティリアン)だけど質問ある?身バレしない程度に応える”というスレを思い出しました。地球原産の爬虫類人を自称するスレ主が、様々な質問に答えているのですが、その中の104に“戦争の時には高齢者やウイルス感染や重傷を負った病人が率先して前線で活躍するのが自分らの暗黙の了解というか、(サガ)だね”とあり、ネガティブな存在だとされる爬虫類人の方が、地上の我々よりずっとまともなのではないかと思った次第です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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麻生大臣、血も涙もなく、「90歳になっても老後が心配とか、いつまで生きてるつもりだよ!」
(前略)

『思ったより伸びなかったのは、個人の消費です。間違いなく1700兆円を超す個人金融資産がある。すさまじいお金。そのお金が消費に回らない。買いたい物がないとか、将来が不安だからとか、いろんな理由あるだろうが、いずれも伸びない。金なんてね、あれ見るもんじゃねえんだ。触るもんでもねえ。あれは使うもんだから。使って回さないとどうにもならねえ。じーっとしているのが最大の問題だ。

(中略)...

 金ってのは、ない時はためるのが目的になるさ。しかしあったら、その金は使わなきゃ何の意味もない。金ってそういうものだ。従って何に使うのか決めてもらいたい。どうしたいんです? さらにためてどうするんです?

 90歳になって老後が心配とか、訳のわかんないこと言っている人が、こないだテレビに出てたけど、オイ、いつまで生きてるつもりだよと思いながらテレビを見てましたよ。

(以下略)...

 この太字・赤字にした部分が、(編注:上記『90歳になって…』の段落の太字・赤字のこと。それ以外の赤字はシャンティ・フーラによるもの)お年寄りには早く死ねと言わんばかりだということで、人道上の問題になっています。

 また、個人が貯蓄に励むのは、政府が個人に今後自分の生活が安心だと思ってもらえるような政治をしていないからこそであって、麻生大臣のように国民のせいにするのではなくて、自分たちの政策を猛省しなければいけないところです。

 さらに、もう一つ酷いと思うのは、個人の貯蓄高のことだけ言っていて、法人の内部留保の問題を言わないことです。

 利益は上げているのに、実質賃金は何十か月も連続してマイナスになるくらい出し渋るので、300兆円を超える内部留保が法人に貯まっています。

 そのことには触れないのも大問題だと思います。

(中略)...

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里山社屋主義(22) 瓦工事

瓦工事
屋根仕舞の次は瓦工事です。

ルーフィングの上に桟木を打っています:

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つづいで瓦葺き。石州瓦の銀黒色です:

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瓦屋さんならではの金物、バラ釘でガッチリ止めていきます。瓦を外そうとすると、瓦の方が割れてしまうこともある位の保持力です。

一番てっぺんの「棟瓦」の形は色々ありますが、今回は「7寸丸一本伏せ」。ごてごてしないシンプルなデザイン。安い上に、これが一番丈夫なそうです:

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ずっと天気が良かったお陰で、3日で瓦が葺き終わりました:

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瓦のほかにも屋根材の選択肢は色々とあります。代わりの選択肢として一般的なのは:

コロニアル(スレート)
アスファルトシングル
ガルバリウム屋根

といったところでしょうか。

こうした選択肢は、材料費・工事費が安い(瓦にした場合の半額程度に抑えられる)こともさながら、特にセルフビルドで家を建てる場合においては、その軽さ・施工のやさしさから多く採用されるようです。

一方、遮熱性能が低いため、ロフト(屋根裏)がとても暑くなる。耐久性が低く10〜20年に1度塗装などの大規模なメンテナンス、あるいは葺き替えが必要になる。といったデメリットがあります。

これに対して瓦は遮熱性能が高く、夏場のロフトも快適さが増します。何といっても一度まともな業者が葺けば、基本的にメンテナンス無しで50年、うまくすれば100年保つといわれています。

今回14坪の建物の瓦を葺いてくれたのは個人の瓦屋さん。材料を含めた工事一式で56万円ほど。また大工さんの紹介で、「この人が葺いた所はこれまで漏ったり壊れたりしたことがない」との太鼓判の腕で安心でした。

個人でされている良い瓦屋さんとご縁がもてれば、メリットとお金のかけ方を天秤にかけた時に、瓦は非常に高い投資効果がある選択だと思います。



あとはデザインの問題でしょうか。ログハウスなどに合わせて洋風にしたい場合、少し高くなりますがスペイン瓦などもあります。

建築のどこにお金をかけるか…は悩ましい事のひとつ。後々のことを考えたら、瓦はひとつのポイントのようですね。

(スタッフ・白井薫)

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[Dr.苫米地]三菱UFJ仮想通貨発行 〜三菱東京UFJ銀行などの外資系メガバンクが日本の中央銀行に〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 三菱東京UFJ銀行が、来秋に独自の仮想通貨を発行するということです。これが何を意味しているのかを解説している動画です。
 4分15秒〜5分8秒をご覧下さい。ここで苫米地氏は、仮想通貨発行とは、これまでの日本政府の通貨発行権を侵す行為であり、円以外の通貨発行が初めて日本で認められるということだと言っています。仮想通貨は、AI(人工知能)とワンセットなので紙の処理が無くなり、銀行員の大量リストラに繋がると言っています。
 5分45秒〜6分22秒のところでは、仮想通貨の発行によって日銀の金融政策が無効になってしまうため、事実上、金融政策が日銀から三菱東京UFJへ移ることを意味しており、このことは来秋以降、“三菱東京UFJ銀行などの外資系メガバンクが日本の中央銀行になるということ”を意味しているとしています。
 8分30秒以降では、三菱東京UFJが発行する仮想通貨の実態は、JPモルガン通貨、ロックフェラー通貨と言えるもので、今回の通貨発行で使用するブロックチェーンの技術も、実はJPモルガンの技術のライセンス使用を受けたものだということです。
 ブロックチェーン技術では、個人と個人の取引となるため暗号化が必要で、そうすると当局にもお金のやり取りが見えなくなり、パナマ文書を遥かに超える脱税が可能になるため、苫米地氏が開発したアルゴリズムを使用するなどして、脱税を防ぐ必要があるとしています。
 こうした仮想通貨は、最終的にはキャッシュレス の人工知能による管理になって行くように見えますが、私がよくわからないのは、通貨流通量を誰がどのようにして管理するのでしょう。通貨の裏付けが全く無いので、これまで人間がやっていたこと、すなわち、日銀の黒田などの愚か者から、ちっとはまともに学ぶ人工知能へと置き換わるというだけなのでしょうか。私には、今のままでは上手く行くようには思えません。
(竹下雅敏)
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6/16 MUFJ仮想通貨発行 Dr.苫米地
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[Everyone says I love you ! 他]福島原発事故のメルトダウン隠し。東電の清水社長が炉心溶融という言葉を使うなと指示を出していた!

 「炉心溶融(メルトダウン)」を「炉心損傷」という言葉に置き換えた、福島原発事故のメルトダウン隠しですが、昨日発表された第三者検証委員会の報告書によると「当時の清水正孝社長が『炉心溶融という言葉を使うな』と社内に指示していた」とのことが明らかになりました。いつもの「おともだち」検証委員会の報告書ということで「故意ではないし、組織的関与はない。」という調査結果を予想していましたが、「組織的関与」を認める報告書が上がってきました。この部分は、第三者検証委員会が機能したというよりも、おしどり夫妻山本太郎氏が指摘し、注目する人がたくさんいたからではないでしょうか。 
 第三者検証委員会がちゃんと機能していなかったことは、今回の報告書に対しておしどりマコさんが「当時の会見で(東電が)どの様に炉心溶融、炉心損傷という言葉を使って説明していたか。…当時の記者会見を今回の調査で調べられたか」という主旨の質問に対して田中康久委員長が「それは具体的に言うと、調べてません」と発言していることからも明らかではないでしょうか。
 また、清水正孝元社長の『炉心溶融という言葉を使うな』という指示の大元は、官邸からの指示となっていますが、当時首相だった菅氏や官房長官だった枝野氏はこれを完全否定しています。驚くのは、第三者検証委員会が菅・枝野両氏に聞き取りを実施していないことです。「菅民主党政権に罪をなすり付けた」と言われて当然だと思います。選挙において、民進党にとってはダメージに、自民党にとっては利する報告書になっていると思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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福島原発事故のメルトダウン隠し。東電の清水社長が炉心溶融という言葉を使うなと指示を出していた!
 東京電力が福島第1原発事故当初、原子炉の核燃料が溶けるメルトダウン=「炉心溶融」が起きていたのに、炉心溶融と言わずに「炉心損傷」と過小評価の説明をしていたことが明らかになっています。

 この問題について同社が原因調査を依頼していた第三者検証委員会が

当時の清水正孝社長が『炉心溶融という言葉を使うな』と社内に指示していた

との報告書をまとめたことがわかりました。


 この問題を巡っては、東京電力のこれまでの説明では、炉心溶融に

「正確な定義があるわけではなく、誤解を与えるおそれがあり、使わなかった」

などと東電は説明してきており、具体的な指示関係が明らかになったのは初めてです。

 事故当時、当時の清水社長が事故から3日後の3月14日夜、記者会見中だった武藤副社長に対し、広報の担当者を通じて、炉心溶融と書かれた手書きのメモを渡させ、官邸からの指示として、

「炉心溶融ということばを使わないよう」

指示していたことが分かった
ということです。

 ここで、また菅民主党政権に罪をなすり付ける「官邸からの指示」だという話が出てきていますが、報告書は、清水社長などへのヒアリングで、官邸の誰からどのような指示や要請を受けたかは解明できなかったとしています。

 日本国中が注目している中で嘘をつくという、電力会社の安全管理意識がこれほど低いことがまたも明らかになったわけで、他の原発を管理している電力会社の出してくるデータも徹底して疑ってかかる必要があると言えるでしょう。


この問題に深く切り込んだのが、同じく東電の原発を抱える新潟県の泉田知事が設置した技術委員会です。

素晴らしいですね。

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