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文春のスクープ「NHKがコンサル企業に“受信料49億円”」、コンサル6社は外資系企業
まるで893と言われるような受信料の徴収を行い、それらのお金が番組制作に役立つどころか外国企業にザブザブ送っているNHK。まるで統一教会の集金ルートのようです。そう言えばNHKの番組にはサブリミナルのように統一協会関連のものが忍び込んでいました。プロパガンダ機関に堕し、国民のお金を収奪するようなNHKは不要ではないか。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

文藝春秋編集部
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) November 4, 2022
《内部資料入手》NHKがコンサル企業に“受信料49億円”を注ぎ込んでいた!https://t.co/6SPioReuzy
率直に言います。アクセンチュア、デロイト、ボストンなどの米国系コンサル会社は、CIAの巣窟。なぜ日本のコンサル会社を使わないのか? 受信料で米国情報機関に援助するだけ。
— どらえもん🦞 (@doraemon0349) November 5, 2022
《内部資料入手》NHKがコンサル企業に“受信料49億円”を注ぎ込んでいた! | 文春オンライン https://t.co/HoWG83G7Po
「文藝春秋」特別取材班はB4判3枚の内部資料を入手。そこには〈2か年(2020年・2021年)取引高上位6業者の件名と組織と金額〉と書かれている。
この〈上位6業者〉とは、ボストン・コンサルティング・グループ、デロイトトーマツコンサルティング、野村総合研究所、PwCコンサルティング、ガートナージャパン、アクセンチュアの6社だ。2020年度、NHKはこの6社に対し、計約32億円を注ぎ込んでいる。
(中略)
NHK広報局にコンサル費用について説明を求めたが、「回答は差し控えます」とのことだった。
(以下略)

河北新報が攻めの報道 〜 ワクチン接種率とコロナ新規感染者との関係を独自のデータで検証「自然免疫抑制の可能性」、専門家の意見にも反論の報道姿勢
以前の時事ブログでも取り上げた全国47都道府県の、5歳から11歳の1回目接種率、2回目接種率を比較した表では、関西が10%程度であったのと対照的に、秋田、山形は50%に迫る接種率でした。厚労省は9月中旬以降の山形県の数値を公表していないらしく、そのため河北新報は県発表データや国勢調査を元に独自に算出した結果、秋田、山形の5歳以上の3回目接種率は秋田が77.6%で全国1位、山形は75.4%で2位となり、全国19.1%を大きく上回りました。
この高い接種率の一方で、秋田、山形の新規感染者は一向に減らず、それどころか増加の兆しもあります。この現象について県は「原因や背景は不明」としています。ワクチン接種を推奨する宮坂昌之大阪大名誉教授(免疫学)は「感染者が増えて心配になった人が接種し、ワクチン接種率が上がったためだ。」として感染も死亡もワクチン未接種者の方が多いと判断しています。これに対し河北新報は、接種率が高かったのは7月中旬で、10歳未満の第7波のピークは8月中旬だと検証しています。
また同じ現象に対して、遺伝子治療やワクチンに詳しい小島勢二名古屋大名誉教授は「ワクチンが自然免疫を抑制した可能性がある」と分析しています。
さらに河北新報は、データ収集や分析方法について、国が必要な検証を行っていないことを指摘する医療ジャーナリストの鳥集徹氏の「ワクチンの安全性と有効性を検証するため、接種者と未接種者の予後を調べる研究を国が第三者機関に委託して実施すべきだ。」との意見を掲載しています。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

ワクチン高接種率とコロナ感染増に因果関係? 秋田と山形 10歳未満の新規感染、下げ止まり傾向 | 河北新報オンライン
— 【宝塚の宮澤】医師 宮澤大輔 Daisuke Miyazawa👥 コロナワクチン年齢別派 (@blanc0981) November 2, 2022
ほら東北の子供は逆に感染しやすくなっちゃったと新聞が報道。ADEだよ。
https://t.co/bdV2kbLSzs pic.twitter.com/NUvrB7M80N
自然免疫抑制の可能性
大阪を含め全国で減少が顕著になった9月中旬以降、秋田、山形両県では増加の兆しもみられるなど下げ止まり傾向が続いている。
両県の5歳以上の3回目ワクチン接種率(11月1日時点)は秋田が全国1位(77・6%)、山形が2位(75・4%)と高い。5~11歳の2回目接種率も秋田46・9%、山形44・9%(いずれも10月8日時点)で大阪(7・8%、同10日時点)や全国(19・1%、同17日時点)を大きく上回る。
(中略)
(中略)ワクチン接種を推奨する宮坂昌之大阪大名誉教授(免疫学)は「(秋田と山形の状況は)感染者が増えて心配になった人が接種し、ワクチン接種率が上がったためだ。世界各国のデータを見れば感染も死亡もワクチン未接種者が多く、接種回数を経るごとに大きく減っている」と主張する。
(中略)
遺伝子治療やワクチンに詳しい小島勢二名古屋大名誉教授は「ワクチンが自然免疫を抑制した可能性がある」と分析。「抗体ができるまでの接種後2週間が最も感染しやすい。接種を複数回受けるとワクチンの持つ免疫抑制効果が優位になり、感染症にかかりやすくなる」と話す。
(以下略)
まみむのメモ(51)〈食べられる野草図鑑・秋(2)〉
その日から朝夕にヨモギとドクダミ、キンミズヒキなど2〜3種類の葉をすり鉢でトントン潰して水を少し足し、青汁をスポイドや針のない注射器で吸い取って、口の横の歯のない隙間から喉に流して飲ませました。目の上の炎症が見られる部分にも潰した葉っぱで青汁を刷り込んで、目やにを拭き取るようにしました。
すると徐々に元気を取り戻し、匂いが減り、食欲も体力も回復してきました。これはここ2〜3週間の話です。今やっと安心できるくらいになりました。心配な時、3度ほど除霊と浄化の祈りも一緒にさせていただきました。
こうして今回改めて草の薬効を実感したのです。身近に生えてくる植物は必要があるから生えて来てくれることが多いように感じます。
追伸
今朝、口から血をポタポタと落とし、見ると血の塊のようなものが口端についていました。かなりティッシュで血を拭き取って後は出血は止まりました。内臓が痛んでいるようです。まだまだ予断は許されない状態なのがわかりました。早速、キンミズヒキ・ヨモギ・ヒメジョオンなどの青汁を飲ませました。動物病院へ連れて行こうか迷うところですが、ストレスが大きくかかるのと、病院の抗生物質治療はこれまでの経験で予想できます。膝の上に来たがって離れませんので、このまま様子をみようと思います。
そんなに老猫というわけではなく、今年の夏は元気でした。毎朝出かけていて、早朝道路に落ちているセミなどを見つけては食べていたようです。1度だけ昼間に目の前でセミをぺろっと食べたことがあり、食べ慣れている様子でした。昆虫食の有害性についての記事が紹介されていましたので、気になっていました。この頃毎日草の中にいるのが好きなのも、たくさんいるバッタを食べているのかもしれません。1歳年下のもう1匹の方は元気に走り回っています。こちらの家猫は毎朝出かけてはいませんでしたし、草むらに入ってバッタを獲っている様子もありませんので、昆虫を食べていないと思います。もしかしたら、「哺乳動物には昆虫食は有害だよ」と身をもって教えてくれている?
ゲンノショウコ(現の証拠)

時期 | 早春に新芽を出し、花期は7〜10月。秋に種から芽を出してそのまま越冬するものもある。 |
場所・環境 | 日本では北海道の草地や本州から九州の山野に分布する。また国外では、朝鮮半島、中国大陸などに分布する。日当たりの良い野原や道ばた、山野、原野、水田のあぜなどに自生する。 |
花 | 夏から秋にかけて、枝先および葉の脇より長い花軸を出して2~3個つける。紅紫色または淡紅色、白色で直径1〜1.5cm。東日本は白い花、西日本には紅紫色の花が多い。花弁と萼片は5個、雄しべは10。花柱は5裂する。![]() ![]() |
葉 | 茎は分岐して先端は約30〜50センチメートル(cm)に立ち上がって伸びるが、下部は地表を這うようにして横に伸び広がり、茎葉に毛があり、節の下部は下向きの毛が生えている。葉は長柄を持ち対生、形状は掌型に下部の葉は5深裂、上部の葉は3深裂し、巾は5〜3cm位。裂片は先でさらに3つに分裂し、倒卵形である。葉の縁は鋸歯型で、柔らかな葉質である。若葉には暗紅色の斑点がある。茎や葉には毛があり、茎の上部、葉柄、花柄、萼には腺毛(分泌液を出す毛)がまじる。![]() |
実 | 花が咲き終わったあとにできる果実は、鳥のくちばしのように細長い形をした蒴果(さくか/乾燥裂開する)を結び、長さは15〜20 mmほどの線形で毛が密生する。熟すと皮が下から5つに裂開して反り返り、反動で中から5個の種子を1つずつ弾き飛ばす。5裂片は蒴果の先端だけについていて、下方は外側に巻き上がる。種子で繁殖する。![]() |
根 | 浅く横に広がる。![]() |
見分けるポイント | 採取は花の咲いている時期にすると間違わない。近い仲間にアメリカフウロ、老鸛草(中国語版)などがある。薬効を示す主な成分は、タンニンでゲンノショウコの仲間のイチゲフウロ、タチフウロ、コフウロ、シコクフウロ、アメリカフウロ、ヒメフウロなどは、ほとんどゲンノショウコと同じ目的で用いる。 中国のゲンノショウコの仲間である老鶴草(ろうかくそう)は、全草を筋骨増強、リューマチ、解熱、はれものに煎じて用いている。 |
間違えやすい毒草 | 幼時は茎が横に張っていないので、ゲンノショウコの若葉は、キンポウゲ類やトリカブトの有毒植物に非常によく似ているので要注意。夏の開花期に採取すると花で確認ができる。 |
生え方 | 多年草 |
学名 | Geranium thunbergii |
科名・属名 | フウロソウ科・フウロソウ属 |
採取方法 | 一般に開花期である7〜8月頃に根を除いて刈り取り、洗って十分水気を除いて、天日で乾燥させたものが生薬になり、ゲンノショウコと呼んでいる。日本薬局方では茎・葉をゲンノショウコ、その粉末をゲンノショウコ末という。 |
あく抜き | 塩をひとつまみ入れた熱湯で7~8分茹で、冷水に15分さらす。 |
調理法 | 天ぷら・・・若葉を生のまま薄く衣をつけて低温で揚げる。強い香りと苦みが感じられる。 炒め物・・・したごしらえをし、ニンジンや豚肉などと炒める。 少し濃いめの味つけ。 お茶・・・土用のころ、花の盛りに全草を採取し陰干し。 |
他の利用方法 | 薬用 |
効能 | ゲンノショウコは、飲みすぎても便秘・下痢などの副作用がなく、優れた健胃整腸剤といえる。食中り、下痢、慢性の胃腸病、便秘に効き目があり、煎じる場合は、時間をかけて十分煎じる必要がある。 下痢止めに1日量20グラムに、水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、温かくし、適宜2回に分けて服用。胃腸の弱い人は、お茶代わりに飲んでもよく、利尿の目的で使用するときは、10~15グラムを1日量として、0.5リットルの水を加えて、5~10分煎じ、3回に分けて食間に服用。高血圧予防には、ゲンノショウコ10グラム、ドクダミ10グラム、決明子(けつめいし)を少し炒ったもの5グラムを土瓶などで煎じて、お茶代わりに飲むとよく効くとされる。しぶり腹、冷え性、婦人の血の道には、ゲンノショウコ風呂(ゲンノショウコ100グラムとヨモギ100グラム)を用いる。 全体、特に開花時の茎葉に、フィロバロールタンニンを約20%、その他に没食子酸(もつしょくしさん)、クルセチオン、コハク酸などを含んでいる。タンニンとは渋のことで、たんぱく質などと結合して細胞組織を引き締める収斂作用、消炎作用、止血作用があるといわれる。根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、また茶としても飲用する。飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、薬効が強くて優秀な整腸生薬であることから、地方によりイシャイラズ(医者いらず)、さらにはイシャゴロシ(医者殺し)、「現の証拠」すなわち「ただちに効く」の意からタチマチグサ(たちまち草)、テキメンソウ(覿面草)などの異名も持つ。 |
その他 | ゲンノショウコはドクダミ、センブリなどと共に、日本では古くからの三大民間薬の一つに数えられ、下痢止めの薬草として知られている。江戸時代から民間薬として用いられるようになり、『本草綱目啓蒙』(1803年)にも取り上げられ、「根苗ともに粉末にして一味用いて痢疾(りしつ)を療するに効あり、故にゲンノショウコと言う」との記載が見られる。現代の日本薬局方にも「ゲンノショウコ」として見える。ただし、伝統的な漢方方剤(漢方薬)では用いない。 別名として、果実の形をろうそくに見立ててロウソクソウや、種子を飛散させた後の果実の形が、神輿の屋根のように見えることから、ミコシグサ(神輿草)、フウロソウとミコシグサを合わせてフウロソウミコシグサ(風露草神輿草)とも呼ばれる。また、葉の形にちなんでネコアシ(猫足)、ウメに似た花形と茎が細く伸びる姿からウメズル(梅蔓)ともよばれることもある。 |
参照サイト・文献 |
ウィキペディア
イー薬草・ドット・コム 松江の花図鑑 クラシリカ。 |
関連記事 | [第23回] 地球の鼓動・野草便り 昔からの生活の中の植物と薬効の高い植物 |
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![[櫻井ジャーナルより] 唐突に日本がトマホークを購入、配備することの意味 〜 先制攻撃能力を有する日本はアメリカの対中戦争の捨て石に](https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2022/11/m1104-1.jpg)
[櫻井ジャーナルより] 唐突に日本がトマホークを購入、配備することの意味 〜 先制攻撃能力を有する日本はアメリカの対中戦争の捨て石に
しかし先日、唐突に日本政府は巡航ミサイル「トマホーク」をアメリカから購入すると報じられました。「実際のところ、アメリカに命令されたということだろう。」と櫻井ジャーナル。2017年から2018年にアメリカがシリアに向けて発射したトマホークはロシアの防空システムなどにより約6割から7割が無力化され、現在ロシアとの関係を強めている中国に、このトマホークが通用するかは不明だとあります。にもかかわらず「核弾頭を搭載でき、地上を攻撃する場合の射程距離は1300キロメートルから2500キロメートルとされている」トマホークを日本が配備するということは、日本が先制攻撃を想定をしていると見なされ、中国が先制攻撃をする場合はこのミサイル基地が破壊されるでしょうし、日本側が先制攻撃をすれば「その直後に報復攻撃で沖縄の基地は破壊されるだろう。」
いずれにしても日本はウクライナ同様、捨て石にされます。アメリカはオーストラリアにある軍事基地へB-52爆撃機を配備する方針と報じられており、「そこが対中戦争の拠点となるはずだ」との見立て通り、嘉手納基地のF15戦闘機はしれっと退役、いや退避モードのようです。
日本の心ある政治家、官僚が冷静な判断を下すことを望む。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

(中略)
ところが、ここにきて日本政府はアメリカから亜音速の巡航ミサイル「トマホーク」を購入する意向だと伝えられた。アメリカ政府も応じる姿勢を示していると読売新聞は伝えている。実際のところ、アメリカに命令されたということだろう。
トマホークは核弾頭を搭載でき、地上を攻撃する場合の射程距離は1300キロメートルから2500キロメートルとされている。記事では「反撃能力」が強調されているが、このミサイルには言うまでもなく先制攻撃能力がある。「専守防衛」の建前と憲法第9条の制約は無視されていると言えるだろう。こうした話が出てきたと言うことは、今年初頭より事態が切迫しているのかもしれない。
(中略)
中国が先制攻撃するという想定なら、沖縄に建設されつつある自衛隊の基地はミサイルを発射する前に破壊される。そうした場所へ射程距離が1000キロメートルを越す攻撃的なミサイルを配備するということは、中国に対する先制攻撃を考えているとしか思えない。先制攻撃すれば、その直後に報復攻撃で沖縄の基地は破壊されるだろう。
(以下略)
アメリカ国防総省系シンクタンク「RANDコーポレーション」が今年出したレポートによると、アメリカはGBIRM(地上配備中距離弾道ミサイル)で中国を包囲しようと計画している。ところがインド太平洋地域でそうしたミサイルの配備を容認する国は日本以外にないという https://t.co/2xapGYezPt
— paravola (@paravola) November 3, 2022
いよいよ❌デー近しと見て嘉手納が叩かれるリスクを先読みしたか?
— 酔生夢死 (@An5J8) October 28, 2022
↓
嘉手納F15戦闘機、来年54機退役 F22が巡回駐留へ 英紙報道 | 2022/10/28 - 琉球新報 https://t.co/iSvjWeTW2q
<嘉手納のF15戦闘機が老朽化で常駐が見直され、順次退役へ。空軍はF22を、常駐ではなく半年単位の巡回配備で対応>
— 川端俊一 (@TX44uNcidIKR0uJ) October 29, 2022
中国との武力衝突の際、米軍の作戦構想では戦闘機部隊や空母打撃群などの「虎の子」は遠方に退避させる。
「抑止力が~」と嘆いているのはお人好し。https://t.co/ovRGW7KCVj
このフォーラムに際して、山田正彦元農水大臣が映画「食の安全を守る人々」の上映会場で講演をされた様子を、環境ジャーナリストの明石純子氏がを取材されていました。その講演内容に「あまりにも感動した」ということで急きょダイジェストで公開されていました。
動画のお話はどれも大事ですが、とりわけ17:00あたりから「条例」についての話をされていました。「種子法・種苗法」は主食になる穀物を国が管理して、安全な伝統的な在来種、優良な種子を農家に安く提供するものですが、「2017年に突然、安倍晋三、呼び捨てにしますが(笑)、安倍晋三が民間の種子に変えろ、これまでの安全な種子は農家にも県にも作るのをやめなさい、と。ただし、三井化学のミツヒカリ、日本モンサントのトネノメグミ、豊田通商のシキユタカが農家に行き渡り、作り始めるまでは、県がこれまで通り種子の提供をすることを認めるとした。」このことは全く報道されなかったそうです。そこでこれまで通りの安全な在来種、その土地にあった種子を安く提供するという条例を新潟、埼玉、兵庫県が皮切りとなって作り、今や31の都道府県で種子条例ができました。「国がバカなことをやっても、条例で私たちが取り戻すことができる。」「例えば今治市。今治市の承諾なく遺伝子組み換えの農作物を今治市で作付けした場合には半年以下の懲役、50万円以下の罰金に処すという条例を作ったのです。」
そして(22:30)ここからが圧巻でした。
日本は明治以来中央集権国家だった。各都道府県、各市町村は国の指揮命令監督下に置かれた。ところが民主党が政権を取った時、「地方分権一括法」地方自治法の改正を、憲法上の地方分権に沿って大改正をやった。新聞テレビ、どこにも載らなかった。省庁も内緒にしている。例えばコロナ対策では国は市町村にどんどん通知を出し、市町村は素直に従った。ところが日本で唯一、和歌山県は従わなかった。独自のコロナ対策をやって成功を収めた。これは海外でも報道されたが日本では報道されなかった。和歌山県知事は「私たちは地方分権一括法を忘れているのではないか。」と言い、「厚労省の通知が良いか悪いかは私たちが判断します」と若い職員さんが言う。これが地方分権なのだ。今やそうなっている。法令に反しない限り何でも条例で定めることができる。「住民税を払っている私たちの権利なんです。国は私たちを救ってくれませんよ、今のままでは。私たちが自分で、自分たちの健康と命を守らなきゃいけないんです。条例でできます。私ちが本気で頑張れば、地方から地方自治体から私たちの権利を守ることができるのです。」最後は御年80歳とは思えぬ迫力の訴えでした。
利権に侵されず、住民を尊重できる市会議員、県会議員を選ぶことができるならば、私たちは身近な安全を勝ち取ることができることに気づかされました。