注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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自民に大逆風か。10日投開票の新潟県知事選で、自公が推す花角英世候補の応援演説に批判が殺到している。
5月31日の魚沼市での街頭演説。花角候補の応援に駆け付けた地元の商工会長が「新潟県に女性の知事はいらないんです!」と発言したのだ。
(中略)
花角陣営に謝罪の予定はないというが、苦戦が伝えられる中、女性蔑視発言が決定打になる可能性もある。
「自民も公明も数人の党職員を現地に常駐させる異例の態勢で臨んでいますが、自民の県連幹部と公明党の折り合いが悪く、選対内部で対立が激化してしまった。(中略)… 自民内でも県連、花角を擁立した二階派、党本部職員の動きがバラバラで、この選挙はダメだという雰囲気です」(花角陣営関係者)
(中略)
国政を左右する知事選の行方に日本中が注目している。
花角英世候補の応援演説に立った地元商工会長の発言動画をアップしました。
以上
花角応援団 の本音
— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) June 3, 2018
女性の参画が一番遅れているのが政治の分野。
だから、子育て支援も、介護の問題も、中途半端。
今だけ、金だけ、自分だけ。業界団体を締め付け、就業時間に期日前投票に行かせて、その名簿まで提出させている。
権力との凄まじい戦い https://t.co/XvAwj0bP8G
応援弁士が「新潟県には、女性の知事は必要ないんです」と発言 #BLOGOS https://t.co/XTYcBMRAr7
— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) 2018年6月3日
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日本会議を中心とする、“あべぴょんとその仲間たち”の中心にある考えは、菅野完氏によると、“女子供は黙っていろ!”ということらしい。なので、この花角候補のお友達の発言は、森ゆうこ氏が指摘している通り、“花角応援団の本音”だと言って良いでしょう。
森ゆうこ氏は、花角陣営の露骨な土建選挙について、“業界団体を締め付け、就業時間に期日前投票に行かせて、その名簿まで提出させている”とツイートしています。
これは事実のようで、詳しい内容は、「新潟県知事選で花角英世候補支援の自民党議員が、相次いで“利益供与”“脅し”発言!?」という記事をご覧ください。
このやり方は、できるだけ期日前投票で与党系の票を取り込み、そのために菅官房長官は創価学会を動かすという、名護市長選挙の時に使われた手法と同じだということです。名護市長選挙の時には、明らかに不自然な票の動きがあり、不正選挙の疑いが濃厚でした。
ところで、花角候補ですが、いかにも安倍政権が重用する人物であるのが、過去の経歴からよくわかります。花角候補が“大阪航空局長”であったことや、“沖縄で市民を弾圧する海保のボス!”だったことは、多くの人が知っておくべきことではないでしょうか。