注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。


・2017年8月27日に投開票された茨城県知事選は、自民公明の総力的な応援を受けた新人・大井川和彦氏が初当選を果たした。
・過去最多更新の7選を目指していた橋本昌氏は、地元の農業団体や医師会、連合茨城などの支援を受け、安倍政権への批判と県内の原発再稼働反対などを訴え、大井川氏と接戦を繰り広げたものの、およそ7万票差で落選した。
(中略)
事実上の保守分裂選挙は、麻生一族のドワンゴ(ニコニコ動画)取締役のグローバリスト系大井川氏が当選
(中略)


まず、やはり県民の間で、橋本氏に対して「7選はさすがに長すぎる」という空気が漂っていたことが考えられる。
また、橋本氏は地元の農業や医療などの業界団体からは大きな支持を受けていたものの、野党政党からの推薦や応援を受けていなかったみたいだし、さらには、3着だった共産系の候補が地味に12万票も獲得している。
もし、野党が積極的に応援に入ったことで、一致団結して共闘路線を実現できていれば、単純に考えれば橋本氏が当選していた可能性が高いし、この状況に加え、自民党が総出で全力応援を繰り広げていたみたいだからね。
見方を変えれば、「それでも自公候補の大井川氏はこの程度の票数しか得られなかった」とも言えるかと思うし、野党側は今回の選挙について精緻に分析をして、是非とも今後の選挙対策に生かしてもらえたらと思うよ。
(以下略)
案の定、茨城の県知事選で自公が勝利した。金力に敗れた一番である。多選か反原発か、という選挙だった。常識的に、後者に軍配を上げる場面である。
共産党の割り込みは、いつものことである。自公に塩を送った共産党の成果でもあったが、たとえそうだとしても、茨城は福島原発被害をもろに受けている。県内にも実験炉がある。廃炉にする時である。納豆好きも、水戸産は嫌われている現在だ。
(以下略)
茨城県知事選は、自公推薦の大井川和彦候補が勝ち、9月25日臨時国会召集、冒頭解散・10月22日総選挙突入へ
(前略)
内閣支持率が急減したなかで行われた第3次安倍晋三内閣第3次内閣改造後初の大型地方選で、結果は安倍晋三首相の政権運営と衆院解散・総選挙戦略にも大きな影響を与え、9月25日臨時国会召集、冒頭解散・10月22日総選挙に突入する可能性が大となっている。
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安倍政権にとっては今回の選挙を落とせば、「党内の三分の二を占める「反安倍」勢力が黙っていない」状況だったわけですが、“続きはここから”以降では不正選挙関係の情報を拾ってみました。一番下の記事にあるように“市民監視の下で、職員が手作業で開票集計”するのが一番信用できると思います。