アンドレイ イワノフ
世界経済フォーラムにおけるロシアの東アジア担当代表は多数の通貨が流通する世界の誕生への期待を示した。
ロシアのアルカージイ・ドヴォルコヴィチ副首相は「アジア市場に自信をつけさせる」と題されたフォーラムで登壇し、
数十年前に設立された国際機関は既に諸国家の現在の国力には見合わなくなっている、と指摘した。これら国際機関は
米国の国益を護るために創設されたのだ。
これら機関は旧弊な図式に沿って活動しており、
世界経済に現実的な損失を与えている。
「米国のルールが欧州およびアジアの諸銀行に損失を与えている」とドヴォルコヴィチ氏。
氏は、国際通貨基金の政策の転換を、また、多数の通貨が行き交う世界の構築を呼びかけた。氏によれば、
既に多数通貨システムに移行すべき時はとうに来ていたのに、IMFはあの手この手でそれを邪魔してきた。より正確にいえば、その主要な庇護者である
米国が、新たな転換の実行をあの手この手で阻んでいたのだ。
ドヴォルコヴィチ氏は、
ドル以外の通貨が世界市場で流通すればするほど、ドルやユーロの
相場の急激な変動に対する不安は減少する。そのためには、諸国は共同で、成長戦略を練り、その実現に関する方策について合意し、一度合意が出来たらそれを固守しないといけない。こう指摘した。
ドコルコヴィチ氏によれば、アジア諸国は長期的視点に立ち、自らの責務を履行しなければならない。その模範として氏は、長期的視野を持ち、新たな取り組みを行う用意のある、中国を挙げた。
台湾の新聞「China Times.(中国時報)」は「中国の開放政策とロシアの東方政策は、互いに密接に絡み合わっており、そのことは今後のロ中関係発展にとって、歴史的可能性を創り出すだろう」と指摘した。
以下同紙の報道を簡単にまとめて、お伝えする-
「
ウクライナ危機と西側の制裁は、政治・軍事・経済・投資・人道・技術領域での
ロシアと中国の協力拡大を加速化させた。現在ロ中間の貿易取引高は、1千億ドルだが、5年後には2倍になるだろう。
ロ中関係はまさに、急激な発展をとげており、その事は
米国の世界支配にとって徐々に
脅威となり始めている。ロシアと中国はすでに、ロシア製戦闘機スホイ-35型機供給に関し、コンセンサスに達した。もしプーチン大統領と習近平国家主席が、定例交渉の中で、黒海における合同海軍演習実施について述べたなら、実際それは、ロシアと中国両政府が、米国に対抗するのを目的とした戦略的立場を取った事を意味する。そうなれば3か国はすべて、新たな冷戦の時代に入る。そこでは米中ロが主要な競争者となるだろう。」
2本目の記事で地震の専門家50人が、大地震の1週間前にカトマンズに集まっていたことが紹介されています。それは偶然かも知れませんが、ジム・ストーン氏は“人工地震に違いない”と疑っているようです。
また3本目の記事では、地震の波形が人工地震の特徴を表していることが紹介されています。震源の深さも約15キロと浅く人工地震の可能性は否定できないと思います。
日本も“今年の5月に関東大震災が起こる”という予言がありましたが、“東大村井教授がついに関東に警告”を発したという情報があがってきています。兆候を示す一例としては、東日本大震災の2週間前にも大地震があったニュージーランドで24日に強い地震が発生しています(※プレートの位置関係から日本の地震と連動していると見られています)。