投稿者:フルフォード
読者へのお知らせ:今回が事前に用意した3回シリーズの最後です。来週から通常の週刊リポート形式に戻ることになります。皆さまの御辛抱と御理解に感謝します。
東西のAI軍拡戦争
昨年、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はAI(人工知能)でトップに立つ者こそが「世界を支配することになる」と発言した。
中国勢はこの言葉を真剣に受け止め、AI“女神”を造り出そうと大金を投じている。それがかつてない力を自分たちに与え、世界政府の形成に向けて動いている自分たちの手助けをしてくれると期待しているのだ、とアジアの諸々の秘密結社のメンバーたちは言う。
西洋はと言えば、
量子を基盤とした【※たぶん量子コンピューターのことだと思います】
金融システムを構築しようとしている。それでもって自分たちが世界権力の主な源――
【すなわち】国際金融システムを支配し続けることを可能にしてくれると期待しているのだ。
この戦いは深刻なもので、中国のスーパーコンピューター天河一号――一時は世界最速を誇った――
が2015年8月12日に正体不明の集団に爆破されるというところまで発展した。中国元が未発表のまま突然4%切り下げられた直後にこの爆発が起こったのは決して偶然ではあるまい。
欧洲の率いるIMFがこの動きを支持したということから、
ハザールマフィアの欧洲派閥が当該企みに加担していたのが窺える。
通貨切り下げとスーパーコンピューター【天河一号】を使い、米国ドルを基盤とした西洋の金融システムに揺さぶりをかけようと中国や欧洲のハザール勢が実際に何か仕掛けていたのは明白だ。そして【爆発という】物理的な手段で対応されたという訣だ。
さて話を早送りして、この爆発の三周年目へと飛ぼう。
2018年6月の時点において、米国エネルギー省は、世界最速として巷で認知されるコンピューターで中国を凌駕した。
このシステム――
サミット【※「頂点」という意味】と呼ばれる――は秒速20万トリリオンの計算ないしは200ペタフロップス【=浮動小数点演算】処理が可能だ。
これはアメリカで以前トップだったスーパーコンピューターのタイタンよりも8倍速く、2016年から世界最速のスーパーコンピューターとして【君臨していた】中国の93ペタフロップスの【神威・】太湖之光は大いに水をあけられることとなった。
https://www.energy.gov/articles/oak-ridge-national-laboratory-launches-america-s-new-top-supercomputer-science
http://fortune.com/2018/06/09/america-makes-worlds-fasts-supercomputer-title/
» 続きはこちらから
空港から迎賓館への道中、こっそり両首脳が一台のオープンカーに乗り換え、カーパレードを披露するサプライズの演出が市民を沸かせたようです。また金委員長は「発展した国に比べたらみすぼらしいかもしれないが」と謙遜しながら、北朝鮮としての最大限の歓待を準備し、今回の会談への期待を伝えたそうです。
今回、文大統領が目指すのは「南北間の軍事的な緊張緩和」だと述べています。これは「事実上の終戦宣言」になりうる目的そのものであると同時に、これをきっかけに、韓国が仲介役となって米朝非核化交渉を前進させることも期待されています。トランプ大統領は文大統領に対して、米朝双方を代表する交渉人になって欲しいと要請したそうです。過去何度も米朝非核化合意が結ばれては破綻した前例を踏まえ、韓国が調整役に立つことは非常に実効性がありそうです。文大統領にとっては「タフな交渉」と見られていますが、アジアの一員として頼もしく感じます。
(このように書きながら、よそ様のリーダーがつくづく羨ましい、、)
ところで、こうした情勢の中、わざわざ今、北朝鮮からグアムに向けた弾道ミサイル発射に対応する「イージス・アショア」を巨費で導入する日本政府は、国民の目から見ても、アジア各国からしても邪魔でしかない、とこのことを言いたかったまのじでした。