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[Sputnik]1極世界をつくろうとする試みは失敗―プーチン大統領 〜NWO(新世界秩序)の試みが成功する見込み無し〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 3.11以降、時事ブログを始めたわけですが、当初から、権力者の思惑であるNWO(新世界秩序)は絶対に成功しないと言ってきました。これは、巨大企業が国家の上に立ち、その巨大企業を所有するごく少数の一族による地球の一極支配であり、地球上の大多数の人々に対してマイクロチップを埋め込み、人工知能によって奴隷支配をするというものでした。
 まさしく悪魔の計画で、こうした計画を長年にわたって実行に移してきた連中は、神を全く信じない悪魔崇拝者たちでした。
この試みが絶対に成功しないのは、彼らが信じないという神の意志に反する計画だからです。彼らは、とうの昔に魂(ジーヴァ)を滅ぼされており、良くてもう一度ゼロからやり直すことになります。これまでのような悪の再生産は、今後全く起こらないので、彼らが成功する見込みは無いのです。
 ところで、そのNWO(新世界秩序)の試みが失敗したことを、プーチン大統領が明確に示しました。記事では、“「この一極世界をつくる試みは成功しなかった」との確信を表した”とあります。ワシントン・ポスト紙も、西側支配の時代は過ぎ去ったとし、“欧州連合は、近いうちにも自ら崩壊する可能性がある”と指摘しました。
 ただ、記事ではこれを自由民主主義思想としていますが、ファシズムの間違いではないでしょうか。もっとも、日本のあべぴょん率いる自民党が自由民主主義思想の典型だと考えれば、これはこれで合っているのかも知れませんが、言葉をこれほど捻じ曲げて使うのは、さすが西側の新聞だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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1極世界をつくろうとする試みは失敗し、世界ではバランスが回復されつつある―プーチン大統領
転載元)
© Sputnik/ Alexei Druzhinin

© Sputnik/ Alexei Druzhinin


世界に1極秩序をつくろうとする試みは失敗し、国際舞台ではバランスが回復されつつある。ロシアのプーチン大統領が、ロシアのテレビ局のインタビューで述べた。

プーチン大統領は、これまで国際舞台の重要なプレーヤーたちは国際法の規則に従うのではなく、自分たちの地政学的利益に立脚する方を好んでいたと語った。

プーチン大統領は、だが「状況は変化している。私が思うに、すでに誰にとっても秘密ではなく、全ての人が目にしているが、すでに我々の多くのパートナーが、自ら国際法の原則に従う方を選んでいる。なぜなら世界のバランスが徐々に回復してきているからだ」と語り、「この1極世界をつくる試みは定着しなかった」との確信を表した。

またプーチン大統領は、「我々はすでに別の次元に住んでいる」との考えを示し、「だが我々は、私が述べているのはロシアのことだが、常に自分たちの国益を守るという立場を堅持してきた。我々は、他国の利益も尊重しなければならない。我々はこのようにして他の我々の仕事仲間との関係を築こうとしている」と述べた。

先にロシアのプーチン大統領は、ドナルド・トランプ氏の大統領就任後、露米関係が正常化されることに期待を表した。

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ワシントン・ポスト紙:西側支配の時代は終わった
転載元)
冷戦後に、西側支配と自由民主主義思想の時代が訪れたが、その時代は過ぎ去った。ワシントン・ポスト紙が報じた。

ワシントン・ポスト紙は、米国が「自国の陣地をどのように明け渡しているか」は、シリア北部アレッポの例をみれば分かると指摘している。

記事の中では、「嵐のような、そして酔いしれた自由民主主義の歴史的勝利の終焉をこれほど象徴しているものはない」と述べられている。記事の執筆者によると、米国が声明を表していた時に、ロシアは占拠された町を攻撃していたという。

ワシントン・ポスト紙は、現在の傾向は欧州でみられている西側勝利の終焉を物語っていると指摘している。欧州諸国は制裁に疲れはじめ、オバマ大統領によってお膳立てされ、隅々にまで吹聴されたロシアの孤立は、屈辱的にすっかり消え去った。これはケリー米国務長官による定期的なロシア訪問が雄弁に物語っている。

記事では、「世界最大の民主主義クラブである欧州連合は、近いうちにも自ら崩壊する可能性がある。なぜなら大陸全体でBrexitのような運動が広がっているからだ」と指摘されている。

金塊の歴史年表10:長老による強奪計画/韓国による強奪計画/日本による強奪計画/タイ王国などからの略奪計画…等

翻訳チームからの情報です。
 今回は2014年4月から8月までです。前回の記事で不当逮捕されてしまったキーナン氏の右腕、インドネシア人のネル氏が解放されて、新たな専用のサイトが立ち上げられるまでです。
 なんですが、その間にもクリントン財団が暗躍して韓国や日本がバカやってます。「お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ」なジャイアン思想を地で行くしつこさ…鬱陶しいこと限りなし。個人的には、さっさと日本に飛行禁止区域を設定して欲しいです。アメリカ様の植民地な上に、ジャイアン崇拝で洗脳されてるから現実には難しそうなのですが。「天皇の姉妹」も気になります。裏天皇系でしょうか。
 あとは、フィリピン南部にかつて存在した「スールー王国」が興味深かったです。15世紀頃にマレーシアのアラブ人がやって来て作ったイスラム王国で、スペインに植民地化されて、アメリカに身売りされ、現在も王族が残っているためにマレーシアとの国境争いに担ぎあげられているようです。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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金塊の歴史年表
転載元より抜粋翻訳)
2014年4月~6月 ‐ キーナンはカバールとその取り巻き連中の入国を拒否するために、国際的飛行禁止区域の設定を宣言する「飛行禁止協定」を提案した。犯罪者のカバールを拒否する国々との調印交渉は現在も進行中である。【中略】

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政治的な地位を有する人間が免責特権を悪用している状況下においては、あらゆる国家が自国の民と主権を昨今の極右勢力から守れるようにすべきなのだ。やり方はいたって簡単である。かつての親の教えにならって、望まない訪問者には【そもそも】ドアを閉ざしてしまえばいい。【中略】

2014年にはスウェーデンが、キーナンの提案した方針を実行に移した。イスラエルのシモン・ペレス首相の飛行機がノルウェーに向かうために自国領域を通過することを拒否したのだ。

2015年にはロシアが、NATOやアメリカ、イギリスそしてイスラエル軍のシリア領空での飛行禁止区域を設定した。お蔭で彼らがシリアの上空を飛んでは爆弾を投下しようとするのを効果的に阻むことができた。

2014年5月 ‐ 2013年10月3日付けでカレン・ヒューズが発信した更新情報の中で、彼女は2011年8月のモナコ協定が国際担保口座の金塊支配を巡る金銭強奪行為に他ならないと主張した。当時キーナンは実際にその場にいたわけだが、モナコでの会合が金塊とは何の関係もないもので、東洋が西洋との金融的繋がりを断ち切るためのものだったと証言している。

スクリーンショット 2016-12-03 8.48.42

ようするに、カレン・ヒューズは取るに足らない存在だということだ。もし未だに彼女を人類を救おうとする勇気ある内部告発者として見做す人間がいるとすれば、見え透いた罠に嵌っていっているということだろう。

7.25 長老による強奪計画



2014年7月 ‐ キーナンはスールー王国スルタン、P2ロッジ、バチカンの間の契約を阻止した。バチカンは長老の一人であるスルタンと手を組み、15,000兆ドルを複数のアジアの家系やドラゴン・ファミリーから盗もうと企んだのである。スルタンは、ドラゴン・ファミリーの国際担保口座資産の保護者かつ所持人の一人である。【中略】

この取引が実現していれば、カバールの金庫は再び潤い、人類は壮絶な結果を迎えたであろう。

このような試みの傲慢さかつ無謀さは、口座資産の保護を託された者の一部に間違った所有者意識ないしは権利者意識があることを示している。元の保護者や保管者から2世代目あるいは3世代目に引き継がれている場合もあるので、全ての長老に対して今一度宣言しておく:自分たちが所有権を有していない物を売ったり与えたりすることは出来ない。保護監視権は所有権とは違う!

7.26 韓国による強奪計画



2014年7月 ‐ キーナンは韓国に駐在する、とある高官から緊急連絡を受け取った。韓国の沖でこの当時行われていた合同海軍演習は、史上最大の金塊強奪作戦の精密な目くらましに過ぎないとのことだった。計画を暴露することで、アメリカ海軍のジョージ・ワシントン航空母艦の動きを封じ、25万トンの金塊が韓国のパク大統領から航空母艦へと届けられるのを阻止できた。

【※ジョージ・ワシントン航空母艦】

【※ジョージ・ワシントン航空母艦】


ドラゴン・ファミリーに金塊(ドラゴン・ファミリーのもの)を盗む計画を知らせたのは、キーナンである。ファミリーは自分たちの衛星を動かし、所有する船を水域に送り込み、航空母艦を取り囲ませて強奪を阻んだ。彼らは既に金塊を溶解して小型化していたのだが、内部のDNAがファミリーの所有権を証明していた。

金塊は1つも動かされることなく、パク大統領と秘密の恋人との関係が暴かれたのだった。もしニューヨークのウォールストリートに運び込まれていれば、世界は終わっていただろう。カバールへの隷属が少なくとも100年先まで延長されることを意味したからだ。

7.27 日本による強奪計画



2014年8月 ‐日本は金塊を盗むため、第二次世界大戦終結後初めて軍隊を動員してインドネシアへ侵攻しようとしたが、キーナンが計画を暴露することで阻止した。

【※海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦、いずも】

【※海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦、いずも】


クリントン・アーカンソー財団はコロンビアの麻薬マネーをインドネシアのグローバル主義者や政治家に直に送り付けた。混乱や暴動を作出させ、政権転覆を目論んだのだ。インドネシアの副大統領暗殺も計画に含まれていた。ジョージ・ソロスはこのせいで、インドネシアから国外退去させられている。

クリントンやくざ一味は自分たちのプライベート・ジェットに乗り込み、日本の天皇の姉妹【姉か妹かは不明だが、天皇家の女性1名】も彼女のジェットで飛び、ビル・クリントンのアーカンソー財団が送金処理を取り仕切った。

【クリントン犯罪被害者家族財団「皆さんのご寄付1ドルにつき85セントは我々がもらいます」 ※寄付団体の鏡のような、見事なぼったくりです。】

【クリントン犯罪被害者家族財団「皆さんのご寄付1ドルにつき85セントは我々がもらいます」 ※寄付団体の鏡のような、見事なぼったくりです。】


くだんの資金は違法なものだ。クリントンの財団によってコロンビアの麻薬資金がひそかにインドネシアに流れこんだわけだが、その主要な目的はインドネシアの人々にもクリントン一味にも日本の天皇の姉だか妹だかにも属さないものを盗み取ることだった。

我々はずいぶん前からこの計画のことも、日本の自衛隊が待機していることも知らせていた。【中略】

2014年8月 ‐ キーナンが世界に広めようとした情報をジーン・ヘインズが握りつぶそうとしたため、彼女と袂を分かつことになった。当初、この活動を一般に知らしめることを勧めたのはヘインズだった。キーナンとしては匿名のまま仕事を続けていても、結果さえ実るのであれば満足していた。【中略】

キーナンとヘインズの協同は初めのうちは大いに助けられたし建設的なものだったが、やがてヘインズが非常に支配したがるようになり、また不安定になってしまった。あからさまな嘘を流布したり、キーナンへの信用を毀損しようとするようになったのだ。【中略】

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ロシアとの対立から接近に向かう欧州 専門家:ヨーロッパ諸国はEUを離脱し崩壊へ

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事を見ると、欧州はロシアとの対立ではなく、接近に向かう動きが出て来ているようです。スプートニクによると、EUの約20%の人々が、娯楽に使うお金がないらしく、経済的に困難な状況にあるようです。
 こうしたことから世論調査では、イギリスと同様にEU離脱の国民投票を望む人々も多いようです。専門家は、今後ヨーロッパ諸国は段階的にEUを離脱し、将来EUは崩壊すると見ているようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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親露的転換:ニューヨーク・タイムズ、欧州政治での新トレンドを語る
転載元)
© Sputnik/ Ilya Pitalev

© Sputnik/ Ilya Pitalev


フランス大統領選のための中道右派の政党、共和党の候補を選ぶ予備候補で、フランソワ・フィヨン元首相が勝利した。これは、ロシアとの対立ではなく、ロシアへの接近に向かう動きが欧州で力を増していることを証している。ニューヨーク・タイムズが報じた。

フィヨン氏のような政治家は、伝統的な反露政治は新たなアプローチに席を譲る必要があると考える、非常に大部分の欧州人の意見を反映している。

反露制裁の廃止と、テロと不法移民問題でのロシア政府との協力に賛成するフィヨン氏の成功は、センセーションを呼んだ英国のEU離脱とトランプ氏の米大統領選挙勝利と同列に並ぶ。

「全てのトレンドは今、ロシアに対抗する厳しい方針から離れ、ロシアには自らの影響圏があるという事実を受け入れることを示している」とニューヨーク・タイムズは報じる。

フィヨン氏の外交政策での考えは多くの点でフランス伝統的なもので、シャルル・ド・ゴールの方針を思い起こさせる。彼は1959年から69年にかけて大統領のポストにいた間、ソ連と十分に有効的な関係を保った。

同紙は、ロシアとの関係改善を掲げて権力の座についたトランプ氏や東欧の一連の諸国で最近選出された首脳たちは、この問題について話し合える可能性が十分あると指摘。

同紙によると、国際舞台でロシアの影響力が伸びていく状況で、欧州地域の諸国には3つの代替案がある。それは、厳しい反露方針を続けること、ロシア支持に堂々と移行すること、世界のパワーバランス変化をようやく認めることだ。


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世論調査、EUでの大多数の欧州懐疑主義者を明らかに
転載元)
 © Sputnik/ Grigoriy Sisoev

© Sputnik/ Grigoriy Sisoev



スプートニクの調査結果によると、多数の欧州人が自国のEU離脱を問う国民投票実施に賛成だ。

イタリアでは回答者の過半数(53%)が国民投票実施に賛成で、続いてフランス(47%)、ドイツ(43%)、スペイン(39%)、ポーランド(38%)となっている。世論調査はスプートニクの依頼を受けた「Ifop(フランス世論研究所)」社によって行われた。

(以下略) 


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イギリス・ロンドン大学教授がEU崩壊を予想
転載元)
イギリス・ロンドン大学の経済学の教授が、ヨーロッパ諸国は段階的にEUを離脱するだろうと予想しました。

ロンドン大学のシェイクスピア教授は5日土曜、プレスTVのインタビューで、イギリスの人々のEU離脱の支持に触れ、「EUは経済的な観点から失敗しており、今後、ヨーロッパ諸国が次々にEU離脱の歩みを進めることになる」と強調しました。

シェイクスピア教授はまた、経済は、イギリスのEUに対する不満の唯一の要素だとして、「イギリスのメイ首相は歴史に悪名を残したくないと思うなら、EUに何の利益も与えない形で、EU離脱のプロセスを計画すべきだ」と述べました。

さらに、メイ首相に対して、正しい政策をとり、新たな経済と計画を世界市場に提示すべきだとしました。

イギリス労働党のコービン党首は、議会でEU離脱に関して話し合う計画に関するイギリス最高裁の法的見解に触れ、メイ首相に対して、すぐにこの問題を下院に審理させるよう求めました。

メイ首相も、4日金曜、来年3月までにEU離脱に関して話し合いを始める計画に変更はないだろうとしました。

[YouTube]2016パリ:アフリカからの大量移民が雪崩れ込んだパリは今… 〜オランド大統領の命令で意図的に引き起こされた混乱〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 難民の流入でパリは大変な状態です。戒厳令が敷かれるのも無理はありません。ただ、こうした国の混乱は、オランド大統領が意図的に上からの命令で引き起こしているものなので、彼は、じきに責任を取らなければならなくなるでしょう。
(竹下雅敏)
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2016パリ:アフリカからの大量移民が雪崩れ込んだパリは今…
配信元)

ワインの造り手達も絶賛!トリンケーロのA-iuto(アユート)とA-Yuzuki(アユズキ) 〜誠実な作り手を応援することは、そのまま地球環境の保全に〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ヴィナイオータはワインの輸入会社。太田久人社長の文章から、ヴィナイオータという会社は、単なるワインの輸入会社ではないとわかります。
 ここが扱っているワインは、どれもこれも美味しいのですが、特に、下の記事で紹介されているトリンケーロのワインは、“他の作り手の追随を許さないくらいのクオリティーとテンションを備えています”。この表現は大袈裟ではなく、実際に記事で紹介されているA-iuto(アユート)、A-Yuzuki(アユズキ)を飲むと、その通りだとわかります。3,000円前後のワインですが、本来なら倍以上の値段が付くワインではないかと思います。
 記事の中で、このA-Yuzukiについて、“すべてがリッチですし、欠点のかけらも見当たらないワインです”とあります。またA-iutoの方は、ワインの造り手達の一人が、“無茶苦茶上手いよな!”と言っています。
 下の写真の男性が、このワインを造っているエツィオ・トリンケーロ氏です。写真の女の子は、太田社長の娘さんのユズキちゃんでしょうか。記事後半では、ものすごく美味しいワインを、事情があってテーブルワインとして出さなければならない理由が書かれています。文末に、“本当に誠実な作り手にとっては生きづらい世の中になっているのを感じます”とあります。こうした誠実な作り手を応援することは、そのまま地球環境の保全につながります。
 私たちは、少し高くても本物を選ぶべきだし、行政は本物の作り手に税の優遇をすべきだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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いままで-ヴィナイオータ的決意表明その1
転載元)
なんだかんだで創業して丸14年、ベテランとは言わないまでも中堅くらい(売り上げではなく、会社としての存続年数的に…です!)にはなったかもしれないヴィナイオータ。(中略)…

いまや大御所とでも呼ぶべき存在の造り手達に可愛がられ、(彼らが)他の造り手にも良く話してくれているからか、サロンで知り合う造り手の中には、初対面であるにもかかわらず、“ああ、お前が噂のイザート(イタリア人の発音ではヒサトがこうなります…)か!”とか、エツィオ チェッルーティに至っては、“おお、お前がユートの親父か!あのアユート!(白05、トリンケーロの)って無茶苦茶美味いよな!”といった感じで、まったく自己紹介の必要なく会話が始められるようになってきちゃってたりして…。

必ず毎年2回ワイナリーを訪問しワインを一通り試飲していくというルーティンを10年以上続けていて(そんなやつ他に1人もいないと皆言います)、インポーターとしてと言うよりいち飲み手として彼らのワインを、そして彼らを愛してやまず、(中略)…僕のこの愛情を理解している彼らは、仮に商売上の関係がなくなったとしてもいつまでも友達だと言ってくれ(中略)…いつでもウェルカムモードで迎えてくれます。(中略)…

ワインの造り手(全ての造り手が、というわけではありませんが…)はアーティスト、アーティストとは表現者であり創造者。一方僕たちインポーターは、無から何かを生み出すわけではなく、他人の造った作品を数ある中から選び、購入し、輸送し、売るというのが主だった仕事なわけで、(中略)…アーティストの中でも、偉大と呼ぶべき人の作品であれば、作品自体に飲み手に雄弁に語りかけてくるだけの力があるから、我々インポーターが多くを語る必要がない…。こんなことを、以前は強く信じていたのだと思います。(中略)…

ワインの醍醐味に熟成の過程を追うというのがあり、取っておくことも大切だと思うのですが、特にヴィナイオータが扱うようなワインは、より純粋な”飲み物”であるべきな気がするのです。今でこそ嗜好品などと呼ばれるようになったワインですが、もともとはパンとワイン、つまり食品のひとつだったわけです。自然に対して最大限の敬意を払い、畑でもセラーでも過剰な関与を避けようというコンセプトのもとに生まれたワインは、圧倒的な個性や複雑さを内包しつつも素晴らしい飲み心地を備えています。(中略)…

自由なワインの楽しみ、喜びをまだまだお伝えできていなかったということ、つまり今まで大した仕事をやってこれていなかったことを本当に痛感してしまったオータなのでした。で、今の僕が思うインポーターの仕事とは、選ぶ→買う→運ぶ→売る で完結するのでなく、選ぶ→買う→運ぶ→熱をもって伝える→売る→飲まれる→喜ばれる→再び飲まれる→再び喜ばれるという無限ループを実現に対して、積極的に関わっていくことなのだと思うに至ったのです。

(以下略)

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Trinchero / トリンケーロ
転載元)
(中略) 

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(中略) 

トリンケーロは、アスティ県で一番最初にDOCワインの自家元詰めを行うための登記をした造り手で、エツィオが3代目に当たります。当初から、自然環境の最大限の配慮を払った農業を心がけ、セラーでも人為的関与を極力避けたワイン造りを理想としてきました。彼がワイナリーの仕事をすべて任された時点では40haもの畑を所有していたそうなのですが、品質の高いワインを造るのには広すぎる!!ということで、もっとも条件の良い畑10haほどを残して、他は全て売却ないし賃貸してしまいます。

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(中略)…エツィオは一切の肥料を撒かず、ボルドー液以外の化学的な薬剤に頼らない農業を行っています。

10種類のブドウを栽培、どれもが他の追随を許さないクオリティ 

(中略)…リリースされる全てのワインが、他の造り手の追随を許さないくらいのクオリティとテンションを備えています。その高いレベルの“トリンケーロ スタンダード”は、どのようにして維持されているかというと、答えは簡単。納得できないものはボトリングしないのです!!

揮発酸が高くなりすぎたものはお酢屋さんに、揮発酸は高くないけどワインとして少しでも腑に落ちないことがあったらバルク売りをしてしまうそうで、僕が訪問した翌日にお酢屋さんが来ることになっていて、8000リットル(!!!)渡すと言ってた時には、目が点になりました…。(中略)… 

A-iuto(2005)、A-Yuzuki(2009)について
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