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携帯電話がこの冬、ヨーロッパ全体で使用できなくなる可能性がある ~米国の通貨システムを支配する者たちは、ロシアからのガスのパイプラインを意図的に止めている

竹下雅敏氏からの情報です。
 先の記事で、“米国の通貨システムを支配する者たちは、金融システムを意図的に破壊し、ドルを高騰させて他の国の資産を安値で買い叩くことで庶民からすべてを奪い取るつもりだ“とコメントしましたが、In Deepさんの記事を見ると、どう見ても最初に餌食になるのはヨーロッパです。 
 米国の通貨システムを支配する者たちは、ロシアからのガスのパイプラインを意図的に止めています。“続きはこちらから”の記事には、「フランスではいくつかの原子力発電所がメンテナンスのために停止しているため、状況はさらに悪化している。」とあります。
 グローバルエリートと呼ばれる人たちは、人間だと思わない方が良い。彼らは人々が苦しむ姿を見て喜びを感じ、エネルギーを充電するのです。人々を苦しめるほど、サタンは喜ぶのです。悪魔崇拝の本質はそこに有ります。
 ヨーロッパはガス不足による停電の重大なリスクに直面していて、停電によって何千もの携帯電話アンテナに取り付けられたバックアップバッテリーが使い果たされると、「携帯電話がこの冬、ヨーロッパ全体で使用できなくなる可能性がある」と言うことです。
 携帯電話が使えなくなることよりも、冬の寒さの方がもっと深刻だとは思うのですが、情報の遮断は人々をパニックにします。下手をすると、命綱の「ノルウェーからヨーロッパへの天然ガスの供給」を断ち、それを“ロシアの報復で破壊された”ことにされる可能性があります。
 こうなると、どんなに値段が高くてもアメリカの液化天然ガスを使うしかなくなります。ヨーロッパ経済は破綻し、ドルは高騰しヨーロッパの資産を安値で買い叩くことができます。台湾有事を考慮すると、ヨーロッパの次の標的には日本が入ってきそうですね。
 こうして、世界経済フォーラム(WEF)のよく知られたスローガン「何も持たずに幸せになる」を実現する準備が整います。著名な金融専門家であるエルンスト・ヴォルフ氏は、“中央銀行デジタル通貨を徐々に導入すると、その導入過程で大きな抵抗を受ける危険があるので、逆にまず社会を混乱させた上で、すべての問題の解決策として中央銀行デジタル通貨をユニバーサル・ベーシックインカムという形で提示するのです。”と言っていました。
 中央銀行のデジタルマネーはプログラム可能であり、“私たちに異なる税率を割り当て、個別に罰則を課すことができる”ようになります。それを正当化するのが、CO2削減による地球温暖化の防止です。
 中央銀行のデジタル通貨は、“人類史上最も効果的な社会統制機構であり、通貨を介した独裁の完成”なのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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この冬、ヨーロッパ全体で「携帯電話の通信網が崩壊する」可能性が浮上
転載元)
(前略)
「ヨーロッパ全体のモバイルネットワークが崩壊する可能性」があることを、米ロイターが特報として報じています。
 
私は携帯基地局のアンテナのことはよく知らないのですが、停電が繰り返されると、バックアップバッテリー機能が働かなくなり、停止してしまうのだそうで、これがヨーロッパ全体で起きる可能性があるということについての報道でした。
(中略)
最近、ロシアからヨーロッパへ天然ガスを供給していた(事故当時はすでに供給が止められていましたが)ノルドストリームが爆破されたことで、少なくとも、この冬などのロシア経由のヨーロッパへの天然ガス供給の可能性は途絶えました。
 
しかも、最近知ったのですが、トルコや南ヨーロッパなどにロシアから天然ガスを供給していた「タルクストリーム (TurkStream)」という天然ガスパイプラインも、「最近、ガスの流れが停止した」と、アメリカのエネルギーメディアが伝えていました。
 
これは、EU による「新しい対ロシア制裁」の発動後に行われたようですので、「制裁に対してのロシアからの制裁」なのかもしれないですが、いずれにしても、これにより、ロシアから天然ガスをヨーロッパに送っていた、以下の、

・ノルドストリーム二基 (破損)
・ヤマルヨーロッパ (西シベリアからドイツまでガスを送達。5月に停止
タルクストリーム

のすべてのガス流入が停止しているということになり、そして、ロシアからのガスのパイプラインは、「これが全部」なのです。
 
パイプライン経由のヨーロッパへのガスがすべて止まってしまったと見られます。
 
そうなると、他の地域から船舶等で運ぶことになるわけですが、「費用が全然異なる」ために、要するに高くなる。
(中略)
現在、ヨーロッパへの最大の天然ガスの供給国はノルウェーとなっていますが、いつまでもノルウェーだけから供給され続けるというわけにはいかないでしょうし、何より「今は戦争」であり、ノルウェーのある北欧は、ロシアの隣です。
 
地政学的な意味合いでは、「ノルウェーからヨーロッパへの天然ガスの供給を断つ」ことができれば、戦争の一部は終わったようなものだと思いますが (参考記事:ノルウェーの北欧最大の石油開発事業者の石油とガス基地の周辺に「正体と目的が不明の無人機」が出現し続けている)、それがなくとも、エネルギーに関しては、どの国でもさらに厳しくなっていまして、10月2日の英 BBC は、「この冬、英国は、ガス不足による停電の重大なリスクに直面している」と報じています。
 
  英国はこの冬、ガス不足の重大なリスクに直面している、とエネルギー規制当局に警告
UK at significant risk of gas shortages this winter, warns energy regulator
BBC 2022/10/03

大規模な停電を避けられるのかどうかギリギリの検討が続けられていると報じられています。
(中略)
このような中で、最初にも書きました、「この冬、ヨーロッパで、携帯ネットワークが崩壊する可能性がある」ことが報じられていました。
 
対策として考えられているのは、「一般家庭を停電させて、モバイル通信を維持する」というような方法らしいです。つまり、どのみちこの冬のヨーロッパの停電は避けられないものとしての対策のように読めます。
(中略)

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ロシアをノルドストリーム爆破事件の犯人だと印象づけようとしている主要メディア 〜 ドイツでは、ノルドストリーム爆破は米国によるものという疑惑が沸騰中!

竹下雅敏氏からの情報です。
 主要メディアは、ノルドストリーム爆破事件の犯人をロシアだと印象づけようとしています。9月27日のワシントンポストは、『欧州の指導者たちはノルドストリーム爆破後にロシアの「妨害工作」を非難』という記事を出しています。(1分30秒)
 しかし事件は、ロシア制裁解除を求める大規模デモがドイツとチェコで起こり、ドイツ政府内でも検討し始めたタイミングで起きています。ウクライナ戦争は外交交渉により終結して、米国とNATOは戦略的敗北になるという見方が出て来ていた時です。(11分15秒)
 ノルドストリームが爆破されたことで、欧州はコストが数倍になる米国の液化天然ガスを購入するよりなくなります。
 また、爆破事件が発生したバルト海はデンマークとスウェーデンの沿岸海域で、NATO軍艦が厳しく監視パトロールしている所。こうした事実を積み上げて考えると、ノルドストリーム爆破事件の容疑者は明らか。(13分46秒)
 ジャーナリストのジョン・ヘルマー氏は、“実行部隊はポーランド海軍と特殊部隊、米国が計画と技術支援、デンマークとスウェーデンの軍隊が援助、ポーランドのモラヴィエツキ首相が承認した”とする「ポーランド関与説」を出しています。(14分50秒)
 ポーランドはロシアを激しく敵視しており、自国に通過料を支払うことなく欧州にガスを送るノルドストリーム開通に再三反対してきた。
 ノルドストリーム爆破と同じ日に、ノルウェーからデンマークを通ってポーランドに行く「ノルディック・パイプライン」を開通させた。ただ、このパイプラインは小規模なので、ノルドストリームの代わりになるものではない。(17分20秒)
 それだけではなく、ポーランドはドイツに対しても極めて敵対的で、9月に数十年前に決着がついたドイツへの戦争賠償の要求を再開した。(18分30秒)
 9月29日の記事で、ノルドストリーム・パイプラインの破壊工作は、“ポーランドにとって最大の利益をもたらすもので、ポーランドが大陸の大国として台頭し、EUを分割し支配するという計画の為に米国によって行われた”とするロシア国際問題評議会の報告を紹介しました。こうした事も「ポーランド関与説」を裏付けます。
 今回の爆破事件は、欧州経済に壊滅的な影響を与えるもので、世界史上最大の民間インフラへの軍事攻撃です。ドイツでは「#Kriegserklaerung(宣戦布告)」がTwitterのトレンド入り。「ドイツにて、ノルドストリームの爆破は米国によるものという疑惑が沸騰している。」と言うことです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2022.10.3【ドイツ】ノルドストリーム爆破事件とはドイツに対する宣戦布告【及川幸久−BREAKING−】
配信元)
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Bloomberg:コロンビア大学経済学教授ジェフリー・サックスの爆弾💣発言 ノルドストリーム破壊は米国の仕業
配信元)

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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第121楽章 ピアニスト ダン・タイ・ソンとベトナム・植民地主義との戦い・・

 我が家には、カーテンがありません。9月の満月の時には、就寝のために電気を消して寝るや否や、月の光が差し込んできて、月の光を浴びながら寝ることができました。また、丑三つ時ぐらいに少し目を覚ますと、三日月が見えたりすることも多いです。カーテンがない家もいいものです。ドビッシーの「月の光」の曲が聴こえてくる感じがします。(ドイツの家は日本とは違い自分でカーテンレールを取り付けなければいけないので・・ということで、怠惰で作業していないだけなのです・・笑)しかし、欧州ではこの冬、暖房代が高騰しますので、カーテンをつけなければいけないのかな・・とも思いますが、できたら、断熱シートで済まそうかな・・。

 欧州で寒いなどとは言っていられません。ロシアのサハ共和国では、マイナス71度になるそうです。こちらの動画では、サハ共和国のヤクーツクの生活がわかります。水が凍るので、水道管が使えないシーンが見どころです。サハ共和国の人々のことを思いながら、今年の欧州の冬を乗り越えるつもりです。

 さて、ベルリンの日本大使館にある通りは、なんと・・広島通り(ヒロシマシュトラーセ)と言います。リンクのウィキペディアによると、史上初の原爆がベルリンに落とされる可能性があったから・・連帯感を表わして・・と書かれています。いずれにしても、実験されたのね・・と怒り心頭ですね。
 同様に、枯葉剤を撒いて実験・・といえば、ベトナム戦争ですね。ベトナム戦争を乗り越えて、1980年のショパンコンクールに優勝された方がいらっしゃいます。ピアニストでコンクールの審査員でも活躍されている、ダン・タイ・ソンです。
(ユリシス)
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近状について


まずは、私事なのですが、おかげさまで、ライターをさせてもらいつつ、シャンティ・フーラでの祈りや学びが大好きで、映像配信で学んでいます。ですので、東京で暮らしている夫に竹下先生が映像配信でおすすめしているアーバン博士の「愛のヨガ」の本を送ったところ、今更といわれまして、完全にREJECT🙅🏻‍♂。また、サーカーのお弟子さんの本「資本主義を超えて」も同時に送ったのですが、これもスルー🤷🏻‍♂。そして、先日、「宗教は受け入れない!」と断言されまして、「宗教ではないのよ、宗教を否定しているのよ・・宗教は天界では無価値になったのよ・・」と言っても、完璧にREJECT🙅🏻‍♂。日本の社会で働いている男性のよくありがちな有様だと思うのですが、もっと柔軟かと思いましたが・・ものすごい反発で仰天しました。

私の父親にこれを話したところ、「まあ、受け入れるのが恥ずかしいんだな・・」と言っていました。私が大事にしていることを受け入れないことに、かなり憤慨しましたが・・・宗教を受け入れない!って言ったけど、護国寺に熱心にお参りに行っている・・それは何?笑

やっぱり・・1995年のオウム真理教の事件は、多くの日本人が本当の神さまの理解につながっていくインド哲学やヨガなどの思想を怪しいものとして拒否してしまう無意識の土台を作り上げることに貢献したんですよね・・

地下鉄サリン事件現場の一つとなった霞ケ関駅
Author:Ribbon[CC BY-SA]


リヒテルが代役に抜擢したダン・タイ・ソン


さてさて、本題。ある日、突然、以前に書いた第97楽章ショパンコンクールの優勝者を思い出し、優勝者の師匠はダン・タイ・ソンだったな・・ということで、最初のきっかけはこちらの動画の7分52秒からダン・タイ・ソンが教えているシーンですが、教えている場所を見て、少しびっくり・・ピアニストらしからぬ場所というか・・はっきりいうと、あまりお金を儲けていないのでは・・と思い、少し興味を持ち、早速ダン・タイ・ソンのピアノ演奏をいろいろと聴いてみました。そして、びっくりしたのです。今まで特に興味を持たなかったのですが、なんと素晴らしい音色・・・もしかして、一番好きなピアニストになったかもしれません・・とりこになり、色々とYouTube動画を探しましたが、そんなに多くはありませんでした。

ダン・タイ・ソン
Author:không[CC BY]

そして、ダン・タイ・ソンの経歴などに興味が湧きました。お父様が詩人で、ベトナムはフランスの植民地でしたので、お母様がフランスに留学されていた大学のピアノの先生なのですね。お父さんの詩人の遺伝子を受け継ぎ、お母さんのピアノの教え方が上手(1:08にお母様が映っていらっしゃいます)なら、そして当時のモスクワに留学で、ロシアのピアニズムを習ったとしたら、・・それはそれは、素晴らしいことです。誰かのコメントで、詩人のお父さんは、投獄されていたと書いていた方もいらっしゃいました。

まずは最初から、ダン・タイ・ソンの繊細な演奏、夜想曲ノクターンから・・


そして、ダン・タイ・ソンの本当に船を漕いでいるような演奏「舟歌 バルカローレ」から・・


ぜひ、他の方の演奏と比較してみてください。何かが違います・・というか、素晴らし過ぎて・・びっくりしました。ショパンの伝えたかったメロディーがはっきりと伝わってきます。他の方の演奏だと・・本当のメロディーがよく聴こえてこないことが多かったです。今まで、ショパンの曲は、まあいいかな・・ぐらいの程度で思っていましたが、ダン・タイ・ソンの演奏を聴いて、ショパンの曲がより好きになりました。

また、こちらの記事では、リヒテルが日本公演の代役に、ダン・タイ・ソンを抜擢したことが書かれています。

なぜ、ダン・タイ・ソンが1つ1つの音がまるで躍動しているように響く演奏ができるのか・・と興味を持って調べると、ベトナム戦争中、防空壕に7歳ごろから7年間もいたのですね・・。ある映像でダン・タイ・ソンはこう言われていました。

『戦争で山の中の防空壕にいたので自然と触れ合う期間が多かった。夜になると、月をよく眺めていた。この経験は演奏のために大いに役立った。ピアノを演奏することは、ただ機械的に演奏するだけでなく、エモーショナルの部分が非常に大事である

そっか・・7年間も防空壕の中にいて、月をずっと眺めていたら・・夜想曲(ノクターン)のイメージはより鮮明に深く表現できるだろうな・・。


こちらのインタビューでも、最後の部分で、ショパンの曲を演奏する場合、ただ曲を弾くだけでなく、ショパンの経歴や時代背景、何をショパンが表現したかったのかを学ぶ必要があると解説されています。

『ピアニストとして可能性のある神童はまだたくさんいるが必ずしも良い方向に向かうとは限らない。親は、思春期の演奏家に「あなたが一番」という意識を植え付け、それが個人の成長を妨げることがある、とダン・タイ・ソン曰く。

音楽界の天才たちの90%は、パパとママの過度な影響により可能性を十分に発揮できていない。この点、ロシアのシステム(ダン・タイ・ソンはいまだに反射的に「ソビエト」と呼ぶ)は有利。親を遠ざけ、教師を重視し、放蕩者の才能にバランスのとれた教育の機会を与えることができる。』
my/maSCENAより一部翻訳)

また、上記記事の中で、「同性愛の男性ピアニストが数十年にわたり大成功を収めているのは、男性と女性の両方の特徴が一つの身体と心の中で幸せに同居しているからだ」と優等生的に書かれていますが、故中村紘子さんが、「ピアニストはユダヤ人かホモしか成功しない!」とキッパリ断言されていたことからもわかるように・・。音楽業界はホモ推奨・・有名指揮者のお誘いを受けた日本人指揮者もいらして、断ると・・というお話も・・音楽業界もディープステートの支配下ですので、ユダヤ人が有利なのですね・・。これに関しては、seiryuuさんのユダヤ問題をチェックですね・・


ベトナム戦争・植民地主義との戦い


ベトナム戦争は、1955年から1975年ごろまで、インドシナ半島で起きた戦争。原因は、最初は、北ベトナムと南ベトナムの内戦、その後アメリカやソビエト・中国が参戦、資本主義陣営と社会主義陣営の代理戦争といわれます。 最終的に北ベトナムの社会主義陣営が勝利し、アメリカは撤退。

Wikipedia[Public Domain]

しかし、本当のところは、ベトナム戦争とは、米国が、1954年のジュネーブ協定で取り決められたベトナム南北統一の実現を妨害、南ベトナムに干渉、かいらい政権(米政府の意のままになる政府)を樹立して、ベトコンを討し北ベトナム政府を屈服させるために南北ベトナムで進めた侵略戦争のことなのです。

ベトナム戦争もアメリカのお得意な侵略戦争ですね。分断させて支配するお決まりのパターンですね・・。枯葉剤を撒くところが卑怯極まりないです。ベトナム戦争の最中の頃だと思うのですが、ハワイにもサリンを撒いたらしく、その後に日本のハワイブームがはじまったそうですよ・・

1974年ごろに小学生だった方は、ベトナムのダーちゃんの絵本でベトナム戦争のことを知った年代かと思います。当時は、父親が以前にアメリカの通信会社で働いていて、同僚がベトナムの17度線のあたりのダナンの基地に行った方が多く、父親も興味があったのか・・家には赤いタイム雑誌がかなりあり、表紙のベトナム戦争の写真をよく見ていた小学生時代でした。父親も1998年ごろから2002年ごろまでベトナムでの仕事があり、北部のハノイ、中部のフエ、南部のホーチミンで仕事をしていました。母親も一緒にベトナム生活をしていましたが、私は枯葉剤の影響を受けると大変なのでということでベトナムに行ったことはありませんでした。日本の大企業は、1989年ごろからベトナムに視察に行っていて、防空壕を見たなどと聞いたことがあります。

軍事境界17度線に建てられた記念碑
Author:Si-take.[CC BY-SA]

父親から聞いたことは、ベトナム人はおとなしく、忍耐強いということです。戦争の時も、地下に潜って、敵を欺く作戦をしてきた、夜中に動くなど、ベトコンは、頭脳派で賢いと聞きました。竹の材質の帽子をかぶり、竹の製品が多く、鉄のものがないので、金属を探知することができず、アメリカ軍は苦労したとか・・。「キリギリスとアリ」のまるでアリこそがベトナム人だそうです。地下に通路や防空壕を作るところも同じですね。

さらに聞いたことは、北ベトナムはアメリカが嫌い、北爆を恨んでいる。民族意識が強い。ベトナム人は自分の意見を言わない・・とのことでした。ベトナム人は15年の戦争を、米と塩で生き抜いてきたそうですので、サバイバルするための参考になりそうですね。

『われわれは平和を切望し妥協を重ねてきたが、妥協を重ねれば重ねるほどフランスはわが国を征服しようとしている。われわれは犠牲を辞さない。われわれは奴隷とはならない。すべての老若男女に訴える。主義主張、政治性向、民族を問わず、立ち上がり、フランス植民地主義と戦い、国を救おう---ホー・チミン抗戦声明』
Wikipediaより引用)

日本の戦後からアメリカによる支配、3S政策や経済第一主義で洗脳されてきた騙されっぷりとはちょっと違い、気概を感じます・・

『戦争当時のビデオ映像で、圧倒的な武器や物量で攻撃されながら、トンネルや落とし穴、自給自足のための知恵を発揮してたたかいぬいた記録に圧倒されました。ジャングルの中に総延長250kmにも及ぶ地下トンネルの中には、作戦司令部、兵舎、病院、食堂から学校まであったそうです。歩いていると直径10メートルもある砲撃の後がいくつも見かけられます。壊されても壊されても、トンネルを造り続けて抵抗を続けた知恵と努力が、勝利を勝ち取ることが出来たのです。
ベトナム紀行より引用)

しかし、ベトナムが第二次世界大戦後あたりからフランスからの独立を試みようとしたきっかけは、日本の支配もあったからなんですよね・・。日本はアジアが植民地から独立をするきっかけを与えたとも言えるのです。インドネシアも(戦後オランダから独立)フィリピンも(戦後アメリカ・スペインから独立)マレーシアも(戦後イギリスから独立)独立してきました。

フランスがなぜベトナムを植民地にしたのか・・と調べると、こちらの記事によると、ベトナムは、原油、石炭、水力、地熱、バイオエネルギー、太陽エネルギーなどの豊富な自然エネルギー資源に恵まれているのですね。

母親からは、ハノイは政治の街だけれど、ホーチミンはフランスの影響を受けている街で、ベトナム雑貨も綺麗で楽しいわよ・・と聞きました。こちらは、お土産の貝でデザインされたベトナムらしい綺麗な小物入れです。


ダン・タイ・ソンはベトナム戦争終了から5年後にショパンコンクールで優勝したものの、他のピアニストとは違い、もう一度モスクワ時代の音楽大学に戻ることになったようですし、ベトナムは社会主義国だったため、演奏会などの際にもビザがすぐに下りずに大変苦労をされたようです。

9月26日のまのじ編集長の記事のピアニストが亡くなられた記事をTwitterで流れてきましたので、私もちょうどTwitterで見ていて、亡くなられた方は、25年も香港在住だったのに・・とプロフィールを見て、気づいたこと・・福島や東北のための復興コンサートの演奏会にいらしていますよね・・そして、ダン・タイ・ソンも福島や東北の生徒に教えるためによく来日していたことを見ましたが、大丈夫だったのでしょうか・・と私は老婆心ながら心配になってしまいました・・。

ラフマニノフの楽興の時も・・ダン・タイ・ソンはロシア人ピアニストよりもラフマニノフの心の内にあるもの・・を的確に表現しているような気がしました。

ラフマニノフ 楽興の時第5番、第6番


おまけ・・


ベトナム料理は、コリアンダー(体内の毒素、重金属などを排出)など、ハーブをふんだんに使うので、嬉しいですね・・
ベトナム料理で使うハーブ
絶品ベトナム料理



Writer

ユリシス

311を機に息子と共に、東京からシアトル、2012年ケアンズ、2015年ベルリンへと移住。
ユリシスの名前は、ケアンズ近郊でみられる見ると幸せになると言われる青い蝶から命名。
幸運にもケアンズの家の近くでペアのユリシスに遭遇したので、それを思い出し・・。
映像配信、東洋医学セミナーなどシャンティフーラでの学びが大好きです。
体癖1-3 


ワクチン推進派として著名な英国の心臓病専門医だったアセム・マルホトラ博士は、家族が実際に被害に遭うことで目を覚ました ~「私は故意の盲目でした」

竹下雅敏氏からの情報です。
 アセム・マルホトラ博士は、「これまでは、ワクチン推進派として著名な英国の心臓病専門医だった。」ということで、ワクチンは2回接種済みだと言っています。
 しかし、「ある名門大学の循環器科の研究者から内部告発がありました。…冠動脈の画像研究から、ワクチンの炎症に関連する同様のものを冠動脈内に発見した、とのことでした。その研究者たちは会議を開き、現時点では発表しないことに決めました。製薬会社からの研究資金を失うことを懸念してのことです。…同僚からは、心臓発作で受診する人の年齢層がどんどん若くなっている、と聞いています。…私の父も…7月26日に自宅で心停止しました。」と話し、「世界中の政策立案者が義務付けに終止符を打つべき時だと思います。…歴史は彼らの味方にはならないし、国民は彼らを許さないでしょうから。」と言っています。
 冒頭の動画でアセム・マルホトラ博士は、“まず、「故意の盲目」と呼ばれるものについてです。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちは誰もが、様々な状況下で、実際にこうなることがあります。「故意の盲目」とは、人が安全を感じたいがため対立を避け、不安を減らし、威信を守るために意図的に事実から目をつぶることです。…ホロコーストの歴史の中でさえ、多くのドイツ人は強制収容所で実際に何が起こっていたのか、おそらく故意に盲目だったのです。…私自身もそうでした、これからお話しするように、ワクチンとその被害に関して、そうではなくなるまで故意に盲目であったことは確かです。だからこそ、私たちは思いやりをもって、この問題に取り組むことが重要なのです。故意に盲目な人がまだたくさんいますから。…この問題に取り組む方法は、事実に基づいて、人々と共感して話すことです。それこそが、私たちが前進するために必要なことだと思います。”と言っています。
 「故意の盲目」と「恋の盲目」は似ているのかも知れない。どちらも脳が特殊な状態になっていて、正常な判断ができない。
 アセム・マルホトラ博士のように転向した元ワクチン推進派の専門家に対して、「今頃?」「許せない!」という厳しい意見も多いようですが、一人でも多くの専門家がワクチンの危険性について、「事実に基づいて、人々と共感して」話してもらえるなら、その方がありがたいと思います。
(竹下雅敏)
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配信元)
 
 
 
 

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ノルドストリーム・パイプラインの破壊工作は、“ポーランドにとって最大の利益をもたらすもので…ポーランドが大陸の大国として台頭し、EUを分割し支配する”という計画の為に、米国によって行われた

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシアとドイツを結ぶパイプラインの「ノルドストリーム」でガス漏れが起きた事件を、今日の記事で編集長が取り上げていました。ガス漏れは「ノルドストリーム1」の2ヶ所、「ノルドストリーム2」の1ヶ所で起きたということですが、「最初の爆発は月曜日の午前2時3分、2回目の爆発は月曜日の午後7時4分に記録された」という情報があります。
 編集長の記事で、ヌーランド米国務次官とバイデン大統領が「ノードストリーム2は動かなくなる」「ノルドストリーム2は消える」と予言していたように、米軍が駐留しているデンマーク領のボーンホルム島の近くで爆発が起きています。誰が犯人なのかは非常に分かりやすいのですが、例によってメディアは、この事件の犯人をロシアに印象付けようとするのでしょう。
 また、ノルドストリームが壊されたタイミングで、「ポーランドは…新しいBalticパイプライン(ノルウェーとポーランド間)の開通式を行った」と言うことでした。
 こうした一連の経緯を説明する記事がありました。ノルドストリーム・パイプラインの破壊工作は、“ポーランドにとって最大の利益をもたらすもので…ポーランドが大陸の大国として台頭し、EUを分割し支配する”という計画の為に、米国によって行われたという考察です。
 ドイツを「反ロシア制裁」で経済的に自滅させ、“将来、ロシアと戦略的に意味のある和解をする可能性をも失わせる”ことで、ドイツを地政学的・地理経済的ゲームから永久に排除する計画だというのです。
 非常に説得力のある説です。ドイツはボロボロにされようとしています。この破壊工作によって、ヨーロッパに「厳しい冬」が来ることは避けられない見通しになりました。
 どこまでが本気なのかは分からないのですが、ベラルーシのルカシェンコ大統領が、見事な薪割りを披露しながら、「欧州を凍死させるわけにはいかない。われわれが彼らを助ければ、いつか彼らが私たちを助けてくれるかもしれない。欧州は今、えり好みしていられないんだ。モミの木だろうがカバの木だろうが、重要なのは暖を取ることだ。」と言っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米国がノルドストリームパイプラインを爆破:ドイツの邪魔をしポーランドを大国として迎え入れる
引用元)
(前略)
ロシアのパイプライン「ノルドストリーム1、2」が爆破されたことで、世界のエネルギー戦争がエスカレートする新たな局面を迎えています。ロシアの有力な国際問題評議会のアナリストは、パイプラインの爆破は米国による計画であったと確信しているようです。
(中略)
ロシア国際問題評議会の報告によると、このロシアのノルド・ストリーム・パイプラインに対する「テロ攻撃」は、ロシアとドイツのエネルギー融和の可能性を破壊し、ポーランドを大陸の最も中心的なエネルギーハブの一つに押し上げ、英米枢軸のヨーロッパ分割統治計画を次の段階へ引き上げた。
 
 この攻撃は、ポーランドにとって最大の利益をもたらすものであった。たとえ、ポーランドがこの事件の背後にいたわけでも、事前に知っていたわけでもないとしても、疑惑は英米枢軸の同盟国に向けられなければならない。
 
両者とも、ポーランドが大陸の大国として台頭し、いずれは事実上のドイツ圏のリーダー(少なくとも中央・東ヨーロッパでは)に対抗できるようにすることで、EUを分割し支配することに関心を持っているのです。

ドイツを地政学的・地理経済的ゲームから永久に排除するためには、枢軸は、反ロシア制裁の遵守を通じて、経済的に「自滅」させることに成功するだけでなく、将来、ロシアと戦略的に意味のある和解をする可能性をも失わせなければならない。
 
ノルドストリーム・パイプラインの破壊工作は、まさにそれを実現し、ドイツが最終的にロシアとの関係を修復するためのエネルギー計画を遵守することを完全に妨げてしまったのである。
 (以下略)
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配信元)
 
 

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