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今、ウクライナでロシアと戦っている軍隊は、もはやウクライナ軍ではなくNATO軍 / 「米英主導で軍事、経済支援の継続を決めた。戦争の更なる長期化を宣言した。」ことに対するロシア側の回答

竹下雅敏氏からの情報です。
 ウクライナの逆襲でハルキウ(ハリコフ)をウクライナが奪還したということになっています。冒頭の動画の2分22秒の所で、“この青いのがウクライナ軍、赤いのがロシア軍なんですね。…通常だったらロシア軍に結構やられるはずなんですけれど、ロシア軍が攻撃してこなかったんですね。”と言っています。ロシア軍は撤退命令が出ていたようです。
 スコット・リッター氏は、“いくつかの変化がありました。NATO軍について話しているところです。今、ウクライナでロシアと戦っている軍隊は、もはやウクライナ軍ではありません、NATO軍です。その軍隊は主にウクライナ人が配置されていますが、このウクライナ軍はNATOの諜報機関、通信兵、NATOの指揮官、NATOの兵站によって支えられています。また、数千人とは言わないまでも、数百人の元軍人たちが契約しているという報告もあります。ウクライナ軍と契約し、専門的な仕事をしています。例えば、NATOの砲システムの運用や助言などといったところです。これはすでに一線を越えています。しかし今、私たちの目につくのは、この戦いに常に参加してきた国際的な軍団についてです。以前は、太った元軍人の集団で、多くは戦闘経験のない冗談みたいな存在でした。ウクライナは彼らを使いたがらなかった。しかし、この軍団は変貌を遂げました。今では数千人の戦闘に精通した傭兵が配属されています。はっきり言って、アメリカはウクライナには関心がなく、ロシアにできるだけ多くの損害を与えることだけ考えている。その目的と目標を達成するために、ウクライナの紛争を利用しているのです。”と言っています。
 “続きはこちらから”のアジア記者クラブのツイートをご覧ください。「ラムシュタイン米軍基地で8日、ウクライナ支援会議が開催され、米英主導で軍事、経済支援の継続を決めた。戦争の更なる長期化を宣言した。」とあります。そして、“ウクライナ軍の参謀本部は8日、これまでに東部ハルキウ州などでロシア側が支配していた20の集落を解放し、700平方キロメートル以上の領土を奪還した”と発表したのです。
 すらいと氏のツイートによれば、フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長は、“ロシアは半導体がないため、食器洗い機や冷蔵庫からチップを取り出して兵器を補修しています。彼らの産業は末期です…数ヶ月耐えれば、欧州は燃料費をロシアに請求できる、とも言ってる。”とのことです。
 これが、ウクライナの紛争を利用して、ロシアにできるだけ多くの損害を与えることだけを考えている連中の考えです。
 予想通り、“現在ハリコフではウクライナ軍と外国人傭兵による民間人の殺害と略奪が横行している”とのことです。例によって犬HKは、「ウクライナ ロシア軍撤退の地域 住民が拷問加えられていた疑い」と報じています。
 ロシア軍が地元の住人を拷問し虐殺していたのなら、なぜウクライナ軍が入ってきた時に、誰もがロシア領に逃げようとするのか。私は、犬HKなどという下品な言葉を本当は使いたくないですよ。犬が、かわいそうじゃないですか。
 「米英主導で軍事、経済支援の継続を決めた。戦争の更なる長期化を宣言した。」ことに対するロシア側の回答は、“夜中のわずか2時間半の間に、ウクライナのエネルギー・インフラの半分をミサイルで破壊”したことでした。
 ウクライナがいつまでもふざけたことを続けるなら、ガスもその内に止まるでしょう。“ウクライナの冬は寒いぞ~”という未来は、ほぼ確定です。ロシアの攻撃を受けて、ようやくそのことに気づいたゼレンスキーはパニックになって、「ロシアに痛烈な警告」をしたようです。
 ロシア政府に対して、「本当に何も理解していなかったのか。我々が誰だか理解していないのか。」と言っています。薬が入っているとは言え、自分達がイルミナティであることを主張しているように見えます。
 ゼレンスキーが愚かで憐れなのは、イルミナティが完全崩壊をすることが、もはや時間の問題である事を、全く理解していないことでしょう。
(竹下雅敏)
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2022.9.13【ウクライナ最新情報】「ウクライナ勝利」で逃げ出すウクライナ国民!メディア報道と真逆の実態は、ウクライナ国民を苦しめ欧州のエネルギー危機を加速‼【及川幸久−BREAKING−】
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今年の冬の欧州の行く末 ~ソ連の有名な吟遊詩人ユーリ・ヴィズボル作曲の、ヴァルヴァラ・ヴィズボルが歌う「そして冬は大きくなる」

竹下雅敏氏からの情報です。
 この美しいビデオには、ソ連の有名な吟遊詩人ユーリ・ヴィズボルが作曲し、孫娘のヴァルヴァラ・ヴィズボルが歌う「そして冬は大きくなる」が使われている。

そして 冬は大きくなる…
見よ 川の向こうの
秋は静かに死にかけて
黄色い手を振っている…
そして 雪の塊を砕くと
春には太陽がはねる…
そして 冬は大きくなる
夕暮れと雪だけ。

 あまりにも見事な映像と歌には感嘆するよりないのだが、「ユーリ・ヴィズボルは67年にすべてを知っていました。そして、孫娘のヴァルヴァラの素晴らしいパフォーマンスに感謝します」というアンドレイ・ヤニシェフスキー氏の称賛の言葉が示すように、この歌は今や予言となる。
(竹下雅敏)
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「町の住民…いや原則的にはザポリージャ地域全体の住民は、(IAEAの)ラファエル・グロッシに手紙を書きました。ウクライナ当局の軍隊に何とか働きかけるよう、原発への砲撃をやめさせるよう訴えました。」

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画の冒頭で、“町の住民…いや原則的にはザポリージャ地域全体の住民は、ラファエル・グロッシに手紙を書きました。ウクライナ当局の軍隊に何とか働きかけるよう、原発への砲撃をやめさせるよう訴えました。私たちはここでの平和な空を望んでいます。また6基の原子炉の国際的な安全も望んでいます。もし原発で原子炉の運転に影響が出た場合、私たちの街や産業界や、そして彼らが言うように領土で何が起こるでしょうか? これは数百年にわたり地球全体の生態系に影響を与える可能性があります。…”と言っています。
 2分8秒で、“彼らは20,000人以上の署名を集めました。これを止めさせてください。どうか注目してください。”と国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長に訴えています。
 2分30秒では若い女性が、“エネゴダル住民を代表してあなたに会いに来ました。エネゴダル市やザポリージャ州の住民全員が助けを求めています。砲撃がありました。少なくとも4人死亡しました。”と言うと、ラファエル・グロッシ事務局長は、“申し上げたように私はここに来ました。ここに留まります。皆さんと一緒にいます。”と答えましたが、恐らくこれ以上のことは言えなかったのでしょう。
 8月19日の記事で紹介しましたが、アゾフ大隊のドミトロ・コルチンスキーは、「(原発攻撃は)リスクがあり、多数の被害も出る。しかし、占領者ロシアと原発群を今攻撃しなければ、更に多くの人が苦しむことになる。攻撃する他に方法はない」と発言。ゼレンスキーも、「標的は原発ではない。そこにいるロシア兵だ」と言っていました。
 日本の報道では、ザポリージャ原発付近の攻撃の責任が、あたかもロシア側にあるかのように印象操作をしていますが、原発を掌握しているロシア側が攻撃をする理由が見当たりません。
 一方、ウクライナ側には明確な理由があり、“原発攻撃の意図はザポリージャのロシア編入の是非を問う「住民投票」を阻止するため”ということでした。
 実際、タマホイさんのツイートによれば、“ザポリージャ地区のロシア編入に関する国民投票を準備している組織の本部に、ウクライナが神風ドローン攻撃”をしたようです。
 こうした状況にあって、「誰が原発を攻撃してるか、特定はできますか?」というCNNの質問に、ラファエル・グロッシ事務局長は、「私にはできません。我々には調査の権限がない。」としか言えないのです。
 IAEA査察団がザポリージャ原発へ向かう前に、ゼレンスキーはキエフに来るように要請しました。プーチン大統領のメンターであるアレクサンドル・ドゥーギン氏の娘が暗殺されるという事件がありました。ゼレンスキーはラファエル・グロッシ事務局長に対して、“「職務以外の事柄に言及しないこと」が、自身と家族の安全のためになる”とアドバイスしたかもしれません。
(竹下雅敏)
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ザポリージャ原発の周辺住民がIAEAグロッシ事務局長に2万人の署名を手渡す 2022/09/01
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ロシアの保護下で、ザポリージャ原子力発電所に無事到着したIAEA査察団 〜 ザポリージャ原子力発電所を維持、管理しているのはロシアの技術者

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、“西側メディアは事前にウクライナ軍の上陸作戦を知っていて、警備が手薄になった原発の奪回を、ライブで全世界に報道する計画だった。”という、すらいと氏のツイートを紹介しました。
 こちらの記事によれば、“この作戦は、ウクライナ参謀本部がイギリスの諜報機関MI6と共同で準備した…この部隊は、MI6が指揮・調整する作戦を遂行するために、イギリス軍によって訓練されていた。”とのことで、MI6の軍事作戦はIAEAの査察団と世界の報道陣が見守る中、原発を奪還しウクライナが施設を占拠、IAEA査察団が人間の盾となるため、ロシア軍による奪還は不可能になるという計画でした。
 しかし、ロシア軍はこの作戦を事前に把握しており、“襲撃者は逮捕された3人を除き、到着と同時に殺害された。さらに、コマンドーのうち2人が捕まり、負傷した。”という結果に終わりました。
 IAEA査察団はロシアの保護下で、ザポリージャ原子力発電所に無事到着。一連のツイートは、IAEA査察団による査察の様子です。IAEA査察団を案内したのはロスアトムの担当者です。
 朝日新聞デジタルの3月13日の記事によれば、“ウクライナの原子力企業「エネルゴアトム」は12日、ロシア軍が4日に制圧した同国南部のザポリージャ原発をロシアの国営原子力企業「ロスアトム」の管理下に置くとの通告を受けた…11日、ロスアトムの技術者ら11人が到着した。”とあります。
 要は、ロシアの技術者らがザポリージャ原子力発電所を維持、管理しているのです。IAEA査察団のトップであるラファエル・グロッシ氏は、「困難な状況にもかかわらず、彼らは非常にプロフェッショナルに仕事をこなしている。」と評しています。
 IAEA査察状況⑪をご覧ください。「エネルゴダールの住民は、ラファエル・グロッシ氏に2万人以上の署名を手渡し、ウクライナ軍によるザポリージャ原子力発電所への継続的な砲撃の状況を無視しないようにと集団で訴えた。」とあります。
(竹下雅敏)
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経済制裁の実態を見抜いて政府に抗議をする欧州の人々「ロシアと融和し、EUやNATOから脱却を」〜 未だに「ロシア悪」の日本は欧州の大規模デモを正しく認識できるか

 アメリカが仕掛けたロシアへの経済制裁は、エネルギー価格の高騰を招き、ブーメランとなって欧州の国々を襲いました。この冬をロシアからの天然ガス無しで乗り切れるのか深刻な社会問題になっています。チェコ・プラハの怒涛のような7万人大規模デモが次々とネット上で伝わってきました。ウクライナ紛争での中立を宣言し、ウクライナからの難民流入を止めること、ロシアと融和し、エネルギー価格を下げること、EU、WHO、国連への政治的従属から脱却することを求めていて、一般市民を苦しめている根本原因への確かな理解が背景にあるようです。
 フランス・パリでもEU、NATOからの脱退を強く求めるデモが明るい雰囲気で沸き起こっています。ドイツ・ケルンでは、キエフ支援政策への反対を鮮明にした「反政府・反ウクライナ」デモで、NATOの東への拡張に反対し、市民に有害な制裁をやめろと求めています。
 Youさんのツイートに「なぜこれだけ大きな問題が発生しているのに、日本のメディアは無視しているのだろう。 経済制裁の失策がばれるのが、都合が悪いんだろうな。」とありました。ロシアを悪者にするストーリーが未だに信じられている日本。こうしたヨーロッパの動きが正しく認識されるだろうか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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エリートの対米従属政策に対する庶民の怒りが欧州で爆発寸前の状態になってきた
引用元)
プラハのベンツェスラウス広場で9月3日に早期の選挙を求める集会が開かれ、​警察の推計によると、約7万人が集まった​。9月25日までに内閣が退陣しないなら、抵抗権の行使を宣言するとしている

 そうした集会が開かれた最大の理由はエネルギー価格の高騰にある。この高騰はアメリカ政府が仕掛けているロシアに対する経済戦争によって引き起こされていることを理解しているようで、ウクライナでの戦争で中立を宣言し、ウクライナからの難民流入を止めることを要求している
(中略)
 ゼレンスキー政権はアメリカの命令に従い、国の破壊を進めるだけでなく、国民に「玉砕」を求めている。ウクライナ人が自国を見限るのは必然だ。

 ウクライナを破滅へ追い込んだアメリカは現在、ヨーロッパの庶民を地獄のような状態へ突き落とそうとしている。EUの幹部などエリート層はアメリカの命令に従っているが、庶民の怒りは爆発しそうだ
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