ジミー・カーター退場に利用された事件
イラン-イスラム革命に付随して起きたイランアメリカ大使館人質事件、これが引き起こしたドラマは、ジミー・カーターの大統領からの退場でした。
ジミー・カーター大統領
イラン-イスラム革命が成立した1979年、皇帝モハンマド・レザーは1月に国外退去、10月に米国に入国、米国入国に激怒したイラン国民によってイランのアメリカ大使館が11月に占拠され、大使館の人間などがモハンマド・レザーの引き換え要求としての人質に取られました。これがイランアメリカ大使館人質事件です。
テヘランのアメリカ大使館の塀を乗り越えるイスラム法学校の学生たち
この後、
カーター政権は大使館の人質開放のための作戦をことごとく失敗、これでカーター政権は批判の的となり、1980年11月の大統領選挙でジミー・カーターは敗退します。米大使館事件がカーター敗退の最大要因といってもよく、この事件は次のロナルド・レーガン就任と同時に解決しています。
そもそもカーターは、元イラン皇帝の米国入国には反対だった模様です。
しかし、「パフラヴィー元皇帝の友人だったヘンリー・キッシンジャー元国務長官らの働きかけを受け、最終的に『人道的見地』から入国を認め」(ウィキペディア「イランアメリカ大使館人質事件」)、カーター自身の首を絞める事件へと発展していったのです。
ヘンリー・キッシンジャー
ここでもやはりキッシンジャーです。イラン革命に付随する米大使館事件が、カーター大統領退場に利用されたとの見方も成立するでしょう。
ジミー・カーターは1977年に大統領に就任しています。
カーター政権の外交政策は「人権外交」と呼ばれ、1978年には長年対立していたエジプトとイスラエルの間の和平協定「キャンプ・デービッド合意」を締結させています。
編集者註:左からイスラエル首相ベギン、アメリカ大統領カーター、エジプト大統領サーダート。中東和平の枠組みとエジプト・イスラエル平和条約の枠組みからなる和平合意を米国のキャンプ・デービッドで交わした。
ただし問題になるのが、ウィキペディアの「ジミー・カーター」記事の「
外交政策」欄の
次の記述です。
1977年3月16日にマサチューセッツ州クリントンで行われたタウンミーティングにおいて、アメリカ大統領として初めてパレスチナ人国家建設を容認する発言をした(しかしながら、この発言がユダヤ系アメリカ人の反感を買い、先に述べた1980年アメリカ合衆国大統領選挙の敗北の一因となった)。
『櫻井ジャーナル』
2017.05.30記事では、
「1976年の大統領選挙で勝ったジミー・カーターはブレジンスキーとデイビッド・ロックフェラーが後ろ盾になっていた人物。」との指摘があり、同記事にはそのカーター政権の安全保障補佐官となったズビグネフ・ブレジンスキーについて次の記述があります。
ズビグネフ・ブレジンスキー
ハーバード大学で博士号を取得、後にコロンビア大学で教えるようになる。このころかCIAと関係ができたと見られているが、その一方でデイビッド・ロックフェラーと親しくなる。
カーターは、ロックフェラーらの思惑で大統領に就任するも、イスラエルのパレスチナ問題などで彼らの思惑に外れた行為をとっため、イランの米大使館事件を起こされ、更迭されたというの本筋でしょう。
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ShortShort Newsさんが、サーシャ・ラティポワ氏の動画に字幕を入れてくれました。冒頭の動画で彼女は、“これは「ワープ・スピード作戦」で、国防総省が担当した作戦です。国防総省は…この作戦全体の最高執行責任者であることを明言しています。…製薬会社は単なる供給者です。製薬会社は注文を実行するだけです。しかし、設計、開発、製造の監督官庁は国防総省です。…法的には、製造したものをHHS(保健福祉省)長官のAlex Azar(アレックス・アザール)が、効果があるかもしれないと判断すれば市場に出すことができます。…国防総省は食品医薬品局FDAの規制の対象外です。…国防総省は、臨床試験を行う必要もありません。国防総省は、安全性と有効性を実証する必要もありません。…ここで重要なのは、食品医薬品局FDAは、何の役割も果たさないということです。すなわち、FDAがこれまでずっとやってきたのは、規制当局を演じ、芝居を演じてきたということです。つまり、この製品を規制する役割はないのに、規制当局になりすましているわけです。これは、私たち全員に対して行われた詐欺行為です”と言っています。
“続きはこちらから”の動画は非常に重要です。ツイート動画はリンク先の動画の「全編」を6つに分割したものです。
「全編」の動画でサーシャ・ラティポワ氏は、“重要なのは、臨床試験の実施施設や治験責任医師のほとんども騙されていたことです。FDA職員のほとんども騙されていたのです。というのも、この特殊な詐欺は、トップが主導しているのです。私の知る限り、国防総省、保健福祉省HHS、食品医薬品局FDA、生物医学先端研究開発局BARDAのトップと法律顧問、ほんのわずかな人たちしか知らないのです。しかし、それ以外の一般議員や役職者は知りません(4分40秒)…つまり、彼らは皆、組織的に行ってきたのです。実際、2013年に準備を開始しています。…例えば、パンデミックエンタープライズがあります。2013年に設立された半民間・半政府系の企業で、連邦政府機関の10人のトップが参加しています。略してPEMCと呼ばれる組織です。連邦政府機関の10人のトップには、国防総省、保健福祉省、食品医薬品局FDA、国立衛生研究所NIH、農務省、エネルギー省、退役軍人会などが含まれます。…つまり、パンデミックへの対応について秘密を守るために、多くの秘密主義と手順を持った陰謀団が2013年に結成されたのです(9分30秒)”と言っています。
こうしたサーシャ・ラティポワ氏の情報は、ワクチン接種が「世界中で大量殺人を行おうとする陰謀の証拠」を示す決定的なものです。「陰謀論」ではなく、まさに陰謀であることが、ハッキリとしたのです。