竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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(前略)
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ブラヴァツキー流の神智学では、根源人種や、亜人種について語られる。
○第1根源人種(不滅の聖地といわれるポラールに住んでいた。)
○第2根源人種(ヒュペルボレアス人)
○第3根源人種(レムリア人)
○第4根源人種(アトランティス人)
○第5根源人種(アーリア人)
と呼ばれた。
(シュタイナーでは、根幹人類期と呼ばれ、アーリア人と呼ばず、第5根幹人類期、もしくは後アトランティス時代と言う言い方に変えている。)
根源人種は、7つの亜人種から成り立つとされ、アーリア人種は、インド亜人種、ペルシア亜人種、エジプト亜人種、ギリシャ亜人種を経て、現在のゲルマン―アングロサクソン亜人種にいたっているとされる。
(シュタイナーでは、亜人種と言わず、文化期と言う表現に変えている。さらに現在をゲルマン―アングロサクソン文化期とは呼ばず、第5文化期と呼ぶ様にしている。)
(中略)
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インド文化期(紀元前7227~5067年)=蟹座
これは、太古のインド文化であり、私達に一般的に知られている古代インド文明ではない。文化期の年代の決定は、太陽が春分に十二黄道宮を移動していく時間を基準にしており、インド文化期は、太陽が春分に蟹(かに)座にあった時期にあたる。インド人は、モンゴル人種とカフカス人種の混合から発生したのであるが、
(中略)…神霊の世界を本当の世界と感じ、物質界をまぼろしと感じていた。そして、アトランティス時代の霊視的な意識に戻る事を希求した。
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ペルシア文化期(紀元前5067~2907年)=双子座
文化の中心地がペルシアに移った。この時代、ペルシアでは、人々は大地を
(中略)…現実のものとして認識した。霊的なものと物質的なものの対峙が意識され、それは光の神と闇の神の対立という神話を生み出した。
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エジプト・カルデア文化期(紀元前2907~747年)=牡牛座
文化の中心はエジプトとカルデア地方に移っていった。この時期には、人々は地上の物質の中に天上の法則を認識しようとする様になった。こうして、さまざまな学問が生まれたのであった。
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ギリシャ・ローマ文化期(紀元前747~紀元後1413年)=牡羊座
ギリシャとローマで文化が新たな展開を示した。人間は物質の中に自分の精神を表現しようとする様になったのである。
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第5文化期(1413~3573年)=魚座
現在の文化期が到来した。
人類の未来
●アトランティスの崩壊(ノアの箱船などの洪水伝説)のあと、インド文化期、ペルシア文化期、エジプト・カルデア文化期、ギリシャ・ローマ文化期、現在の第5文化期(現在の文化期)にいたったが、
その後の未来は、ロシア文化期、アメリカ文化期という7つの文化期を通過したあとに、黙示録で言う、万人に対する万人の戦いがあって、ポスト・アトランティス時代は終わりを告げる。
●シュタイナーは、現在ある人種という概念がなくなり、
これから善人種と悪人種の二種類に人類は分かれて行くとしている。
(以下略)