〇 世界一裕福な国、日本
・日本は対外純資産が世界一、ぶっち切りの341兆円。世界一裕福な国。
2位ドイツ、3位中国。
・アメリカは−1000兆円。トランプのディール外交は日本などに売りつけるもの(武器、金融商品、農産物等)
・日本は借金まみれというが、国の中で政府が民間から借金をしているだけのこと。国としては要はチャラ。
・しかしこの日本の持つ外貨は、外国に貸しているお金であり、日本には入ってこないお金。
日本人に実感がないわけ、恩恵がないわけ。
〇 国家経営を間違え続けて30数年
・1985/9/22.
プラザ合意で変動相場制となった。
(※ちなみに1985/8/12.
日航123便墜落事故)
・ドルを下げ、アメリカは貿易黒字となる。
・日本はどうしたか?コストカット、人件費を抑えてでも、貿易黒字をひたすら求めた。
・結果、30数年で3兆ドルの外貨を得るが、これは受け取れないお金。つまりただ働き。
・国家経営、哲学がない!ということ。
〇 何のために働く?
・マネーストック(日本の現金、預貯金)…1980年200兆円、1986年340兆円、2017年1000兆円
・大企業の内部留保、460兆円(法人税を下げ、人件費を抑えて)は、株主の資産。
・株主のために利益を上げることがよしとされている。今、自分、金の目先だけとなってしまっている。
・何のために働くのか?といういわば哲学に基づくことがなくなってしまった。
・例えば、かつての近江商人の三方よし…買い手よし、売り手よし、世間よし。
・国家もすでに国民のため!ではなく、別のもののためのようだ。
〇 GDP
・GDPを上げるとか、株価を上げるとか、皆のためではない。
・内部留保は貯まり、資産はでき、株価は上がる。しかし利益を上げるために、人件費は下げる。
・株主もすでに3割は外国人。
・GDPとは、どれだけお金が動いたか?
GDP=消費+政府支出+投資+純輸出
・例えば、子どもを保育サービスに預ける。
母は働きに出る。
GDPを上げることと幸せとは関係がない。
・GDPを上げるために、1億総活躍とか言い出す。
皆働きに出て、お金を使え!
・戦後は純輸出を黒字にする必要があったが、頭打ちの今も黒字をよし!としているおかしさ。
・人件費削減してまでも黒字路線。
・五輪にしてもTPPにしても、稼いでもそれは使えない外貨。
〇 黒字還付金
・今こそお金を国民のために使うべき!
・例えば、1人150万円を配る。
・自粛して、お金のために働くことをやめる。
→生産減る→消費増える→輸入増える→赤字
・貿易赤字こそが、黒字の外貨を使う唯一の方法。
・要するにこうした給付は、バラマキではないということ。黒字還付金!ただ働き分の、300-600兆円の内の200兆円(1人150万円で全国民)
・日本は世界一赤字にしていい国。赤字にしなきゃいけない国。
・どこかの国の黒字は、どこかの国の赤字。
・これは1985年プラザ合意のイエローカード(稼ぎ過ぎとの)の時にやるべきことだった。
・輸出主導型から内需拡大へと、経済構造を転換すべきだった。
・しかし黒字路線のまま、今やFTAなどのレッドカードが来ている。黒字路線を引っ剥がすために。
・なので、今すぐ150万円を配れ!黒字を使う時。
・もう身を削って首を締めるのをやめるべき。
稼いだら使え!ということ。
・与党も野党もこの30数年、このことをちゃんと理解していない人ばかり。
・われわれは皆このことを知る必要がある。
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大人しい猫ちゃんだわ