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聖職者が「ハリー・ポッター」の呪文は本物だとして、小学校の図書館から撤去を決定 / 小児虐待儀式を告発元FBIロサンゼルス支部長テッド・ガンダーソン動画を再掲

読者からの情報です。
ここ時事ブログでは
主人公が名前も書きたく無い、
悪魔主義者の子どもの頃の話と竹下先生から
知らされていた私達。

さもありなんな記事ですが、
色々ここで出される情報の正確さが証明されていく感じですね。

あの小説を読むこと、
大阪にある、映画村(笑)に行くこと
子ども連れって
ヤバいですう
(DFR)

 読者のDFR様、まゆ様から同じ情報をいただきました。
シャンティ・フーラの映像配信では、ハリー・ポッターが一大ブームの頃からその波動の悪さが指摘されていました。大量逮捕の火がついた今、はっきりと聖職者たちが「物語の中の呪いや呪文は実在のもので、本を読んだ人が口にすると本当に悪霊を呼び寄せてしまう」危険があると明言し、「ハリー・ポッター・シリーズ」を図書館から撤去することで子供達を守る動きが出てきたことは印象的です。時事ブログでは、2016年に前編集長がハリー・ポッターに込められたサタニズムを指摘する動画を取り上げています。
 また、時を同じくして、読者のannie様から「小児虐待儀式を告発する元FBIロサンゼルス支部長テッド・ガンダーソン」氏の動画を投稿いただきました。
実にこの動画も、時事ブログでは2013年時点で取り上げていましたが、今、改めてこの動画の指摘が実感を伴ってきました。元記事の動画が削除されていますので、ここで再掲しました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米国のカトリック系学校でハリポが禁書 「本物の呪文」
転載元)
米テネシー州ナッシュビルのセント・エドワード小学校ではハリーポッターの書籍貸し出しが禁止される事態となった。運営に携わる牧師がハリーポッター・シリーズの中に「悪霊を呼び起こすことができる本物の呪いや呪文」があると判断したためだ。米紙「テネシー」が報じた。

米紙の報道によれば、運営に携わるダン・リーヒル牧師はハリーポッター・シリーズの7冊をすべて図書館から撤去する決定を下した。ハリポ・シリーズには架空の良い魔法や悪い魔法がいくつも登場するが、牧師によれば「これらの魔法は本物で、人間が口にすると悪霊を呼び起こす力がある」。牧師は米国やイタリアのエクソシストらと審議した結果、図書館からの撤去を決定した模様。
今年の4月にはポーランドのグダニスク市でもハリポ・シリーズの本が「神の言葉」に反するとして、牧師らが教会の前で燃やす事態が起こっていた
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[Eden Media]ハリー・ポッター // 悪魔の洗脳プログラミング
 この動画を見ると主人公ハリー・ポッターのモデルは、「世界で最も邪悪な男」と称されるアレイスター・クロウリーではないかと思いたくなります。竹下氏の映像配信の「ガヤトリーマントラの祈り方(2)解説:4つの身体を浄化する生き方」の中で、映画・ドラマ・小説等を見るとメンタル体の浄化が進まないことが指摘されていました。その雑談として、息子さんが就学旅行のバスの中で「ハリー・ポッター」を見せられて気分が悪くなったというエピソードがありましたが(それを聞いた当時は意外に思っていました)、その感性は正しかったのだなと思いました。一方、地球人はハリー・ポッターが史上最も売れたシリーズ作品になるほど毒されているのかもしれません。毒抜きする為には、国家スキャンダルにまで発展しているピザゲイト事件等のイルミナティの真相が明らかになることが必要だと思います
(以下略)

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小児虐待儀式を告発元FBIロサンゼルス支部長テッド・ガンダーソン
配信元)


除菌大国・アレルギー大国ニッポン ~生活環境の無菌室化と激増するアレルギー

 世界の中でも、日本の清潔さはトップクラスといわれています。水資源が豊富なことから、シャワーやお風呂に入る頻度が高く、とてもきれい好きな国民性でもあります。
 また、テレビでは除菌消臭関連の商品CMがたくさん流され、スーパーやドラッグストアなどの店内には所狭しと除菌消臭グッズが陳列されています。日本は世界一の残留塩素濃度を誇る水道水があり、ご存知の通り塩素が細菌を殺します。便座には除菌ペーパー、汗対策には除菌スプレー。帰宅したら除菌ソープで手を洗い、殺菌薬でうがいします。自宅は、掃除機やエアコン、スチームクリーナー、空気清浄機でしっかりと除菌された無菌室空間のよう。そして風邪をひくと医者からは抗生物質を処方され、いつも食べるコンビニのおにぎりやざるそばは、防腐剤のお陰で一ヶ月はカビないそうです。公共施設やホテルなどでも「抗菌マーク」をよく目にします。
 このように、日本ではありとあらゆる様々な生活環境の中で、除菌がなされています。除菌は食中毒を防ぎ、さまざまな感染症を予防できるというのも事実ですが、必要以上に何もかも除菌してしまうことが身体に悪影響を与えてしまうことは想像だに難くありません。

 身体を無菌状態にしてしまうと、ちょっとしたきっかけで簡単につまらない雑菌などに占領されてしまいます。東南アジアやインドなどに旅行に行って、お腹を壊したり、コレラなどにかかるのは圧倒的に日本人だと言われています。
 またここ近年、アトピー性疾患がみるみる激増(In Deepさんのグラフ参照)しており、山梨大学医学部、免疫学教授の中尾篤人先生いわく、「実は日本は世界でも突出したアレルギー大国なんです。日本の20代大学生の血液を調べたところ、その9割がアレルギー予備軍であったという研究結果も出ている」とのこと。そして実際、国民の約2人に1人がアレルギーにかかっているという異常事態です。ほんの数十年前までアレルギー疾患は「ほぼゼロ」だったにも関わらずです。

 なぜこんなことになってしまったのでしょう。

 免疫力を決めるのは、腸内環境(腸内細菌)です。そこには全身の約7割の「免疫細胞」が大集結しています。その腸内環境を決定的に決めるのは、小さい頃の周囲の環境です。本来なら、自然の中におびただしく存在する様々な細菌やウイルスたちと共に、たくさんの「免疫作り」をしていくはずなのです。そのために必要なのが、細菌やウイルス、ダニの死骸、花粉、泥、土などなど。いわゆる「ありとあらゆる不衛生」であるはずです。

 コチラによると、今の子供が屋外で過ごす時間は20年前の半分で、8歳から18歳の子供は、1日平均7時間38分を娯楽メディアなどで室内で過ごすそう。そして9歳から13歳の子供で、自発的に外に遊びに行く子はたった6%!これでは、無菌室のような自宅ではもちろんのこと、外での「ありとあらゆる不衛生」と触れる貴重な機会までもが失われているのです。
 こうして、「ダニも花粉も細菌もウイルスも何もかも体験したことがないから、それらは敵」と見なされ、白血球が攻撃をしかけることになります。つまり「アレルギー発症」となるわけです。

 時には荒療治も必要なのかもしれません。アレを飲めば、「ありとあらゆる不衛生」などは実に取るに足らないものだと心の底から思えるのですが。。。

追記)アレルギーの原因には無菌室化以外にも、化学物質などの様々な要因が考えられます。本記事は、あくまでもアレルギーの一因として考えられる一推論に過ぎません。
(ぺりどっと)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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数百万の「無菌室」が導く崩壊:「微生物との共生を拒否した日本人」たちが創り出す未来の社会は
転載元)
(前略)
国民の約2人に1人がアレルギーにかかっている、という状態が異常でなくて何が異常かと思うのです(中略)...

下のグラフを見ますと、アレルギー疾患は「ほぼゼロ」だったのが、現在の「国民の何人かに1人」という状態にまでなったことがわかります。数十倍という増加ぶりで、これはガンの増加などよりも激しいです。

日本におけるアレルギー疾患の患者の推移

日本健康増進支援機構
(中略)
「本来、地上に生まれて、地上のさまざまな雑菌やダニやウイルスやカビや微生物たちと共生して、あるいは対抗するための抗体を体の中に作る」
という、幼少時の成長の中で最も大事な部分を、その幼い子どもたちは、
「生活の中で奪い取られている」

のです。
(中略)
子どもたちは、本来なら、自然の中におびただしく存在する細菌やウイルスたちと、これからの人生で共有していかなければならないたくさんの「免疫作り」を、自然の生活の中でなしていかなければならない。

それに必要なのは、細菌であり、ダニの死骸であり、花粉であり、ウイルスであり、泥であり、土であり、つまり「ありとあらゆる不衛生」であるはずです。

ところが「完全無菌室」で成長した子どもたちには、その力がない。
「不衛生と共生する経験がない」からです。

そうなれば、あとは必然的に、
彼や彼女たちの体は「ダニも花粉も細菌もウイルスも何もかも体験したことがないから、それらは敵」と見なし、白血球があらゆる自然界のものに対して攻撃をしかけることになり、すなわち「アレルギーが発症」します。
(中略)
石鹸やボディーソープを使うと、90%常在菌が流れ落ちるといわれています。若年層は12時間程度で再び常在菌が元通りになりますが、中高年では20時間と長い時間がかかります。
(以下略)

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[Twitter]崖っぷちでの佇まい

編集者からの情報です。
崖っぷちのシリーズが出来そう。続報求む。。。
(ぺりどっと)
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配信元)


[ネオニコチノイド系農薬]なぜか?世界の中でネオニコチノイド系農薬の規制が極端に緩い日本!…グリホサートもそうですが。

 農水省は、ミツバチの大量死がネオニコチノイド系などの農薬の過剰使用であることを認めています。神経に作用するネオニコチノイド系農薬は、母体から胎児へと移行することもわかってきたので子どもへの影響も心配です。しかしなぜか?世界の中で日本だけがネオニコチノイド系農薬の規制が極端に緩いのです...グリホサートもそうですが。政府はこうした規制緩和や新規承認の流れを止めようとはしません。なぜでしょう?
 記事にあるように、安倍政権は「攻めの農業」を掲げ、ネオニコチノイド系農薬の使用を禁止したEUなどへの輸出用にはそれに合わせた厳しい基準を求めながら、国内消費者には緩い基準で農薬にまみれた危険な食品を食べさせるという政策を是としています。現政権ならさもありなん!と驚きはしませんが、しかしひどい話です。
 ネオニコチノイド系農薬は松枯れ防止剤や殺虫剤などで使われますが、中でもお米を斑点米にするカメムシを防除するために過剰に使用されているといいます。見た目の悪い斑点米を徹底的に無くすために。(米の検査規格には着色粒規定というものがあり、米1000粒の中に着色米が2粒あるともうその米は2等米になってしまうそうです。1粒までが1等米、2-3粒で2等米、4-7粒で3等米。つまり米の等級とは食味ではなく見た目での判定ということです!)1000粒中に斑点米がたった数粒で"見た目が悪い"というのもどうかとおもいますが、しかし斑点米は色彩選別機という機械で除去できるので、危険な農薬を使わずとも白い米を消費者に届けることはできるといいます。アンケートによると「農薬を使ってでも斑点米を取り除いて欲しい」という意見はわずか1割ほどと少なく、「農薬を使わないで除去できるならそうして欲しい」という意見が約6割を占めたということで、やはり人々は安全なお米を望んでいることがわかります。しかしそれにもかかわらずこうしたネオニコチノイド系農薬が無くならないというのは、やはり人々の健康よりも農薬を売って儲けることを優先する、”お金>命”の輩がいるということなのでしょう。
 先日の時事ブログにありましたが、たとえUFOがケムトレイルを消してくれるようにネオニコチノイドを無害化してくれたとしても、人々の価値観、社会の価値観がお金>命である限りは、1%が99%を支配するというピラミッド構造はそのまま続き、こうした問題は形を変えこそすれ無くならないとおもわれます。
 しかし今や多くの人々がお金の虚構性をはじめとして、1%が支配する世の中のおかしさに気づきはじめています。そうした人々が、命が息吹く在り方へと意識を換えはじめているようにおもわれます。黎明の中を...(今、雷鳴が轟きました)

追伸。
 最後の記事では、調べた日本のペットボトルのお茶すべてからネオニコチノイド系農薬が検出されたとあります。
 また、ネオニコチノイド系農薬は残留性が高いため散布回数を減らせるので「減農薬」として用いられるそうです。つまり「減農薬栽培」をうたっているお茶は、ネオニコ農薬を使うことで他の農薬を減らしているわけなので、特にダメ!とのことです。使用する農薬は減るとはいえ、危険性は高まるわけですから、まるで詐欺のような話なわけです。
 その点、しもやま農産さんのような安心安全なお茶づくりの話はありがたいです。実際に美味しいので説得力があります。
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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■ネオニコを使わせないよう求める署名1万9千余り 農水省に提出
転載元)
(前略)
グリーンピース・ジャパンは8月23日、この間集めてきた着色粒規定など農薬の過剰使用につながる現行規定の見直しを求める署名約1万9千筆を、生協連コープ自然派事業連合、米の検査規格の見直しを求める会、生き物共生農業を進める会ととも農水省に提出した。(中略)

俎上に上がっている米の検査規格の中でも、着色粒規定がネオニコチノイド系などの農薬の過剰使用の元凶といわれてきた。(中略)

グリーンピースが行った消費者アンケートでは、「農薬を使ってでも斑点米を取り除いて欲しい」という意見はわずか1割ほどと少なく、「農薬を使わないで除去できるならそうして欲しい」という意見が約6割を占めたことを示して、消費者の声を反映させ、農家が農薬を使わなくてもよい制度にすべきだと要請した。(中略)

この署名に賛同して署名を集めてきた生協連コープ自然派事業連合の辰巳副理事長は、(中略)...ネオニコチノイド系農薬を使わない米の生産は容易だと説明した。その上で、先ごろ発表された独協医科大などによる、母体から胎児へネオニコチノイド系農薬が移行するという研究に触れ、子どもへの影響が心配であり、子どもの健康を守るためにも規制して欲しいと述べた。(中略)

アンケートによれば、消費者の多くが米の等級(1等米、2等米)は食味によるものだと理解している(65%)。実際の色や形による見た目で判定されていることを理解しているのは14%にすぎない。
(以下略)

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引用元)


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商店街の衰退と活力を失ってゆく地元の将来を憂い、就職したくなる街にするための活性化プログラムに取り組む、地元高校生記者にエールを!!

 日本全国の小売店がシャッター街に追込まれてしまって久しい。そんな中、地元の高校生が地域活性化プログラムを始動しようと挑戦している。
 北九州市(福岡県)は、福岡県の北部に位置し、関門海峡に面した九州最北端の都市である。九州の玄関口として栄えた歴史を持ち、1963年(昭和38年)に門司、小倉、若松、八幡、戸畑の五市の対等合併を経て、九州初の政令指定都市として誕生したところだ。
 今は日本で手に入れるのが非常に難しくなった台湾バナナ。バナナの叩き売りで売られていたのがこの台湾バナナ、発祥の地は門司である。ご承知のように、船で台湾から輸送してくるバナナ、門司港に到着した頃には完熟したものがある程度出てしまう。これを的屋(てきや:祭りや縁日などの屋台や露天等を営む業者)さんなどに売り捌いてもらったことがはじまりで、バナナの叩き売りが生まれた。筆者も、地元神社の秋祭りで、お上さんの合いの手と共に旦那が語る口上に引き付けられたことを覚えている。
 八幡の名前を冠する、八幡製鉄所(現在新日鉄住金㈱から⇒日本製鉄㈱に改称)は、明治34年(1901年)官営製鉄所として操業開始以来、一貫して日本鉄鋼業界のリーダーとしての役割を果たしてきた企業で、戸畑と八幡を跨ぐ広大なエリアに位置する。商業の街としての小倉、無法松や小倉祇園太鼓が印象的な街である。さらに、港湾の街としてのイメージが強い若松、現在では国際物流拠点港としての役割が期待されている。
 
 以前はこれ程までに活況を呈していた北九州市、100万人を越えていた人口も、現在では約94万人にまで減少してしまったようだ。この様に衰退して行く街が何とか以前の活力を取り戻し、この街で就職したいと思う人々が多く出て来てくれる事を願って、地域の高校に通う高校生が、街の活性化プログラムに取り組んでいる。この高校生、 現在高校3年生。お嬢様芸人の、たかまつななさんが運営する「笑下村塾」の高校生記者として活動している。
 
 この高校生記者が提案するプログラムは、「ソーシャルビジネスで商店街を活性化」である。
 【「ソーシャルビジネス」とは、貧困、環境などの社会問題を解決するための取り組みを、持続可能な事業として取り組むこと。簡単にいうと企業とボランティア団体などのメリットを合わせ持ったビジネスを指します。ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏が中心的に世界に広めていったビジネスとしても知られています】と述べている。さらには徹底して環境に配慮し、【地元商店街の中でゴミを出さない「zero waste/日本語ではゴミゼロとでも」商店街づくりや、商店街を地元民のコミュニティーとして活用していくための方法も考えたい】と述べている。zero wasteが理想郷に終わらない様、関わる人々の理解と絶大な協力が必要である。
 
 この記者も指摘しているが、地元小売店をシャッター街にしてしまったのは、1990年代、米国企業が日本進出を計画した折、日本の既存小売店への影響が及ぶと日本側が主張したのに対し、米国政府にその理由が不当であると批判され、結局ジャパンハンドラーズが日本政府をねじ伏せて、大規模小売店舗法(1974年施行)、略称「大店法」を廃止させたことが最大の原因である。この大店法の廃止に合わせて2000年に誕生した「大規模小売店舗立地法」、地元小売店の存続など全く考慮していないこの法律により、大型スーパーの進出が相次ぎ、今まで存在が守られていた小売店が、つぎつぎと閉店に追い込まれていった。
 苦境にあえぐ地元の商店街のこの現実を受け入れた上で、街の活性化に取り組もうとしている高校生記者にエールを送りたい!
(長哥)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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地元自慢は「派手な成人式」だけ? 北九州の女子高生が考えた地域活性化策 就職したくなる街に必要なこと
引用元)
(前略)
高校の友達との話で出てくるのは「スタバ」や「ダイソー」など、新しいものを次々に生み出していく大企業の商品ばかり。こんな話題で盛り上がる度、暗い気持ちになりますかつては人口100万人を超えていた北九州市ですが、今はシャッター通りになった商店街が少なくありません。もし大学を出て就活する時、故郷での就職を考えるだろうか。派手な成人式と今はもう無いスペースワールド……それだけがこの街の魅力なの? 「そこそこの都会」に住む女子高生の私が「地元で就職したくなるか」という視点で、地方を見つめ直してみました。(高校生記者・梶木瞳)
(中略)
「チェーン店は繁盛、地元の商店街は……」
私は現在、高校3年生。お嬢様芸人の、たかまつななさんが運営する「笑下村塾(https://www.shoukasonjuku.com/)」の高校生記者として活動しています。

北九州市は、かつて人口100万人を超えていた九州一の都市でした。でも、2019年8月現在の人口は約94万人で、企業の数も年々、減っています。

私の周りの友達の多くは地元での就職を望んでおらず、海外との関わりが強い企業に就職したいと思っている人が少なくありません。
(中略)
「たしかに、スタバの新商品は映える」
商店街にあった昔ながらの商店に変わって進出してきたのが、スタバやダイソーなど大企業のお店です。

たしかに、スタバの新商品はおいしいだけでなくインスタ映えするし、学校で使うポーチや文房具など可愛くて安く買えるダイソーは高校生のお財布に優しいです。しかも、次々に新商品が生まれるため飽きることなく定期的に通いたくなります。
(中略)
「ソーシャルビジネスで商店街を活性化」
地域に根付いた商店街の活気が戻るにはどうすればいいか?」。私は友達と一緒に、学校の授業でビジネスプランに取り組み、その中で「ソーシャルビジネス」という案が出てきました。

「ソーシャルビジネス」とは、貧困、環境などの社会問題の解決するための取り組みを、持続可能な事業として取り組むこと。簡単にいうと企業とボランティア団体などのメリットを合わせ持ったビジネスを指します。ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏が中心的に世界に広めていったビジネスとしても知られています。
(中略)
「なぜ私は地元を活性化させたいのか」
(中略)
かつて日本には大規模小売店舗法という法律がありました。1974年に施行されたこの法律は、開店日、売り場面積、閉店時刻、年間休業実数を周辺地域の商業の事情を考慮し調整するために設けられました。この法律によって商店街の多くは大型スーパーに客を奪われる心配がほとんどありませんした

しかし、1990年の日米構造協議でアメリカはこの法律を強く批判し、2000年に廃止されました。そして、規制緩和の結果生まれた2000年施行の大規模小売店舗立地法によって、大型スーパーの進出が相次ぎ、商店街の衰退を招いたと言われています。
(中略)
全国的な問題になっている高齢者の交通事故、ひきこもりや孤独死などコミュニティーからの断絶。もちろん商店街だけですべてが解決できるわけではありませんが、日本が直面している問題を解く糸口の土台として、時代をかけて築いてきたコミュニティーとしての商店街の生かし方はあるのではないでしょうか
(以下略)

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