注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ソルカ・ファール情報:ラクダレースでの口論から“ディープ・ステート”がサウジ皇太子の転覆を画策するに至り、ロシア軍はサウジアラビアへの派兵準備を進める
転載元)
WhatDoesItMean.com 18/10/14
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ
本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議(SC)の新たな報告書は物騒な言葉遣いではありますが大変興味深い内容で、さながら『千夜一夜』から飛び出てきた物語のような有り様なのです。
――集団安全保障条約(CSTO)の加盟諸国【※旧ソ連構成諸国】による軍事訓練「Cooperation 2018」の最終局面がキルギスタンのエーデルワイス訓練場で開始されたのですが、【そこに参加している】特殊部隊はその後ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子(別名MBS)の政権を守るべく、サウジアラビア王国へと配置可能な状態となるのだと書かれてありました。
――彼は現在アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザーイド皇太子(別名MBZ)による直接の脅威に曝されています。
【何故かというとザーイド皇太子は】世界最大のラクダレースで、自国のチームが優勝しなかったことに毒々しい怒りをあらわにしているらしく、この紛争を巻き起こしたラクダレースの最も顕著な被害者の一人こそ、ワシントンポスト紙のジャーナリストのジャマル・カショギだったのです。
――【そして】ザーイド皇太子によって欧米のメディアは現在、カショギがサルマーン皇太子の命令で無残にも殺害され切断されたとの非難で溢れかえっています。
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【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】
ロシアの軍事訓練とアラブのラクダレース
本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議(SC)の新たな報告書は物騒な言葉遣いではありますが大変興味深い内容で、さながら『千夜一夜』から飛び出てきた物語のような有り様なのです。
――集団安全保障条約(CSTO)の加盟諸国【※旧ソ連構成諸国】による軍事訓練「Cooperation 2018」の最終局面がキルギスタンのエーデルワイス訓練場で開始されたのですが、【そこに参加している】特殊部隊はその後ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子(別名MBS)の政権を守るべく、サウジアラビア王国へと配置可能な状態となるのだと書かれてありました。
――彼は現在アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザーイド皇太子(別名MBZ)による直接の脅威に曝されています。
【何故かというとザーイド皇太子は】世界最大のラクダレースで、自国のチームが優勝しなかったことに毒々しい怒りをあらわにしているらしく、この紛争を巻き起こしたラクダレースの最も顕著な被害者の一人こそ、ワシントンポスト紙のジャーナリストのジャマル・カショギだったのです。
――【そして】ザーイド皇太子によって欧米のメディアは現在、カショギがサルマーン皇太子の命令で無残にも殺害され切断されたとの非難で溢れかえっています。
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に相当するおおよその英語【訳】となっております。]
Charlie Deplorable @RadCharlie on GAB
— 🇺🇸Kari🇺🇸💨🌪🙏💙 (@jodaka97) 2018年10月16日
>>UAE Crown Prince Mohamed bin Zayed (second from left) and Saudi Crown Prince Mohammad bin Salman (third from left) open Crown Prince Camel Race Festival on 22 September 2018 <>>>> pic.twitter.com/iZWgRySjH7
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
アラブ首長国連邦のムハンマド・ビン・ザーイド皇太子(左から二人目)とサウジのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子(左から三人目)は2018年9月22日に「皇太子ラクダレース祭り」を開きました
【※とありますが、元記事のリンク先によると22日は終了日のようです。42日間続いて賞金総額は1,400万ドル越え、世界最大のラクダ祭りとしてギネス入りしました。】
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でありながら、アカデミー(The Academy)という、悪名高き傭兵部隊のアカデミ(Academi、旧ブラックウォーター社)を想起させる集団が跋扈する物騒さ。中東はイスラエルの思惑も絡んで、現代の火薬庫状態です。
余談ですが「訣」という字について。熟語で登場すると「ケツ」と読みますが、単独では「ワケ」とも読みます。手書きした際の形が似ているせいで「訳」(音はヤク、正字は譯)との混乱が戦前からあるようです。
「夬」という部分に語源となった「わける」の意味があるので、私は「訣」の方をあてています。「訣 訳」などと打ち込んで検索して頂きますと、森鷗外や山田忠雄の話がすぐ出てきて面白いですよ。
また「同音の漢字による書きかえ」もなるべく避けたいと思っております。例えば記事の末尾で「注」ではなく「註」と表記しているのはそのためです。
敗戦後は当用漢字(※既に廃止)や常用漢字(※実はただの目安)の制定によって、使える漢字が随分と制限されてしまいました。ですが現代は覚えておらずともパソコンで変換し、読めなければコピペでネット検索すれば済む便利な社会。
折角の豊かな日本語、学びを深め、廃れさせずに活用していきたいと願う次第です。