————————————————————————
冬が終わっちゃうということで、今しか書くチャンスがないと思って、急遽この記事を書きました。
一年ほど前の記事でも触れましたが、山口のこちらの山奥では、最低気温-16℃と聞きましたので、いろいろな対策を立てて、寒い冬に備えておりました。
しかし、拍子抜けするほど暖かく感じるのです。それでも今冬の最低気温は-6℃ほどでしたので、気温は大崎上島よりずっと低いのですが、ことのほか温かく過ごせてしまいました。プチプチハウスの功績ももちろんありますが、隙間の無い家というのは、本当に素晴らしいものだと感慨深く感じております。
また、外出するとき以外は、靴下を履かず、ずっと裸足で生活しています。昨年のムートンブーツやレッグウォーマーはいったい何だったのかと思うほど。白湯飲みや水浴び、ビワの葉酒などのお陰かもしれません。とにかく、足先が冷えなくなったのです。
というわけで、試すはずだった更なる防寒対策を試すことが出来ずに、今まさに冬が終わろうとしているわけです。そこで、本記事では-10℃以下になるような厳寒期に、ぺりどっとが本来考えていた防寒対策や参考になる方法などをつれづれなるままに書き綴ってまいりたいと思います。
まずは胴体部分について。
一年前の冬は、ぺりどっと通信1でも書いた通り、重防寒着などで寒さをやり過ごしてきました。
この重防寒着はライダー用の防水防風防寒つなぎです。本当に着る布団のように温かくて、冬場のツーリングでも寒さを感じさせません。
そもそも冬場のツーリングの体感温度っていうのは、風速が1m増す毎に-1℃低くなるので次の数式で表せるそうです。(バイクの系譜より)
たとえば、氷点下0℃の気温でバイクで50km/hで走行していると、
0℃ - 50 ÷ 3.6 ≒ -13.9℃
-13.9℃の体感温度になるわけです。これはかなり実際の体感温度に近いように感じます。100km/hで走行すると、なんと-27.8℃。これはもうアラスカレベル!つまり冬場のバイク乗りっていうのは、とてつもない寒さの中で走ってることになります。(ま、これは逆に夏は涼しいのですが♪)
ぺりどっとは路面が凍り付くような気温下では走らないようにしていますが、それでも氷点下0℃のときに走ることがありましたが、この重防寒着で寒さを感じることはほぼありませんでした。
その防寒性の高さゆえに、これを着たまま暖房の利いた店内に入ると大変なことになります。暑くて暑くてたまりません。もうもう激アツレベルになります!
そういうわけで、それほど動かない日常生活の中では-10℃ほどでしたら、重防寒着を着てさえいれば、特に問題なく過ごせるのではないかと推測していました。また、この重防寒着を着て20分ほどの散歩をしてくると、これだけでポカポカになってきます。早歩きで散歩すると、氷点下でも汗をかいてしまいます。
ぺりどっとは時事ブログの編集作業があるので、この編集中は身動きできなくなります。そんなときに、-10℃以下の寒さになった場合のぺりどっと防寒対策はコチラ。。。
布団乾燥機です。
以前もご紹介した布団乾燥機のホースを伸ばして、
この重防寒着の、ズボンの先 or 袖口 or 前面ファスナー
から中に突っ込み、44℃の温風を送り込みます。
実際にやってみると、温風を送り込んでるだけで、もう、暑くて暑くて。。。中はまるでサウナ状態でした。ですので、この重防寒着&布団乾燥機だけで、どんな厳寒地でも過ごせるのではないかと思っております。
でもでも、プチプチハウスもなかなかの保温性能です。どちらがより快適なのか試せなかったのが残念です。
次に手足の冷え対策についてです。
まずは足先です。
一年前には、レッグウォーマーにムートンブーツ、それに唐辛子をたくさん入れて対処してましたが、アルミ箔を入れておくというのもいいみたいです。足の発熱の再利用です。
ただ、冷え性で足先が冷える人には不評のようです。
足先には、しっかり防寒の上、唐辛子にアルミといったところが妥当なところでしょうか。しかし、ぺりどっとこたつもありますので、どちらでもお好みの方でいいかと思いました。
最後は指先です。
ぺりどっとは若い頃、冷凍倉庫内で食品関連の仕分け作業をしていたことがあります。その冷凍倉庫内の温度が-20℃! このときもネックだったのが、指先の冷えでした。
軍手一枚や二枚重ねでは追い付かず、とはいってもそれ以上重ねてしまうと、血流が悪くなって、かえって指が冷たくなってしまうんです。色んな防寒手袋を試してみましたが、結局は軍手の1~2枚重ねほどで、キビキビとよく動き回るというのが一番の指先防寒対策になりました。
面白いことに、この仕事はインドのある方の一言によって辞めることになるんですけどね。。。
さてさて、寒さで指先や足先などの末端が冷たいと感じるのは、
1.外部からの寒さによるもの
2.発汗による蒸発熱により熱を奪われるもの
の二通りがあるのだそうです。1は外部の寒さを完全に防寒することによって防げますが、やっかいなのは2です。
実はどんなに寒くても発汗はしてしまうもの。そして、人体の中でも特に手足は発汗しやすい部位なのです。冬山などで凍傷になったりするのも、こうした末端の手足。まず発汗により、体熱が奪われます。さらにその発汗した汗が手袋や靴下にたまって外部の寒さにより凍り、手足を凍傷させてしまうのです。
そこで、登山家などのエキスパートはVBLという防寒システムを活用しています。
さらに言うと、
手の表面全体を湿度100%のムレムレ状態に保って、汗を出さないようにするというものです。
具体的には以下の記事をご覧ください。
というように、VBLの手袋は三つの手袋からなる3重構造になっています。
手 < 極薄手袋 < 保温手袋 < 水分外気を通さない厚手のビニール手袋 < 外気
という感じになります。キモは、ペラペラの保温力ゼロかつ透湿性ゼロの極薄手袋を直にはくこと!ここに汗を閉じ込めて、湿度100%のムレムレ状態をキープし、保温層である保温手袋をドライな状態に保ちます。同じようにVBLを足にも施すと、写真のように長湯でシワシワになった足みたいになっちゃいます(笑)
実際にはVBL専用の手袋でなくても、極薄のゴム手袋と保温手袋(フリースや軍手)と外側の厚手のビニール手袋があれば、簡単にVBL化できるようです。
これはスゴいぞと、僕も実際に2℃ほどの気温のときに、3重の手袋をしてバイクで走ってみました。比較のために、片手だけは極薄手袋を外した状態で試してみました。
…が、あ、あれっ?両手とも普通に寒い。おかしいゾ。。。
指と極薄手袋の間の湿度が100%になるまでは冷たく感じるのかなとも思いましたが、
こちらの情報によると、高湿度低温といった状態では温かく感じないそうです。一番内側の部分が高湿度高温となって初めて温かく感じるようです。
というわけで、
VBLは身体を動かして、高湿度高温の状態、つまり極薄手袋の内側を湿度100%かつ温かい状態にしないとダメみたいです。ですから、雪中行軍や登山、雪中での農作業、スキーなどであれば、とても有用な方法だと思われます。ご自分の生活で当てはまる方は試してみるのもいいかもしれません。
そもそも、ぺりどっとがパソコン作業するのにこの3重の手袋では、モコモコに着ぶくれしちゃってキーボードがうまく叩けません。
そこで、最終的には指先にもやっぱり、
手とキーボード、マウスだけが入る、ちっちゃな超ミニミニハウスを作ることにしました。
改良点としては、
全面ダンボールで作りましたが、前面(or上部)だけ透明なビニールなどで改造すれば、視認性も増し作業しやすくなるかと思います。また、ダンボールの厚みを増やしたり、手を突っ込むところに布製のカーテンを取り付けたりすれば、更に防寒性が増すでしょう。そして、ときどき何かしらの熱源で熱を供給すればバッチリです。
というわけで、
(まの爺)
今回のコメントは美しいですなあ!
重防寒着に手袋3枚つけてアルミの靴下に唐辛子を忍ばせた大男が
澄んだ瞳で、澄んだ星々を静かに見つめるシーンは、あたかも
天と語らっているような。
エアコンの効いた車の中からでは決して見えない、
冴え冴えとした夜空を知っている人は少なかろう。
しかし、、、しかし、、
ムレムレシワシワの足と引き換えにと言われると、、、うう〜〜!!
■ 勝手に編集後記 ■
ぺりどっとの防寒最終奥義は、来年お披露目したい!
もうすぐ、あけぼのですね~♪
一年ほど前の記事でも触れましたが、山口のこちらの山奥では、最低気温-16℃と聞きましたので、いろいろな対策を立てて、寒い冬に備えておりました。
しかし、拍子抜けするほど暖かく感じるのです。それでも今冬の最低気温は-6℃ほどでしたので、気温は大崎上島よりずっと低いのですが、ことのほか温かく過ごせてしまいました。プチプチハウスの功績ももちろんありますが、隙間の無い家というのは、本当に素晴らしいものだと感慨深く感じております。
また、外出するとき以外は、靴下を履かず、ずっと裸足で生活しています。昨年のムートンブーツやレッグウォーマーはいったい何だったのかと思うほど。白湯飲みや水浴び、ビワの葉酒などのお陰かもしれません。とにかく、足先が冷えなくなったのです。
というわけで、試すはずだった更なる防寒対策を試すことが出来ずに、今まさに冬が終わろうとしているわけです。そこで、本記事では-10℃以下になるような厳寒期に、ぺりどっとが本来考えていた防寒対策や参考になる方法などをつれづれなるままに書き綴ってまいりたいと思います。
まずは胴体部分について。
一年前の冬は、ぺりどっと通信1でも書いた通り、重防寒着などで寒さをやり過ごしてきました。
この重防寒着はライダー用の防水防風防寒つなぎです。本当に着る布団のように温かくて、冬場のツーリングでも寒さを感じさせません。
そもそも冬場のツーリングの体感温度っていうのは、風速が1m増す毎に-1℃低くなるので次の数式で表せるそうです。(バイクの系譜より)
気温 ℃ - 風速 m/s = 体感温度 ℃
(風速m/s = 時速km/h ÷ 3.6 で換算が出来ます)
たとえば、氷点下0℃の気温でバイクで50km/hで走行していると、
0℃ - 50 ÷ 3.6 ≒ -13.9℃
-13.9℃の体感温度になるわけです。これはかなり実際の体感温度に近いように感じます。100km/hで走行すると、なんと-27.8℃。これはもうアラスカレベル!つまり冬場のバイク乗りっていうのは、とてつもない寒さの中で走ってることになります。(ま、これは逆に夏は涼しいのですが♪)
ぺりどっとは路面が凍り付くような気温下では走らないようにしていますが、それでも氷点下0℃のときに走ることがありましたが、この重防寒着で寒さを感じることはほぼありませんでした。
その防寒性の高さゆえに、これを着たまま暖房の利いた店内に入ると大変なことになります。暑くて暑くてたまりません。もうもう激アツレベルになります!
そういうわけで、それほど動かない日常生活の中では-10℃ほどでしたら、重防寒着を着てさえいれば、特に問題なく過ごせるのではないかと推測していました。また、この重防寒着を着て20分ほどの散歩をしてくると、これだけでポカポカになってきます。早歩きで散歩すると、氷点下でも汗をかいてしまいます。
ぺりどっとは時事ブログの編集作業があるので、この編集中は身動きできなくなります。そんなときに、-10℃以下の寒さになった場合のぺりどっと防寒対策はコチラ。。。
布団乾燥機です。
以前もご紹介した布団乾燥機のホースを伸ばして、
この重防寒着の、ズボンの先 or 袖口 or 前面ファスナー
から中に突っ込み、44℃の温風を送り込みます。
実際にやってみると、温風を送り込んでるだけで、もう、暑くて暑くて。。。中はまるでサウナ状態でした。ですので、この重防寒着&布団乾燥機だけで、どんな厳寒地でも過ごせるのではないかと思っております。
でもでも、プチプチハウスもなかなかの保温性能です。どちらがより快適なのか試せなかったのが残念です。
次に手足の冷え対策についてです。
まずは足先です。
一年前には、レッグウォーマーにムートンブーツ、それに唐辛子をたくさん入れて対処してましたが、アルミ箔を入れておくというのもいいみたいです。足の発熱の再利用です。
半信半疑でやってみました。右だけホイルして左右で比べると、体感的には確かに暖かい!では実際には?と料理用温度計ツッコんで計ったところ、確かにホイルスリッパのほうが6℃以上暖かいことが確認できました。良い情報をありがとうございます! pic.twitter.com/lja8oKedUo
— ぎゅっちゅん (@zigoma02) 2018年1月26日
ただ、冷え性で足先が冷える人には不評のようです。
スリッパにアルミホイル入れると温かいって聞いてやってみたけどアカンかったー!!!
— 流里=はてぃ (@hatihathi) 2018年1月27日
足が冷たすぎて全く効果ない上にアルミもどんどん冷えていって余計に寒くなる悪循環ー!!!😨
足先には、しっかり防寒の上、唐辛子にアルミといったところが妥当なところでしょうか。しかし、ぺりどっとこたつもありますので、どちらでもお好みの方でいいかと思いました。
最後は指先です。
ぺりどっとは若い頃、冷凍倉庫内で食品関連の仕分け作業をしていたことがあります。その冷凍倉庫内の温度が-20℃! このときもネックだったのが、指先の冷えでした。
軍手一枚や二枚重ねでは追い付かず、とはいってもそれ以上重ねてしまうと、血流が悪くなって、かえって指が冷たくなってしまうんです。色んな防寒手袋を試してみましたが、結局は軍手の1~2枚重ねほどで、キビキビとよく動き回るというのが一番の指先防寒対策になりました。
面白いことに、この仕事はインドのある方の一言によって辞めることになるんですけどね。。。
さてさて、寒さで指先や足先などの末端が冷たいと感じるのは、
1.外部からの寒さによるもの
2.発汗による蒸発熱により熱を奪われるもの
の二通りがあるのだそうです。1は外部の寒さを完全に防寒することによって防げますが、やっかいなのは2です。
実はどんなに寒くても発汗はしてしまうもの。そして、人体の中でも特に手足は発汗しやすい部位なのです。冬山などで凍傷になったりするのも、こうした末端の手足。まず発汗により、体熱が奪われます。さらにその発汗した汗が手袋や靴下にたまって外部の寒さにより凍り、手足を凍傷させてしまうのです。
そこで、登山家などのエキスパートはVBLという防寒システムを活用しています。
VBLとはVapor Barrier Linerの略で、アラスカなど極地で採用されている防寒システムであり、「人間の皮膚は100%湿度が飽和して蒸れている状態では、それ以上汗をかくことがなく、かつそれがもっとも体温低下を抑えることになる」 という理論にもとづくものです。
要は、気化熱が怖いなら蒸発しないようにしてしまえ!という考えです。
要は、気化熱が怖いなら蒸発しないようにしてしまえ!という考えです。
好日山荘より
さらに言うと、
手の表面全体を湿度100%のムレムレ状態に保って、汗を出さないようにするというものです。
具体的には以下の記事をご覧ください。
冬の末端ムレムレ事情~VBLグローブ&アルパインクライマーソックス~
引用元) BEST GUY GEAR 18/2/3
(前略)
こいつでVBLシステムの仕様を解説していこう。
まずアウターは完全防水のゴム素材(-60度でも硬化しない素材)。
保温層であるミッドレイヤーはフリースグローブ。
そしてキモとなるインナー部分が、なんと「薄手のゴム手袋」と言うまさか。
ペラッペラで保温力ゼロ。当たり前だけど透湿性ゼロ!
そう、このゴム手袋でひたすら手をムレムレにしてやろうという、一見自殺行為とも思えるシステムがVBLだ。
しかし理論上は、この中がムレムレマックスになった時、もう手から汗をかく事がなくなって体温が低下しないっていう寸法のはず。
言ってみれば全身が濡れて初めて保温力がキープされるウェットスーツと原理は一緒?なのだ。
(中略)
足も蒸発した汗がブーツを濡らし、それが冷えてしまうのが冷え冷えの原因。
VBLグローブで味をしめた僕は、「だったら足も蒸らして汗を閉じ込めちゃえばいいじゃないか!」と思い立つ。
(中略)
故に欠点としては、数日間履きっぱなしなので下山してから脱いだ時のオイニーが超絶パネえことになっているってこと。
しかもお風呂に入りすぎたおじいちゃんみたいに足がシワシワになるのだ。
(以下略)
引用元) BEST GUY GEAR 18/2/3
(前略)
こいつでVBLシステムの仕様を解説していこう。
まずアウターは完全防水のゴム素材(-60度でも硬化しない素材)。
保温層であるミッドレイヤーはフリースグローブ。
そしてキモとなるインナー部分が、なんと「薄手のゴム手袋」と言うまさか。
ペラッペラで保温力ゼロ。当たり前だけど透湿性ゼロ!
そう、このゴム手袋でひたすら手をムレムレにしてやろうという、一見自殺行為とも思えるシステムがVBLだ。
しかし理論上は、この中がムレムレマックスになった時、もう手から汗をかく事がなくなって体温が低下しないっていう寸法のはず。
言ってみれば全身が濡れて初めて保温力がキープされるウェットスーツと原理は一緒?なのだ。
(中略)
足も蒸発した汗がブーツを濡らし、それが冷えてしまうのが冷え冷えの原因。
VBLグローブで味をしめた僕は、「だったら足も蒸らして汗を閉じ込めちゃえばいいじゃないか!」と思い立つ。
(中略)
故に欠点としては、数日間履きっぱなしなので下山してから脱いだ時のオイニーが超絶パネえことになっているってこと。
しかもお風呂に入りすぎたおじいちゃんみたいに足がシワシワになるのだ。
(以下略)
というように、VBLの手袋は三つの手袋からなる3重構造になっています。
手 < 極薄手袋 < 保温手袋 < 水分外気を通さない厚手のビニール手袋 < 外気
という感じになります。キモは、ペラペラの保温力ゼロかつ透湿性ゼロの極薄手袋を直にはくこと!ここに汗を閉じ込めて、湿度100%のムレムレ状態をキープし、保温層である保温手袋をドライな状態に保ちます。同じようにVBLを足にも施すと、写真のように長湯でシワシワになった足みたいになっちゃいます(笑)
実際にはVBL専用の手袋でなくても、極薄のゴム手袋と保温手袋(フリースや軍手)と外側の厚手のビニール手袋があれば、簡単にVBL化できるようです。
これはスゴいぞと、僕も実際に2℃ほどの気温のときに、3重の手袋をしてバイクで走ってみました。比較のために、片手だけは極薄手袋を外した状態で試してみました。
…が、あ、あれっ?両手とも普通に寒い。おかしいゾ。。。
指と極薄手袋の間の湿度が100%になるまでは冷たく感じるのかなとも思いましたが、
こちらの情報によると、高湿度低温といった状態では温かく感じないそうです。一番内側の部分が高湿度高温となって初めて温かく感じるようです。
というわけで、
VBLは身体を動かして、高湿度高温の状態、つまり極薄手袋の内側を湿度100%かつ温かい状態にしないとダメみたいです。ですから、雪中行軍や登山、雪中での農作業、スキーなどであれば、とても有用な方法だと思われます。ご自分の生活で当てはまる方は試してみるのもいいかもしれません。
そもそも、ぺりどっとがパソコン作業するのにこの3重の手袋では、モコモコに着ぶくれしちゃってキーボードがうまく叩けません。
そこで、最終的には指先にもやっぱり、
手とキーボード、マウスだけが入る、ちっちゃな超ミニミニハウスを作ることにしました。
改良点としては、
全面ダンボールで作りましたが、前面(or上部)だけ透明なビニールなどで改造すれば、視認性も増し作業しやすくなるかと思います。また、ダンボールの厚みを増やしたり、手を突っ込むところに布製のカーテンを取り付けたりすれば、更に防寒性が増すでしょう。そして、ときどき何かしらの熱源で熱を供給すればバッチリです。
というわけで、
ミニミニハウスは、全ての寒さを駆逐する! by ぺりどっと
(まの爺)
今回のコメントは美しいですなあ!
重防寒着に手袋3枚つけてアルミの靴下に唐辛子を忍ばせた大男が
澄んだ瞳で、澄んだ星々を静かに見つめるシーンは、あたかも
天と語らっているような。
エアコンの効いた車の中からでは決して見えない、
冴え冴えとした夜空を知っている人は少なかろう。
しかし、、、しかし、、
ムレムレシワシワの足と引き換えにと言われると、、、うう〜〜!!
Writer
ぺりどっとの防寒最終奥義は、来年お披露目したい!
もうすぐ、あけぼのですね~♪
清少納言は枕草子の中で、冬は早朝(つとめて)が趣きあるよねって言ってますけど、ぺりどっと的には、
「冬はよは」
"よは"は古語でいう夜中のこと。
冬の夜空は1年の中で最も空気が澄み、星が綺麗に輝いて見えるからです。
そんな冬ももうすぐ終わりです。