Brian Becker
Global Research
2014年3月8日
Ukraine-extreme-droite
ビクトル・ヤヌコビッチと地域党が率いる、選挙で選ばれた
ウクライナ政権の打倒において、アメリカと欧州連合諸国が主要な役割を演じた。ワシントンの政治家連中の演説を聞いたり、商業マスコミを見たりしていれば、ウクライナ・クーデターが、ウクライナの国民にとって民主主義の新時代の到来を告げたと、てっきり信じたくもなる。
それはとんでもない嘘だ。
キエフの自称新政権は、右翼と全くのファシスト勢力との連合で、しかもこの二者の差異は曖昧なことが多い。しかも、彼らが軍や、国家機構の他の中核部分を担当する要職を与えられたという事実でわかるように、優勢な立場にあるのは、ファシスト勢力、とりわけスヴォボダ党と右セクターだ。
“我々の復興は、わがマイダンから始まる”と語った
ネオナチ・右セクターの司令官ドミトロ・ヤロシは、今や国防・安全保障委員会(軍、警察、裁判所と諜報機関を統括する)
の副長官だ。
後に名称を、
スヴォボダに変えた、ファシストの社会民族党の
共同創設者、アンドリー・パルビー。彼は国防・安全保障委員会新長官だ。
有力な
右翼銀行家の新首相アルセニー・ヤツェニューク[左]と、ネオコン、ジョン・マケインの会見。
写真中央に写っているの
がネオナチ・スヴォボダ党党首オレフ・チャフニボクで、現在、ウクライナで最も有力な人物の一人だ。
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