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[おしどりマコさん・ケンさん] 2011年からの東電記者会見を振り返る / 情報開示請求で明らかになった電通の取材誘導・番組誘導(前編)

 2011年からずっと東電記者会見に出席し続けられている、おしどりマコさん・ケンさんの動画を取り上げました。前・後編に分けて、前編の今回は「東京電力定例会見の定点観測」「行政は電通に何をさせたか」「情報開示請求はお金がかかるか」というテーマです。
 福島第一原発事故の直後、東京電力の行う記者会見は、当然ですが国内外の記者が詰めかけました。2011年は100人以上いた取材陣は、2016年には20人前後となり、2019年にはコロナ禍を理由に東電は記者会見自体を止めようとしました。その時、マコさんは原子力規制庁に猛抗議をされ、なんとか遠隔記者会見を実現させました。そして2023年の今、ついに本業の記者はいなくなり、おしどり2人と東電2人の会見会場という状況です。雨の日も台風の日も会見に通い、東電の発言の矛盾やごまかしもマコさんが気づいて発信されることが多いです。マコさんの見た変化は図らずも東電やメディアの定点観測になっていました。
 16:00あたりからは、国や地方自治体が電通を使って何をさせてきたか、かなりダークな実態が語られました。本当の意味での福島の不安払拭ではなく、国策として放射能被害を隠蔽する「心の除染」を公金で行ってきたのが電通でした。
 34:00までをざっくり要約してみました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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レイバーネットTV第192号 : 薄めても薄めてもなお汚染水〜国と東電の責任を問う
配信元)


(10:00〜)
東京電力定例会見の定点観測

2011年以降、記者会見に参加する記者さんがどのように減っていったか
(写真で見ていく)
2011年は、大会場に100人以上、会見も一日2回、2、3時間かけていた
2013年は、まだ大きな会場、人数もまだまだ多い。フリーランス、雑誌社もいた。
ここで、政権が変わり安倍政権になって減っていった
2016年には、20人前後の日々が続いた。
2018年は10人前後に。
2019年コロナ禍に入り、東電は記者会見を辞めようとした。小さい部屋に変わり、なおかつテーブルも減らした。マコさんが「記者会見をなくすな」と原子力規制庁で猛抗議をして、遠隔の記者会見を実現した。めちゃくちゃ小さなノートパソコンに向かって質問する形態。大きなプロジェクターでやってくれるとかと思っていたが、スピーカーも音が悪く、途切れがちだった。

会見の頻度は、2011年は月曜日から金曜日まで毎日朝昼、週10回。
2013年から月水金に減った。
今は月木週二回。夕方だけ。

2023年はついに、おしどりだけ。東電から2名で「居酒屋でもよかった?」
記者さんが来なくなって、マコさんが行かなければ東電は会見をやめる。
ALPS汚染水の海洋投棄が話題になると、一瞬、記者が増えた

(14:50〜)
「汚染水」という言葉が経産省からクレームがつくという話があったが、「海洋投棄」もダメで「海洋放出」と言うよう司会からクレームがつく。 それでも「海洋投棄」と言い続けていたら、ある日、関係者のペーパーに「おしどりマコが海洋投棄と言ったらゴングを鳴らして戦え」という文字が見えた
マコさんは速読ができるので、一瞬の原稿を読み取ることができるらしい。
東電のコバヤシテルアキ氏という方だけは、報道の自由、言論の自由を認めてくれた。

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イスラエルがハマスとの交渉に応じないことから、「人質の救出」はパレスチナ人虐殺の言い訳に過ぎず、イスラエルはガザを地図から消し去ろうとしている

竹下雅敏氏からの情報です。
 先の記事で、イスラエルは国連決議を無視して地上戦を開始し、ハマスに撃退されたことをお伝えしましたが、驚いたことにイスラエルは地下トンネルに侵入して人質を救出するために、トンネルに神経ガスを注入する予定だということです。
 2002年の「モスクワ劇場占拠事件」では、テロリストを眠らせるためにKOLOKOL-1と呼ばれる無力化ガスを劇場の換気口や暖房用のパイプに開けた穴から流し込んだという話でした。
 劇場内にいたテロリストと人質の大半はガスを吸い込み短時間で意識を失い、テロリストは全員射殺されたのですが、多くの人質は劇場から運び出された後、仰向けに寝かされ、喉に嘔吐物が詰まり窒息死した、ということです。
 イスラエル軍の神経ガスは、人質を救出し、その後数千人のアル・カッサム旅団(ハマスの軍事部門)の戦闘員を殺害する目的ですが、ハマス幹部のバセム・ナイム氏は「昨日、明確にこう発表しました。私たちが安全な施設を確保…つまり攻撃が停止した時点で、私たちは外国人を含む全員を解放する準備が出来ています」と言っていました。
 イスラエルがハマスとの交渉に応じないことから、「人質の救出」はパレスチナ人虐殺の言い訳に過ぎないことが分かります。イスラエルはガザを地図から消し去ろうとしているのです。
 “続きはこちらから”の動画『地獄のガザ地上戦が始まる…』では、“イスラエルのネタニヤフ首相はテレビでの演説で、ガザ地上進行作戦の時期は戦時内閣と参謀総長の全会一致で決定させたと述べている。…ネタニヤフ首相の演説というのが、「我々は地上侵攻の準備を進めている。いつどのように或いは何回に分けて行うかは詳しくは述べません」と…述べている(4分58秒)”と言っています。
 ダグラス・マクレガー元米陸軍大佐は、“もしイスラエル国防軍がガザへの大規模な地上侵攻を行えば…あらゆる国が結集して対イスラエル軍事同盟を結ぶことになる…全面戦争になるだろう”とツイートしています。
 ロシアの陸海軍問題の専門家であるアンドレイ・マルチャノフ氏は、“アメリカは威嚇のため空母を送っているが、現代戦では白い巨象。軍事大国(中露)は超音速ミサイル2-3本でイージス艦も空母も仕留められる。衝撃は計り知れず、核で応酬するしかなくなる。…イスラエルは消滅しうる”と言っているようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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パレスチナ人、ガザのトンネルで化学兵器攻撃に備える
引用元)

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
(中略)
イスラエルと米国は、約220人の拘束者を救出し、数千人のアル・カッサム旅団戦闘員を殺害するために、地下トンネルに侵入する奇襲要素を獲得したいと考えている。

イスラエル軍はパレスチナ戦闘員を6~12時間麻痺させるのに十分な量の神経ガスを注入する予定だ。 この期間中に彼らはトンネルを掘削し、人質を救出し、その後数千人のアル・カッサム旅団戦闘員が殺害されるだろう。
(中略)
米国とイスラエルの技術では、音声または地震センサーとソフトウェアを使用して空洞やトンネルを検出します。 これは、石油および天然ガス分野で使用される検出技術に基づいています。

ハマスはガザ地下に500キロメートルのトンネル(イスラエル軍が「地下鉄」と呼ぶ)を建設したと発表した。 2020年、イスラエルは地下79メートルにトンネルを発見した。

市街戦は、ハマスが特権的な迷宮を持っている複雑なトンネル網で行われる。
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配信元)

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国連総会(193カ国)は27日に緊急特別会合を開き、「敵対行為の停止につながる人道的休戦」を求める決議案を採択 ~イスラエルは、即時停戦決議に反発し「国連には正統性など一ミリも残っていない」と本当のことを言ってしまい、採択された決議案を無視

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で及川幸久氏は、“10月23日、ダグラス・マクレガー大佐ですね、タッカー・カールソンのタッカーオンエックスに出演して、こんな話をされている…ここ24時間ほどの間に…米軍の特殊作戦部隊とイスラエルの特殊作戦部隊がガザに入った…そして彼らは…大きな損害を被った”と言っていました。
 また、「速報:イスラエルの特殊部隊がハマスに逮捕され、人質に取られる」というJ Sato氏のツイートを紹介しました。
 ダグラス・マクレガー元米陸軍大佐の話が23日のことで、“ここ24時間ほどの間に…大きな損害を被った”と話しているので、この作戦は23日以前に行われたことがわかります。
 国連総会(193カ国)は27日に緊急特別会合を開き、「敵対行為の停止につながる人道的休戦」を求める決議案を採択しました。賛成120票、反対14票、棄権45票で、日本は棄権したようです。
 驚いたことにイスラエルは、即時停戦決議に反発し「国連には正統性など一ミリも残っていない」と本当のことを言ってしまい、採択された決議案を無視。28日にイスラエル国防軍(IDF)の「戦闘機約100機」がガザ地区を空爆、地上部隊がガザ北部に入ったことを認めました。
 コード・アリスさんのツイートによれば、国際的に禁止されている「白リン弾」まで使用しているとのことです。「どれだけ戦争犯罪を重ねる気だこの国は?」という状況ですが、“イスラエルは、何をしてもアメリカはイスラエルを擁護すると思っている”のでやりたい放題です。
 しかし、攻撃は撃退され、イスラエル軍は3両のメルカバ戦車を喪失。多数の死傷者を出したということです。
 こちらのツイートには、“ハマス指導者の一人、アリ・バラク氏はイスラエル国防軍が大きな損失を被ったとして、「敵はパレスチナ人のレジスタンスによって待ち伏せされた。攻撃を撃退するためにコルネットロケット弾とヤシンロケット弾が使用されたが、敵が再度試みると予想している」と述べた”とあります。
(竹下雅敏)
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配信元)
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください

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[X(旧Twitter)]電柱にぶら下がってた

編集者からの情報です。
い、いったい何が?
(ぺりどっと)
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配信元)

新型コロナワクチン後遺症が疑われる「副腎機能低下症」の解説 〜 社会の無理解で苦しむ学生とその家族の手記を取り上げた小島勢二先生

 名古屋大学名誉教授の小島勢二先生が、「中・高校生におけるコロナワクチン後遺症」として、副腎機能低下症を解説されていました。これは国の難病に指定され、全国の推定患者数は約1,000人という稀な病気だそうです。それが「新型コロナワクチン後遺症患者の会のアンケート調査によると、ワクチン接種後に副腎機能低下症と診断された患者が、診断名が記載されている246人のうち7人みられた。」とあり、また「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会の資料によると、これまでに医療機関あるいは製造販売業者から39例の副腎機能低下症が報告されている。」と、少なくない数が認められています。
 小島先生は、インフルエンザワクチン接種後副反応の発症数と比較し、「副腎機能低下症、自己免疫性肝炎は、新型コロナワクチン接種後には、39人、6人あるのに、インフルエンザワクチン接種後には1人もいなかった。これらの疾患は、異なる発症機序によるのかもしれない。」と推察され、「抗体依存性事故攻撃、T細胞依存性事故攻撃によって自己免疫疾患が発症する可能性」を指摘されています。
 小島先生に優れて学者の良心を感じるのは、取り上げておられた手記でした。新型コロナワクチン接種後に副腎機能低下症を発症してしまった17歳女性のお母様の体験談が、苦しくなるほど辛いものでした。活発だった娘さんは、周りの人に感染させないために3回目の接種をした後から、起き上がれないほどの倦怠感に見舞われました。例によって病院では異常なし、精神的なものと診断されたものの、お母様のがんばりで大学病院の検査の結果、やっと副腎機能低下症との診断名がつきました。
 ところが学校から、ワクチン後遺症の診断書がないと通常の欠席扱いになり留年になると伝えられます。しかし病院はワクチン後遺症と認める診断書を書こうとしません。教育委員会も見放します。どこも娘さんの苦境を支援しませんでした。娘さんを卒業させるために選んだ手段は、母娘にとって大変過酷なものでした。
 小島先生は、こうした体験談を我が事のように受け止め「厚労省は、現時点ではワクチン後遺症の存在を認めないという立場なので、C美さん、C美さんのご家族も周囲の無理解に2重の苦しみを味わっている。とりわけ、ワクチン後遺症として国外の文献にも少数の報告しかない病名では尚更であろう。」と憂慮されていました。
 国や自治体が後遺症で苦しむ患者さんやご家族を、さらに追い詰めているのが現状です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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中・高校生におけるコロナワクチン後遺症:副腎機能低下症
引用元)
(前略)

(中略)
「留年はしたくない、でもお医者さんは診断書を書いてくれない。学校の先生は無理してでも学校に来いと言う、出来ないなら他の学校を探せばいいと言う。子供は今の高校を皆と一緒に卒業したいと言う。もう無理して学校に行くしかない」。そして、子供は起き上がるのがやっとの状態なのに、無理やり学校に行かざるを得ませんでした

家は決して裕福ではないのですが、留年を避けるにはもうどうしようもなかったので、タクシーを使いました。朝、子供をタクシーで学校まで送り、お金を節約するために私は片道50分くらいの道を歩いて家に帰り、子供が帰る時間になったらまた学校へ歩いて行き、タクシーを呼んで一緒に家へ帰る、という生活を1ヶ月ほど続けました。私の足腰はボロボロになり、お金もなくなり、私は限界でした

そんな私を見ていた子供は、副作用の強い薬を飲んでようやく歩けるようになった身体なのに、「お母ちゃん、一人で行ってみるから休んでいて」と、おぼつかない足で重いリュックを背負い、玄関を出て行きました。私はその後ろ姿を見ながら、動けなくなった自分を責めて泣きました。この手記を書いている今も、その当時のことを思い出すと手が震えるくらい悔しいです。
(中略)
どうして周りの皆のためにワクチンを打った優しい子が、保健室の先生に「病気なら転校したら?」と言われたり、すがる思いで受診した病院の先生から「心療内科へどうぞ」と冷たく突き放されたり、信頼していた学校の先生にすら「保健室にサボリに行くのか?」と、心ない言葉を言われないといけなかったのか。当時の学校の先生も、お医者さんも、教育委員会も、ワクチン後遺症をよく知らないという、それだけのことで、子供がその全てのしわ寄せを受けて苦しんだのは、本当に、言葉で言い表せないくらい今でも辛いです。悲しいです。悔しいです。このようなひどい状況にいる子供が他にもいるかもしれない、誰にも理解されないまま1人で苦しんでいるかもしれない、ということで、私はさらに苦しいのです

ワクチン後遺症の子供たちが学業に不安なく安心して治療に専念できるように、ワクチン後遺症と気づかれないまま苦しんでいる子供が1人でも減るように、子供の症状を理解されずに悩んでいる保護者が1人でも減ることを願っています