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「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」改定案へのパブコメがすでに開始されていた 〜 締切は連休明けの5月7日18時まで、通常の半分の期間で閣議決定に持ち込む姑息な政府に抗議の意見を

 4月19日時事ブログで取り上げた「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」ですが、その記事の中で「パブコメが開始したらガンガン反対意見を送って『政府は勝手なことするな』と伝えたい。」と息巻いていたところ、なんと、パブリックコメント募集はすでに開始されていました。国民の関心が衆議院の3つの補欠選挙に向かっていた4月24日に始まり、締め切りはこのゴールデンウイーク明けの5月7日18時で、通常のパブコメの半分の期間となっています。なんと姑息な政府だ。連休の最中に223ページもの文書を読み込むのは大変です。
 弁護士の楊井人文先生は「一言でいえば『封じ込め』ありきで『歯止め』がない。政府と専門家に広大な裁量を与え、社会の空気感にあわせて長期間の行動制限を可能とする内容」と指摘されています。4月22日公表のパンデミック条約草案からは「言論統制に利用されかねない『偽情報対策』条項が削除された」にもかかわらず、日本の「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」改定案には事実上の「偽・誤情報」対策条項が入っています。世界各国の人々はパンデミック条約の拘束を逃れても、日本人だけは、たかが閣議決定だけで治験の犠牲にされてしまいます。内閣感染症危機管理統括庁(統括庁)や国立健康危機管理研究機構(JIHS)が公衆衛生を理由に、国や都道府県への指示権限を強化し、例えば泉大津市が行ってきたような独自の優れた取り組みを許さない体制にする危険があります。
 崩壊寸前の連中に私たちの自由と健康を侵害させるわけにはいきません。すでにいろんな方々がパブコメの参考意見をアップしておられます。それらを元に抗議の意見を送り、国民の意思を示しましょう。4つのPDFファイルと、1つのXLSファイル全てをクリックしなければ「全部確認しました」のチェックボックスが反応しないそうです。
(まのじ)
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3つの衆議院補欠選挙の結果 / 根本良輔氏の陣営に対して「選挙妨害」と批判が出ていることについて / SAMEJIMA TIMES「元々自民党、今回の3つの補欠選挙、やる気がなかったんです」「目黒区長選、そして東京15区、この2つの選挙に連敗したことで、小池神話は完全に崩壊」

竹下雅敏氏からの情報です。
 東京15区、島根1区、長崎3区の3つの衆議院補欠選挙は、いずれも立憲民主党の候補者が勝利しました。自民党は、東京15区と長崎3区で候補者の擁立を見送り、島根1区では立憲民主党元議員の亀井亜紀子氏と元中国財務局長の錦織功政(にしこり のりまさ)氏の争いになりましたが、亀井亜紀子氏の圧勝に終わりました。
 長崎3区は立憲民主党前議員の山田勝彦氏、東京15区は立憲民主党新人の酒井菜摘氏が当選しました。
 ANNニュースの4分以降は、「つばさの党」から出馬した根本良輔氏の陣営に対して、「選挙妨害」と批判が出ていることについて。
 それは、“他候補の遊説場所に押しかけ、政策やスキャンダルの「質問」を繰り返し、答えない場合は大声で罵倒する”というもの。 
 根本良輔氏の言い分は、「われわれも『質問に答えれば立ち去る』と最初から言っている。国民民主党の玉木雄一郎代表は答えたので、われわれはその場から離れた。答えないのはおかしい。国民1人の質問に答えられない人が聴衆に向かって『1票をお願いします』という資格はない」というもの。
 ANNニュースの6分20秒のところで、「根本氏の横にいた乙武陣営の男性が突然転倒」するシーンがあります。映像からは、根本氏が横にいた男性を倒しているように見えるのですが、根本氏は「体重をおもいきりかけてきている。俺が支えている構図で、腕が疲れたのでこうやったらオーバーリアクションで倒れた(6分50秒)」と説明しています。
 腕のひと振りで体重のある男性が倒れるとすれば、根本氏は武術の達人ということになるので、根本氏の説明はその通りなのかもしれません。
 SAMEJIMA TIMESは、“元々自民党、今回の3つの補欠選挙、やる気がなかったんです。なぜならここで勝ってしまうと、岸田総理が6月解散に踏み切るかもしれない。そうすると9月の自民総裁戦で、岸田総理再選の流れができてしまう。これを阻止すること。これが自民党内の大勢の動きだったんです(47秒)”と説明しています。
 また、小池百合子東京都知事については、“小池さん、乙武さんの支援に、12日間の選挙中9日間も15区に入りました。それでこの惨敗です。(16分23秒)…これまで小池知事、東京都内では連戦連勝、選挙に強い女帝、小池神話がありました。今回目黒区長選、そして東京15区、この2つの選挙に連敗したことで、小池神話は完全に崩壊。そこに学歴詐称疑惑の再燃が加わって、小池さん一挙に求心力は落ちています。このままだと7月の都知事選出馬は断念に追い込まれる可能性も出てきました。(16分34秒)”と言っています。
 元朝日新聞記者でジャーナリストの佐藤章氏は、“今回の自民全敗、立憲全勝という結果は「自民党の改革案、信任得られず」などというレベルのものではなく、国民は全く新しい政治を求めているということ”とツイートしています。
 元総務大臣の原口一博議員が立憲民主党の代表になって「消費税ゼロ」を打ち出せば、原口一博総理の可能性が出てきます。
(竹下雅敏)
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「良識問われる」保守の牙城、島根でも自民敗北… 東京15区は“選挙妨害”でカオス【羽鳥慎一モーニングショー】(2024年4月29日)
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【マスコミが報じない補選の真相】岸田おろしで手を抜いた自公!浮かれる立憲に落とし穴!維新完敗、自公補完勢力へ!小池神話崩壊で知事選不出馬へ!政権交代はあるのか?【政治塾】
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森永卓郎氏「(老後資産を新NISAに頼るのは)絶対にやってはいけない」「だから今は、日本経済は恐慌前夜だと思います」 ~日本経済を生き抜くための「3つの提言」 / 過去にこの食料やエネルギー問題に向き合わなかったツケを、今の国民が払わされている

竹下雅敏氏からの情報です。
 一つ目の動画の「新NISAの失敗リスク」については、老後資産を新NISAに頼るのは「絶対にやってはいけない」と森永卓郎氏は主張しています。NISA で投資されている対象は全世界株(オルカン)か、米国株が買われている。このアメリカの株価っていうのは、今とてつもない人類史上最大のバブルになっていて、これがもうすぐ弾ける(6分45秒)というのがその理由です。
 森永卓郎氏は「資本主義は終わる(12分12秒)」という観点から、新NISAは危険だと言っています。
 「日本経済を生き抜くための“3つの提言”」では、“今の日本政府って完全に財務省に首ねっこ握られちゃったんですね。6月に骨太の方針っていうのが発表になって、ここで財政の大枠が決まるんですけど、おそらくプライマリーバランス(基礎的財政収支)黒字化するって言う。財政を思いっきり絞るわけです。金融に関しては、今デフレなんですけれども、2月22日に日銀の植田総裁がですね、「今デフレではない、インフレだ」。これは金融引き締めを強く示唆したんですね。だけどデフレ時に財政と金融を同時に引き締めると何が起こるか?…だから今は、日本経済は恐慌前夜だと思います(25秒)”と森永卓郎氏は話しています。
 森永卓郎氏の予測によれば、日本の近未来は非常に暗いということになりますが、今の自民党政権が続く限り、この予想はかなりのところ正確ではないかと思えます。
 5分55秒~7分40秒で日本経済を生き抜くための「3つの提言」を紹介しています。トカイナカ(都会と田舎の中間地点)に住んで、30坪ぐらいの畑があれば家族が食べる芋とか野菜は全部まかなえる。太陽光パネルを貼れば、月10万円で十分に暮らせる。「この3年間、自分で実験してきた成果(7分15秒)」だと森永卓郎氏は言っています。
 時事ブログでは、田舎に住める人はその方がよいこと、それが無理ならダーチャ方式が良いということを、何度もコメントしてきました。森永卓郎氏の提言は的確なものだと思います。
 “続きはこちらから”の動画をご覧ください。非常に優れた解説で、“問題の本質というのは、そもそも日本が食料自給率、エネルギー自給率がかなり低いことであって、それらを輸入に頼ってこの何十年も過ごしてきてしまったことにあるわけで、今言われている円安や物価高の影響って、それこそ過去にこの食料やエネルギー問題に向き合わなかったツケを、今の国民が払わされているだけになります(2分17秒)…財務省はすでに将来的な国債の利払い費は8兆円以上あがると試算していますし、現在日銀保有の国債を考慮しても8兆円は増税できる試算になります。つまりこの円安悪・利上げ論に乗ってしまうと、財務省のシナリオ通り将来8兆円規模の大増税を許すことになり、今この瞬間の輸入物価が多少抑えられたとしても、将来的な超重税国家と供給能力がどんどんなくなって日本人だけでは何もできない国が出来上がる未来を許すことになります(3分25秒)”と説明しています。
(竹下雅敏)
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「日経平均株価は回復せず、S&P500は10分の1に」新NISAの失敗リスクを、ガン余命宣告の森永卓郎が警鐘【森永康平・加藤浩次】
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「保険に金を奪われるな」がん闘病中・森永卓郎が警告、日本経済を生き抜くための“3つの提言”【森永康平・加藤浩次】
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人々に浸透しているらしい新NISA 〜 岸田首相が目論む日本人の金融資産2000兆円をブラックロックに献上 / 金融所得とマイナンバーとの紐付けで社会保険料が増額の可能性も

 最近会った、ごくフツーの人達が皆「ニーサ、ニーサ」と投資の話をするので、一体何が起こっているのだろう?と不思議でした。テレビ番組などで大宣伝をしているのかしら。忘れもしない2022年5月、ロンドンの金融街シティで岸田首相は外資に向かって「日本の個人資産約2000兆円を投資に振り向ける」「資産所得倍増プランを推進する」と表明しました。そして、そそくさと「資産運用立国実現プラン」を策定し、令和6年1月からは新NISAが開始しました。家計に向けて「安定的な資産形成を支援する」取組が推進されているようです。さらに岸田首相は、資産運用最大手ブラックロックのCEOとしばしば面談していることが報じられています。有体に言えば「ブラックロックのラリー・フィンクCEOは2000兆円近い日本の個人資産を奪おうとしている」ように見えます。
 一方で4月からはマイナンバーと預貯金口座の一括紐付けを推進する口座管理法が施行されます。あいひんさんは「災害と相続を理由にしているが、明らかに課税と国民の金融資産を把握するのが目的。」とコメントされ、自民党が「所得に応じて徴収される医療や介護の保険料の算定に、株式配当などの金融所得を反映する仕組みの徹底に向けた議論を始めた」ことを取り上げておられました。新NISAに非課税のメリットがあっても利益が上がれば社会保険料が増額され、逆に損失が発生しても給与所得などと損益通算できないそうです。どこまでもしぼり取るつもりの岸田政権。しぼり取った先はブラックロックに献上です。「証券投資売買の掟 誰かの損失は、誰かの利益になる。」というコメントがありました。これはヤマ・ニヤマに反する利得ではないか。
(まのじ)
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[能登半島地震] 未だに水道が使えない珠洲市、国も県も見て見ぬふり / 山本太郎議員「全国から水道復旧のプロが助けに入れるよう予備費で支援を」国会に大勢いる政治家は何をしている?

 能登半島地震で被災した珠洲市では、家屋の修復でもなく食糧でもなく、いまだに「水」を求めておられるということに愕然とします。「避難所に設置された飲料水と言われて皆が飲んでる給水タンク、震災後から1度も中の清掃されておらず、中を見るのが怖いからと見ないようにして飲んでる例もあります」という投稿もあります。被災者は依然として放り出されたままなのに、政府はプッシュ型支援を終了しました。
 4月24日参議院予算委員会で山本太郎議員は、質疑の冒頭4月15日の現地視察の報告をしました。奥能登での「飲料水が不足する状況」を確認し、その現場から内閣府防災に電話で至急対応を要請しました。その要請に対して政府は何をしたか。内閣府防災担当は「県において適時飲料水を調達し(珠洲市、輪島市の)両市に供給している旨を確認した」「現地の店舗において飲料水は豊富に在庫があり、市町が現地で調達できない状況ではないという認識」という答弁をしました。この危機感のない答弁に対して山本議員は「そもそも珠洲は事前に石川県と金沢市に飲料水の提供をお願いしたけど断られてますよ。」
山本議員が珠洲市に直接確認したところ「水不足と聞いて、一般企業、赤十字、ライオンズクラブが寄付を下さった。その後遅れて、財務省北陸財務局から500mlペットボトルが80箱届いた。それ以外の省庁部局からは働きかけは無し。」その上、現地の店舗に水は豊富にあるのだから「店空いてるだろ、買えるだろ」と言わんばかりの呆れた答弁に、水道料金と比較した商品のミネラルウオーターは330倍の値段だと教え「被災者に、水が欲しいなら水道料金の330倍のペットボトルを店で買えって、控えめに言っても人間のクズですよ。」
 表面的な水道の復旧率は、家の敷地の外までの水道の復旧で、実際に被災者の家の蛇口で水が使える「復旧」ではありません。敷地内に水を運ぶ管が破損(宅地内漏水)が圧倒的多数で、それは自費で修理しなければなりません。修理できる人は圧倒的に不足し「珠洲では未だ上下水道は壊滅的」なのだそうです。「水を含めた消耗品は自動的にコンスタントに直で国から支援をいただきたい」市町がもう要らないと言うまで続けて欲しいという当然の要望をしました。「今日の奥能登の姿が明日の私たちの姿です。力を合わせて政府を動かしましょう。」7:30あたりから絶望の淵に立った被災者の手紙を紹介しています。お金さえあれば全国から助けに動ける人がいる。山本議員は「交通費・国持ち、宿泊代・国持ち、工賃・上乗せ」で「どうか予備費でこの3つをお願いします!」と岸田首相に迫りました。
 国会に大勢いる政治家、能登を救う気の無い政治家が日本を語るな。まずは能登を救ってみせろ。
(まのじ)
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【国会中継録画】山本 太郎 予算委員会 質疑(2024/04/24)
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