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金価格の急騰と予想される「金没収リスク」 ~資産保全として推奨される金の保有方法

竹下雅敏氏からの情報です。
 10月10日の金価格は1グラムあたり21,708円になっています。金価格の急騰に、SBIグローバルアセットマネジメント代表取締役社長の朝倉智也氏は、“世界で膨張する債務とインフレが通貨信認を揺るがし、債券資金の移動だけでも金価格は大幅急騰。「制度に依存しない価値の保存手段」である金は、もはや代替資産でなく、ポートフォリオの中核を担う。投資常識は今、転換点を迎えている。”とツイートしています。
 時事ブログでは、長期的視点では金価格が上がることは明らかだったため、紙幣を金に換えておくことは賢明な選択であることを示す記事や動画をいくつも紹介してきました。しかし、長く保有し続けると政府に没収される可能性があることもお伝えしてきました。
 例えば、2015年3月8日の記事では、“金の所有者はうまく逃れることができるでしょうか。そうは思えません。安い価格で金が買い取られることになるでしょう。欧米諸国の政府は、大恐慌時代に行ったように、人々から金を押収することになります。…金の価格が上がれば、米ドルの代わりに準備通貨の地位を得ようと、各国は自国通貨を金にペッグさせることになります。そして人々から金を押収することになります。…米造幣局は金の販売に関するデータを全てキープしており、金のディーラーや購入者のデータを記録しています。”と書かれていました。
 この時の記事で、オークションなら足がつかないのと、コレクションを政府が押収した前例はないことから「賢明な人たちは、ずいぶんと前からオークションで金貨を購入している」とコメントしました。
 金価格の急騰から「固定資産税の様な金地金保有への課税」を予測する人もいますが、「先を見る投資家は金の没収リスクも視野に入れ始めた」ということです。詳しくは、冒頭の動画をご覧ください。
 “解決不可能な債務水準や暴走する政府支出、中央銀行による継続的な通貨供給…人民の貯蓄を奪おうとするとき、政府は株式や債券、預金口座のような金融商品を没収しようとはしない。それらは通貨を切り下げるだけで簡単に消し去ることができる。しかし状況が本当に厳しくなると、政府は国民に金を引き渡すよう要求してきた。金は他人の負債ではないため、歴史的に統制できなかった唯一の資産だ。(40秒)”と説明しています。
 また、動画の15分50秒のところで、“迫害が行われている時期でさえ、金の宝飾品が没収されたという歴史的前例はない。法の支配が機能している国では、宝飾品の没収は政府の戦略にはなかった”ということから、動画の後半では、身に着けて運べる純度の高い「金のジュエリー」を資産の保全として推奨しています。
 ただ、迫害を行い宝飾品までも没収し、宗教施設の壁面の金箔まではぎ取ったのが、秘密作戦「黄金の百合」を実行した日本軍だったということは、頭に入れておいたほうが良いかもしれません。
(竹下雅敏)
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維新の大阪都構想に対案として出された国民民主の「特別自治市」計画は、道府県から独立した行政単位に大量の移民を受け入れる構想らしい / 次の国会で地方自治法改正案を提出か

 「中国共産党が日本を乗っ取るために作ったのが維新の会、日本の西側を東海省としてその都を大阪に据えるのが大阪都構想」という計画はよく知られてきました。維新の会は、何度否決されても諦めずにまだ「副首都」と言っています。
 ここに国民民主党が「副首都の大阪都構想」の対案として「特別自治市」という案を出してきました。国や政令都市市長会では以前からすでに「特別自治市制度」の法制化に向けて動いており、国民民主はこの計画を推進する立場のようです。
 ところが、その「特別自治市」計画を詳細に見られた「DJ FOO」氏は「これって激激ヤバイのでは? 外国人育成就労で入れて『特別自治市』計画って 特別自治市警察? グローバル化? 失敗したら恐ろしい日本になりませんか?」と投稿されていました。「昨年 維新 国民民主の賛成で育成就労法案が可決され、先日閣議決定で80万人の外国人労働者の受け入れが決まった。 次の国会法案提出がこの自治市制度を設けるための地方自治法改正案。」と静かな計画の動きを伝えてくださっています。日経によると、国民民主が提起する特別市構想は、大阪市や川崎市のような大きな市を道府県から独立した行政単位とするようです。そこに大量の移民を受け入れるのでしょうか。「年間7000人〜10000人行方不明になる外国人の対策や法案も出来ないままの状態で、先に自治市で市に権限を持たせて育成就労で大量に受け入れたら激ヤバイ」とも書かれています。維新、国民民主と対立しているように見えますが、日本人の立場からすると、いずれも危険な構想に見えます。この「特別自治市」計画には公明党も前向きのようです。
(まのじ)
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連立政権離脱を通告した公明党の言い分と高市早苗の内情 / 公明党の政権離脱の背後に中国の影

竹下雅敏氏からの情報です。
 公明党が政権からの離脱を通告したことで、全国の自民党議員に動揺が広がっているようです。
 深田萌絵氏は、“公明党側の言い分はですね、自民党は裏金問題どうするのと。…基本的に高市さんはこれから検討しますっていうことを言ったのみで、解決の糸口は見えないと判断されたようです(4分35秒)。…ちょっと驚きの展開なんですが…統一協会だけじゃなくって、変な企業からの献金も大量に流れ込んでるじゃない、それ統一絡みだよねっていうことが、たぶん公明党の考えているところなんじゃないのかなと思います。そこを明確にしたらですね、統一協会とか浙江財閥とか、その絡みの企業の献金の流れが止まるので、裏金議員たちの息の根が止まってしまうわけですよね。そうすると高市さんを支える議員の数がぐっと減るので、高市さんがそこにメス入れることができないのかなと、私は思いました。(7分3秒)”と話しています。
 統一協会とか浙江財閥を支援していたのはCIA なので、要はCIAが「パシフィックフォーラム CSIS」を通じて、高市早苗を総理にすべく動いていたということでしょう。
 “続きはこちらから”の動画で茂木誠氏は、公明党の政権離脱の背後に中国の影があると指摘しています。これは非常に鋭い見解だと思います。
 政治ジャーナリストの田﨑史郎氏はこちらの記事で、「先週土曜日【10月4日】、総裁選が終わった後、高市さんは公明党本部に斉藤代表を訪れて会談しているわけですね。斉藤代表は政治とカネの問題や歴史認識の問題について、3つの要求を突きつけた、という話が出たわけです。」「(翌日)日曜日に公明党の幹部に電話しますと、『連立についてはひと休みしたい』と言われたんです」と話しています。
 茂木誠氏が指摘(25秒)しているように、中国の呉江浩駐日大使が10月6日に、国会内で公明党の斉藤鉄夫代表と面会しているのです。タイミングから見て、連立離脱の念押しをしたと見てもよいのではないでしょうか。
 添付した記事では、「(呉氏は斉藤氏に)連立に残ってほしいという気持ちをにじませたのではないか」と見ていますが、私は茂木誠氏の指摘が的を射ていると思っています。
 トランプ政権と中国との争いが、日本の総裁の行方を左右する事態になっているわけです。あべぴょん銃撃事件以降、日本では中国の影響力が強くなっていたわけですが、トランプが大統領に再選されたことで巻き返しをはかっているわけです。
 いずれにせよ、日本国民を尊重する気持ちはどちらの側にもありません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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公明党が高市総裁に連立離脱通告!? まさかの野党連立政権のシナリオ浮上
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東京地裁「国と製薬会社との契約内容を記した文書を全面不開示とした厚生労働省の決定は違法」との判決で福島雅典先生勝訴 / 現在係争中の「コロナワクチン被害者国賠集団訴訟に追い風」

 2023年2月に京都大学の福島雅典名誉教授が厚労省を相手取って裁判を起こされました。当時、厚労省はワクチン被害に関する重要なデータを途中から不開示にしました。これに対して「新型コロナワクチンの詳細な安全性に関わる非臨床試験の全データ、及び臨床試験で生じた有害事象の全データ」と「新型コロナワクチン購入契約書」の2点の開示請求を求めての提訴でした。そしてその判決が2025年10月9日に出ました。東京地裁は「新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、国と製薬会社との契約内容を記した文書を全面不開示とした厚生労働省の決定は違法だ」として「文書を合理的な範囲に区切り、その範囲ごとに開示できるか判断するよう」厚労省に求めました。国民の安全のために全面開示が命じられなかったのは不本意ですが、契約内容については福島先生の勝訴で一歩前進でした。
 ファイザー社との契約内容については、当時からいくつかの国ですでに明らかにされていました。中でも南アフリカとの契約内容を鹿先生が解説されていたことを思い出します。「購入者があらかじめ知っておくべき内容」では、ワクチンの長期的な副作用(5〜10年)、ワクチンの有効性は現時点では不明。現時点で分かっていない副作用が今後生じる可能性があるということ。「ワクチン被害が出た場合の損害賠償」では、政府が全ての金額を支払わなければならない、つまりファイザーは一銭も払わない。「秘密情報」では、政府首脳にしか開示できないものとされ、「購入金額や損害賠償準備金など金に関する情報は明らかにしてはならない。」という圧倒的にファイザー優位で責任逃れの契約内容でした。日本政府との契約内容がこれよりもマシなものだとは到底思えません。
 2025年9月30日時点での厚労大臣の回答は「ファイザーやモデルナが感染予防効果を認めているかどうか、厚労省は承知してございません。」というもので、秘密の契約に忠実のようです。また日本政府は救済制度の補償額を減らしたいのか「副作用で認定されたが悪化して死亡したケースでは死亡認定しない」という矛盾した判定を増やしているそうです。
 鵜川和久氏は、今回の東京地裁の判決が「コロナワクチン被害者国賠集団訴訟に追い風です。」とコメントされていました。国がワクチン被害者を切り捨てることは許されません。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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コロナワクチン文書の全面不開示、東京地裁「違法」 部分開示求める
引用元)
 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、国と製薬会社との契約内容を記した文書を全面不開示とした厚生労働省の決定は違法だとして、名古屋市の一般財団法人が取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は9日、決定を取り消した。品田幸男裁判長は、全面不開示を違法とした上で、文書を合理的な範囲に区切り、その範囲ごとに開示できるか判断するよう厚労省に求めた

 判決によると、国は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、製薬会社とワクチン供給に関する契約を結んだ。健康・医療問題を研究する一般財団法人「LHS研究所」は2023年1月、厚労省にワクチンの購入契約書の開示を求めた。国は「公にすると製薬会社の正当な利益を害する恐れがある」として、ファイザーやモデルナなど4社と交わした文書を全面不開示とした。

 判決はまず、情報公開法では、開示請求された文書の中に不開示とする情報が含まれていても、その部分を除いて公開するのが原則だと指摘。ワクチンの契約書では他国の事例などから、一定の内容ごとに合理的な範囲で区切った上で、開示するかどうかを検討することは可能だとした。開示により製薬会社などの利益を害する情報が必ず推測されるとは考えがたく、全てを不開示とするのは違法と結論づけた。
(以下略)

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公明党が連立政権から離脱! ~高市政権への反発と創価学会の弱体化が決定打に

竹下雅敏氏からの情報です。
 「公明党が連立政権から離脱」という驚きの展開。公明党は極右の高市を嫌い、麻生も萩生田も嫌っています。麻生も公明党を激しく嫌っていることから、いずれ連立解消になると多くの人が予測していましたが、今のタイミングだと「政権交代の可能性」が出てきます。
 国民民主党の玉木雄一郎代表は、「公明党が連立離脱を決断。政治とカネの問題を終わりにしなければならないという公明党の極めて強い意思の表れと受け止めました。…政治資金の更なる透明化をはかり、政治への信頼を回復するために、これからも公明党と協力して取り組んでいければと思います。」「私には内閣総理大臣を務める覚悟があります。」とツイートしています。
 “続きはこちらから”の動画でジャーナリストの佐藤章氏は、“公明党は公明党なりにね、厳しい事情があるんですよ。支持母体の創価学会ですね。これがまずね、極右の高市さんに相当のアレルギーがあるんですよ。それから、創価学会が抱えている最大の問題。それはね、組織が弱体化しているんですよ。学会員が高齢化しているんですよね。公明党が強いのは、選挙の時に学会員がすごく動いてくれるんですよ。しかも無償でね(28分)。…いわゆる集票マシンですね。これがね、まさに衰退しているんですよね。去年の衆議院総選挙、それから今年6月の東京都議選、連続敗北ね。それから7月の参議院選挙ね。これがね、ひどい結果だったんですよ。公明党は改選数14議席、ところが過去最低の8議席、惨敗ですよ。比例票は521万票ということで、ピークの時は2004年の862万票なんだけども、4割激減なんですよ。ということでね、原因というのは色々あるんだけれども…裏金事件があった自民党と協力してまだやっているということで、すごく票を減らしたんですよ。その反省があるんですよ。なので、今回裏金問題、萩生田さんの件、譲れないんですよ。…さらに、高市さんですので、「平和の党」という公明党の理念から全然外れちゃっているんですよ。なので公明党にとってはね、非常に苦しいんですよね。(29分34秒)”と話し、「もうこれ、連立解消しかないじゃないですか(32分14秒)」と言っていたのですが、その通りの結果になりました。
(竹下雅敏)
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【速報】公明党が連立政権から離脱 斉藤代表「これまでの関係に区切りをつける」(2025年10月10日)
配信元)
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配信元)

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