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何もせずに私邸でのんびりしていた上に、災害対策を部下に任せて外遊する気満々のあべぴょん

竹下雅敏氏からの情報です。
 政府はようやく、「非常災害対策本部」を午前9時ごろに設置しました。本部長はあべぴょんではなく、小此木八郎防災担当大臣ということです。二枚目の写真のあべぴょんの前に座っている、明るい色のスーツを着た人物らしい。あべぴょんは災害対策を部下に任せて、外遊する気満々のようです。
 驚いたのは、この非常災害対策会議は20分ほどで、午後2時29分には、あべぴょんは自宅に帰ってしまいます。昨日も大雨に関する閣僚会議を開いた後、午前中に自宅に帰り、ほとんど何もしていなかったはず。
 冒頭のツイートに時系列が示されていますが、あべぴょんの対応のまずさは非難されてしかるべき。
 “続きはこちらから”以降の一連のツイートでは、時系列に沿った動きをまとめてみました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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平成30年7月豪雨非常災害対策本部会議(第1回)
転載元)



 平成30年7月8日、安倍総理は、総理大臣官邸で平成30年7月豪雨非常災害対策本部会議(第1回)を開催しました。

 安倍総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。

 「今回の大雨により、川の氾濫や土砂崩れなどによる死者は48人、心肺停止の方が28人となり、甚大な被害が広範囲で生じ続けています。
 お亡くなりになられた方々に、心よりお悔やみを申し上げますとともに、全ての被災者の皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。
 今なお、安否不明の方が多数いらっしゃいます。浸水の恐怖の下で、孤立して救助を求めている方もおられます。救命救助、避難は時間との戦いです。5万4,000人の救助部隊の諸君が、懸命に救助に当たっていますが、事態の変化に応じ、救助部隊の体制を機動的に強化するなど、引き続き、全力で救命救助、避難誘導に当たってもらいたいと思います。
 また、現在、多くの方が避難所などで、不安な時を過ごしています。各位にあっては、これまでの災害の教訓を十分にいかし、被災府県、被災市町村としっかりと連携しながら、プッシュ型で、不足している物資の供給、災害対応に当たる要員の人的支援、ライフラインの早期復旧に向けた支援を行うなど、また明日から暑くなると予想されるわけでございますが、避難所の環境への対応、そしてまた、仮設、そして公共住宅の活用も含めたみなし仮設等の準備に向けてしっかりと対応していただきたいと思います。先手先手で被災者の支援に当たってください。
 現在も、大気が不安定な状態が続いており、岐阜県、愛媛県、高知県では大雨特別警報が発令されています。国民の皆さんには、引き続き、自治体や気象台が発表する避難や気象情報等に十分注意し、早めに避難するなど、安全確保に努めていただきたいと思います。」
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首相動静(7月8日)
引用元)
 午前8時31分、東京・富ケ谷の私邸発。同42分、官邸着。同9時2分から同22分まで、非常災害対策本部会議。
 午前9時48分から同10時42分まで、ポンペオ米国務長官の表敬。
 午後1時から同23分まで、韓国の康京和外相の表敬。
 午後2時16分、官邸発。
 午後2時29分、私邸着。(2018/07/08-14:41)
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配信元)


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増え続けるマイクロプラスチック ~魚介類はもちろんのこと、ペットボトル飲料水や食塩、水道水などにも混入~

 家庭や企業から出てきたゴミや排水、不法投棄された廃棄物などは、河川を通して最終的には海へと流れ込んでいます。その海のゴミは増え続けることがありこそすれ、減ることはありません。
 太平洋上にはゴミが7万9000トンもあるそうで、そのゴミはフランス国土の2倍に相当する160万平方キロメートルも有するそうです。そのうち99%はプラスチックであり、半分が漁獲用の網などで、4分の1がペットボトルや箱などのマクロプラスチック、残りが太陽や水、風などにより細かくなったマイクロプラスチック(5mm(もしくは1mm)以下のプラスチック)とのこと。
 マイクロプラスチックは、検査したカタクチイワシ、ムール貝からそれぞれ8割、10割も検出されており、魚介類の体内にはたくさんのマイクロプラスチックが混入していることが分かってきています.ヨーロッパで一番貝をよく食べるベルギーでは、年間に一人あたりおよそ1万1千個のマイクロプラスチックを食べるだろうと計算されています。
 これは魚介類だけにとどまりません。ドイツでは、調査対象となったビール24の全銘柄からマイクロプラスチックが検出されました。ペットボトル飲料水や食卓塩、水道水、砂糖、蜂蜜などの中から続々と検出されています。こちらのサイトによると、14か国で収集したサンプルに基づく研究結果、水道水から人の体内に入ってくるプラスチック粒子は、年間3000~4000個にも上るそうなのです。またパリでは年間10トンほどのプラスチック繊維が街に降り注いでいることが2015年に明らかになりました。
 マイクロプラスチックは体内に入っても排出されるという学者もいるそうなのですが、海洋生物がマイクロプラスチック自体と、それに付着した有害物質(PCBやDDTなど)を摂取してしまい、生物濃縮によって海鳥や人間の健康にも影響することが懸念されているそうです。また、微細な「マイクロプラスチック」が生態系に悪影響を及ぼしていることを強調している報告書もあります。
 さて、わがゴミ大国 日本。日本周辺海域では世界の海の27倍にも及ぶマイクロプラスチックが存在しており、「マイクロプラスチックの"ホットスポット"」であるという状況なのです。それゆえに、その日本こそが世界の先頭に立ってこのマイクロプラスチック問題解決に向けて舵取りをする立場にあるはずだと思うのですが、今の素晴らし過ぎる現政権では…。今のところ、国にも自治体にも規制をする動きは全くないようです。
 まずは僕らの身近なところからはじめてみましょう。
(ぺりどっと)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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太平洋のゴミ、想像以上の規模だと判明
転載元)
太平洋のゴミは7万9000トンに上る。論文は英科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』に掲載された。
スプートニク日本
この量は以前の推定量をはるかに越えるものだった。以前、漁獲網にかかったゴミから推計し、太平洋上には4.8トンのゴミが浮かぶと考えられていた。推定量で最大のものでも、集められたゴミと目視による評価を基にしたもので、2万1000トンだった。

今回の研究でチームは船や飛行機で集められたデータを基にした数学モデルを作った。

ゴミは160万平方キロメートルを覆い、これはフランス国土の2倍以上の面積だ。さらにゴミの99%はプラスチックだと判明。ほぼ半分(46%)は漁獲網の一部で、4分の1がペットボトルや箱などのいわゆるマクロプラスチック、残りが太陽や水、風により細かくなったマイクロプラスチックだった。

また、ゴミの量は幾何学的に増加中。チームは、ゴミの推定量の増加は分析手法の向上や海洋へのゴミの流出に関係していると仮設を立てた。例えば、2011年の東日本大震災では450万トンのゴミが海洋に流れた。一方、うち70%はすぐに沈んだ。

太平洋に浮かぶゴミは、カリフォルニア州とハワイの間にある、「太平洋ゴミベルト」を形成している。

太平洋に浮かぶゴミは海の生物に危険を及ぼす。ゴミの大半は太陽光を阻害するうえ、海の生物が誤ってマイクロプラスチックを体内に取り込む可能性がある。
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マイクロプラスチック
転載元)
マイクロプラスチック(英: microplastics)は、(生物物理学的)環境中に存在する微小なプラスチック粒子であり、特に海洋環境において極めて大きな問題になっている。
(中略)
海洋生物がマイクロプラスチック自体と、それに付着した有害物質(PCBやDDTなど)を摂取し、生物濃縮によって海鳥や人間の健康にも影響することが懸念されている。科学的な検証・検討は途上であるが、発生を減らす取り組みが始まっている。
(以下略)

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甚大な被害が予想されるとして、気象庁が最大限の警戒を呼びかけていた時に、あべぴょんらは宴会!

竹下雅敏氏からの情報です。
 記録的な豪雨により、各地で大きな被害が出ています。この間のあべぴょんと自民党の行動に、批判が集まっています。
 あべぴょんが今回の豪雨に関する関係閣僚会議を開いたのは、なんと今日の午前中の15分です。驚いたことに、午前11時49分には、“東京・藤ヶ谷の私邸着(首相動静)”とのこと。
 これまでに経験のない甚大な被害が予想されるとして、気象庁が最大限の警戒を呼びかけていた時に、あべぴょんらは宴会をやっていたわけで、その写真を見ると、中央に、“死刑執行命令書に署名した上川法相”がいます。
 これはもうサイコー指導者の集まりではなく、サイコパス指導者の集まりだと言った方が良いのではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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豪雨 38人死亡 4人重体 47人安否不明
引用元)


NHKが各地の警察や消防を取材してまとめたところ、今回の記録的な豪雨で、7日午後4時半現在、全国で38人が死亡し、4人が意識不明の重体になっているほか、少なくとも47人の安否が不明となっています。

このうち、広島県では、東広島市で5人、広島市で4人、三原市で4人、竹原市で2人、府中市で1人、呉市で3人、安芸高田市で1人、福山市で1人が死亡していて、今回の記録的な豪雨で広島県内で死亡した人は合わせて21人に上っています。

愛媛県では、西予市で5人、松山市で3人、宇和島市で3人、愛媛県大洲市で1人の合わせて12人が死亡しました。

また、岡山県笠岡市で1人、兵庫県猪名川町で1人、京都府亀岡市で1人、滋賀県高島市で1人、福岡県筑紫野市で1人が死亡しました。
(以下略)
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配信元)
 
 
 
 

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私立大学支援事業の対象に加計学園系列の2大学が選ばれていた ~援助金額は2校で8千万円、期間は5年 …非常に不透明な選考過程で、加計優遇は明白~

竹下雅敏氏からの情報です。
 文部科学省の私立大学支援事業では、前局長が対象校として選定することの見返りに、息子を裏口入学させてもらったとして逮捕されました。この私立大学支援事業の対象に、加計学園系列の2大学が選ばれていたとのことです。援助金額は、2校合わせて約8千万円、援助期間は5年とのことです。選考過程は非常に不透明で、加計優遇は明白です。
 “続きはこちらから”は、参院厚生労働委員会の様子をbuuさんが書き起こしたもの。この補助金は競争率が5倍で、同一法人の2校が補助金を受けたのは、加計だけとのことです。議事録も作成していないと言っています。
 議事録がないというのは、どう見ても嘘。議事録がなくても良いのなら、検証も不可能になり、悪事のやり放題になります。このような嘘が平気で言えることが問題だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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新たな安倍案件 文科省受託収賄事件に加計学園が2校
引用元)
(前略)
 受託収賄で特捜部に逮捕された文科省の局長ばかりに焦点が当てられる「私立大学研究ブランディング事業」。競争率5倍で79億円(平成29年度)もの国費を投入して行われる援助事業なのだが、加計学園が2校(千葉科学大学、岡山理科大学)も選ばれていることが、きょうあった野党合同ヒアリングで明らかになった。1学校法人で2大学選ばれたのは加計学園のみ。

 援助金額は2校合わせて約8千万円(7,973万円/初年度=平成28年度)。文科省の説明によると1校あたり2〜3千万円程度が目安。加計学園に対する優遇は明らかだ。
(以下略)
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「加計学園」運営2大学も支援選定されていた
引用元)
文部科学省の私立大支援事業に関連し、同省の前局長が息子の裏口入学への関与をめぐり逮捕された受託収賄事件で(中略)… 加計学園系列の2大学が同じ支援事業の対象になっていたことが判明。
(中略)
加計問題を追及する野党は国会内で開いたヒアリングで(中略)… 大学が事業に選ばれる過程の詳細な情報公開を求めたが、文科省は捜査中を理由に説明を避けた。大学選定の会議は非公表だが、文科省担当者は「議事録は残していない」と述べた。選定のプロセスが明確にならない限り、加計系2大学の選定も含めて、疑惑が深まりそうだ。
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配信元)

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【第6回】きっと役立つ乳酸菌学 〜メリーベのために〜 乳酸菌の機能性④腸での超凄い効果(アレルギー軽減作用)

 前回は免疫賦活化効果について書きました。今回は竹下先生が花粉症で苦しんでいらっしゃったということで、アレルギー症状の緩和効果について書きました。っと、これを書いている時は花粉症シーズンだったのですが、放置しすぎて夏になりました(笑)。それにしても身体の凝りからアレルギーが起こるってのは私にとって新鮮で面白かったです。
(地球に優しい方の微生物学者)
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きっと役立つ乳酸菌学 〜メリーベのために〜 乳酸菌の機能性④腸での超凄い効果(アレルギー軽減作用)

Bifidobacterium adolescentis
Author: Y-tambe


アレルギーは何故起こる?〜「Th1」「Th2」という細胞が決め手

 まずはアレルギーが起こるメカニズムについて簡単に説明します。それにはリンパ球が関与しています。特にキーワードとして覚えておいて欲しいリンパ球が「ヘルパーT細胞」と「B細胞」です。以下にアレルギー症状が出る流れを示します。

①B細胞で抗体(IgE抗体)が作られる
②抗体が肥満細胞(マスト細胞)に結合する
③抗原(花粉や食物などの一部)が抗体と結合する
④肥満細胞からヒスタミン等(※1)が放出される
⑤アレルギー症状が出る

(※1)アレルギー症状を直接的に引き起こしているのはヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質です。抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬はこのヒスタミンやロイコトリエンが受容体に結合しないようにブロックすることでアレルギー症状を緩和する薬です。つまり、最終的な症状を無理やり抑えているだけで全く根本解決になっていません。出るものを無理やり出ないようにすることは、あまりお勧めできることではありません。「出るときには出す!」が原則だと思うからです。くしゃみも、鼻水も、感情も、あれも。

 アレルギーの原因を見ると直接的にはヒスタミン等の化学物質が関与しているわけですが、遡っていくとB細胞からの抗体産生が重要だということが分かります。実は、このB細胞に抗体を作るように指示している細胞があります。それが2型ヘルパーT細胞(「Th2」)です。ヘルパーT細胞には、「Th2」以外にも1型ヘルパーT細胞(「Th1」)、制御性T細胞(Treg)、17型ヘルパーT細胞(Th17)があり、これらは未分化のヘルパーT細胞(Th0)から分化します。

リンパ球 Wikimedia[Public Domain]


 その中でも「Th1」と「Th2」のバランス(Th1/Th2バランス)がアレルギーに関与していると言われています。ここでは、複雑性を避けるために、Th0は「Th1」と「Th2」のどちらかに分化するとして説明します。Th0が「Th1」と「Th2」に分化しますので、どちらかが増えるとどちらかが相対的に減るということが分かります。「Th1」になる細胞が増えると「Th2」になる細胞が減り、「Th2」になる細胞が増えると「Th1」になる細胞が減るわけです。アレルギー体質の人は、このTh1/Th2バランスが「Th2」に偏っていることが知られています。Th0から「Th2」に分化する率が高い状態です。前述したとおり、「Th2」の仕事はB細胞へ司令を出して、抗体を作らせることです。「Th2」が多いと、反応しなくても良い物質(花粉や食事等)にも反応し、抗体を作ってしまうわけです。ちなみに「Th1」が過剰に多いと、自分自身の細胞を自分で攻撃してしまう自己免疫疾患になりやすくなります(※2)。何でも中庸が一番ということです。

(※2)「Th1」はナチュラルキラー細胞やキラーT細胞などを活性化します。これを細胞性免疫と呼びます。細胞が直接、異物(病原菌やがん細胞など)を攻撃するからです。一方、「Th2」は前述したようにB細胞に司令を出し、抗体産生を促します。これを液性免疫と呼びます。

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