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成田空港で、中国人の帰国ラッシュが起きている! ~郭文貴氏「世界でウイルスが感染拡大しても、中共はその原因を東京オリンピックのせいにできる。…夏から秋に代わる頃、中共は必ずウイルスをばら撒く」

竹下雅敏氏からの情報です。
 ガラガラの成田空港の出国階(3階)で、中国便のチェックインをする中国人の帰国ラッシュが起きているというのです。「中国人たちは危険な東京から、一刻も早く逃げ出そうとしている」という事なのですが、“毎日中国で、オリンピック中継と同時に、東京がいかに危険な状態になっているかを報道する”ことが帰国ラッシュの理由なのか、それとも別の理由があるのか…。
 新型コロナウイルス変異株(デルタ株)に関しては、感染力は強いようですが、どう見ても弱毒化しているので、これまで取り上げていません。PCR検査の数を増やせば陽性者が増えるのは当たり前なので、取り立てて騒ぐようなものではありません。
 そのPCR検査なのですが、ツイートのグラフは衝撃的ですね。PCR検査の数は増えていないのに、陽性者が増えているように見せる詐欺みたいです。2枚目の拡大画像を見ると、確かに背景の黒に隠れた「めっちゃ暗い色のグラフ」があります。良く見つけましたね。
 ツイートの書き込みを手掛かりに探してみると、このグラフは、東洋経済オンラインの「新型コロナウイルス国内感染の状況」のPCR検査件数のグラフでした。東洋経済オンラインに、この様な詐欺的手法を用いて人々を誤誘導する理由を聞いてみる必要がありそうです。
 さて、中国人の帰国ラッシュが気になるのは、“続きはこちらから”の情報があるためなのです。冒頭の動画は、7月4日の記事で既に紹介したものと同じ内容ですが、メイカさんの言葉が文字に起こされているので、分かりやすくなっています。
 ヨーロッパに亡命した中国人民解放軍の専門家によれば、新型コロナウイルスは、最初に中国広東省でばら撒かれ、次に2019年10月に開かれた「第7回ミリタリーワールドゲームズ」に照準を合わせ、武漢天河国際空港周りでばら撒かれた。しかし、これらは失敗した。そして、11月頃に新鮮市場(華南海鮮卸売市場)でばら撒き、多くの人が感染した。こうした詳細を亡命した専門家はヨーロッパで証言したとのことです。
 「ミリタリーワールドゲームズ」で新型コロナウイルスがばら撒かれたと見ていたのですが、これが米軍によるものでそれを中国の仕業にしたものか、それとも中国によるものかがハッキリとしなかったのですが、亡命した専門家の証言によれば、“中国によるもの”と言うことになります。
 2つ目の動画の10分40秒以降で、日本ではデルタの感染者が増えているが、「郭文貴(かくぶんき)が言った通りです。ばら撒いたのです」と言っています。問題は、「東京オリンピック後は、もっと大変な状況になる」と言っていることです。
 郭文貴氏のGETTRには、「中共は前もって東京オリンピックを開催している日本に、ウイルスをばら撒いている。…東京オリンピック後、世界でウイルスが感染拡大しても、中共はその原因を東京オリンピックのせいにできる。…忘れないで欲しい。夏から秋に代わる頃、中共は必ずウイルスをばら撒く」と書かれています。
 中国人の帰国ラッシュが、この郭文貴氏の警告と関係がなければ良いのですが…。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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空港で目撃「日本のコロナ、ヤバい」中国人が先を争い日本脱出中
東アジア「深層取材ノート」(第98回)
引用元)
(前略)
首都圏でいま、「ある現象」が起こっているという。(中略)… 人っ子一人いない成田空港の出国階(3階)の風景。本来なら、夏休みに海外旅行へ行く人たちの出国ラッシュになっているはずだ。それが静まり返っているのだから、寂しい限りだ。
(中略)
そんな出国階で、ある一角だけがものすごい人なのである。実に100m以上も、行列ができていた。これは一体何?


ガランとした出発ロビーのある一角だけに出来ている長蛇の列(筆者撮影)
 
実は「ある現象」というのは、東京を中心にした首都圏に暮らす中国人の帰国ラッシュのことだ。中国人たちは危険な東京から、一刻も早く逃げ出そうとしているのだ。行列を作っているのは全員が、中国便のチェックインをする中国人なのである。
(中略)
私は東京の大学に通う留学生ですが、毎日中国で、オリンピック中継と同時に、東京がいかに危険な状態になっているかを報道するので、心配した親から帰ってこいと言われました。中国の専門家は、『アジアでインドとインドネシアに続く感染爆発が起こるのは東京』と言っているそうです。秋学期は中国にいて、オンライン受講にしようと思っています」(20代、女性)
(以下略)
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配信元)

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デレク・クナウス博士の「コビットは検出されませんでした」とする情報がフェイクニュースである証拠 ~デレク・クナウス博士を名乗る人物は、実は、YouTuberのパトリック・ガネルズ氏だった

竹下雅敏氏からの情報です。
 7月12日の記事で、冒頭のハル・ターナー・ラジオ・ショーのデレク・クナウス博士の情報を紹介しました。デレク・クナウス博士は、“南カリフォルニアで採取された1500個のコビット19陽性と思われるサンプルを検査したところ、ほとんどがA型インフルエンザで、一部はB型インフルエンザであり、コビットは検出されませんでした”と言っていました。
 これは明らかに攪乱情報で、事実ではありません。記事をご覧になると、デレク・クナウス博士は、感染症の名称であるCOVID-19と感染症の原因ウイルスであるSARS-CoV-2を混同しています。どう見ても専門家ではありません。
 また、「この1500個のサンプルを実験室でテストした7つの大学の私たちは、CDCをCovid19の詐欺で訴えています」と言っているのですが、これが事実ならこの事に関する記者会見の様子や、その時の動画が上ってくるはずなのですが、見当たりません。
 これらのことから、この情報はフェイクニュースだと見るべきなのですが、その証拠が上がって来ました。デレク・クナウス博士を名乗る人物は、実は、YouTuberのパトリック・ガネルズ氏だという事です。2つ目の記事の冒頭の画像は、デレク・クナウス博士を名乗る人物が出演している動画からのもので、下にある画像は、パトリック・ガネルズ氏がYouTubeにアップロードした映像です。同一人物です。
 また、多くの国で冒頭の記事と「同じ文章」が、架空のジョー・リゾーリ博士やアンドリュー・ワイ博士の名前や、実在の人物であるロバート・オズワルド博士の名前で拡散されているとのことです。
 “続きはこちらから”は、アンドリュー・ワイ博士の名前で拡散されているものが記事の冒頭に出てきます。デレク・クナウス博士の情報と同じです。デュアン・カーク氏のフェイスブックには、実在の人物であるコーネル大学のロバート・オズワルド教授の写真と共に、「同じ文章」が貼り付けられています。
 当のロバート・オズワルド教授は、コーネル大学のホームページにある「研究の関心」の中で、“COVID-19 は本物です。そうでないようなFacebookの投稿はデマであり、真実ではありません”と言っています。
 これらの「同じ文章」の起源は、2020年12月6日に匿名のユーザーが「Sojourner」というニックネームで書いたコメントだという事です。
 7月12日の記事のコメントで、「デレク・ナウス博士の写真を見れば、明らかに彼は中国共産党の工作員です」と指摘したわけですが、こうした攪乱情報で誰が一番得をするのかを考えれば、こうした指摘が的を外してはいないのが分かると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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デレク・クナウス博士:「COVIDは偽物、病人は実際にインフルエンザ "A "または "B "に罹患している"
引用元)
ハル・ターナー・ラジオ・ショー - 2021年4月10日
 
私は臨床検査技師、COVID-19は偽物、アメリカを目覚めさせよう!
 
私は臨床検査技師ですが、南カリフォルニアで採取された1500個のコビット19陽性と思われるサンプルを検査しました。
 
コッホの定理とSEM(走査型電子顕微鏡)による観察で検査を行ったところ、1500のサンプルからコビットは検出されませんでした。
 
私たちが発見したのは、1500のサンプルのほとんどがA型インフルエンザで、一部はB型インフルエンザでしたが、コヴィドは1例もなく、B.S. PCRテストも使用していませんでした。
 
その後、残りのサンプルをスタンフォード大学、コーネル大学、カリフォルニア大学のいくつかの研究所に送ったところ、私たちと同じ結果が得られ、コヴィドはありませんでした。インフルエンザAとBが検出されたのです。
 
その後、全員がCDCにCOVIDの生菌サンプルの提供を求めましたが、CDCはサンプルを持っていないので提供できないと言いました。
 
私たちは、すべての調査と研究の結果、COVID 19は架空のものであるという確固たる結論に達しました。
(中略)
コビット19のサンプルは、まだ1つも見つかっていません。この1500個のサンプルを実験室でテストした7つの大学の私たちは、CDCをCovid19の詐欺で訴えています。CDCはいまだにCovid 19の生存する単離・精製されたサンプルを1つも送ってきていません。
(中略)
Covidが悪さをしていると言われているのに、どうして世界中のどの研究室でも、このウイルスを完全な形で分離・精製した人がいないのでしょうか? それは、これまでにウイルスが発見されたことがなく、発見されたのはRNAの小片だけで、いずれにしてもウイルスとして同定されなかったからです。
 
つまり、私たちが対処しているのは、毎年のように別のインフルエンザ株であり、COVID19は存在せず、架空のものなのです。
(以下略)
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親トランプ派YouTuberのPatrick Gunnels氏をDr.Knaussとして詐称した反ワクワク派の経緯
引用元)
(前略)
 
写真にはグルジア語で "COVID-19は架空のウイルスだ - デレク・クナウス博士、医学博士、ウイルス学者、免疫学者" というキャプションが付けられています。
(中略)
デレク・クナウス博士(中略)… の名前の医師も、COVID陽性検査について行われた研究も、科学的なデータベースでは見つけることができません。
(中略)
ジョージア州以外にも多くの国で同じ文章が拡散されており、デレク・クナウスの他にも、架空のジョー・リゾーリ博士やアンドリュー・ワイ博士が関わっているという。さらに、実在の人物であるロブ・オズワルド博士のものとする資料もあるが、COVID-19の存在を疑問視する文章はオズワルド氏のものではない。
(中略)
Snopesによると、この文章は12月6日に "Sojourner "という匿名のブロガーがWadeburleson.orgに掲載された記事のコメント欄に投稿して以来、ネット上に出回っているという。しかし、このバージョンでは、どの医師の名前も言及されていません。
(中略)
実は、この写真に描かれているのは、クナウス博士ではなく、YouTuberのパトリック・ガネルズ氏だ。後者は、2019年に作成したYouTubeチャンネル「Reading Epic Threads」を運営しています。
(中略)
クナウス博士が出演しているとされる映像と、パトリック・ガネルズがYouTubeにアップロードした映像を比較すると、同じグレーの背景で撮影されていることがわかります。また、Patrick Gunnels氏は、他の動画でも眼鏡をかけています。


(以下略)

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「真犯人は誰なのか。ウイルスの起源はどこか」 ~中国側の「アメリカこそが新型コロナの起源地である」という主張も間違いとは言えない

竹下雅敏氏からの情報です。
 8月4日の記事で、米下院外交委員会の報告書に、“新型コロナウイルスが、2019年9月12日以前に武漢ウイルス研究所から流出したことを示す大量の証拠がある”と明記されたことをお伝えしました。
 冒頭の動画は、こうした内容を分り易く伝えています。“2019年の8月から9月にかけてウイルスが武漢ウイルス研究所から流出したことを示す新たな証拠が出てきた。同時期に、中国のCDC責任者と武漢ウイルス研究所の所長が、武漢ウイルス研究所の安全性に関して、公式に懸念を表明していた。中国共産党は、武漢ウイルス研究所のウイルスに関するデータベースを真夜中に削除。この頃、武漢ではウイルスが蔓延しており、「ミリタリーワールドゲームズ」に参加していた選手たちは、新型コロナウイルスに似た症状を発症した”と言っています。
 中国は、これまでも「アメリカこそが新型コロナの起源地である」と主張しています。この問題の解明は簡単ではなく、中国側の主張も間違いとは言えないのではないかと思います。例えば、2020年3月2日の記事では、“闇の勢力のシオニスト工作員は、主要戦略的地域に武漢とは遺伝子系統の異なるウイルスを散布…一件目は、韓国の新興宗教集団に対して散布…二件目は、イラン政府の首脳陣に対して散布…三件目は、ミラノ近郊で散布されました”というコブラ情報を紹介し、「正しい情報だと思います」とコメントしました。
 私は、習近平の命令で武漢ウイルスがばら撒かれたのは間違いないと思っていますが、「武漢とは遺伝子系統の異なるウイルス」が散布されており、何処が最初なのかはハッキリとしないからです。
 ウイルスの起源を徹底的に追いかけていくと、中国以外にアメリカ、フランス、日本の関与が浮かび上がって来ると思われるので、決定的な証拠は出てこないのではないかという気がします。というよりも意図して、中国が証拠を隠滅する時間を与えたのが、トランプ元大統領なのではないかと思っています。
 トランプ元大統領も習近平も「地球同盟」のメンバーです。“真犯人は誰なのか。ウイルスの起源はどこか”が重要な問題なのに、「ウイルスは存在しない」とか、「トランプとホワイトハットが何とかしてくれる」というようなものが多くて、“なにそれ?”という感じがします。
 時事ブログの立場は、少なくともワクチンの大量接種に関しては、“トランプとホワイトハットは深く関与している”というものです。
(竹下雅敏)
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〈吹替版〉「中共ウイルスの起源は武漢研究所」最新報告書
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衆議院共和党のウイルス起源報告書にウイルスが2019年9月12日にすでに武漢研究所から出てきたと確認
配信元)
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配信元)

動画は配信元でご覧ください(画像をクリックすると配信元へ飛びます)
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配信元)

共和党のマイク・マッコール議員「われわれは、生鮮市場が発生源との見方を完全に否定すべき時期に来たと考えている」 ~ウイルスは合成されたものであり、ウイルスの進化の原理に符合していない

竹下雅敏氏からの情報です。
 共和党のマイク・マッコール議員が公表した下院外交委員会の報告書には、「われわれは、生鮮市場が発生源との見方を完全に否定すべき時期に来たと考えている」「新型コロナウイルスが2019年9月12日以前に武漢ウイルス研究所から流出したことを示す大量の証拠があると考えている」と明記され、“新型コロナの発生源について、超党派の調査を呼び掛けている”とのことです。
 “続きはこちらから”の動画では、ファウチ博士が世界中のウイルス専門家11人を集めて電話会議を開催し、米国民にどう伝えるかを議論するまでは、“世界トップレベルのウイルス専門家が、ウイルスは合成されたものであり、ウイルスの進化の原理に符合していないと考えていた”と言っています。
 このように新型コロナウイルスは、中国の武漢研究所で造られた「生物兵器」だと考えるのが、時系列からみて自然なのです。ところが、“ウイルスは合成されたもの”とする見解が支配的になると困る連中がいるのです。それは、中国共産党であり、彼らと組んでパンデミックを作りだした者たちです。
 この連中にとって、“アンドリュー・カウフマンの新型コロナウイルスは存在せず、実はそれはエクソソームである”とするエクソソーム説は、都合の良いものでした。一部の陰謀論者たちは、この説に飛びつきました。しかし、「新型コロナウイルスは存在しない?こんな記事を信じるな!」という記事で、専門家がエクソソーム説をぶった斬っていますので参照してください。
 また「国立感染症研究所(感染研)が最初に登録したSARS-CoV-2の遺伝子配列情報が確認できない。本当は情報がないんじゃないか?」という疑惑から、「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は存在しない!」という根拠の薄い説に関しても、こちらの記事で、「GISAID」に感染研が最初に分離したSARS-CoV-2の遺伝子配列情報が登録・公開されていることが示されています。
 アンドリュー・カウフマンデイビット・マーティン博士などが中国共産党の工作員であるのは、私には明らかなので、多くの人達がこうした情報操作に攪乱されて、ウイルスの起源から目を逸らされている状況が残念です。
(竹下雅敏)
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配信元)
 
 
 
 

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ユダヤ問題のポイント(日本 昭和編) ― 第21話 ― 幻想の不協和音

 現在のテレビや新聞などのマスコミのルーツが、プロパガンダを専門とするような情報機関であったことは既に見てきました。
 昔、プロパガンダとは、敵側に敵国に向けて発せられるものと私は思っていました。……違っていました。
 プロパガンダの標的は、先ずは味方のはずの自国民です。自国民を騙し、幻想を植え付けるのです。どうもこれは鉄則らしく、現在、日本でも自国民相手のプロパガンダが最大限に発動しているのは、私たちが日々経験している通りです。「敵を欺くには先ずは味方から」という諺があるにはありますが、少し意味が異なるような…。
 幻想とは恐ろしいもので、簡単に植え付けられます。大日本帝国、かつて存在していたはずの帝国で、日本人のおびただしい数の血が流されたのは、この帝国の興亡をかけてのものだったはずなのです。
 ところが、この帝国も幻の帝国だったとも言えそうです。なにせ大日本帝国はその最初から英領として始まっていたのですから、少なくとも独立国家としての帝国ではなく、幻想にまみれていたのは事実です。
 その英領の帝国が、宗主国のはずの英国、そして米国を相手に戦争することになったとされます。無論、末端の現場レベルに近い程、本気で戦争に勝利しようとしたでしょう。しかしトップの方、とりわけ裏天皇は何を考えていたのやら…どうも理解不能の部分が残ります。
 しかも、この帝国は内部に深刻な対立を抱えてもいました。戦争の始まる前からおびただしい数の一般民衆が犠牲になるのは必然でした。幻想の不協和音の中での戦争です。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(日本 昭和編) ― 第21話 ― 幻想の不協和音


三笠宮も裏天皇に仕えていた?


前回、『★阿修羅♪掲示板』からの情報で、「金(黄金)の百合」作戦で戦局の最終盤に略奪された莫大な財宝が、フイリピン山中に「山下将軍の財宝」として埋蔵され、その隠匿工作をした人々が生き埋めにされたことを見ました。

この情報源は、『櫻井ジャーナル』でも指摘されているスターリング・シーグレーブとペギー・シーグレーブ夫妻の著書のようです。

いくつかのブログでシーグレーブ夫妻の著書を翻訳した記事が掲載されていますが、その一つ『マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから』2007-06-05記事の中で以下のような記述があります。

ベンは竹田宮、そして裕仁の兄弟である秩父宮、三笠宮、そして南京虐殺において日本軍の指揮をとった年長者、朝香宮を指さした。ベンは彼らが在庫を調べ財宝基地に収納する間、ともに過ごし食事を運びお茶やタバコをもっていったと話した。

竹田宮恒徳
Wikimedia Commons
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秩父宮雍仁
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三笠宮崇仁
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朝香宮鳩彦
Wikimedia Commons
[Public Domain]

ここで竹田宮たち皇族を指さしたベンとは、竹田恒泰親王の従者として財宝隠匿に従事したフィリピンの若者ベン・バルモアで、彼は財宝隠匿関係者たちの中での生き残りの人物である旨が記されてあります。

このベンが指さした皇族、つまり竹田宮、秩父宮、朝香宮は裏天皇の部下であったことは既に見ていますが、ここに加えて三笠宮の名前も出ています。

『夢幻と湧源』サイトの2009年6月2日記事には、キムスこと竹田宮、秩父宮雍人陸軍少将、三笠宮崇仁陸軍参謀、朝香宮鳩彦陸軍中佐、「これらの皇族たちは、1943年にマニラで開かれた会議の参加者だった。」とあります。

こういった情報から、三笠宮も裏天皇側に所属していた可能性があります。三笠宮は南京事件や731部隊の振る舞いを批判していた人物で、その意味で三笠宮が裏天皇側に属していたとすれば意外ではあるのですが……。


また、現在は表示されていませんが2015/11/15竹下さんの記事紹介されてあった記事の中に次の記述がありました。

鬼塚氏は、秩父宮が2・26事件の策を練り、終戦時の8・15宮城事件は三笠宮が策を練ったのだと断言している。どちらのクーデターもヤラセだった。

2.26事件は後述するとして、三笠宮が策を練ったとされる「8.15宮城事件」について。これはごく簡単には、終戦に反対する将校が宮城(皇城)を占拠し「玉音放送」を阻止しようとしたが、逆に鎮圧された事件です。

昭和天皇の意志に反し皇城を占拠した将校たちは、普通に見れば裏天皇側の者でしょう。そしてその叛乱将校を鎮圧、指揮の功労者が田中静壱司令官でした。

陸軍中将時代の田中静壱
Wikimedia Commons [Public Domain]

ところが、この田中静壱こそが、フィリピンで山下将軍の前に第14軍を天皇に親任され、率いていた司令官です。つまり、田中静壱は「金の百合」の実働部隊の司令官で、裏天皇の部下なのです。


鬼塚氏によれば、三笠宮が練ったとされる「8.15宮城事件」とは、裏天皇の部下がクーデターを謀り、それを同じ裏天皇の部下が鎮圧した構図になります。これだと確かにヤラセです。

一口に裏天皇側といっても、その中には派閥とその争いもあったであろうし、個々人の考え方の相違もあったであろうことは間違いないでしょう。また、その彼らの為した作業の中には、見せかけのヤラセ工作もあったでしょう。

問題はヤラセにしてもその目的なのですが…、残念ながら現在は不明です。


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