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[櫻井ジャーナル 他]ミンスクの合意でウクライナが平和になる可能性は小さいだろうが、米国の正体を知らせる意味も

竹下雅敏氏からの情報です。
 櫻井ジャーナルの見方に同意します。ポロシェンコは、停戦の合意を守れないし、守る気もないと思います。現在のキエフ政権の場合、ネオナチ勢力を無視することは不可能で、彼らが親ロシア派の抹殺を考えている以上、停戦を守ることは出来ないと考えます。それを無理に遂行しようとすると、ポロシェンコ自身が排除されることになるでしょう。また戦争となると、記事にあるように“EUは破滅する”ことになります。おそらく、キエフ政権もそしてEUも崩壊することになると思います。
 2本目の記事からは、ポロシェンコが合意を守るつもりが端から無いことがよくわかります。ドネツクからすれば、解決が長引くほど彼らの生存が困難になります。現状では国際社会の支援が得られず、支援をしているのはロシアだけだからです。本来であれば、早期の決着が望まれるところです。従ってこの合意は一時的なもので、本質的なものではないと考えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ミンスクの合意でウクライナが平和になる可能性は小さいだろうが、米国の正体を知らせる意味も
転載元より抜粋)
アメリカ/NATOを後ろ盾とする勢力のクーデターで合法政権が倒されて以来、ウクライナでは戦闘が続き、ドイツの情報機関によると、東/南部で約5万人が犠牲になったという。このクーデターで暴力面の主力になったのはネオ・ナチ(ステファン・バンデラの信奉者)で、その背後にはシオニストの富豪が存在している。このクーデターに巻き込まれたEUはロシアに対する「制裁」を強制され、経済的に大きなダメージを受けている。しかも戦争のリスクが高まり、万一、開戦になればEUは破滅する。その危機感がドイツとフランスの首脳をミンスクへ向かわせた。
2月11日からベラルーシの首都ミンスクではドイツ、フランス、ウクライナ、そしてロシアの首脳が会談、15日から停戦に入ること決めたという。平和への第一歩と言えるだろうが、問題は多い。

キエフ政権のペトロ・ポロシェンコ大統領の場合、ウクライナの東/南部で展開してきた民族浄化作戦が失敗、キエフが送り込んだ部隊は劣勢で、崩壊の可能性もある。こうした状況の中、戦略を変更する必要に迫られてきた可能性がある。

当初からキエフ側の正規軍は士気が低く、ネオ・ナチや外国から雇い入れた傭兵が戦っている状態。そのネオ・ナチは停戦の合意に反発している。この勢力を無視することはポロシェンコ大統領には無理で、停戦の合意はこの辺から崩れていきそうだ。 

 それに対して地元の人民共和国側はウクライナの軍隊や治安機関などから離脱して参加している人が少なくないほか、1980年代にソ連軍の兵士としてアフガニスタンで戦った経験のある人もいて、戦闘能力は高い。

今回、ミンスクで行われた会談と停戦の合意でウクライナに平和が訪れると期待している人は少ないだろうが、アメリカを排除した形で話し合われ、とにかく合意したという事実は重い。戦争を望んでいるのはアメリカだということをアピールすることにもなった。

和平を嫌うアメリカとしては、状況を一気に戦争へと向かわせる出来事を演出する可能性がある。いわゆる偽旗作戦。ピッグス湾事件やイタリアで実行された連続爆破事件は広く知られている。1960年代の前半にはキューバへアメリカ軍を侵攻させるため、ノースウッズ作戦も作られている。この背後にはソ連に対する先制核攻撃計画があった。

イタリアの場合、戦争ではなく、治安を目的としていた。「爆弾テロ」で社会を不安定化させ、治安強化、つまりファシズム化に賛成させようというわけだ。イタリアの作戦は「緊張戦略」と呼ばれている。

1982年7月、この戦略で中心的な役割を果たした人物の娘が持っていた文書がローマの空港で発見された。二重底になっていたスーツケースに隠されていたのだが、その文書には、友好国政府がコミュニストの脅威に対する警戒心をゆるめている場合、友好国の政府や国民を目覚めさせるために特殊作戦を実行しなければならないとも書かれていた。

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ウクライナ大統領;ミンスク合意履行を確信せず
転載元)
© Photo: REUTERS/Grigory Dukor

© Photo: REUTERS/Grigory Dukor



ウクライナのポロシェンコ大統領は「ミンスクでの『ノルマンジー4者』サミットで達成された合意の数々は、ドンバスでの紛争を政治的手段で調整することに期待を抱かせるものだが、自分には、それが必ずや履行されるとの確信がない」と指摘した。

ポロシェンコ大統領は又、次のように述べた―
「我々は、ドンバスでの出来事が、熱く燃える段階から政治的調整段階へと移るだろうとの期待を抱かせる数々の合意達成に。ついにこぎつけることができた。しかし誰もいかなる幻想を持たないよう望むし、私自身も自分が無邪気でないよう望む。我々にとって平和はまだまだ遠く、ミンスクで提起された平和の諸条件が確実に遂行されるかどうか、誰にもしっかりとした確認が持てない。

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[ロシアNOW 他]ウクライナ和平協議で停戦合意 / ロシア大統領、「ウクライナ停戦合意が成立」

竹下雅敏氏からの情報です。
 ウクライナ和平協議は、停戦で合意したとのこと。ただこれまでも、ポロシェンコは合意を守ったことが無いので、楽観は出来ないと思います。特に気になるのがイランラジオの記事で、ザハルチェンコ氏などのドネツク側の指導者が、この停戦合意を承認していないという部分です。今後の経過を注視する必要があると思います。
 今日の編集長が取り上げた動画でも、ドイツ政府が拘束した人物が裏側を喋っているようなので、これまでと同様にウクライナを混乱させることは出来ないだろうと思います。ポロシェンコは表向き合意をしていますが、彼の中では戦争をすることが固まっているように思えます。キエフ政権は滅びることになると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウクライナ和平協議で停戦合意
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[フルフォード氏]米国務次官補の逮捕:何十億ドルの偽ドル札でウクライナ内戦を扇動、ケリー国務長官などの名前が挙がる 

 2月6日のオランド仏大統領とメルケル首相のアメリカ抜きのモスクワ電撃訪問は、米国務次官補逮捕の大スキャンダルを受けてのことのようです。またその後の2月8日のドネツクでの核爆発は、真相をうやむやにしようとしたのか、それとも“偽旗テロに使われる核爆弾を処分した”のか分かりませんが、“ウクライナ内で戦ってる傭兵団体”によるものだったようです。また残り4発の小型核爆弾がウクライナ東部に配置されているとの情報が寄せられ、フルフォード氏がロシア側にその事を伝え、その後、徹夜でプーチン、メルケル、オランド、ポロシェンコの4者会談が持たれたようです。フルフォード氏の情報無しでは、決して見えて来ない真相部分ではないでしょうか。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカ国務次官補の逮捕(国家非常事態対策委員会 2015 0213)
転載元)
 

MC:今日は2月の12日ということでございますが、ベンジャミンさんがどうしてもお話したいということで。

【アメリカ国務次官補の逮捕】 

ベンジャミン・フルフォード:今非常に激しい動きが多いんで、それをまず報告します。先週末、ロシア当局から僕に連絡がありまして、ドイツ政府が、アメリカ国務省のビクトリア・ヌーランドのウクライナ担当の補佐官を逮捕したんですよ。その補佐官がバス2台に何十億ドルの偽札の現金を持ってたんですよ。

その逮捕された男は、ペラペラしゃべって、実は、両側に武器とお金を渡して、この内戦を煽る仕事をしていると。で、ケリー国務長官などの名前を挙げてるんですよ。この工作に参加してる人達ですね。ブレナンCIA長官とか。

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それを受けて、ドイツのメルケル首相と、フランスのオランド大統領が緊急にモスクワ行ってサミットしはじめたんです。更にですね、その逮捕の後にですね、ウクライナ内で戦ってる傭兵団体がですね、小型核爆弾を爆破したんですよ。その映像をロシア国営テレビなどで見れるけれども、東ウクライナ自治区の政府の記者会見では、その爆弾が、火薬500トン分。それだけの破壊力あるのは原子爆弾以外ではないんですよ。


更にですね、事前にマレーシア370便の予測した情報源が僕に情報寄せてて、あと4発(の小型核爆弾)が東ウクライナにありますと。一つは、先週爆破があったところの、北東部にありますと。もう一つはスターリン側に向かってて、もうひとつは待機してるっていう情報が寄せられたんですよ。


それをすぐにロシア側に伝えましたけれども、今丁度ロシアのニュースサイト見たらですね、ロシアのプーチン大統領とオランダのメルケル首相、フランスのオランド大統領と、ウクライナのポロシェンコ首相が、徹夜して話し合ったけれども、結果的にですね、ポロシェンコを部屋の外に出して、メルケルとオランドとプーチンだけで会談して、今戦争状況がエスカレートしているけれども、結局は水面下でウクライナの分断になりそうなんですよ。

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[YouTube]ロシア、プーチン大統領 : アメリカ産の世界秩序おことわり – Putin: Keine Weltordnung Made in USA!

竹下雅敏氏からの情報です。
 報道ステーションは、なかなかよくやっていると感心しますが、それでもウクライナに関する報道は、完全に偏向していて、アメリカの流す虚報をそのまま報道しています。日本では、まだまだロシアのイメージは悪いままのようです。
 しかし真相がわかっている人にとって、プーチン大統領は希望の星です。こうした動画がどんどん翻訳され、字幕が入れられ、拡散されることを期待します。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシア、プーチン大統領 : アメリカ産の世界秩序おことわり - Putin: Keine Weltordnung Made in USA!
転載元より抜粋)


有難いことに、その戦争は存在していない。
この件により、私達を別段に憤慨させないで頂きたい。


しかし、様々な手段で私達の発展を
抑制しようとする試みなのは極めて明確だ。


私達はソ連崩壊後の数十年間、この世界秩序の確立と
それを固定させる企てを観察してきた。



単独権力によるこの世界秩序は、どのような犠牲を払ってでも
その地位を維持するつもりなのだ。


この権力は、彼らは全てを許され、その他の者はこの権力が
許可することのみ、利益の為のみに許されると思っている。



このような世界秩序にロシアは決して満たされないだろう。
もし、このような世界秩序を望むなら、半占領下で暮らしたいのだ。
しかし私達は、それを望まない。



しかし、私達は戦争も望んでおらず、皆と協力しあいたい。


このような反ロシア制裁で抑制されれば誰もうれしくないだろう。
そして、私達のような国にそれは効果的ではない。


しかし、この制裁によっていくつかの被害が加わったことを
私達は明確に理解しなくてはならない。
その結果、国家自立と経済自立を更に強化しなくてはならない。

[フルフォード氏]ロシア情報源からのニュース速報:ウクライナの内戦は、シオニストと米国務省とバンガード社による陰謀 

竹下雅敏氏からの情報です。
 フルフォード氏の情報が2つありますが、後半の方がなかなかわかりにくい。どうやらウクライナ軍とドンバスの民兵の双方に、武器と偽ドル札を供給していたアメリカのビクトリア・ヌーランド国務次官補の補佐官の男性が、ドイツ当局に逮捕されたということのようです。記事を読むとこうした工作にヌーランド、マケイン、ケリー、ブレナンなどが深く関わっているとのこと。
 この男性はバンガード社(米投資信託運用会社)の従業員でもあるとのことで、2つ目の記事のように、ウクライナの内戦は、シオニストと米国務省とバンガード社による陰謀だということです。
 記事によると、バンガード社の従業員であるピーター・ビュレンとジョナサン・メイソンは、数百万ドルの偽ドル紙幣をバスに詰め込み、どこかに持ち去り、自分たちの物にしようとしたようです。彼らはドンバスの民兵に襲撃されて殺されたように装い、偽ドル札を盗んだようです。これに対し、バンガード社は、傭兵を派遣し2人を見つけ出し、ジョナサン・メイソンは現場で殺され、ピーター・ビュレンはロンドンの病院に移送され、そこで殺されたということのようです。
 これはとんでもないスキャンダルで、このことが公になると、アメリカは崩壊します。ウクライナだけでなく、アメリカも現在、絶体絶命の状況に追い詰められたようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシアからの情報(フルフォード)
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。