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新型コロナ感染騒動の陰で火事場ドロボウのように次々と凶悪な法案を繰り出す安倍政権 〜 「総理」でお悩みの日本国民の皆さま、替え時です

 新型コロナへの緊急事態で国民の生活を追い詰めている安倍政権ですが、人々の目の届かない今を狙ったかのように、やりたい放題の悪行三昧です。
 まずは、黒川検事長の定年延長問題が違法であると追求されたことから、今度は堂々と検察官人事に口出しできるよう法改正を狙っています。しかも正面切っての検察庁法の改正ではなく、国家公務員法に内閣の権限を忍び込ませています。姑息な。何としても自分が捜査対象にならないよう司法を掌握するつもりです。
 次にこちらも深刻、福島原発のALPS処理汚染水について、経済産業省は地元の意見聴取も行わないまま海洋や大気への放出を進めています。4/6から5/15までの短期間のパブコメだけで突っ切るつもりです。他の処分方法を検討し、トリチウムなど放射性核種の危険性について正しい説明をし、地元の意見もしっかり聴取した上で処理方法を決定する、という気はさらさらないらしく、コソコソと海洋放出したいらしい。
 そして今、新型コロナ対策に全力を尽すべき時に、政府と自民党は事もあろうに次期戦闘機を日本主導で開発すべく2兆円の予算を検討しているという報道がありました。国民の生活補償には意地でもお金を出さない政府が、憲法違反の武器輸出のために巨額の予算を検討するなど何様のつもりか。
 国民のお金は自分のものだと思っている証拠がこちら、ついに年金開始年齢を75歳とする法案に着手です。国内が大混乱の時に、わざわざこのような「金返したくない」法案を出すドロボウ政府。現場の厚労省職員もコロナ対応に手一杯で、審議の先送りを望んでいるとか。ことごとく国を破壊し続ける「総理でお悩み」の日本です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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火事場泥棒を許さない 検察人事への介入を止めよう
引用元)

(前略)
コロナで大変な情勢の中、すごく危険な法案が来週の4月16日にも衆院で審議入りしようとしています。
まさに「火事場泥棒」です!

 1 検察官人事に内閣府が介入
 ついこの間、黒川検事長の定年延長が違法であると散々叩かれていましたが、これに端を発して、法案を改正して検察官人事に内閣が介入できるという法案です

 法案は
①検察官の定年を63歳から65歳に段階的に引き上げ(これはOK)、
②63歳の段階で役職定年制(例えば検事長や検事正という役職は終わり)を採用し、内閣府が認めれば、63歳を超えてその役職を継続できるという制度です。
(中略)
 内閣が役職人事に介入しちゃったら、検察官は腐敗政治に切り込めないですよね。(中略)

2 なぜこの法案をこのタイミングで通そうとするのか
 安倍内閣は現在、自民党の河井克行前法相、河井案里参院議員に対する公職選挙法違反事件や元自民党の秋元司衆院議員に対するカジノを含む統合型リゾート(IR)事業の汚職事件が直撃している上に、自身も森友問題や桜を見る会に関連する支出を政治資金収支報告書に記載していない等の様々な疑惑が浮上しており、捜査の対象となる立場です。
 内閣が検察官の人事に介入しようとする動機は十分です
ね。
 
 なお、今回の法案は国家公務員の定年延長を行う法改正案に含まれています(紛れている)。
 いわば「毒饅頭」のように人事介入の仕組みが仕込まれているのです。
(以下略)

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配信元)

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ぴょんぴょんの「オリンピックどごでねぇ・・」

一家には、お父さんとお母さんが必要です。
お父さんは、精神的、経済的に家を支え、守ります。
お母さんは、子どもたちに温かい服を着せ、温かい食事を与え、愛で包みます。
でもこの国には、お母さんの存在が見あたりません。
見えるのは、無慈悲な父親、義父? いや、暴君・・・?
これまでも今も、311の被災者たちに、日本政府がどれほど無慈悲であったか。
オリンピックで、ごまかされてはならないと思います。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「オリンピックどごでねぇ・・」


国を治めるには、父親と母親が必要


また、311が巡ってきたね。

なあ、国を治めるには、父親と母親が必要だと思わねえか?

い、いきなり、ナニ?!

被災した人たち見てたら、そう思ったんだ。
たとえば、在宅被災者。
自宅の1階は壊れたけど、無事だった2階に住んでいる人々がいる。

自分の家に住めるだけいいよね。

そう、思うだろう?
ところがだ、被災直後から、大変な目に合った。
避難所にいれば、食料などの物資が届くが、自宅にいる人たちはスルーで食いもんがねえ。
しかも、なまじ自分の家が残ったために、もらえる補助金は最大で258万円。

Wikimedia_Commons[Public Domain]

家を修理するには、とても足りないんじゃ?

ある70代の在宅被災者の男性。
震災から年月が経って、日に日に家の傷みは進む。
が、カネがないので、段ボールを切って家の穴を塞いでいる。
このように8年間も「自助努力」を続けてきたが、もはや限界になってきた。
NHK

8年間・・。

年金ぐらしで医療費もかさむし、食費も足りない。
「おれ最近思ったのはさ、この震災になって7年目になって、自殺する人の気持ちが分かってきた。考えても考えても、生活が苦しくて苦しくてさ。生きる力っていうのが、考えれば考えるほど暗くなってきて、明るい気持ちが持てなくなったのよ。それで死んだ方が楽だなと思って。死んだ方が、何にも考えることないなと思って。」(NHK

・・・・国民に、こういうセリフを吐かせる時点で、政府として失格だね。

おれも、そう思う。
政治家として、国民からカネもらって何をしてるのか? 恥ずかしい。
今の日本の政府には、母性がない。

女性の総理大臣だったら、いいの?

そんなんじゃない。
男女問わず、弱いもの、苦しんでるものを放っておけない、そういう優しさが、この国にはかけらもねえ。

母親なら、苦しむ我が子をなんとか助けたいと思うよね。


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「子ども脱被ばく裁判」証人尋問で「ミスター100mSv」山下俊一氏が当時の発言の誤りを認める / しかし小児甲状腺がんの「多発」は否定

竹下雅敏氏からの情報です。
今なら、原発事故後のマスク着用が無意味だったことが分かると思います。
(竹下雅敏)
 「ダマした教授」「ミスター100mSv」「フクシマの笛吹き男」などと呼ばれる山下俊一氏が福島地裁の証人尋問に現れました。2014年に福島で子育てをする親たちが起こした裁判で、総称して「子ども脱被ばく裁判」と言います。311直後、山下氏は「被ばく研究の世界的権威」として福島県内をくまなく回り「放射能被ばくは心配無用」「年100ミリシーベルト以下ならだいじょうぶ」「放射線の影響は、ニコニコ笑っている人には来ない」などと説いて回りました。この男の悪事どす黒い背景はかつて時事ブログで何度も指摘しました。
 3月4日、山下氏は、当時の発言は住民の不安や緊張を解くためだったと言いながら、シレッと「100ミリシーベルト以下でも被ばくはできるだけ避けたほうがいい」と認めました。「放射性セシウムは水道水からは出ない」と言っていたことも、今回「間違いだった」と認めました。この「専門家」の言葉を当時、藁をもすがる思いで信じた親御さん達はどれほど悔やんでおられるか。
 その犯罪的な講演によって現在の福島の小児甲状腺がん多発を招いたという推論を嫌ったのか、山下氏は「多発ではない。スクリーニング効果だ」と徹底的に否定しました。しかし前回の証人尋問に立った小児甲状腺がん手術を指揮する鈴木医師の証言により、図らずもスクリーニング効果を否定する状況が判明しています。
 元記事の最後に「記者クラブ用に記者席が4席確保されたが、3席は空席だった。」とあります。311も新型コロナも検査しない、隠す、被害者を増やす、そしてメディアは国民を欺く。
IWJは今もずっと地道に報道してくれています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【子ども脱被ばく裁判】「言葉足らずの講演だった」。9年後の〝ミスター100mSv〟が法廷で語った今さらながらの「釈明」と「お詫び」。甲状腺ガン「多発」は強く否定
引用元)

「言葉足らずが誤解を招いたのであれば謝る」。9年後の〝釈明〟に法廷がどよめいた─。「子ども脱被ばく裁判」の第26回口頭弁論が4日午後、福島県福島市の福島地裁203号法廷(遠藤東路裁判長)で開かれた。福島県の「放射線健康リスク管理アドバイザー」として福島県内各地で〝安全安心講演会〟を行った山下俊一氏が出廷。当時の発言の誤りを一部認め、「誤解を招いたのであれば申し訳ない」などと述べた。
(中略)
 閉廷後の報告集会で、原告の男性は「講演会に行った人は、いかに危険を避けるかという話を聴きに行ったはず。ところが彼は、危険は無いという話をした。最初からかみ合っていなかった。聴いた人の多くは『取り越し苦労だった』と安心して帰宅していた。その意味で山下氏の講演は本当に影響があった。彼は科学者では無く、安全を語りに来ていたというのが改めて分かった。あれを信じた人は立つ瀬が無いと思う。私たちは、彼にどうけじめをつけさせるかという事を考えなければいけない」と振り返った。
(以下略)
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配信元)


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F1による帰還困難区域において避難指示の一部解除!そして3/14にもJR常磐線が全線開通~しかし試運転での放射能濃度は、通常車両の23倍!~3月下旬の東京五輪聖火リレーのための復興か?

 東京電力福島第一原発事故の全町避難が唯一続く福島県双葉町について、政府はJR常磐線双葉駅周辺など一部地域の避難指示を解除しました。放射線量が高く、立ち入りが制限される帰還困難区域が解除されたのは初めてとのことです。
 2022年春以降に住民の帰還を受け入れるために、復興の足がかりを急ピッチで整備することが今回の解除の狙いといいますが、2022年の春には放射線量が下がっているはず!とでもいうのでしょうか?何の根拠もありません。ロイターでも報じられているように、今月下旬に行われる東京五輪の聖火リレーのための"復興"なのではないでしょうか。「偽りの復興PR」と元町民が憤るように。
 またこれに伴い、来週の3/14には常磐線が全線開通されようとしています。しかしJR常磐線の試運転では、帰還困難区域を通過した車両に付着したちりの放射能濃度が、通常の車両より23倍も高かったことが分かっています。cmk2wlさんの試算では、839倍にもなります。
 ですからJR常磐線の電車は、沿線一帯に放射性微粒子を撒き散らす、大変危険な移動物体と化してしまうのではないでしょうか。スーパー・スプレッダーのように。しかもJR常磐線ですから、東京メトロ千代田線や小田急電鉄との直通運転も危惧されます。
 このような危険な事態に対して、ほとんどのメディアは無関心なようです。
原子力緊急事態宣言が今も継続しているというのに、"住民のため"を標榜する棄民政策は、ドタバタの中でも着々とすすめられているのです。
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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福島県双葉町、避難指示を一部解除…帰還困難区域で初
引用元)

 東京電力福島第一原発事故の全町避難が唯一続く福島県双葉町について、政府は4日午前0時、JR常磐線双葉駅周辺など一部地域の避難指示を解除した。放射線量が高く、立ち入りが制限される帰還困難区域が解除されたのは初めて。(中略)14日には常磐線が全線で再開される。

 解除は駅周辺や線路、道路などで、住民の帰還は伴わない。今回の解除の狙いは、2022年春以降に順次予定される帰還困難区域内の宅地の解除に向けて、復興の足がかりを急ピッチで整備することだ。(中略)22年春から住民の帰還を受け入れる。
(以下略)
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引用元)



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1月26日伊方原発の全電源喪失事故は、10秒ではなく43分だった 〜 政府も原子力も「都合の悪い情報は出さない」

 1月25日に伊方原発で全電源喪失事故がありました。3号機の電源喪失は10秒程度と報じられていましたが、共同通信の取材に対し四国電力は「核燃料プールの冷却が43分間停止」していたことを明らかにしました。
 おしどりマコさんは当初の報道に対して、受電停止10秒で1.1℃の温度上昇は早すぎると感じておられたそうですが「好意的に解釈して10秒で受電したが、燃料プール冷却設備の再開まで45分だったのか」と推測されています。
 3号機は2019年12月26日から定期点検のため停止中でした。「定検入りして2週間以上経過」していたため、全電源喪失が直ちに重大事故になることは無いと考えられています。
しかし、今回の外部電源喪失というインシデントは伊方原発の持つ脆弱性に対処していなかったことが明らかになったと見られます。同じ脆弱性を持っていた北海道電力の泊原発ではすでに対策がなされているそうです。
今回の電源喪失の他にも点検中の重大インシデント、重要なインシデントが相次いで発生しており、それらの情報公開と改善もなされていなければ、いずれ重大事故を引き起こすとの見解もあります。とりわけ1月12日の制御棒を誤って1体引き抜いた事故は「原子炉工学において、制御棒が人間の意図とは違う動作をすることは最もあってはならないこと」と、素人でも理解できる恐ろしさがあります。
 何より共同通信が取材をしなければ、この43分間の停止も知られなかったかもしれないことが深刻です。
「都合の悪い情報は出さない」政府も原子力も、ほんと不要。
(インシデント〜事故(アクシデント)につながりかねないトラブルなどの事例)
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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伊方3号機、核燃料プール冷却43分間停止
引用元)
四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)が一時電源を喪失したトラブルで、3号機の核燃料プールの冷却が43分間停止していたことが6日、四国電への取材で分かった。水温は約1度上昇したが、四国電は「規定の範囲内。安全性に問題はない」としている。
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配信元)

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