注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
受電停止10秒での使用済み燃料プールの温度上昇が早すぎるので
— おしどりマコ@脱被ばく。自己決定権の回復を。 (@makomelo) February 6, 2020
温度が高すぎか、使用済み燃料プールの冷却停止時間が長いのかな、と思ってたけど。
10秒程度ではなく43分間の停止!
当時のプレスリリースとの整合性は?
情報公開の信頼性は?https://t.co/2wEBIVGyvP
たぶちさま、計算はまあもうちょっと時間がかかりますが、すごいところに気付きました。計算が合わないのは停電時間が10秒でないからと思います。1.1℃を正しいとして、四電は正しい停電時間を公表すべきですね。どなたか停電時間を推定出来ませんか? https://t.co/AJlfER52wt
— 瀬戸の風 (@lituum) January 27, 2020
そうだったんですね!
— おしどりマコ@脱被ばく。自己決定権の回復を。 (@makomelo) February 6, 2020
温度上昇と冷却装置停止の時間はやっぱりおかしかったんですね
なぜ最初から情報を出さないのか、
不都合な情報ほど出てこないと考慮して
物事を考えねばなりませんね
四国電力のプレスリリース
— おしどりマコ@脱被ばく。自己決定権の回復を。 (@makomelo) February 6, 2020
1/25は「10秒程度で受電」
しかし使用済み燃料プールの冷却停止は45分間
2週間後に分かるってどういうこと?
原子力を使いたいなら情報公開、透明性を。
こういう隠蔽体質は東京電力でもどこでもあります
だから原子力はイヤなんだよね!https://t.co/m7G50iFBIv https://t.co/zIMN4itKRT pic.twitter.com/uIowYkIBir
好意的に見て
— おしどりマコ@脱被ばく。自己決定権の回復を。 (@makomelo) February 6, 2020
「3号機は10秒で受電はしたけど
使用済み燃料プールの冷却設備の再開まで45分」
という状況だったのかな、と推測しますが
それなら、初めからそう公表すべきだと思いました
「都合の悪い情報は出さない」が常態化しているからな!
それはダメ!という方々が多い社会にしましょう! https://t.co/hO3C9IadKJ
隠ぺいの指示は、どこから出ていたのか? 経産省には即、報告していたはず。ということは、安倍政権は知っていて口をつぐんでいた、ことになる。新型肺炎をいいことに? それにしてもなんと恐ろしい政権なのだろう! https://t.co/wjFoWw8nB0
— 大沼安史 (@BOOgandhi) February 6, 2020
(前略) これらの図から分かるように、現在の伊方発電所3号炉の外部電源には、四国電力と原子力安全委員会(当時)が共に認めた脆弱性が現在も残存しています。また北海道電力泊では、すでに対策がなされており、所内だけについては考え得る限り十分な冗長性を持っています。
今回連続して発生した重要、重大インシデントの中で最後に発生した外部電源喪失重大インシデントは、明らかに今までに改善がなされなかった伊方発電所の脆弱性が現実の重大インシデントになったものです。
(以下略)
この重大インシデントが報じられた後、SNSでは“臨界か?”という投稿が見られました。(中略)今回については臨界事故が生じる可能性はたいへんに低いといえます。
しかし、制御棒が人間の意図を外れた動きをすること自体が原子炉で最も恐ろしい反応度事故の最大原因となりますので、制御棒クラスタの誤作動は原子炉におけるインシデントとしては最も重大なものです。
(中略)
再度書きますが、原子炉工学において、制御棒が人間の意図とは違う動作をすることは最もあってはならないことです。(中略)大きな地震の時など、制御棒駆動の信頼性に僅かでも疑念が生じてはいけないのです。
(中略)
(中略)ですから、「制御棒1本くらいで騒ぐのは情弱」などと言う人には、原子力安全を語る資格が全くありません。
(以下略)
おしどりマコさんは当初の報道に対して、受電停止10秒で1.1℃の温度上昇は早すぎると感じておられたそうですが「好意的に解釈して10秒で受電したが、燃料プール冷却設備の再開まで45分だったのか」と推測されています。
3号機は2019年12月26日から定期点検のため停止中でした。「定検入りして2週間以上経過」していたため、全電源喪失が直ちに重大事故になることは無いと考えられています。
しかし、今回の外部電源喪失というインシデントは伊方原発の持つ脆弱性に対処していなかったことが明らかになったと見られます。同じ脆弱性を持っていた北海道電力の泊原発ではすでに対策がなされているそうです。
今回の電源喪失の他にも点検中の重大インシデント、重要なインシデントが相次いで発生しており、それらの情報公開と改善もなされていなければ、いずれ重大事故を引き起こすとの見解もあります。とりわけ1月12日の制御棒を誤って1体引き抜いた事故は「原子炉工学において、制御棒が人間の意図とは違う動作をすることは最もあってはならないこと」と、素人でも理解できる恐ろしさがあります。
何より共同通信が取材をしなければ、この43分間の停止も知られなかったかもしれないことが深刻です。
「都合の悪い情報は出さない」政府も原子力も、ほんと不要。
(インシデント〜事故(アクシデント)につながりかねないトラブルなどの事例)