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武漢ウイルス研究所(WIV)で、DPP4受容体からも細胞へと侵入するように作成され、南アフリカにばら撒かれたオミクロン株

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、“オミクロン株はACE2受容体だけではなく、DPP4受容体からも細胞へと侵入し、DPP4は臓器に加えて免疫細胞にもあるため、軽症であっても免疫不全リスクは従来株より高まる”ということでした。
 国立衛生研究所(NIH)傘下の国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の所長がアンソニー・ファウチで、エコヘルス・アライアンス(EHA)の責任者がピーター・ダスザックです。
 国立衛生研究所(NIH)がエコヘルス・アライアンス(EHA)に交付した助成金は、2014年から19年にかけて総額310万ドルで、そのうち59万9000ドル分が武漢ウイルス研究所(WIV)に流れていたことがわかっています。
 国立衛生研究所(NIH)がエコヘルス・アライアンス(EHA)に交付した助成金のタイトルは「コウモリ・コロナウイルスの出現リスクに関する評価」というもので、詳細が2021年9月に公開されたとのことです。
 エコヘルス・アライアンス(EHA)から武漢ウイルス研究所(WIV)へ委託された研究の5年目では、中東呼吸器症候群 (MERS) の病原体であるMERS-CoV(マーズコロナウイルス)の受容体結合領域(RBD)を、HKU4r-CoV(タケコウモリコロナウイルス)のものに置き換えたキメラウイルスを作成し、ヒト細胞への感染性評価が行われていたというのです。
 MERS-CoVは2002年に中国で発生した重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)と同じβコロナウイルスに属しているのですが、ウィキペディアによると、“MERS-CoVはβコロナウイルスの2Cグループに属するタケコウモリコロナウイルス(Bat-CoV HKU4)やアブラコウモリのウイルス(Bat-CoV HKU5)と近縁”だということです。
 MERS-CoVが細胞に感染するときの受容体は、DPP-4(ジペプチジルペプチダーゼ 4)であり、ヒトの気道上皮細胞で効率的に複製するとあります。引用元によれば、「これらのキメラMERS-HKU4rRBDコロナウイルスは、肺、肝臓、腸、腎臓を含む異なる組織のヒト細胞に感染することができた」とのことです。
 武漢ウイルス研究所(WIV)では、SARS系統のコロナウイルスを人間に感染しやすくなるよう遺伝子操作していたことが分かっていますが、MERSコロナウイルス(MERS-CoV)のキメラウイルスの研究も行っていて、受容体はDPP-4なのです。
 オミクロン株は、MERS-CoVやキメラMERS-HKU4rRBDコロナウイルスと同じ侵入口を持っているのです。
 「オミクロン株」は、2021年11月11日にボツワナで採取された検体から初めて検出されたのですが、“続きはこちらから”の記事を見ると、「ボツワナは中国に恩義があるため、当然、新たな感染症発生を中国のせいにして、この関係を壊したくはないだろう。おそらく、原産国が中国でない場合、ボツワナは公衆衛生のために名前を公表する」と書かれています。
 「この亜種が中国から発生したのであれば」とか、「オミクロンが本当に生物兵器であった場合」という言葉もあります。
 武漢ウイルス研究所(WIV)で、DPP4受容体からも細胞へと侵入するように作られたオミクロン株が、南アフリカにばら撒かれたと考えるのが、自然ではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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武漢での危険なMERSr-CoV研究
引用元)
(前略)
EHAプロジェクト
国立衛生研究所(NIH)がエコヘルスアライアンス(EHA)に授与した5年間の助成金「コウモリコロナウイルス出現リスクの解明」に関する詳細が、2021年9月にTheInterceptによって公開されました。
(中略)
中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)
MERS-CoVはC系統のベータコロナウイルスで、ラクダからヒトへ人獣共通感染する。このウイルスは、ヒトやコウモリのジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)を侵入受容体として、ヒトの気道上皮細胞で効率的に複製します。
(中略)
EHAプロジェクト5年目:気になる研究内容
助成金支給5年目(2018/06/01~2019/05/31)に実施されたEHAからWIVへの委託業務では、ReceptorBindingDomain(RBD)を各種HKU4r-CoVのものに置換したMERS-CoVのキメラ全長感染クローンの作製とヒト細胞への感染性評価が行われました。
(中略)
図7 左:MERS-CoVのバックボーンとコウモリHKU4r-CoVのRBDを持つ4種類のキメラウイルスがヒト組織由来の異なる細胞株で感染したことを確認する免疫蛍光アッセイ。 右:ヒトDPP4を発現するHeLa細胞におけるMERS-HKU4rRBDCoVsの複製をリアルタイムPCRで測定した。

ヒトDPP4に対する親和性が不明な新規RBDを、既知の高病原性MERS-CoVの骨格に挿入することは、明らかに危険な研究である。
(中略)
しかし、5年目の報告書(2年遅れで発表された)でもう一つ印象的なことは、WIVでは3年目にヒトDPP4を発現するトランスジェニックマウスを作り、繁殖させていたことである。4年目の研究の目的は、これらのマウスモデルをinvivo MERSr-CoV研究に使用することであった。しかし、この研究は4年目、5年目には一切報告されていない。
(以下略)

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免疫不全でゆっくりと殺すためにばら撒かれた「生物兵器」オミクロン ~オミクロン感染から「回復した」とみなされた人々の…CD4およびCD8細胞の枯渇を伴うリンパ球減少症がより顕著

竹下雅敏氏からの情報です。
 1月1日の記事で見たように、“新型コロナウイルスは、その結合部位に3つのHIVを挿入し、さらに自然界には存在しないがモデルナの特許には存在するフリン切断部位を含んでいる”ということでした。
 また、2021年12月31日の記事では、オミクロン株の変異の異常性から、「オミクロン株は人工的に作成されたウイルスではないかと強く疑われる」ということでした。
 直観的に、これらが人工的に作成された「生物兵器」であるのは明らかなのですが、人類はまだブッディ(理智)をほとんど使えないので、直観とただの勘との違いを説明することは困難です。
 ただ、昨日の記事で紹介した米国疾病管理予防センター(CDC)やアメリカ国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者から分離したSARS-CoV-2」の電子顕微鏡写真に写っているものが、確かに「SARS-CoV-2」であり、エクソソームやインフルエンザウイルスなどの他のものではないという事を、直観を用いて確認するには、体外のアージュナー・チャクラを使います。
 オミクロン株も「生物兵器」なので、弱毒化しているからといって安心はできないのです。記事をご覧になると、“オミクロン感染から「回復した」とみなされた人々の…CD4およびCD8細胞の枯渇を伴うリンパ球減少症がより顕著である”と書かれています。オミクロンは、“予想していた進化した「空中 HIV」タイプの変異体”かもしれないとのことです。
 HIVに感染するとCD4陽性リンパ球が破壊され、風邪やインフルエンザに似た症状などが出るが、通常は数日から数週間で症状は消え、何も症状の出ない「無症候性キャリア期」に入るのですが、オミクロンもHIVも初期症状は軽く風邪やインフルエンザに似た症状なのです。
 オミクロン株は感染力が強いのですが、どうやらACE2受容体だけではなく、DPP4受容体からも細胞へと侵入するようです。“DPP4は臓器に加えて免疫細胞にもあるため、軽症であっても免疫不全リスクは従来株より高まる”ということらしい。
 HIVウイルスは、「感染細胞にウイルスDNAを逆転写してDNAを組み込む」のですが、2021年5月8日の記事で見たように、SARS-CoV-2のRNAがヒト細胞内で逆転写され、「ヒトのゲノムに組み込まれることを示す明確な証拠が得られた」ということでした。
 オミクロンは、免疫不全でゆっくりと殺すためにばら撒かれたと考えて良いのではないでしょうか。ワクチン接種者は抗体依存性感染増強(ADE)によりオミクロンに感染しやすいのですが、時間差があるため、オミクロン感染と免疫不全の因果関係を証明しにくく、加えて、“コロナは存在しない。マスクを取れ!”というアホが跋扈している状況では、完全犯罪が成立します。よく考えられた「生物兵器」だと言えるでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
 
 
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警告! オミクロンはまだ進化しています! 世界はそれが穏やかであると仮定するために大金を払うでしょう。
引用元)
(前略)
オミクロンの亜種に感染した個人が、別のオミクロンの亜系統に短時間で再び感染することに驚かないでください! そのような症例のいくつかは英国ですでに発見されており、研究者はそれがウイルスの持続によるものなのか、新たな感染によるものなのかをまだ調査しています。
 
病院の側面では、ヨーロッパで進行中の研究からの特定の予備データは、感染してオミクロン感染から「回復した」とみなされた人々の詳細な免疫プロファイル分析から、CD4およびCD8細胞の枯渇を伴うリンパ球減少症がより顕著であることを示しています、しかし免疫システムの他の多くの重要なコンポーネントも危険にさらされました。 (研究は2週間以内に公表されます)
 
したがって、オミクロンは穏やかであるにもかかわらず、COVID-19の開始以来常に予想していた進化した「空中HIV」タイプの変異体を扱っているのかという疑問が生じます。
(中略)
オウイルス(CMV)、クリプトコッカス性髄膜炎、ヘルペス、結核、トキソプラズマ症、食道カンジダ症…すべて、HIV患者に一般的に見られる二次日和見感染症です。
(中略)
また、進行中のより多くの研究は、オミクロンが実際にACE2受容体への焦点を私たちが最初に仮定したものとして他の多くの受容体に移していることを示しています。
(以下略)

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21/12/27 フルフォード情報英語版:フランシスコ法王殺害の復讐のため、マフィアの暗殺者らがローマを襲う

 12月27日フルフォード ・レポート(英語版)です。またまた大変長いです。要点をギュギュギューっと凝縮すると、ホワイトハットの功績3つ、人食いハザール・マフィアとマクドナルド、ワクチン接種者の方が未接種者よりコロナ感染と死亡が遥かに多いことを英政府と医学雑誌ランセットが発表。ホワイトハットの功績3つは①イスラエル首相の身柄拘束 ②クリスマス・イブにスイスCERN【欧州原子核研究機構】を攻撃 ③ジョー・バイデンとジル・バイデン (妻)はホワイトハットのコントロール下。
 ⚠️2021年6月21日の先生の記事によると、”「銀河連合」がホワイトハットを、「光の銀河連邦」がイルミナティ(裏)をコントロールし、双方を戦わせることで地球を混乱に陥れ、「銀河連合」はホワイトハットを指導する正義の味方を演じ、地球人の信頼を得るという自作自演のストーリーです”。

 P3フリーメイソンによると、フランシスコ法王はワクチンキャンペーンに反対していたので、ハザール悪魔崇拝者によって殺害された。イスラエルでは、ホワイトハットがナフタリ・ベネット首相を「尋問のために」身柄を拘束。表向きは娘さんがコロナ陽性になり、本人は陰性だったけれど自ら隔離。この逮捕は、トルコ経済を崩壊させようとした試みに関連している可能性あり。トルコは、テロ資金供与を理由に770人と米国の財団の資産を凍結することで反撃に出た。

 「ハザール・マフィア」はユダヤ人ではなく、ユダヤ人の古代の敵であるヒクソス人またはバビロニア人であるとフルフォード氏は強調。悪魔崇拝者たちは、何千年もの間ユダヤ人を奴隷にしてきた。またハザール・マフィアは自分たち以外の人間は家畜であるとし人間の肉を食べる。ハザール・マフィアはマクドナルドの背後にいる。全世界のマクドナルドが、人肉を提供していたことがFBIによって発覚し閉鎖命令が出された。フルフォード氏は、世界のマクドナルドの閉店記事のリンクを列挙。表向きコロナのため閉鎖になっている場合が多い感じ。

 そんなハザール・マフィアの真相を知るとワクチンで人類を殺そうする理由がわかる。英国保健安全局が発表した最新の数字によると、過去4週間のCOVID-19による死亡者数の5人に4人は、完全にワクチン接種者が占めている。医学雑誌『Lancet』【ランセット】に掲載された記事によると、英国で最近発生したCovidの症例の87.9%は完全にワクチンを接種した人であり、ワクチンを接種していない人は3.4%に過ぎない。

 アメリカでは、CNNがバイデンをバッシング。先週のレポートでは”CNNがホワイトハットに乗っ取られようとしている”と報告ジョー・バイデンとジル・バイデン(妻)はホワイトハットのコントロール下。妻のジル・バイデンがGPSモニターのブーツを履いている写真あり。またアメリカの銀行が何百もの支店を一時的に閉鎖。中共の金融詐欺と関連。中国の現金鋳造担当者の一人である陳耀明氏は、不特定多数の「重大な犯罪」の疑いで最近拘留された。CIAによると、彼は4,280億ドル相当の紙幣を偽造して、ハザール・マフィアを支援した。

 最後にフルフォード氏は”私たち一人一人ができることをすれば、2022年にはニュルンベルク式のハザール・マフィア指導者の法廷が開かれることが可能。私たちの情報源が正しければ、悪魔崇拝者を排除することで、地球の隔離が終わり、人類の宇宙植民地化が可能になる。”(???なんで宇宙を植民化したがる???)
(popoちゃん)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フルフォード情報英語版:フランシスコ法王殺害の復讐のため、マフィアの暗殺者らがローマを襲う
投稿者:フルフォード 

フランシスコ法王はワクチンキャンペーンに反対していたので殺害された


Mafia assassins descend on Rome to avenge murder of Pope Francis The Italian white nobility has sent mafia assassins to Rome to avenge the murder of Pope Francis by the Khazarian Satanists, P3 Freemason sources say. The closure of St. Peter’s on Christmas day was the trigger, they say. イタリアの白貴族が、ハザール悪魔崇拝者によるフランシスコ法王殺害の復讐のために、マフィアの暗殺者らをローマに送り込んだとP3フリーメイソン筋が伝えている。クリスマスにサンピエトロ大聖堂【バチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山。(wikiより)】が閉鎖されたことが引き金になったという。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

The Pope was killed and replaced because he was against the ongoing vaccine campaign, they add. “The war against kaballa [the Khazarian Mafia] and the war against the vaccine are the same game because the vaccine is the Armageddon of the Kabala to fuck the world,” a P3 source said. 教皇が殺されて入れ替わったのは、進行中のワクチンキャンペーンに反対していたからだと言う。「カバラ(ハザール・マフィア)との戦いとワクチンとの戦いは同じゲームで、ワクチンは世界をめちゃくちゃにするためのカバラのハルマゲドン*だからだ。」とP3の関係者は語った。
*神が悪魔と戦って勝つ、聖書における世界最終戦争の場所の名。(コトバンクより)】

The top Khazarian mafia assassins are also in Rome as a secret war rages there, the sources continue. They also used their propaganda media to disseminate a fake story about masked social distancing worshipers watching the Pope discuss hot-button issues for Israel. ハザール・マフィアのトップの暗殺者もローマで秘密の戦争を繰り広げていると情報筋は言う。彼らはまた、プロパガンダ・メディアを使って、教皇がイスラエルにとって重要な問題について話し合うのを、マスクを付け社会的距離を取っている崇拝者たちが見ているというフェイク・ストーリーを広めている。

As a counter-attack, Kylie Pentelow, an anchor for the British network ITV, said Pope Francis’ “death was announced.” 反撃として、イギリスのネットワーク「ITV」のキャスターであるカイリー・ペンテロウは、フランシスコ法王の「死が発表された 」と言った。

ツイート文機械翻訳:ITVニュースキャスターKylie Pentelowがローマ法王フランシスコが死亡したと誤って報告
ツイートはシャンティ・フーラが挿入

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40年ほど前に厚生省(現・厚生労働省)に追放された、東風睦之博士の開発した「ベンズアルデヒド抗がん剤」は副作用がなく、安価で、広範のがんに効く! びわの粉末に関し、令和3年1月に更新されたのは何故? -その6-

 ベンズアルデヒドのがん細胞の増殖・転移を抑制する機序は、おもしろいことにイベルメクチンとも通ずるようです。現在、アルツハイマー型認知症など回復が困難と思われている病気にも大きな期待が持てそうです。東風博士の願いは、潰されていませんでした。
 これから始まる新たな年は、一部の者の利益のために人類が犠牲にされることなく、全ての人を救う本物の情報が明らかになる、そのような予感を感じたシリーズでした。
 良い年にしましょう!
(まのじ)
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40年ほど前に厚生省(現・厚生労働省)に追放された、東風睦之博士の開発した「ベンズアルデヒド抗がん剤」は副作用がなく、安価で、広範のがんに効く! びわの粉末に関し、令和3年1月に更新されたのは何故? -その6-
前回の続きです。)


ベンズアルデヒドは悪玉タンパク質の機能を阻害する


イベルメクチンも P13K/AKT/mTORC1 の経路を阻害し、がんの増殖を抑制し、細胞死を誘導します。RAS/PAK-1 と WNT/β-カテニン経路を阻害する作用によって、抗腫瘍作用を発揮しているようです。


がんに特異的に悪さをしているのは、アダプタータンパク質の一つである悪玉タンパク質であり、これを阻害できれば良いのですが、そういう薬は今のところ開発されていません。それを、ベンズアルデヒドの治療薬は実現してしまったというのです。しかも、正常細胞には悪玉タンパク質の発現が少なく、ダメージを与えることがないので、長期にわたって投与しても髪の毛が抜けるとか、強い吐き気や嘔吐などの副作用が一切起こらないのだそうです。いっぺんにいろいろな経路に機能することで、薬剤耐性も起こりにくいのが大きな特徴なのです。

さらに、悪玉タンパク質の機能を調べていくと、ベンズアルデヒド抗がん剤はがん以外の疾患にも関わっていることが明らかになってきて、ほかの疾患に対してもベンズアルデヒドが効く可能性が出てきました。

何らかの原因でタンパク質の合成と分解のバランスが崩れると、タンパク質のリン酸化が過剰に活性化して一部のタンパク質が凝集することにより、不溶性の構造物となって神経細胞などに沈着して変性を引き起こすのです。これが「神経変性疾患」と言われるもので、代表的な疾患にはアルツハイマー病やパーキンソン病などがあります。これらの疾患を患っている患者さんの脳を調べてみると、アミロイドβ-タンパク質やリン酸化タウタンパク質など異常なたんぱく質の沈着が観察されるそうです。この異常なたんぱく質がゴミとなって脳内に蓄積して引き起こされるのがアルツハイマー型認知症だそうです。このタウタンパク質のリン酸化の維持に関わっているのが悪玉タンパク質で、がんだけでなくアルツハイマー型認知症などの神経変性疾患でも悪玉タンパク質が高発現しているのです。


悪玉タンパク質の機能を阻害する作用を持つベンズアルデヒドは、アルツハイマー型認知症などにおいても神経変性の部分に作用し、進行を抑制する可能性が考えられるそうです。

21/11/2311/25の時事ブログにありますコロナワクチンによって発症するプリオン病も「神経変性疾患」でこれらのタンパク質(アミロイドβ-タンパク質やリン酸化タウタンパク質など異常なたんぱく質)が関与しているようです。ベンズアルデヒドがプリオン病の進行を抑える可能性も考えられるのでしょうか。

京都大学エネルギー理工学研究所の片平正人教授のグループはプリオンタンパク質の異常化を抑制する RNA分子を開発したという研究成果を発表されていますが、プリオン病も「神経変性疾患」であることが分かります。


プリオン病による「スポンジ状」の組織切片
Wikimedia_Commons[Public Domain]

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40年ほど前に厚生省(現・厚生労働省)に追放された、東風睦之博士の開発した「ベンズアルデヒド抗がん剤」は副作用がなく、安価で、広範のがんに効く! びわの粉末に関し、令和3年1月に更新されたのは何故? -その5-

 東風博士のベンズアルデヒド抗がん剤は冷遇されてきましたが、患者さんを救うという使命感のとも灯は消えることなく受け継がれ、長女の斎藤潤医師もベンズアルデヒドをめぐる新たな研究に取り組まれることになりました。東風博士と東風夫人の背中を見ていた潤医師の気持ちを想像すると胸が熱くなります。私財を投げ打ち、未知の研究分野へ踏み出していかれます。
そのことを知った読者さんも潤医師の想いに応えるように、丁寧に研究内容を解説して下さいました。
(まのじ)
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40年ほど前に厚生省(現・厚生労働省)に追放された、東風睦之博士の開発した「ベンズアルデヒド抗がん剤」は副作用がなく、安価で、広範のがんに効く! びわの粉末に関し、令和3年1月に更新されたのは何故? -その5-
前回からの続きです。)

引き継がれたベンズアルデヒドの研究


東風博士が設立した一条クリニックの院長である高橋亨医学博士の著書「進行がん患者を救う「奇跡の治療薬」への挑戦」の冒頭には、「約50年前、マスコミでも大きく取り上げられるほど注目を集め、効果を期待されながらも日の目を見ることなく葬り去られた“抗がん剤”がありました。あの時、横槍が入らず、研究が進められていたなら、現在のがん治療は大きく変わっていたかも知れません。あるいは今頃、がんも死に至る病ではなくなっていた可能性さえあります。それを研究者たちによって復活させようと取り組んでおります。」と記されています。嬉しいことに、ご家族や研究者の方々によって東風博士の遺志は脈々と引き継がれていたのです!

著書によると、東風睦之博士の長女斎藤潤医師は 2005年頃から、本格的にベンズアルデヒドの研究に関わるようになり、東風睦之博士の臨床を引き継ぐと、その効果を目の当たりにして改めて驚いたそうです。どう考えても延命治療が精いっぱいで、この状態で腫瘍の縮小が望めないと思われた患者さんでもベンズアルデヒド抗がん剤の投与によって著効が見られたからです。「そういう有効例がありますので、ますます世の中に出さなければいけない」と強く思われたそうです。


どんな妨害にあっても諦めることなく突き進んでこられた東風博士ですが、寄る年波には勝てず倒れてしまい、博士に代わって協力してくれる研究機関を求めて奥様の斡子氏と斎藤潤医師が奔走していると、誰に説明してもまず口を揃えて言われるのが「副作用がない、薬剤耐性もないなんて、そんな都合の良い物質が世の中にあるわけがない」という返答だったのです。作用機序が解明しない限り、誰にも信用してもらえない。それほど現代は安全性とともにエビデンスが重要とされ求められているというのです。1981年(昭和56年)には改正薬事法を中心に、医薬品の安全性・品質面への監視がさらに厳しくなりました。

大手製薬会社には見向きもされないので、当時、慶応大学の研究室の中にラボを持ち数名の研究員がさまざまな分析を行っていた中堅のベンチャー企業に、ベンズアルデヒドの解明を依頼することになり研究を続けていましたが、ベンズアルデヒドは確かに「ある細胞には効いている」のですが、揮発性の物質のため不安定で期待していたほどの進展が見られない状態であり、また経済的な諸事情のために、ここで外部に依頼しての研究を打ち切ったのです。その時の研究費はすべて奥様が負担されていたそうです。

ただ、この研究データーではベンズアルデヒドがmTOR(エムトール)の制御を有する経過に作用していることを突き止めていたのです。がんが活性化する経路はいくつか報告されていますが、その一つがPI3K/AKT/mTORで構成されているシグナル伝達経路で、ベンズアルデヒドもこのmTORの抑制が顕著にみられることが確認されたのです。分子標的薬に似た作用をベンズアルデヒドが持っていたということです。


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