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安倍政権の「補償やるやる詐欺」:休業手当は義務ではなかった、代わりの雇用調整助成金は日本全国で支給はたったの1件、あの「1世帯30万円」はまだ相談窓口すら無し

 緊急事態宣言が出され「自粛と補償のセット」無くして感染防止は不可能ですが、宣言の恐ろしい欠陥が明らかになりました。厚労省の説明では宣言に基づいて知事が営業停止を要請・指示した場合、労基法上、使用者は休業手当を支払う義務はないのだそうです。3日の衆院厚労委員会で宮本徹議員が質問した際、加藤厚労相は「支払い義務は個別のケースによる」と逃げ、宮本議員が「新型コロナ特措法の欠陥があるのであれば、国が責任をもって賃金を補償すべき」と迫ると、「支払い義務がない場合は雇用調整助成金を利用してもらう」と答弁しました。つまり現状、緊急事態宣言に従って休業した会社の社員へは休業手当の義務がないのです。しかも、加藤厚労省の言う通り、雇用調整助成金が代わりになるのかと言えば、なんと! 雇用調整助成金の新型コロナ向けの特例措置は、休業手当の支払い義務が無い場合、大きく制限を受けるため、結果として企業への補償が無効化し、無給で自宅待機を命じて助成金の申請はせずに解雇を選ぶ企業が増えてしまうという実態がありました。
 おまけにビックリしたことに、事業主にとっては待った無しの雇用調整助成金は、4/5時点でもまだ詳細が決まっていないと言うのです。そもそも恐ろしく複雑な申請書類をこなさねばならない雇用調整助成金ですが、窓口となるハローワークにも厚労省からの通達が来ておらず、かろうじて申請が出されても、4/10時点で支給されたのは日本全国でたったの1件のみ。11日にはマスクの不織布などを製造する愛媛県の企業が倒産しました。負債総額10億5千万円です。あのバカバカしいアベノマスクには466億円なのに。亡国の安倍政権。
 安倍政権の「補償やるやる詐欺」はまだあります。先般ぶち上げた世帯30万円の支援案がほとんど使えないものだったことはすでに明らかですが、驚いたことに、10日時点ではまだ詳細不明で、行政の相談窓口すら無いようです。もうムチャクチャ。マスコミに「予定」だけ流して実施する目処は無かったのか。
 「今はなんとか貯金でしのげる人も、今のうちに相談に行っておいた方が良い!」という連ツイがありました。このまま安倍政権が続けば、この先、貯金が底をついても補償が立つ可能性はありません。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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緊急事態宣言で「休業手当」が出なくなる? 厚労省の見解に波紋
引用元)

(前略)
 私たちがハローワークや、厚生労働省の雇用調整助成金コールセンターに電話で確認したところ、「厚労省からまだ正式な通達が来ていないので、詳細は答えることができない」と回答されてしまった。

 申請から支給まで、どの程度の期間がかかるのかもわからない。中小企業からすればこれは死活問題であり、数ヶ月などではなく、申請後に一刻も早い支給が望まれるが、その見通しすらないのが現状なのだ。

 また、実際に会社が労働者に休業手当を支払ってからでないと助成金は支給されないのかについても、私たちが取材したハローワークの担当者は把握していなかった。

 これでは経営者が「助成金の存在は知っているが、それを頼りにできるかわからない」と考えてしまっても無理はない。助成金の詳細がわからないということを理由として、既に解雇に踏み切ってしまった会社も少なくないだろう
(以下略)
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配信元)

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メキシコ便り(61):ロペス・オブラドール大統領の世界的危機を乗り越えるための経済回復策は全く独自路線!この世界的危機を乗り越えるためにお金以外で大切なこと、メキシコの伝統的精神を呼び起こす!

 メキシコの最初の新型コロナ感染者はアメリカの約1カ月後の2月27日。前回のメキシコ便り(60)で触れましたが、メキシコでは3月23日から学校閉鎖、3月30日に非常事態宣言、今のところ4月30日まで外出自粛でなるべく家で過ごすことになっています。学校、会社、お店も生活に必要不可欠な分野以外は閉鎖。政府は企業に1カ月無労働でもお給料を保障するように解雇をしないように促しました。(払わないのは違法らしい)銀行は支払いを4〜6ヶ月猶予し、州もそれぞれの経済的援助対策で対応、水道、ガスなどは市が対応。ファレスでは貧困地域の支払い免除があるようです。
 popoちゃん的には「外出自粛」後、それほど生活に支障を感じていません。スーパーは、一家族から一人だけ買い物という制限とペットボトルの水の購入制限数があるくらいで、今のところ食品不足はないようです。あとはジム、カフェ、レストラン、エルパソ(アメリカ)に行けなくなったくらいです。ファレスでは、未だ能天気に大勢で飲み会を家で開いたりしている若者がいるらしく、罰金3万〜5万円、そして刑務所に3日間送られています。popoちゃんの旦那さまは家族で会社経営をしているのですが、社員の大半が若者で、最初のころ父親、母親が給料の支払いなしで解雇された、自分はどうなる?と解雇の不安を見せる社員が沢山いたとか。またお昼の2時に起きたりしている社員がいることが判明したため、非常事態期間中、社員が規則正しい生活を送れるように、勉強するコンテンツを毎日メールし、毎週時間差でお給料を取りにくるときに小テストしたりしてサポートしているようです。
 さて、非常事態宣言の6日後、4月5日ロペス・オブラドール大統領は、この世界的危機を乗り越えるための経済回復策のスピーチ(約1時間)をしました。感染国がそれぞれの経済的援助を公表するなか、メキシコはどんな援助をしてくれるのだろうと胸に期待を膨らまし大統領のスピーチに釘付けになって観たpopoちゃんでした。。。が。。。その期待は見事に裏切られ、逆にこのような世界的危機で大切にしなければならない価値観にハッと気づかせてもらいました。
 「他国と比較するのは、趣味が悪い」というロペス・オブラドール大統領。 大統領に言われて初めて気づたpopoちゃん。「そっか、確かにそれぞれ国のお財布事情、感染状況、医療状況、環境、文化、価値観は違う」どうしても世界で一番良いやり方を追求してしまうけれど、”一番良いやり方”はすべての国にとって必ずしもベストではないかも。。。「メキシコはメキシコのやり方で最善を尽くしてやっていく!」そんな憤りを感じたスピーチでした。大統領の信念は、こんな世界的危機でも全く揺るがず、汚職なし、銀行・大企業救済なし、貧しい人たち(国民の50%が貧困)の救済を最優先‼️国民に現金を配ることはなく、公共投資、雇用創出、政府関係者の緊縮の3つの軸でこの危機を乗り越えるらしい。
 オブラドール政権は、借金まみれのボロボロのメキシコを受け継いで1年4カ月。これ以上メキシコの借金は増やさないという大統領の公約に、こんな世界的危機のときにまでも忠実。大統領の経済回復策は、今、メキシコの経済状況でできる範囲内の精一杯の策だということが後々よくわかりました。が、先日の時事記事で紹介されたMMT・現代貨幣理論動画、政府の借金は国民の資産になるのだったら、政府の借金で現金を配ってもいいのでは?と思ったりもしますが。。。メキシコの経済の仕組みがよくわかっていないので何とも言えません。何はともあれロペス・オブラドール大統領は、この危機を乗り越えるのに大切なこと、お金以外で大切なこと、メキシコの伝統的精神を呼び起こしたのでした✨。
(popoちゃん)
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メキシコ便り(61):ロペス・オブラドール大統領の世界的危機を乗り越えるための経済回復策は全く独自路線!この世界的危機を乗り越えるためにお金以外で大切なこと、メキシコの伝統的精神を呼び起こす!

4月5日(日)ロペス・オブラドール大統領、今後の経済回復策をスピーチ




4月5日(日)Palacio Nacional (国立宮殿:メキシコシティの大広場にあるメキシコ連邦政府幹部の所在地。宮殿内では毎朝、大統領プレス・コンファレンスが行われている。)のだれもいない中庭で、大統領は今後、新型コロナで打撃を受けた経済回復策のスピーチを一人で行いました。(動画上↑)

大統領は、過去のネオリベラリズ政権がやってきた危機対策は一切やらないと断言。
国の借金増加、銀行・大企業の救済、民間債務を公的債務に変換、特定の民間企業の税金免除、ガソリンの値上げ、公的サービスの値上げ、減給、解雇、社会保障カットなど。。。

現政権では人々の幸福が最優先で、特権、汚職、不正、免責はもう二度となく、絶対に過去には戻らないと宣言。

上のツイート意訳:今も今後も人々の幸福が最優先だ、特権、汚職、不正、免責はもう二度とないと大統領は強調した。

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新型コロナウイルスによる肺炎は、“肺炎ではなく高山病のような酸欠状態” ~赤血球中のヘモグロビンを攻撃 酸素を運べなくしている事が判明 / コロナウイルスを退治した韓国の「酸素療法」

竹下雅敏氏からの情報です。
 箱コネマンさんのツイートに、極めて重要な情報が出ていました。冒頭の動画の医師によれば、新型コロナウイルスによる肺炎は、“肺炎ではなく高山病のような酸欠状態”だということらしい。「酸素飽和度」とは、酸素と可逆的に結合可能なヘモグロビン総量のうち酸素と結合したヘモグロビンの占める割合の事で、96~99%が標準値とされ、91%くらいに下がると医者が青ざめるそうです。
 ツイートによると、“コロナ肺炎では、ひどい酸素飽和度でもCO2の換気は良好で呼吸困難感が軽く、頭痛、めまいが強い「高山病」状態になる症例が多い”とあります。新型コロナウイルスは、「赤血球中のヘモグロビンを攻撃 酸素を運べなくしている事が判明」したとなると、3月1日のpopoちゃんの記事の内容が、重要度を増してきます。
 そこには、“韓国は、酸素療法でコロナウイルスを退治した。電磁波は色素酵素であるポルフィリンに悪影響する。ポルフィリンは光に敏感なので電磁波に影響される。そして、それはヘモグロビンを作る「ヘメ」の生産能力を低下させる。…私たちの体の新陳代謝と免疫機能は酸欠によってダメにされる”と書かれていました。「5G」が私たちの免疫機能を低下させ、新型コロナウイルスの病状を悪化させる可能性が高いことが分かります。
 “続きはこちらから”は、コロナウイルスを退治した韓国の「酸素療法」に関するもの。WHOは新型コロナウイルスに対して、“高濃度の酸素を吸入させる酸素療法がある”ことを指摘していますが、これがどのようなものかは、今ひとつハッキリとしません。
 “韓国の当局者は全天然酸素療法を使用して患者を治療することに成功”したという事なのですが、「全天然酸素療法」が何なのかさっぱり分かりません。しかし、記事で「過去に報告した」とされるリンク先は「高圧酸素療法はステージ4の癌の女性を治療します」という記事なのです。「高圧酸素療法」というのは、“加圧タンクに座って…加圧下で酸素を呼吸すると、酸素が血流に溶け込み、体組織に飽和”するというものらしい。
 最後の記事の2つの画像をご覧になると、そのイメージが良く分かります。中国武漢市の病院で、“新型肺炎患者には比較的低気圧(1.6気圧)で利用する事で通常の酸素吸入より有効で35人全員が完治した”とのこと。
 人工呼吸器よりも、この「高気圧酸素カプセル」を用意した方が賢明かもしれません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
 
 
 

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安倍政権に忖度しながら、自分たちの趣味であるクラスターを追いかけていて、国民にトンチンカンなメッセージを送り続けている”専門家会議のオッサンたち” ~なぜか「3密」にはあたらない満員電車

竹下雅敏氏からの情報です。
 ほら、やっぱり専門家会議のオッサンたちは、“通勤電車は3密ではない”などと寝ぼけたことを言ってますよ。“電車内では声を出して話す人が少なく…3条件すべてに該当するわけではない”ので「3密」にはあたらないのだそうです。
 これで、専門家会議というのは、“アホなオッサンの集まり”であることがハッキリとしたわけです。安倍政権に忖度しながら、自分たちの趣味であるクラスターを追いかけていて、国民にトンチンカンなメッセージを送り続けているのです。
 「3密」にはあたらない満員電車では、見知らぬオッサン同士が、ほぼ抱き合って、互いの息が混ざり合っている状態なのです。新型コロナウイルスは、単なる「呼気」で感染します。ウイルスは空気中を3時間漂い、しかも通常のマスクをウイルスは通過するのです。これは防具を付けて検体を採取している医師の方が、ずっとマシな環境だとも言えます。「満員電車」が極めて危険な場所であることは、誰でもわかるはずですが、“専門家会議のオッサンたち”には分からないみたいです。
 通勤電車で感染者が出ても、感染経路が追えないので、自分たちの趣味であるクラスターを追いかけることが出来ません。彼らの頭では「通勤電車」や「パチンコ」や「風俗」からは、感染者は出ないことになっているのでしょう。
 このように、“専門家会議のオッサンたち”は、私が定義する「アホ」の概念に、ピッタリと当てはまるのです。彼ら全員を解任して、iPS細胞の山中伸弥教授をトップとする新しい専門家会議を立ち上げるべきだと、多くの国民が思っているのではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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通勤電車の感染リスクどう考えればよい?東京は働く世代の感染者割合高く
引用元)
 東京など7つの都府県を対象に緊急事態宣言が出されましたが、通勤については、これまでと同様、自粛要請の対象にはなっていません。
(中略)
専門家会議、通勤電車は3密ではないとの見解

 政府は感染リスクを減らすため、密集・密閉・密接という、3つの「密」を回避するよう国民に求めており、具体例としては、ライブハウスやカラオケ、ナイトクラブが挙げられています。満員の通勤電車はこの条件を満たしそうですが、専門家会議は、電車内では声を出して話す人が少なく、鉄道各社が窓を開けるなどの措置を実施しているため、3条件すべてに該当するわけではないとの立場です。

 ただ、実際に満員電車で通勤している人からは「感染リスクが怖い」といった声が聞かれるなど、できれば避けたいと考えている人が多いようです。
(以下略)
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配信元)
 
 

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「フェイク・パンデミック」の真相 ~新型コロナウイルスのパンデミックは、本当に起こっている

竹下雅敏氏からの情報です。
 フルフォード氏は新型コロナウイルスをフェイク・パンデミックと主張しています。こうした発言に混乱している人がいると思われるので、少し説明をしておきます。
 冒頭の動画をご覧ください。こうした動画が「フェイク・パンデミック」の根拠になっているのですが、“大病院に患者がいない”ということで、パンデミックがフェイクだと主張しているのです。
 しかし、昨日の記事で、ニューヨークの病院で研修している男性は「基本的に外来は中止されています。必要があれば電話やテレビ電話での対応が行われています」と言っていました。また、こちらの記事のドイツの首都ベルリンの病院では「先月前半から緊急ではない手術を延期し、病院全体の稼働率を50%以下に下げている」と書かれていて、「通常業務が半分以下に減っている」ということです。こうした状況であれば、病院の外来に患者が一人も居なくても当たり前です。
 2つ目の動画の2分45秒あたりをご覧ください。ニューヨークの病院では、マネキンを人工呼吸器で助けようとしているようです。この部分を切り取ったのが、最初のツイート動画です。これがフェイクニュースであるのは、ほぼ明らかです。本物のICU(集中治療室)の様子は、“続きはこちらから”のBBCニュースをご覧ください。この動画をよく観察すると患者が呼吸をしているのが分かります。また、現場の緊迫感がまるで違います。
 トランプ大統領のツイートが示しているように、アメリカの大手メディアがフェイクニュースを流すのはいつもの事です。フェイクニュースでパニックを作り出し、トランプ大統領の新型コロナウイルス対策チームが失敗するように願っているのです。「マスコミは、コロナウイルス危機を利用してトランプ大統領叩こうとする」わけです。
 “続きはこちらから”の記事と、トランプ大統領の一連のツイートをご覧になると、新型コロナウイルスのパンデミックは、本当に起こっていることが分かるでしょう。ツイートに書かれているこれほどの物資を用意し、各州に届けなければならない事態が起こっているのです。
 もしも、トランプ大統領のツイートがデマであれば、それこそ民主党とマスコミは、ここぞとばかりにトランプ大統領を叩くでしょう。なので、こうした事態が本当に起こっているわけで、新型コロナウイルスのパンデミックは事実なのです。そして、一部にフェイクニュースがあることも事実です。
 冒頭の動画をたった1本見て、新型コロナウイルスのパンデミックがフェイクだと考える人は、世界中の現場の医療関係者の膨大な量の警告の言葉と動画を、どの様に理解しているのでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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市民レポーターたちの逆襲 (NY / LA)
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New York coronavirus cases surge - hospitals struggle to cope
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