注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
TBSの番組「サンデーモーニング」が若者の内閣支持率が高い点を取り上げ、若者たちに「安定を望まずに変化を求めろ」などと発言しました。この発言は瞬く間にネット上で拡散され、様々な物議を醸しています。
サンデーモーニングの番組中で若者の支持率を調査してみたところ、全ての世代の中で内閣支持率が飛び抜けていました。街頭インタビューをしてみると、大半の若者が「就職が出来たことに感謝している」などと就職関連の政策を主張。
これに対してサンデーモーニングの番組側は「生産人口が1000万人も減って少子高齢化だから」と述べ、若者は安倍政権の政策と環境を勘違いしていると指摘しました。
その上で、司会者の関口宏さんは安定志向の若者に疑問を投げ掛け、変化を求めるべきだとコメントしています。ネット上の反応は賛否両論という感じですが、「若者にレッテル貼りをしている」というような声がやや多い印象でした。
若者の高い内閣支持率にはまとめブログやネットニュースの存在も影響を与えている可能性がありそうです。
大宅映子「世論調査で【まだマシ】とか【他に代わりがいない】を選ぶ人は逃げ口上!政策を見た上で代わりがないと言ってるのか!」
— DAPPI (@take_off_dress) 2017年6月11日
口だけで何も出来なかったら意味がないんです。
それは民主党政権で国民が学んだ事です。#サンデーモーニング pic.twitter.com/5gu7MPll6I
#サンデーモーニング
— Tad (@CybershotTad) 2017年6月11日
これには少し驚いた。若者の内閣支持率が突出して高い。街の声では「経済が安定」「長期政権だから」と。ただやはり一方で「他に適当な人がいない」という消極的理由が一番多い。 pic.twitter.com/RdBbxxYjos
#サンデーモーニング 学生の就職率が高いのは、生産年齢人口がピーク時よりも1000万人も少なくて、なおかつ少子高齢化だから若者が貴重なのが大きな原因なのに、それを現政権の実績として評価してるのはとても残念。 pic.twitter.com/SVhBbWzaYe
— ミスターK (@arapanman) 2017年6月11日
#サンデーモーニング 「他の政治家より"まし"」というのは、昔よく言われた「誰がなっても同じ」と同じで、あまり深く考えてない時に使う表現だろう。野党、ことに民進党に対する不信感は、東日本大震災や原発事故と記憶がセットになってる影響もあるだろうが、今も出直した気配がないからか。 pic.twitter.com/x9Uu4CGmqZ
— ミスターK (@arapanman) 2017年6月11日
(以下略)
“他に適当な人がいない”という消極的理由が1番多いようですが、“まとめブログやネットニュースの存在”が支持率に影響を与えているという見解は、その通りかもしれません。ただ私は、これらの内閣支持率の数値は操作されたものだと思います。おそらく18〜20代の若者の本当の内閣支持率は10%前半ではないかと思います。
私は基本的にテレビを見ないので、サンデーモーニングも見たことがありませんが、記事の動画を見る限り、絶対に見ない番組の1つであることは確かです。見ない理由は、画像に現れるうさん臭さです。政権を批判しているように見えて、巧妙に情報操作をしているように見えます。
例えて言うと、米国におけるマイケル・ムーア監督のようなものです。政府を批判しているように見えて、真相は追及せず、常に自分自身は体制側の人間です。民主主義が機能しているという幻想を与えるために、彼のような人物は支配層にとって有用なのです。人々を混乱させるのに、的を外した政府批判ほど有用なものはありません。