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ー通過儀礼ー リース詐欺の体験 〜第11幕 誰の物?〜

 安倍晋三氏と加計孝太郎氏との罵りあいが起こっていると漏れ伝わっています。「さもありなん」です。おきまりのパターンだからです。詐欺などの悪事を働く者たちはことがうまく運ぶ間は協力関係にありますが悪事が露見してうまくいかなくなると互いに「噛み合い」をはじめます。
 さて、トラスト「御見積書」、残リースの誤記入は前回記した「露呈」それ以外のドラマも生んでいたようです。昔サラ金のグレーゾーン金利が問題になっていました。利息制限法には違反するが出資法違反にはセーフ。違法だが罰則がない金利設定つまり年利29,2%すれすれ未満がこのグレーゾーンです。NTTリースは販売店に「予め打ち合わせたリース料金の計算方法を伝えている」ことを後に明かしたのですが、この計算法は「グレーゾーンでリース利率設定せよ」の意味でしょう。NTTリースが売買契約書、物件支払領収書、リース内訳書全て兼ねた書類(全くこれらの証明書の代わりにならず、この連中どうしてこんなに甘いのか?首を傾げるばかりだったのですが)と主張予定であったろう「御見積書」、ところがこれがNTTリースにとっても非常にまずい代物だったのです。「御見積書」での明白な残リース代10万円以上の誤記入でどうも出資法違反に抵触してしまい大慌てで訂正に走ったようです。なぜこのような残リース代の誤りをトラストが犯したか?これは後にトラストのKが明かしたことですが、この「御見積書」は来訪前の試算書で、NTTリースが残リース代を提示する前に作成していたようです。「これ(御見積書)はどこにも出していない」とK。その必要を考えず訂正していなかったようです。またこのKの証言で、この御見積書は2005年8月23日まで私はもちろんNTTリースも受け取っていないことが判明。私の指摘によりNTTリースはその内容を確認して解約損害金との齟齬それに伴う出資法違反を見つけ大慌てになったのがことの真相のようです。
(seiryuu)
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ー通過儀礼ー リース詐欺の体験 〜第11幕 誰の物?〜

トラストコミュニケーションズへの対応

 
 2005年8月26日夕方、トラストに確認のために電話しました。前々日NTTリースから「訂正資料を送らせる」との連絡に関わらず何も連絡が無いためでした。

応答したのはあの3月4日夜に電話してきたK社員でした。なぜか大変立腹の様子。録音ユニット不装着はあっさり認めましたが、残リース代の誤りはキレ気味で認めず、VOIPユニットに関しては相変わらずネットとIP電話には必要不可欠、必ずこれを装着させているとの虚偽を強弁。最後には「あなたが何を求めているのか良識的に理解できない。直接会って話しましょう。」と言い出す始末。やれやれです。
「全て文書でまとめているのでよく読んで確かめるように」と話し電話を切りました。

pixabay[CC0]


もともと相手にするつもりはなかったですが、これ以上やり取りするのは辟易なので、8月29日付けでトラストに「ご通知書」を「付記」を加えて送付しました。計10枚の書類です。

「ご通知書」には契約取り消しを明記した上、Y口担当者が来訪してきた2004年9月6日の顛末詳細、虚偽の数々を明かしています。「付記」ではNTTリースのO担当との電話での会話を含めトラストH社員K社員との電話のやり取りを文字に起こし記し、最後に「全て真実だが誤認している、間違いだ、だとの反論や疑問があればどうぞ。ただしそれは文書に限る」としました。

これでトラストは沈黙しました。ただこの時のK社員との会話などから気づきました。彼はNTTリースの名を出すと非常に不機嫌になるのでした。彼の口調からNTTリースに対し「あいつらは全く無能で、おれたちが体を張って食わせているんだ、それを、・・・」との憤懣が伝わりました。気持ちは分かります。確かにNTTリースは「一体何の仕事をしているのだ?」と私も思ったものです。現場の汚れ仕事はやはり大変です。直接被害者のクレームを受けるのも裁判の被告も彼らの役目です。中には精神に支障を来す者も少なくないのです。その意味では間違いなく彼らは加害者ですが社会全体の構造から見れば被害者との部分もあるにはあるのです。そしてこの時NTTリースは数字面で露呈してしまった違法事実、その責任と罪をトラストが被るようにと要請(指示?)していたのです。このことはその後送付されてきた訂正された「御見積書」と、それに対する私の質問と彼らの回答で明らかになったのです。

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「ウンチの量と幸福度は比例する」 〜腸内フローラは私達が考えている以上に重要〜

 なかなかセンセーショナルな記事のタイトルです。是非、全文を引用元よりお読み下さい。
 冒頭の「私たちの腸内にはなんと約1000兆個もの細菌が住んでいる」は恐らく100兆個の間違いだと思います。昔は100種類100兆個と言われていた腸内細菌も現在では遺伝子解析技術の発達により解明が進んでおり、数百種類〜1000種類と言われるようになって来ています。ですが私の理解では数は恐らく100兆個のままだと思います(多分)。
 大事なところをまとめるとこんな感じでしょうか。

    1.腸内細菌は人の精神にも影響を与えている。うんこの量と幸福感は比例し、量が多ければ多いほど自殺率は下がり、少なければ少ないほど自殺率が増加するという研究事例も。

    2.快便が大切。快便のためには食事が大切(肉食によって大腸がんやポリープが増えている可能性)。

    3.便秘等で腸管が傷つくとリーキーガット症候群(腸に小さな穴が開く)と呼ばれるものになり、腸内から高分子の化合物が体内に入ってくるので、アレルギー等の原因となる。

    4.一昔前の日本人は食物繊維を多く含む穀物や野菜を沢山食べてたからうんこをモリモリしていた。戦時中はうんこの量で敵の数を把握していたから米兵さんは「日本軍めちゃくちゃいる」と勘違いしたとか(嘘か本当かは不明)。

    5.昔、ドイツ人医師が、東京から日光までの約150キロをノンストップで駆け抜ける人力車夫は、玄米と野菜と少量のイモしか食べていないと知り、その人力車夫に牛肉を食べさせて同じように走ってもらうと、すぐにスタミナがなくなり、この車夫は3日で根を上げてしまった。

 要するに、腸内フローラは私達が考えている以上に重要だということ、それには食事内容が大きく影響することが書かれています。
 実際に難病の腸疾患の患者に腸内を洗浄した後、健康な人のうんこを入れてあげると疾病が改善する例が報告されており、日本でも臨床試験が開始されています。近い将来、自分の健康な時のうんこを凍結保存しておいて、病気になったら移植するなんてことが起こるかもしれません。その他、デブ菌、痩せ菌がいる可能性なども指摘されています。腸内細菌恐るべし。
(ちょっと妄想を働かせると私達人類は宿主である地球に物凄く影響を与えている可能性があります。このまま地球を破壊し続けてたら抗生物質で一網打尽に・・・されるかも)
(地球に優しい方の微生物学者)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウンチの量と幸福度は比例する「便秘が増えれば増えるほど、自殺率やアレルギー発症率は高くなる」
引用元)
著者:高橋 将人 

(中略)…私たちの腸内にはなんと約1000兆個もの細菌が住んでいるのだそうで、腸がカラダに与える影響の大きさを想像することは難しいことではないでしょう。(1)

興味深いことに、カリフォルニア大学ロサンゼルス校が行った研究によると、幸せホルモンとして知られるセロトニンやドーパミンの約90パーセントは腸で作られているのだそうです。そのため、人の思考や行動パターンは腸内細菌によって決まることが分かっています。(2)

(中略) 

健康に生きる事ができるかどうかは、どれだけだけ大きなウンチを出すかにかかっている 

(中略) 

興味深いことに、排出するウンチの量と幸福感は比例するのだそうで、ウンチの量が多ければ多いほど自殺率は下がり、ウンチの量が少なければ少ないほど自殺率が増加するのだそうです。(10)(11)

実際、世界で最もウンチの量が多い国の一つであるメキシコでは自殺率が10万人あたり約4人と低い一方で、ウンチが小さい日本人の自殺率は10万人あたり約20人と5倍近く高いことが分かってきました。

(中略) 

ウンチを腸に溜め込むという行為は、不幸を体に溜め込んでいることと何ら変わりはない

(中略) 

ウンチがなかなか出ないというのは、カラダにとっては文字通り「不便」であり、そう考えれば、健康に生きる事ができるかどうかは、いかに大きなウンチを出すかにかかっていると言ってしまっても過言ではないでしょう。

(中略) 

ひと昔前まで日本人のウンチの大きさはアメリカ人の3倍だった 


もともと日本人は玄米と野菜を中心とした食生活を送っていました。玄米や野菜に豊富に含まれている食物繊維は小腸で消化吸収されずに、そのまま大腸に送られ、そこで腸の老廃物、悪玉菌、そして水をたくさん吸い込むことで立派なウンチを形成し、体外に放出する役目を果たします。(13)

現在では日本人は食物繊維が含まれる食品をあまり口にしなくなってしまったため、日本人のウンチは小さくなってしまいましたが、まだ米と野菜が中心だった時代の日本人のウンチは相当大きかったようです。

(以下略、続きは引用元でご覧下さい)

ー通過儀礼ー リース詐欺の体験 〜第10幕 化けの皮〜

 森、加計問題でネットを通して、隠されてきたこの日本の実態が一般にも広く知られるようになってきたように感じます。さて、もうだいぶ前ですが緑花さん当時はセレナさんがキルケ魔女の原因体を描かれていました。あの時このリース事件のことを思い出していました。この事件である瞬間、強い吐き気に襲われたときがありました。ハッキリとNTTそして社会のいわゆる権力層の化けの皮が剥がれ正体が露わになった時です。それはまるで映像的には、「厚化粧と強い香水の臭いは鼻につくけどそれなりに肉感的で魅力的に見えるまあ美女ともいえる女性、しかしある瞬間その女性の表面を覆っていた皮が剥がれ、出てきたのは腐乱し腐臭を漂わすゾンビだった。」という感じです。私の前で完全にごまかしようもなく彼らの化けの皮が剥がれます。
(seiryuu)
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ー通過儀礼ー リース詐欺の体験 〜第10幕 化けの皮〜

御見積書が示す数々のこと


2005年8月23日の夕刻にFaxされた「御見積書」をずっと眺めては首をかしげていました。訳が分からないのです。出されている数字がインチキなのは分かります。

まずは残リース代¥918,540です。「これどこから出てくる数字だ?前の契約での支払いの残額を計算してもこの数字にならん。それより彼らの主張正式文書ではめるべき数字は出ている。¥804,000だ。」唸っていました。計算しても訳が分からない数字が出てきます。

この契約では税抜きリース総額¥2,452,800です。これには解約損害金(残リース代)¥80,4000が入っているので引きます。そうすると¥1,648,800です。これが前契約を除いたトラスト経由新契約の支払総額です。

トラストが記している機器代金全て正確と仮定して原資額¥791,500、新支払総額からこの原資額を引くと¥857,300。これが分からないのです。宙に浮くのです。



後でやっと分かったのはこの約86万円が金利だったのです。原資80万円弱に対する実金利が86万円!これは想像を絶していたので分からなかったのです。

実にリース利率208%!年利29,76%です!!しかし本当の中身はこの数字でさえもかわいいものです。実際はこの数倍などでは収まらないほどの暴利なのです。

 8月24日午前先ずサクサに問い合わせしました。一つ一つ細かく精査する以外にないのです。電話口の向こうの男性、私が事情を説明しお願いしたところ、一瞬息が止まり逡巡する様子でした。しかしすぐ意を決したように「どうぞ」と促してくれました。

判明したこと。主装置関係と電話機は定価額。この他で高額のVOIPユニットはIP電源ユニットとセットでオプション。値段はピンキリで最も高額なのが見積額、用途はインターネットとIP電話用、しかし普通は外付けモデムにて用は足りるので不要。録音ユニットもオプション。普通は不要。工事関係の欄でモデム・ルーター設置工事¥12,000とあるので確かめるとそれはインターネットとIP電話用の外付けモデム。VOIPユニットとの併用は考えられないのでした。

そして現実に私のパソコンと主装置の間に外付けモデムが繋がれているのです。これは工事関係書類の図面にもあり、逆にVOIPユニットは彼らの主張する契約書、機器導入書、工事関係書類全般どこにも記入無し。つまり物品として購入していないことがほぼ確定です。しかもこれら全ての物品、幾度も求めたにも関わらず物品のメーカー保証書が出てこなかったのです。保証書無しの物品、私たちはバッタ品といいます。傷物、中古、盗品、偽造何でもありの意味です。当然定価取引など全くあり得ない二束三文以下の物品です。リース社が自らの物件瑕疵担保責任を免責と内規した所以でしょう。保証書無しの物品ですから。本来のリース原資は二束三文なのです。

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コンビニの闇を暴露するDVDが発売 〜グローバリズムを体現したコンビニの本質は奴隷支配〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 「コンビニの秘密」という、コンビニがいかにあくどい手口で儲けているかを暴露するDVDが出たようです。引用元では、コンビニ本部がフランチャイズ店のオーナーたちを奴隷支配する様子が、具体例と共に描かれています。
 出店によって数千万円の借金を背負い、朝から晩まで奴隷のように働いても借金が返済出来ないというのは容易に想像できることで、息子には、脱サラを考えている人がコンビニ本部のいう甘い見通しに簡単に載せられて、その後、地獄の生活に陥ることを説明しました。
 なので、今回リテラの記事に書かれていることは、予測の範囲内でした。私は、コンビニという本部とフランチャイズ店の関係が、まさにグローバリズムを体現したもので、その本質が奴隷支配にあることがわかっていたので、コンビニを大変嫌っています。
 我が家では、コンビニで買い物をするという事はありません。妻がトイレを貸してもらった時は、お礼に何か安いものを買って帰るということがありました。また、随分以前にコピーのために利用した記憶があります。それ以外には思い浮かびません。
 私は地元の本屋さんとか、酒屋さんといった個人経営店が好きで、そうしたところを主に利用していますが、今や、東広島という田舎でも、個人経営の文房具屋さんとか本屋さんはすっかりなくなってしまいました。
 Amazonは本当に便利なので、商品の検索には使いますが、 Amazonに注文するということはありません。あのサンダーバードの悪党フッドのようなつるっぱげ頭が嫌いなのです。 Amazon、Google、Facebook、TwitterはいずれもCIAと契約しており、人々の監視に大きな役割を果たしています。
 今回の記事は、グローバリズムの本質が、中央本部による奴隷支配であることを、示唆するものだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【予告篇】DVD コンビニの秘密~便利で快適な暮らしの裏で~
配信元)

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“コンビニは現代の奴隷制度”大手コンビニ元社員らが衝撃の内部告発! マスコミが報じない惨状と卑劣な手口
引用元)

PARC(特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター)が出したDVD『コンビニの秘密 便利で快適な暮らしの裏で』


(中略) 

衝撃の内部告発が収録されたドキュメンタリーが発表された。(中略)…コンビニチェーン本部がどんな手口で各店舗を奴隷のように支配しているか、その実態と手口を赤裸々に“暴露”しているのだ。

(中略) 

店舗オーナーの苦境にはいくつもの理由があるが、そのひとつが“コンビニ会計”だ。大手コンビニの平均ロイヤリティ(上納金)は60%。普通なら、販売価格から仕入れ値を引いた収益を分配するはずだが、しかしコンビニの場合は違う。売れ残った商品は仕入れ値に含まれず、オーナーの負担とされるからだ。(中略)…そのためオーナーは見切り販売、つまり賞味期限が近づいた商品値引きして売りたい。しかしそれを本部は認めない。

(中略) 

もうひとつオーナーたちを苦しめるのが特定地域に同じコンビニ店を集中させる「ドミナント」戦略だ。

(中略) 

オーナーは“食品ロス”“ドミナント”で苦境に陥るだけでなく、システム上、借金も背負わされるという。コンビニ店舗には常にたくさんの商品を並べておく必要がある。そのためには仕入れのための資金が必要となるが、足りない場合は本部から借金をすることになるからだ。
「要は借金漬けにするんだよね。逃れられないように」

(以下略) 

地球ニュース:ケニア&フランス

 このコーナー、アメリカの話題がどうしても多くなってしまうのですが、先週からは世界各地のニュースも努めてご紹介しております。ネタを求めて延々ネットを放浪しまくり、先週はタイトル付け忘れておりましたわ。取り敢えず『地球ニュース』でいかがでしょう。
 今週はケニアのプラスチック汚染対策と、フランス大統領の動向をご紹介します。ケニアの方は動画の中のゴミ山を見てください。豚や鳥が漁っているんですよ、下手したらゴミ袋が詰まって死にますよ(って、実際にそういうケースも多そうですが)。
 マサイ族の村があるマサイマラ国立保護区も、なんですかあのゴミ袋の散乱っぷり。自然界がプラスチックに浸食されています。アフリカゾウやクロサイの密猟問題でも取り上げられる場所の一つ。密猟者が感動して思わず改心しちゃう位、美しい景色を取り戻せることを切望しております。
 フランスはこれから行くところまで行って、ロスチャイルドの悪事が民衆に暴露されると共に崩壊するのかなーと思っていましたが、最近はサイクルが早い早い。このまま暴走しまくって、国民の目をしっかり覚ましてくだしゃんせ。
(Yutika)
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地球ニュース:ケニア&フランス

ケニア:世界最強のプラスチック袋禁止法

 

便利ですよね、スーパーのレジ袋。生魚や肉類など臭い物はポリ袋に入れて、用が済んだらポイってしちゃえば、少なくとも自分の目の前からは簡単に消えてなくなります。

でもそれが、海を漂い魚の体内に入ったり、山へ飛んで行って鳥の体内に入ったら? 道端でゴミと化したり、排水口を塞いだりしたら? プラスチックがそう簡単には分解されないことは皆さんもご存知かと思います。

日光に曝されたりして何年かすると、ボロボロにはなります。こうして極小のマイクロプラスチックは海水に、川水に、巡り巡って私たちの飲み水に。動物や魚介類の胃の中から、巡り巡って私たちの食材部分に。こうして結局、プラスチックを世に送り出した人間の健康をも直接的に間接的に害しに戻って来ます。

8月28日からケニアでは、プラスチック袋の製造・販売・使用が全て禁止になりました(※とある動画によると、どうやら輸入すら禁止)。こちらの記事この動画によると、1年以上4年以下の懲役、あるいは2万ケニアシリング以上4万ケニアシリング以下の罰金という世界でも最も厳しい法律です。直接的な影響だけを見積もっても、プラスチック袋製造などで失業者が6万人になるとか。

流石に行き過ぎでしょうか? ですが国連環境プログラムによると毎年ケニアでは1億個ものプラスチック袋が配布されているのです。


都会のゴミの山、悪臭も凄そうです。洪水や疫病の蔓延にも繋がっているとの指摘がありました。被害は郊外にも。マサイマラ国立保護区では草原や樹々にプラスチック袋が絡まっています。


とはいえ、一般の消費者や小売業が9月以降大量逮捕、なんてことになったら大混乱を来たします。政府も、製造業者や供給業者が主なターゲットだと宣言はしています。ただし法律上は、レジ袋を手に持っていれば警察が逮捕することが可能です。

この法律は半年ほど前から告知されていました。反対意見も根強いようです。ケニアではこの10年で三度目の試みなので、どこまで徹底されるかは不明。ただ、国を挙げて対処しようという姿勢があります。

アフリカの幾つかの国々では、全面的にあるいは部分的にプラスチック袋の禁止法を導入していっているようです。例えばカメルーン、ギニアビサウ共和国、マリ、タンザニア、ウガンダ、エチオピア、モーリタニア、マラウイ。世界的には40箇国ほど。

最早、愚かな人類は全面的に禁止しないと、動画のような壮絶なプラスチック汚染は防げなくなっているのかもしれません。導入初日の様子を見ると、消費者側はエコバック持参、お店側も新聞や紙袋で対応、と頑張っているようです。警察がこの法律を悪用して一般国民を脅すことがないよう、ホットラインも開設されたとか。プラスチック天国な日本も他人事ではありません。


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