アーカイブ: 海外情報の翻訳記事

[パブロ・ピアバノ氏]農薬の犠牲者(El costo humano de los agrotoxicos) 〜モンサントを受け入れた国の実態〜

翻訳チームからの情報です。
 製作者、パブロ・ピオバノさんはアルゼンチンの新聞社のカメラマンで、アルゼンチン北部、沿岸部12000キロを2回に分けて私費で取材し、写真集を発表したところ、中南米のいくつかの写真コンクールで受賞したそうです。
 40秒のルカス君(3歳)は、魚鱗癬という皮膚が鱗のように硬くなり剥がれ落ちる皮膚病を患っています。母親は妊娠中、除草剤グリホサートを畑で無防備に使用していました。
 3分30秒のファビアンさんは農薬を空中散布する会社で荷積み等の仕事に長く従事していました。一日の大半は動くことすらできません。
 4分45秒のタリアさん(14歳)は先天性の奇形を患い、心臓の手術を受けました。両親は子供の頃から使用が禁じられた殺虫剤を散布しているタバコ畑で働いていました。
 5分16秒のファビアン君(8歳)は水頭症を患っています。両親はタバコ畑で除草剤ラウンドアップを使用していました。
 アルゼンチンは1996年、世界に先駆け遺伝子組換え技術を導入し、15年の間に700億ドルの利益を得ました。米国、ブラジルに次ぐ世界第3位の大豆生産国であり、アルゼンチン産遺伝子組換え大豆の74%は中国へ輸出されています。
 農薬被害を受けた人々の写真を見ていると無知・無関心が社会毒の蔓延に加担していることを改めて痛感します。
ふくちゃん(翻訳者)
 私が翻訳した文章は、マヌエル・リベラ=オルティス財団(米国)のHPに受賞者コメントとして掲載されたピオバノ氏のメッセージで、彼が取り組んできたプロジェクトについての説明です。この受賞によって、世界中の多くの人が、遺伝子組み換え作物と、栽培にあたってセットで使用される除草剤の恐ろしい被害に気がつき、また過去から現在そして未来に渡るまで苦しみ続ける罪なき人々の存在を知ることになればと思います。せめてもの償いとして、彼らとその家族に充分な補償がされることを願います。国家とは国民を守るものではないことを改めて知った記事でした。  
緑花(Serena)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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農薬の犠牲者(El costo humano de los agrotoxicos)
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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ドキュメンタリー写真&映画の為のマヌエル・リべラ=オルティス財団
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[YouTube]驚愕!5種類の動物を同時に眠らせてしまう中国人少女〜この少女がお母さんになったら、赤ちゃんの寝かしつけは一瞬!?〜

かたつむりん(読者の方)& 翻訳チームからの情報です。
 凄く面白い動画です!日本語字幕を入れながら、眠たくなっていました。少女の声からは、欠伸や睡眠をつかさどるデーヴァダッタ・プラーナ(副交感神経系に作用する冷性のヴァータ)が出ているのかもしれませんね。
 あるいは、野口晴哉氏の逸話に“瞬間催眠によって、押し入ってきたチンピラを動けなくした”というのがありましたが、この少女もそれに似たようなことをやっているのかもしれません。
(編集長)
 この少女がお母さんになったら、赤ちゃんの寝かしつけは一瞬で終わりそうですね。
(寄稿者のコメント)
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驚愕!5種類の動物を同時に眠らせてしまう中国人少女
転載元より翻訳)


1.イヌに挑戦

少女:小薩 寝ましょう
小薩 さあ寝ましょうね
ねましょうね 小薩
小薩 小薩 寝ましょうね
良い子の小薩 プクプク小薩 可愛い小薩
眠ったのね あなた本当にいい子ね

1

少女:Yes!

1-3 


2.イグアナにチャレンジ!

少女:寝ましょうね 乖乖虎
乖乖虎 おやすみ
寝ましょうね 乖乖虎
おやすみー
おやすみ 乖乖虎 寝ましょうね
坊や 寝ましょうね

1-4 

女性:彼女が四本の脚を上に向けて動物を扱う様子は、まるで小児科の先生みたい

1-5  

男性:最初は有り得ないと思いましたよ

1-7 

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[阿波羅新聞]天津大爆発現場から600人の出稼ぎ労働者とその家族が気化して消えた疑い

翻訳チームからの情報です。
 竹下氏より情報提供していただいた中国語サイトの記事を緑花(SERENA)さんに翻訳していただきました。
 また読者の方(源ちゃん様)から「天津の爆発は『中性子爆弾』の可能性が高そうです。竹下さんのご推察通りだったようです。」と情報提供していただいた記事には“蒸発も窺われる遺体状況だ”とあり、“600人の出稼ぎ労働者とその家族が気化”した可能性を補強していると思います。Wikipediaには“中性子爆弾は、戦術核兵器として使用”とあり、櫻井ジャーナルに“小型の戦術核兵器が使われたという説が流れ始めた”として退役軍人サイトのベテランズ・トゥデイの記事がリンクされています。また、物理学者の井口和基氏のブログにも“もちろん小型中性子爆弾である”と結論づけられています。
 中性子爆弾は残留放射能が少量になるように設計されているようですが、多量のトリチウムを使用するようですので、客観的な現場検証したデータが欲しいものです。
(編集長)
 8月16日の時事ブログのコメントにもある通り、天津大爆発事故の死亡者数が少なすぎることに、多くの中国人が疑問を持っているようです。当時、事故現場には出稼ぎ労働者の寮があったようですが、そこにいた人々はどうしたのでしょうか?発展に向けて開発に邁進する中国と、それを支える出稼ぎ農民たちの姿がこの記事を通して見えてきました。
緑花(翻訳者)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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天津大爆発現場から600人の出稼ぎ労働者とその家族が気化して消えた疑い
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[シャシ・タルール博士]イギリスはインドに植民地支配の賠償をすべきか?大切なのは真摯に謝る姿勢 〜インド内外で注目のスピーチ、290万回再生〜

翻訳チームからの情報(※情報提供は竹下氏)です。
 先日、安倍首相が戦後70年談話の中で「先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と述べました。これ、たとえば自分や家族が悲惨な交通事故の被害に遭って、加害者側から言い出されたらどう思います?「いつまで私に謝らせたら気が済むんですか。キリ無いんでもうやめるべきだと思うんですけど」って。
 本当に申し訳ないことをしてしまった、と心から反省している時に湧き上がってくる発想でしょうか。謝罪が十分かどうかを加害者が一方的に決めること自体が相手をバカにしています。それまでの謝罪も単なる演技だったのかと疑いたくなります。
 海の向こう側では、とあるインドの政治家が、「イギリスはかつての植民地に対して損害賠償すべきか」という議題で見事なスピーチを披露し、インド内外で注目を集めています。シャシ・タルール博士はインドの著名な作家かつ国会議員(野党のインド国民会議派所属、ケーララ州選出)で、議員になる前は長年国連で働き、国連事務総長の有力候補にもなった人物です。
 日本の極右派は、証言証拠を無視して、従軍慰安婦や南京大虐殺は存在しなかったと主張しています。実際にどうお金を払うかはともかく、まずは都合の悪いことにもしっかりと耳を傾けるというのが成熟した社会のあり方なのではないでしょうか。
Yutika(翻訳者)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イギリスはインドに植民地支配の賠償をすべきか?大切なのは真摯に謝る姿勢
動画の翻訳に解説文追加)

解説
今年5月28日にイギリスのオックスフォード大学にある伝統的かつ有名な弁論クラブ、オックスフォード・ユニオンで開催された討論会の様子です。

「イギリスはかつての植民地に対して賠償すべきである」という議題について、賛成派と反対派に分かれて意見をぶつける、という形式でした。ゲストスピーカー6名の内、反対派はアメリカとイギリスの政治家1名と歴史家2名、賛成派は旧植民地を代表して3か国、ガーナ、ジャマイカ、インドの政治家や知識人です。

事前にアップされたユニオンの告知ページでは、イギリス国内の政治家のここ数年の言動を例に挙げ、問題提起しています:

    近年、ケニヤのマウマウ団の乱の生存者からカリブ諸国の奴隷の子孫に至るまで、かつての植民地が我々に対し、何世紀にも及ぶ権利乱用に損害賠償を求めるようになりました。デーヴィッド・キャメロン【首相】はアムリットサル事件に対する発言で、物議をかもしました【※現地で「真に遺憾な出来事」とは形容したものの、謝罪まではしなかったことを自ら正当化した】。ウィリアム・ヘイグ【前外務大臣】は、旧植民地国家の独立後に巻き起こった罪悪感は不要だと断言しました【※英国はもはや帝国支配への低姿勢を捨てて、かつての植民地と“対等"に付き合うべきであるとコメントした】。ケン・リヴィングストン【元大ロンドン市長】は奴隷貿易におけるロンドンの役割について、心からのお詫びを表明しました。果たしてイギリスの政治家は、言葉以上の責任を負っているのでしょうか?


そして以下が、このテーマに賛成派のシャシ・タルール博士のスピーチです

タルール博士:議長(一礼)、そして、お集まりくださった紳士淑女の皆様方、今こうして、8分の持ち時間を与えられ、この荘厳かつ相当立派な施設の中に立っておりますと…実はヘンリー八世の演説学校にでも所属していると申し上げるつもりだったのですが―――ヘンリー八世が妻達に宣言したように「長く引き止めるつもりはないぞよ」とでも言おうかと思っていたのですが―――8人の内、7番目の話し手ともなりますと、既にかなり晩くなってまいりましたから、それよりはヘンリー八世の最後の妻のような心境になりつつあります。自分が何を期待されているのかは何となく分かっているけれども、さりとて前の方達と違うように出来るかは自信が無い、といったところです。

【※ヘンリー八世は、6人の女性を次々と強引に離婚したり処刑したりして妻にしていったので、結婚が長続きしなかった。離婚ご法度のカトリック教徒だったので、独自に英国国教会を設立したという、(良くも)悪くも英国史上とっても有名な国王。
“演説学校"はジョークで、実在する学校ではない。要するに、「もう時間も押してることだし、早く終わって欲しいと皆さん感じているのでしょうね」と前フリをしている。】

おそらく私がすべきことは、本日の反対派が進めてきた議論の内容に耳を傾けてみることではないでしょうか。たとえば、リチャード・オッタウェイ卿【保守党の元イギリス国会議員】が示唆し、そして異議を唱えられた内容ですが、イギリス植民地支配によって植民地の経済状況が実は悪化したのだという発想自体が疑問だという点です。

ではリチャード卿、インドの例をお教えしましょう。イギリスがやって来た当初のインドは、世界経済の23パーセントを占めておりました。そしてイギリスが立ち去った頃には、4パーセント以下まで落ち込みました。なぜでしょう?単純に、インドがイギリスの国益のために支配され続けたからです。

200年に及ぶ大英帝国の繁栄は、インドにおける略奪行為がその資金源でした。実のところ、イギリスの産業革命とはインドの非・産業化を前提としたものなのです。

たとえば【インドの】手織り職人は世界的に有名で、その作品は世界中に輸出されていたところ、イギリスがやって来ました。機織り職人の作る高級モスリンはそれは軽くて、「織られた空気」とまで形容されるほどでした。そしてイギリスがやって来たのです。職人達の腕をへし折り、織り機を壊し、彼らの着ている物や作った物に税金と関税を押し付け、さらには彼らの原材料をインドから取り上げて、工場で生地を大量生産してから【インドに】戻し【て売りつけ】、その他のヴィクトリア朝のダークで悪魔主義的な製造工場の商品と共に世界の市場を溢れさせたのです。

これはインドの機織り職人達が物乞いになることを意味し、インドという国が精製生地分野において世界有数の輸出国から輸入国の1つに過ぎなくなったことを意味しました。世界貿易の27パーセントを占めていたのが、2パーセント以下となったのです。

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[ウェスリー・クラーク大将]“自国に忠誠を誓えないアメリカ人”を強制収容所に入れることを提案

 ウェスリー・クラーク元アメリカ陸軍大将の問題発言です。
 先月16日にテネシー州チャタヌーガの米軍施設で、銃乱射事件が起きました。その直後、大手MSNBC局の番組でアナウンサーのトーマス・ロバーツ氏に国内の過激派にどう対処すべきか訊かれた大将は、収容所に隔離すべきだと答えたのです。彼は元NATO欧州軍最高司令官で、大統領選候補に上ったこともある著名人です。好戦的なブッシュ政権とは距離を置いていたと見られていただけに(ただし、オバマは支持)、この発言はショッキングだったようです。また、FEMA稼働に向けて大手メディアが「収容されるのはあくまで危険な過激派」という洗脳を開始したのではないか、とも疑われています。
 ちなみに、第二次世界大戦時にナチス・ドイツに協力的だとして僻地の収容所に送られたのは、約12万人の日系アメリカ人です。大半はアメリカで生まれたアメリカ国籍の日系人ですが、思想信条どころかその血筋だけで危険視され、強制収容されました(残りは一兵卒として激戦地へ送られました)。
 この理屈を振りかざすのであれば、イタリア系・ドイツ系移民も強制収容されてしかるべき筈なのですが、彼らは何故かここまで甚大な被害を受けてません…同じ白人だと人間扱いしてもらえるのか、それともそれを言い出すと時の権力者側に類が及んだからなのか…。まぁ基本は白人移民がぶん取った国ですからねぇ。さらにナチスに仕えたドイツ人科学者は、戦後「ペーパークリップ作戦」と称して、米国への移住が次々許されました。収容所に誰を放り込むかなんて、しょせん政府の胸三寸で決まるということです。
 さらにちなみに、もっと過去に遡ればネイティブ・アメリカンが大量虐殺&僻地へ収容されましたし、現在に目を向ければグアンタナモの強制収容所にて悪業をせっせと積んでいる模様です。
Yutika(翻訳者)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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本日の動画:ウェスリー・クラーク大将が“自国に忠誠を誓えないアメリカ人”を強制収容所に入れることを提案
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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