・野口晴哉さん(1911-1976年)
本当に久しぶりに、かぜ・・・正確には咽頭炎というようなものだと思うのですが、本格的なそういうようなものになりまして、昨日などは水も飲めず、朦朧としていまして、お休みさせていただいていました。
とはいえ、内心はとても嬉しく思ってもいます。
といいますのも、昨年の「
人間にとって最も日常的で慈悲深い治療者は「風邪ウイルス」かもしれないこと…」などの記事で、日本の最初の整体師である野口晴哉さん(「
風邪の効用」という名著があります)とかフレッド・ホイル博士とかナイチンゲールさんの言葉(
過去記事)など、いろいろな人たちの考えを知るうちに、
「かぜウイルスは、自分(私)自身の細胞がそれを体内に引き入れている。目的は体の治癒」
という結論になって以来、かぜというものがとても頼もしい存在になっているのですが、
最近ずっとかぜをひいていなかったために、心配していました。
やっと引きましたので、「もう大丈夫」という感じもしまして、しばらくは安心な感じもいたします。
(中略)
冬はたまにはかぜでも引いて、体をリセットするのもいいと思います。
まあ、かぜは引こうと思って引けるものではないですので、「引いたもの勝ち」という部分は大きそうですが。
野口晴哉さんも言っていますが、「かぜは引けば引くほどいい」というのも、ある程度は真理だと思います。
(中略)
ちなみに、
かぜは引く時はどうやっても引きますので(自分からウイルスに感染するわけですから)、うがいや手洗い等のややオカルト的予防法はもちろん無効ですが、他のどんな手段も予防には無効だと思っています。
それでは、
まだお寒いですが、皆様もかぜを引きますように(やっばり、それを書くのはやめなさい)。
これからは自宅で仕事をして会社に出勤する必要のない、そういう働き方の人も増えてくるはずなので、こうした支援制度は生き方の可能性を広げる良い試みだと思います。
正月に息子が戻っていたので、住宅事情について少し説明をしました。例えば、家、土地付きで2,500万円の一戸建て住宅を、頭金無しで銀行のローンで購入したと仮定すると、ローンの返済に約35年前後かかり、返済の総額は倍の5,000万円近くになると説明しました。無事に返済し終えるためには、途中でリストラや大病に罹らないという幸運が必要だということも納得してもらいました。
ところで、シャンティ・フーラの社屋ですが、約50坪の土地と建物で、総額は1,000万円未満です。自分で家を建てると、差額は4,000万円近くになります。銀行でローンを組むと、35年間奴隷のように働いて、4,000万円を余分に返済し続けなければならないのです。
上手に選択すれば、人生の労力を激減させることができます。その分、自分のしたいことができる可能性が高くなります。都会に出て大企業に勤め、人並みの生活をすることが人生だと思っている人は、実は銀行家の奴隷になっていることに全く気づいていないのです。しかもその銀行が貸し出す「お金」は、私たちが銀行に預けた「お金」ではなく、何も無いところから通帳に印字をするだけなのです。
息子の場合、ここが1番理解するのが難しかったようです。もし私たちが預けた「お金」を誰かに貸し出すのであれば、私たちが預けた「お金」は引き出せないはずです。預けた人も借りた人も引き出せるとすれば、銀行は貸し出す「お金」を新たに作り出しているわけで、その方法は通帳に数字を記入するだけなのです。
要するに、まったく何も持っていない連中が、無から作り出したお金を貸し付けて、返済ができないと担保を丸ごと持っていくのです。この詐欺同然の行為に誰もが騙されていて、人生のほとんどを棒に振っているわけです。なので、まともに暮らせる社会を生み出すには、銀行システムを根本から変えるよりないのです。