食糧危機の話。日銀黒田が誘導する暴力的円安が飢餓を招く話。つまりエネルギーや食糧の輸入ができなくなる話。
— らん (@ranranran_ran) June 11, 2022
これに対して食糧自給率を上げていこうという意見があります。
●結論から言います
●無理です
少しだけ長い連載になりますが。それでも可能な限り簡単に。要点だけ説明します。
→続
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— らん (@ranranran_ran) June 11, 2022
まず先に。
国産安全神話を否定しておきます。
食糧危機とは関係ないように見えると思いますが。ここから話したほうが事態を把握しやすいからです。
●国産安全神話は国内の農家・畜産農家を保護する為の洗脳です。
現在の日本の農業は。化学肥料と農薬が無ければ成り立ちません。
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— らん (@ranranran_ran) June 11, 2022
日本の場合。
●単位耕作面積あたりの農薬使用量は世界第2位です。
●単位耕作面積あたりの化学肥料使用量は世界第5位です。
これが本当の現実です。
こうなる理由はシンプル。国土が狭すぎる。平地が少なすぎるのです。狭い土地でツメツメに育成するにはこうするしか方法が無い。
→続
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— らん (@ranranran_ran) June 11, 2022
つまり「食糧自給率を高める」と言う観点だけに絞って見た場合。
●大量の化学肥料と農薬は。
日本の食糧自給率の維持と向上(国民の生命を守るカロリー確保)に無くてはならないものであり。もはや諦めて受け容れるしか無いのです。
それが現実です。それが嫌なら餓死するしかない。
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— らん (@ranranran_ran) June 11, 2022
上記の日本の農業の現実を。まず先に頭に入れた上で。
もうひとつ別の現実を頭に入れてください。日本の食料品価格。
●国産食糧の価格は猛烈に高い
データを示します。
◉カロリーベースの食糧自給率
約37%
◉生産額ベースの食糧自給率
約67%
要するに。輸入食糧の2倍の価格。
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— らん (@ranranran_ran) June 11, 2022
これを肌で理解できるように分かりやすく言葉にすると。日本人の現実はこうなります。
年収のボリュームゾーンの人達は。安い輸入食糧品に頼らなければ。経済的に破綻してしまう。
無農薬・有機栽培で安全と言える国産農産物は非常に少ない。年収ボリュームゾーン以下には手が出ない。
→続
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ツイート主・らん氏の別のツイートでは、日本の農業の現状を的確に指摘していました。“現在の日本の農業は。化学肥料と農薬が無ければ成り立ちません。日本の場合、単位耕作面積あたりの農薬使用量は世界第2位、単位耕作面積あたりの化学肥料使用量は世界第5位です。こうなる理由はシンプル。国土が狭すぎる。平地が少なすぎるのです。狭い土地でツメツメに育成するにはこうするしか方法が無い。”というのです。
また、“国産食糧の価格は猛烈に高い。輸入食糧の2倍の価格。無農薬・有機栽培で安全と言える国産農産物は非常に少ない。年収ボリュームゾーン以下には手が出ない”。
暴力的円安に突入すると、殆どを輸入に頼っている肥料価格の高騰を招き、農家は採算を見込めず生産の継続が出来なくなり、“日本の食糧自給率を上げる事が不可能になる”。
このように日銀が円安を放置すれば、国産食料も輸入食糧も価格の高騰を招き、現時点でギリギリの生活をしている人々は、“様々な食料品(輸入品も猛烈に高くなる)に手が出なくなり飢えていく。”と言っています。
「子どもの貧困も増える。考えただけでも辛いな。」という書き込みがありましたが、同感です。
日本の置かれている状況は危機的なのですが、残念ながらほとんどの人は事の深刻さに気付かず、十分な準備が出来ていません。「食料を2年貯めよう」という書き込みがありました。食糧危機に対して万全を期すなら確かにこの通りでしょうが、現実問題としてマンションに暮らしていて、2年分の食料を備蓄するのは困難を極めるでしょう。
最後の動画は、化学肥料に頼る工業型農業が環境を破壊し、過剰な肉食が世界を危機に追いやっていることを説明しています。4割近くが家畜のために農地が使われており、これを少し減らすだけで食料は余る(8分50秒)と言っています。今後予想される食糧危機において、農業の本来の在り方が見直されることを望みます。