注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
電通単体の売上高を顧客の業種別で見ると、化粧品・日用品が前年同期比19・4%減など多くが減った。一方で官公庁・団体向けは、ほぼ倍増している。
(以下略)
朝日新聞の記事によると、電通の業務区分ごとの売上では、主力のテレビなどは殆どがマイナスだったのに対して、官公庁・団体向けがほぼ倍増していたとのことです。
(中略) 純損益は157億円の黒字で、減少した分の大半を官公庁向け事業が穴埋めした形となっていました。
新型コロナウイルスの影響で損失が出た企業を対象にした「持続化給付金」だけでも、総額769億円の委託費が動いているのです。全ての委託費がそのまま電通に流れたわけではないですが、この官公庁向け事業が無ければ、赤字に転落していたと見られています。
何故か詳細が非公開状態になっている電通の官公庁向け事業、どのような事業を受注しているのか依然として謎が多いです。
(以下略)
「電通の収益、企業が広告を手控えたが、その一方で官公庁・団体向けは、ほぼ倍増している」
— 町山智浩 (@TomoMachi) August 14, 2020
コロナであらゆる産業が赤字を出しているなか、電通だけが黒字を出したのは政府が仕事を回したから。それは税金です。しかも電通自身はただ受注するだけでごっそり中抜きする。https://t.co/i6QWjhx6ch
電通の6月中間決算は157億円の黒字
— 町山智浩 (@TomoMachi) August 13, 2020
「コスト削減などで黒字を確保した」……
「下請け叩いて中抜きで」ってちゃんと書け。https://t.co/j5mVSp1Csf
この黒字の陰には
— satori (@satori87822902) August 14, 2020
事業資金力が底をつき
自主廃業に追い込まれた
数多く国民がいる!😭
2年連続赤字だった電通が頼りにしているのが霞ヶ関か。
— 白石草 (@hamemen) August 13, 2020
経産省以外は引き続き入札に参加するそうだけど、あのような不透明な入札や中抜き。取り引き停止にすべき。
電通の売上高減、官公庁事業に存在感 情報開示は消極的:朝日新聞デジタル https://t.co/UCGqPJN5fI
政府系の広告が成長分野、というのは、政府とズブズブの関係が成長分野ということではないのか。普通に考えるとヤバい。 / 1件のコメント https://t.co/02oveXPl5j “電通の売上高減、官公庁事業に存在感 情報開示は消極的:朝日新聞デジタル” https://t.co/SMIXBm3l0u
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) August 14, 2020
電通の大株主の共同通信社は「コスト削減で黒字を確保」と解説していますが、朝日新聞は遠慮がちにも「官公庁向け事業の存在感が高まる」と表現しています。情報速報ドットコムでは、テレビなどの広告収入が大きなマイナスだった反面、官公庁の事業がほぼ倍増して赤字の穴埋めをした挙句に黒字になった形だと解説されていました。有り体に言えば、政府が電通に仕事を回し、しかも中抜きという形で税金を注入し救っているのですね。持続化給付金事業は設計不良で、多くの事業主さんが未だに困っているというのに。納税者としては、官公庁の事業の受注内容を知る必要がありますが、詳細は非公開となっています。政府が率先して内容を公開すべし。