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共謀罪成立で市民運動に粛清のメスが… 刑法を根本から覆す『日本版的な事前拘束』ができる法律も思案中 〜そもそも総研:テロ等準備罪の何が問題なのか〜

 一番上のツイートを見ると、1925年の治安維持法と2017年の共謀罪について「どうして必要?」「対象拡大は?」「一般人も?」「思想取締り?」という質疑に対する政府答弁が完全一致しています。政府は、このように悪いイメージが付きまとう「共謀罪」の名前を「テロ等準備罪」と変え、「テロ対策」という名目で法案を通そうとしていますが、事前に流出した法案には「テロ」という言葉がどこにもなかったことは時事ブログでも記事にしました。その後、政府は修正案で「テロリズム集団」という文言を入れましたが、「そもそも総研」の動画の冒頭部分(0:38〜1:40)をを見ても、これが形式的なものであることは明らかで、動画を見ると狙いは別のところにあることが分かります。
 法案の中身を見て「テロリズムとは関係ない法律であるということが明々白々になった」と明言している海渡弁護士は、3:57〜4:07のところで「この法案ができたら、国会の前に集まって『悪法を通すな』と大声を上げて叫ぶことも『組織的強要罪』って言われかねない」とし、例えば前日に拡声器を用意したとすれば準備行為と見なされ「みんな終わり」になるようです。自民党の当時の幹事長が国会前のデモに対して「テロ」だと言っていたことを思い出します。今でさえ、沖縄で平和運動の陣頭指揮を執っていた山城氏が有刺鉄線を切っただけという微罪で5か月も拘束されています。共謀罪が通ってしまえば、都合の良い拡大解釈に法的根拠を与えることとなり、全国の市民運動に粛清が入ることになると思います。4:50のところで安倍首相が「一般人が共謀罪の対象になることはないようにする」と言っていますが、安倍首相の言う「一般人」はアベノミクスで恩恵にあずかったような人たちのことを言うのだと思います。
 8:50〜10:20のところでは元東京地検公安部検事だった落合弁護士も元検事の立場から共謀罪が権力に抵抗する人々に対して濫用されていく可能性が相当高いと述べ、公安警察は「一定の事件をやっていく(事件を作る)ことによって対抗している」と述べていますが、そうした動きに拍車が掛かることになります。
 13:00〜16:10のところでは、法案を作っている側の自民党法務部会副部会長の若狭議員が出てきます。個人的な意見としていますが、自民党が『日本版的な事前拘束』ができる法案をさらに思案していることが分かります。通常は、裁判所からの逮捕状があって警察は逮捕できるわけですが、現在思案しているのは逮捕・拘束してから逮捕状を裁判所に請求するというもので、これは日本の刑法を根本から覆すような概念のようです。『日本版的な事前拘束』といっていますが、これは米国愛国者法を想定したものではないでしょうか。一番下のツイートには「米国では愛国法が施行され、スポーツジムでうっかり反政府的な事を言っただけで逮捕された事例なども起きた。愛国法は被疑者に罪状も知らせず無期限勾留が可能な人権無視の法律だ。」とあります。
(編集長)
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そもそも総研_テロ等準備罪の何が問題なのか 20170216
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物凄い展開になってきた森友学園問題 籠池氏の天敵だった菅野氏が籠池氏のメッセンジャーに 大手メディアに菅野氏の衝撃発言が生中継される

竹下雅敏氏からの情報です。
 なんか、ものすごいことになってきていますね。これまで籠池氏の天敵だった菅野氏が、なぜか籠池氏のメッセンジャーの立場になっており、極端な話、籠池家を守る立場になっています。確かに現状は、籠池理事長にとって命の危険がある状況なので、真相を明らかにするという立場からは、籠池家を守らなければなりません。そうでなければ、巨悪をこのままのさばらせることになってしまうからです。
 それにしても、この菅野氏のインタビュー動画はものすごいですね。この内容が大手メディアで流れたと言うのは、衝撃的です。生だったので、編集のしようがなかったわけで、メディアとしては聞きたくなかった内容ではなかったでしょうか。
 動画の中で、籠池氏が2月の後半に失踪していた件について、籠池氏は財務省の佐川理財局長から「身を隠しといてください」と指示されていたことを暴露しています。菅野氏はこの指示の意味は、現在は、国税庁長官になっている迫田前理財局長を守るためではないかとしています。要するに、“べらべらと喋るな”ということのようです。いずれにしても、この内容は騒ぎになると思います。
(竹下雅敏)
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罪を擦り付け被害者ヅラの橋下爆弾発言… 実際は森友学園に目をつけ利益を得るつもりだった可能性が

竹下雅敏氏からの情報です。
 今日の記事の1本目で、編集長にツイートの動画の橋下の言葉を文字起こししてもらいました。テレビでこんなことを発言して良いのかと思うほどの爆弾発言です。よほど追い詰められているということでしょう。橋下と松井知事の言葉は、おそらく事実だろうと思います。しかし、自分たちは被害者で、責任は森友学園や国にあるという彼らの言い分は許せません。
 リテラが論じている通り、仮に圧力があったとしても、“圧力に屈して小学校の認可を出したのは大阪府…不正を許した責任を負うのは松井府知事である”ことは明らかです。
 実際にはそういうレベルではなく、彼らが森友学園の籠池理事長を利用したのではないでしょうか。籠池夫婦は人格的にも思想的にもかなり問題があるにしても、自分たちが学校を経営し子供たちを教育することで、自分たちの理想に沿った国を作ろうとしていたのだと思います。もっとも、彼らの理想は大多数の日本人が拒否するものだとは思いますが… 。
 維新は学校を作ろうとしている籠池氏に目をつけ、これで一儲けをしようと考えたのだと思います。それは土地転がしビジネスであり、私学助成金の利権目当てだったのではないでしょうか。これらの悪事に関わった者たちは、すべての罪を森友学園になすり付けて、逃げ切ろうとしているようです。籠池氏には洗いざらいぶちまけてもらって、真相を明らかにしもらいたいと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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森友問題で橋下と松井が今さら「国の圧力があった」…自分たちと維新議員の疑惑を隠し説明責任を放棄する卑劣
引用元)
(前略) 

松井一郎・大阪府知事が、一昨日13日の会見で、「小学校の設置は近畿財務局の要請があったから認可した」と“暴露”した。

(中略) 

松井府知事が会見した同日夜に放送された『橋下×羽鳥の番組』(テレビ朝日)において、橋下徹・前大阪市長も松井府知事と同じ主張を繰り広げたのだ。

(中略) 

「いろいろ確認しましたら、大阪府の言い分はですね、『国から相当圧力を受けた』と。近畿財務局のほうから、もうこれはなんとか条件付きでもいいから認可を出してくれ、出してくれと。(中略)…まあ、大阪府の言い分としては『国に言われてやってしまった』と」

(中略) 

 しかし、橋下と松井がここにきて、なぜこんな暴露をはじめたのか。

(中略) 

松井府知事は「疑惑を解消することの責任は森友学園側が負っている」と言って責任を森友学園に、橋下は「絶対に政治の力が働いてきているのは間違いない」などと責任を政府に押し付け、“自分たちは被害者”というポジションにおさまろうとしている。

(中略) 

 そもそも、橋下と松井が主張するように、近畿財務局から大阪府に対して圧力があったとして、その圧力に屈して小学校の認可を出したのは大阪府だ。

(中略) 

認可適当という判断がなされた背景に近畿財務局からの圧力があったのなら、そうした不正を許した責任を負うのは松井府知事であることに違いはない。
 そして橋下は森友学園側からの要請を聞き、小学校設置認可の基準を緩和しろと号令をかけた張本人だ。これで被害者ヅラとは、いったいどういう神経をしているのか。

(以下略) 

橋下徹氏の爆弾発言:大阪府が森友学園に認可を出してしまったのは「国からの圧力」 疑惑の目はあの人へ…

 動画は竹下氏からの情報提供です。昨日の記事で既に取り上げられていたものですが、国民の目が一気に国側に向けられ、この事件の本質を追求する上で重要発言ですので、記事化しています。
(編集長)
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衝撃の橋下発言① 

これははっきり言って、森友学園をあそこの土地の上で、問題となっている土地の上で小学校を開かせると。その計画のもとにみんながワーッと動いていたのはもう間違いないです。間違いないです。


「みんながワーッと動いていたのはもう間違いない」とあっさり認めているところにまず驚く。「みんな」とは誰のことなのか、安倍晋三記念小学校設立を目指していた森友学園をはじめ、森友学園の教育理念と思想信条が一致していた政治家や保守系団体が含まれることはもちろんだか、ここで鍵となるのは、森友学園に国有地を売却する立場にある国側の近畿財務局だ。


衝撃の橋下発言② 

だから今福島さんが言われた、「大阪府のある意味ルールに逸脱したような形で認可を出したじゃないのか」というのは、その通り。僕がそれをいろいろ確認をしましたら、大阪府の言い分は、「国から相当圧力を受けた」と。近畿財務局の方から、「これはもうなんとか条件付きでもいいから認可を出してくれ、出してくれ」と。


森友学園の経営状態や教育内容に問題が指摘されていた中で、大阪府が無理筋の認可を出した理由として、「近畿財務局の方から、これはもうなんとか条件付きでもいいから認可を出してくれ、出してくれ」と圧力をかけられたと、驚くべき証言をしている。この発言により国民の目は一気に国側に向けられ、早急に幕引きを図りたい国側に爆弾を放り込んだことになる。国側は、この爆弾発言に対してどう言い訳するのか、見ものである。


衝撃の橋下発言③ 

これは僕は知事もやっていたし、福島さんも役所の経験がありますからわかりますけど、近畿財務局なんていう所は、住民のために一生懸命走り回るなんてことは、まずしません。もうルールに違反していたら、「これは無理です」とやるんですよ。それが必死になって、大阪府の方に来て、「大阪府はこのままだったら認可出せません」と言った時に、「いや、これは条件付き認可で、これはこういう風にできるんじゃないか」「先に何とか認可を出してくれないか」と、まあ、ありとあらゆることを言ってきて…。僕はこれは大阪府の問題だと思うんだけど、大阪府の言い分としたら、「国に言われてやってしまった」と。


無理筋の認可を出したのは、「国に言われてやってしまった」から…。これほど見事な主体性の放棄と責任の擦り付け発言は、そうそうお目にかかれるものではない。このようなリスクを伴う発言をしなければ、生き残ることができないところまで追い詰められているのであろう。責任を全て国側に押し付けて、自分たちだけは、助かろうとする精神は褒められたものではないが、一連の発言により、国側が窮地に陥ることは間違いない。松井府知事本人が望んでいるように、国会に招致して全て話させるべきだ。

橋下氏が言う通り「住民のために一生懸命走り回るなんてことはまずしない」近畿財務局が、なぜこれほどまでに大阪府に圧力をかけたのか、徹底究明すべきだ。その際にポイントになるのは、以下の首相動静である。注目すべきは、国有財産を管理する立場にある迫田英典理財局長(当時)と安倍首相が会談した翌日に、大阪市の近畿財務局9階会議室において、森友学園の小学校建設工事を請け負った会社の所長や、近畿財務局、大阪航空局の会合があり、そこで埋設物の処理内容や費用について議論されていることだ。

2015年9月3日  
 安倍首相、迫田英典理財局長と会談。
2015年9月4日  
大阪市の近畿財務局9階会議室において森友学園の小学校建設工事を請け負った設計会社所長、建設会社所長が近畿財務局の池田統括管理官、大阪航空局調査係と会合。
2015年9月4日  
 安倍首相、大阪読売テレビの番組収録と「情報ライブ ミヤネ屋」生出演。
16時7分  
安倍首相、故冬柴鉄三元国土交通相の次男の大さんが経営する海鮮料理店「かき鉄」にて、秘書官らと食事。
2015年9月4日  
国土交通省が森友学園の安倍晋三記念小学校に6200万円の補助金交付を決定
2015年9月5日  
 昭恵夫人、塚本幼稚園の名誉校長就任。

さらに同日、安倍総理も大阪入りしており、元りそな銀行高槻支店次長の冬柴大氏が経営する海鮮料理店「かき鉄」で会食が行われ、その後、りそな銀行は森友学園に校舎の建築費21億円を融資している。常識で考えて、安倍首相の意志が働いていたとしか考えられない。また、そう考えるとこによって、この事件がとてもよく理解できる。最後に残る問題は、口利きした政治家が、どれほどの見返りを受け取っていたのかだ…。相場では、"政治家は、値下げ額の15%から10%を土地取得者からキック・バックを受ける"ようだ。

文・編集長

籠池理事長に国会での答弁はウソと反撃される稲田…

竹下雅敏氏からの情報です。
 今日の3本目です。動画に出てくる人物の顔を見ていると、どうしてもブラックなものになってしまいます。
(竹下雅敏)
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籠池理事長に国会での答弁はウソと反撃される稲田...
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