アーカイブ: 政治経済

いよいよ危なくなったドイツ銀行、破綻はいつ来るのか 〜新金融システムとお金の無い社会への移行〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事をご覧になると、いよいよドイツ銀行が危ないというのがわかります。ドイツ銀行が破綻すると、連鎖的に世界中の銀行が危機に陥ります。銀行は支配層の所有物なので、記事にある通り、預金者が銀行に預けているお金が銀行救済に使われます。記事では“ドイツ銀行が実際に破綻した時に最もダメージを受けるのは銀行ではなく皆さんなのです”とあります。
 以前の記事では、ドイツ銀行破綻の混乱に伴う市民の怒りが政府、銀行に向かわないようにするために、イスラムの難民が用意されているということでした。社会の混乱に乗じて、イスラムの難民に扮したテロリストたちが暴動を引き起こす手筈になっているわけです。
 問題は、こうした破綻がいつ来るのかが、我々にはわからないことです。ロスチャイルド系の銀行は、まだビットコインのような仮想通貨を準備出来ていないと思います。今の段階で破綻するのは、彼らにとってタイミングが早過ぎるような気がします。こうした混乱は意図的に作り出されるもので、いわば制御された混乱のはずなのです。そう考えると、完全な金融崩壊はもうしばらく先ではないかと思います。
 “続きはこちらから”以降は、昨日取り上げたレッドドラゴン大使のレポートの、新金融システムに対する部分です。レッドドラゴン大使は新金融システムについて、“真の和解と適切な会計監査を行うやり方を見つけ…前進する必要があります”と言っています。私も同様に考えていて、もしロスチャイルド一族が権力を手放し、世界の真の調和と発展のために新金融システムをもたらそうとしている勢力と協調して動けば、いずれ来る現行の金融システムの崩壊は、かなりうまく切り抜けられると思います。新金融システムの通貨の裏付けを与えた王族たちは、人々から恩人として感謝されるに違いありません。その後はGDPを正しく計る国際的な機関を設立し、通貨が適切に配分される必要があると思います。
 人々が現在の奴隷労働から解放され、ロボットが重荷を肩代わりする社会の進歩と共に、コブラが言っているような高度なテクノロジーが人類のものになっていくと思います。そうなると、お金は必要が無くなります。これは“イベント後すぐに起こることではありません。ある程度の移行期間があるものの、長くはかからないでしょう”という言葉通りだと思います。
 おそらく私のような年齢では、このお金のない世界を地上で体験することは出来ないでしょうが、今生まれた子供たちがこのような世界を実現するのは、ほぼ間違いないことだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
グレゴリー・マナリノ氏・・・銀行が破たんすると預金者が困る理由
引用元)
http://beforeitsnews.com/economy/2016/09/alert-banks-in-big-troublewait-no-you-are-massive-report-2853322.html
(ビデオ)
9月26日付け

(前略) 

金融専門家のグレゴリー・マナリノ氏曰く:
・・・・ドイツ銀行などヨーロッパの銀行が危ないと報道されていますが、危ないのはヨーロッパの銀行だけではありません。世界中の多くの銀行が危ない状態なのです。

(中略) 

現在、銀行が抱えている問題は。。。破産状態であるということです。

(中略) 

しかし銀行が破産状態でも銀行自体は何も困りません。困るのは預金者です。

(中略) 

キプロスなどでは銀行に対するベイルイン(ベイルアウトではない)が実施されています。
今、預金者にとって非常に厳しい現実があります。つまり皆さんが銀行に預けているお金が銀行救済に使われるようになっているからです。もちろん別の救済策も実施されますが。。。
我々は2008年のリーマンショックよりも遥かに危険な道筋をたどっています。

(中略) 

現在、ドイツ銀行が破たんすると報道されていますが、ドイツ銀行が実際に破たんしたときに最もダメージを受ける銀行ではなく皆さんなのです。皆さんの預金が銀行救済に使われます。その時、皆さんは自分の預金を引き出すことができなくなります。皆さんの預金が担保に取られます。

(中略) 

銀行が破たんすれば、預金者のお金を使って彼等は生き残るのです。

(中略) 

今のうちに銀行口座から預金を引き出すべきです。

————————————————————————
ドイツ銀行の株価の推移とリーマンは同じ
引用元)
http://www.zerohedge.com/news/2016-09-26/it-all-has-very-2008-feel-it-deutsche-bank-news-just-keeps-getting-worse
(一部のみ)
9月26日付け

ドイツ最大の銀行であるドイツ銀行の株価が一夜にして史上最低となりました。ドイツ政府がドイツ銀行を救済するのかどうか。。。しかしドイツ銀行は、第二のリーマン・ブラザーズではないことを示すために否応なしに政府からの緊急支援を断ることになるのか。。。様々な憶測が株価暴落につながっています。
しかし、実際は、以下のグラフが示す通り、ドイツ銀行の株価の推移はリーマン・ブラザースと同じであることがわかります。

リーマン・ブラザース=赤い線(2006年から2008年) ドイツ銀行=青い線を重ね合わせている

20160926_leh_0

ドイツ銀行の株価(終値)は、その日、7%以上も下落し、米司法省から要求された訴訟の和解契約の時価総額が160億ドルから140億ドルへと下がり続けています。

» 続きはこちらから

[YouTube]総統閣下は宮内庁長官の人事に激怒しています

竹下雅敏氏からの情報です。
 総統閣下が、安倍政権の宮内庁長官人事に激怒しています。このまま放っておくと、いずれ日本は中国、北朝鮮のようになるという総統閣下の予言がまるで実現したかのような、下のツイートです。
(竹下雅敏)
――――――――――――――――――――――――
総統閣下は宮内庁長官の人事に激怒しています
配信元)


――――――――――――――――――――――――
配信元)

[Sputnik]ラブロフ外相:米軍はあまりオバマ大統領のことを聞いていない / シリア議会:諜報には空爆前の米軍とダーイシュとの会話記録ある 〜大きな転換点を迎えている世界情勢〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 今のアメリカは、バイデン副大統領が動かしていると思っています。シリア軍に対する空爆の件も、バイデン副大統領、アシュトン・カーター国防長官、 CIAのラインで行われたことで、オバマやケリー国務長官は蚊帳の外ではないかと思います。もしそうなら、上の記事のラブロフ外相の言葉は理解できます。
 それにしても、シリア諜報機関が、米軍とダーイッシュが空爆前に交わされた会話記録を持っているというのは強烈ですね。事実上、ウォルフォウィッツ・ドクトリンが終わったという感じです。
 こうした決定的な証拠を握られた上で、シリアにあるダーイッシュの司令塔がロシアによって殲滅されたことで、アメリカ、イスラエルの野望は潰えました。
 “続きはこちらから”以降の記事を見ると、もはや、世界中でアメリカから離反する動きが出ているのがわかります。世界が大きな転換点を迎えている様子がわかります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
ラブロフ外相:米軍はあまりオバマ大統領のことを聞いていない
転載元)
ロシアのラブロフ外相は、米軍がおそらく、自らの総司令官であるオバマ大統領の言うことを聞いていないと発言した。

ラブロフ外相は次のように述べた。

米国軍の最高司令官オバマ大統領は、私にいつも約束されているように、ロシアとの協力を支持していた。オバマ大統領は中国で行われたプーチン大統領との会談中に自ら断言した。おそらく、軍部は最高司令官の言うことをあまり聞いていないようだ

ラブロフ外相はまた、シリアで9月19日に起きた人道援助物資輸送隊への攻撃の後ロシアは調査を行うよう求めたが、「私の良きパートナーであるジョン・ケリー米国務長官が、彼には全く似つかわしくないことだが、『調査を行う可能性はあるが、シリア軍かロシアか、誰がこれをしたのか知っているが、いずれにせよロシアに責任がある』と述べた」と指摘した。ラブロフ外相は、ケリー国務長官は絶えず米軍からの批判を受けているのだから、ケリー長官の状況は簡単ではないと指摘した。

――――――――――――――――――――――――
シリア議会:諜報には空爆前の米軍とダーイシュとの会話記録ある
転載元)
シリア人民議会議長ハディーヤ・アッバース女史はテヘラン訪問中に、シリア諜報機関には、デリゾールのシリア軍部隊に対する国際的な連合による空爆前に交わされた、テロ組織ダーイシュ(イスラム国、IS)の戦闘員たちと米軍の会話記録があると発言した。テレビ局「Al Mayadeen」が報じた。

アッバース人民議会長は、米軍が政府軍に対する空爆後すぐに、ダーイシュ戦闘員をシリア軍の基地攻撃のため向かわせたと付け加えた。

9月17日、西側諸国連合の戦闘機が、シリア軍部隊に爆撃を加えた。シリア政府軍はデリゾールの地区にある基地を放棄せざるを得なくなった。攻撃の結果、62人以上の兵士が死亡し、100人程度が負傷した。後になって、空爆は間違って行われたとの声明を出した。

» 続きはこちらから

[モノシリンの3分でまとめるモノシリ話]異次元の金融緩和by日銀が異次元すぎる件

 米著名アナリストのマイケル・ペント氏が秒読み段階に入った「史上最悪のバブル崩壊」を警告し、バブルを創り出した各国の中央銀行を厳しく非難しているようです。
 今回のモノシリンさんの記事を見ると、日銀の異次元の金融緩和が全て失敗し、まったく効果がなかったばかりか、二進も三進もいかなくなり、破綻するしかないような状況に追い込まれているのが分かります。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
異次元の金融緩和by日銀が異次元すぎる件
20151008215749-2 異次元の金融緩和って何がどう異次元なの。今更だけど。


20151008215747-2 うん。それを説明する前にまず金融緩和とは何かを説明していこう。


20151008215747-2 金融緩和というのは,とっても単純に説明すると市場にたくさんお金を供給することだ。


20151008215749-2 それで何がしたいの?


20151008215747-2 お金を借りやすくするんだ。


20151008215747-2 太郎,君が何か画期的な新製品を発明したとする。そして,それをたくさん製造して売ろうとする場面を想像してごらん。


20151008215749-2 まず製品をたくさん製造するためにお金が必要だよね。原材料費とか人件費とか。製品を製造する機械やそれを置く工場も必要だし。それから広告宣伝費もかかるね。


20151008215747-2 そう。だが,まだ製品を売る前だから君の手元にはお金が無い。さあどうする。


20151008215749-2 誰かにお金を借りるしかないね。


20151008215747-2 そうだね。そういうときにお金を貸してくれるのが銀行だ。そして,銀行はお金を貸す時に利息をつける。


20151008215747-2 利息は金利とも呼ばれる。お金のレンタル料と考えればいい。例えば年5%の金利で100万円借りたとすると,君は105万円返さないといけない。


20151008215749-2 多めに返すのね。銀行はその差額で儲けるわけだな。金利が高すぎると返す時が大変だね。


20151008215747-2 そう。だから,お金を借りやすくするためには,金利を下げればいい。例えば金利5%が1%になったら大分借りやすくなるだろう。


20151008215747-2 そうすれば企業がお金を借りやすくなるわけだから,経済が活性化するだろう・・・ということで,日銀は金利を下げてお金を借りやすい状況を作ってきた。


20151008215749-2 ふ~ん。でもさあ,金利を下げるのも限界があるよね。ゼロ以下には下げられない。


20151008215747-2 そう。ゼロ以下になったら貸す側が借りる側に金利を支払うことになっちゃうからね。そうしたら貸す意味が無い。


20151008215747-2 でもね,実質的に金利をゼロ以下にする方法がある。それが物価を上げることだ。


20151008215747-2 太郎,例えば君が100万円を借りたとする。そしてその後物価が上昇して2倍になったとしよう。


20151008215749-2 物価が2倍になれば,僕が何か物を売った場合の売り上げは単純に考えて2倍になるね。50万円でしか売れなかった物を100万円で売れるわけだから。


20151008215749-2 そうすると,返すのが楽だね。実質的に返すお金が半分になる。


20151008215747-2 そのとおり。例えば物価が10%上がれば,それは実質的な金利が10%下がるのと同じだ。つまり,実質的な金利はゼロ以下にできるんだ。


20151008215749-2 なるほど。そうすると借りる側にとってはお得だね。


20151008215747-2 そう。そして,みんなが「物価が上がっていく」と予想すれば,それは「実質金利が下がっていく」と予想することを意味する。


20151008215747-2 そうなればみんなお金を借りて,経済が活性化する・・・と考えたわけだ。


20151008215747-2 それから,「アベノミクスによろしく」でも説明したけど,金融緩和には消費を刺激する効果もあると言われていた。


20151008215749-2 みんなが「物価が上がる」と予想すれば,「物価が上がる前に買おう」と考えるから,それで消費が伸びる,という理屈だよね。


20151008215749-2 結局そんな現象は起きず,逆に消費が異常に冷え込んだだけだったけど。

» 続きはこちらから

[創造デザイン学会 ほか]ラヴロフが歴史を作る:停戦はすべてインチキだった  〜ロシアによる“背負い投げ一本”が見事に決まった瞬間〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 9月22日の記事で、ロシアによるシリアのISIS司令部の空爆について、“イスラエルの世界支配の野望にとどめを刺した事件”だとコメントしましたが、上の記事をご覧になると、それが正しかったということがわかると思います。上の記事では、ロシアのラヴロフ外相の国連安保理会議での発言を歴史的なものとし、これまでの“アメリカの外交政策とメディアの口移し宣伝を…一気に裏返しにするものだった”というのです。これはいわば、ロシアによる“背負い投げ一本”が見事に決まった瞬間だったというわけです。
 驚いたことに、日本経済新聞が、“米国と有志連合が過激派組織「イスラム国」 …と共犯である”とするニュースを報じました。はっきりと、地殻変動が起こっていることがわかります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
ラヴロフが歴史を作る:停戦はすべてインチキだった ――ワシントンのあからさまな背信と、ISIS‐アルカーイダ支援を非難
転載元)
(前略) 

Joaquin Flores
Global Research, September 24, 2016

スクリーンショット 2016-09-26 17.46.12

ロシア外相セルゲイ・ラヴロフが、国連 安保理会議で、きょう、歴史を画する発 言をし、“停戦合意”という名の一方的停 戦は、今後、議題にはしないことにする と宣言した。

(中略) 

発言は、停戦合意への違反そのものを主要点として、最近の停戦の公的にリークされた“秘 密文書”の一部を指摘し、(中略…)アメリカが穏健派だ と主張するが、(中略…)これらの集団のいく つかは架空の実体であり、アル‐ヌスラ(前称レバントのアルカーイダ)そのものと何ら変 わりはないことを巧みに指摘した。

当然ここで無視できないコンテクストは、停戦を破ったアメリカが、ISIS と一緒になって Deir ez-Zor のシリア・アラブ軍陣地を攻撃したことである。

(中略) 

他にもこれを明確にする状況があり、(中略…)赤十字援助物資輸送団への攻撃を、ロシアの仕業にしよう とするアメリカの試みだった。これは時間がたつにつれ、アル‐ヌスラ地上軍か、扇動的方 法を用いるアメリカの猛禽的ドローン攻撃によるものと思われている。

(中略) 

しばしば、時には 熱烈に言われてきたことは、停戦は、一方的にロシアによって守られ、アメリカに支援され たテロリスト集団に――“穏健派”の旗の下に組織されていようと、いなかろうと――軍備 と態勢を立て直す時間を与えるだけの結果に終わったことだった。救援物資輸送団は、ずっ と前から、裏口から必要な基本物資――兵器修繕のためのナット、ボルト、ワイヤの類や、 弾薬や新兵器をさえ――運び込むのに用いられていた。長く記録され証明されていること は、最初、傷ついた市民のためと言っていたものが、最後には、アレッポの占領地域内のテ ロリスト集団によって使われていることである。

(中略) 

こうした事情を、ロシアは最初からずっと、正確に明瞭に知って いたことが明らかになった。必要とされたのは口実、つまり安保理事会や国際社会でコンセ ンサスをつくり出すための、ロシアとその同盟国に与えられる証拠、“我々は停戦を試みた ――が、こういうことになった”という有無を言わさぬ証拠だった。

これは、よく知られた、あの最後の段階の“背負い投げ”の足場作りとなり、アメリカの外 交政策と、メディアの口移し宣伝を、ロシアの熊の背に乗せて一気に裏返しにするものだっ た。

一つの節目が画された。

(中略) 

現在、全面戦争の可能性が頭上を覆い、我々は実に興味ある、危険でいっぱいの時代に生き ている。我々は読者が、出来事がエスカレートしていく間、特に眼を開いて、我々の重要な 使命と仕事を手伝ってくださり、これらの論文をあなたの社会的ネットワークを通じて、共 有してくださるようにお願いする。

(以下略)

――――――――――――――――――――――――
シリア外相、米と有志連合は「イスラム国と共犯」 国連演説
引用元)
 【ニューヨーク=高橋里奈】シリアのムアレム外相は24日、国連総会の一般討論演説で、米軍主導の有志連合による17日のシリア政権軍拠点の空爆は「誤爆ではなく意図したものだ」と指摘、「可能な限り最も強い言葉で非難する」と訴えた。「この卑劣な侵略行為は明らかに米国と有志連合が過激派組織『イスラム国』(IS)とその他の武装テロ組織と共犯であることを証明している」とまくし立てた。

以下略