注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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転載元)
You Tube 14/6/21
1.隠蔽される核大災害:被曝する子ども、線量数値捏造
3.11の大津波に引き続いて、 福島第一原発の3基の原子炉が、連続して爆発した。潜在的な核大災害に関する世界的関心にもかかわらず日本政府は、状況の厳しさを過小評価した。
災害時の日本の国会議員として川内博史氏は、政府の不適切な対応を目の当たりにした。
記者:「この事故によって引き起された損害範囲について、政府は嘘をついていると思いますか?」
川内博史氏:「この福島事故が引き起こしている危機についての認識が政府にはあまりないのではないか。福島第一原子力発電所から空気中に放出された放射性セシウムの総量は広島型原爆が放出した放射性セシウムの量の168倍であると、じゃあ、どう対処するのかということになると、政府は『大丈夫です、大丈夫です』と。」
この事故が、ヒロシマ原爆の放射能より168倍悪いレベルと分かっているのに、政府は「大丈夫だ!」と言う対応に驚きました。
私たちは、さらに調査することに決めました。この学校で、甲状腺癌に関して人々をテストして回っているNGOがある。甲状腺癌は、放射線によって引き起こされる疾病のうちの1つです。この場所で、私たちは、地方の子どもたちを診察している癌専門医の西尾正道医師に会いました。
西尾医学博士:「明らかに被曝しています。本来は住むべきとこではない!ところが一切そういうことは言わない!事故を隠蔽する姿勢が、前面に出ている。」
記者:「あなたには、お腹に赤ちゃんがいるので、当局に何か注意されたことがありましたか?」
住民:「特に注意されたことは何もないです。」
西尾医学博士:「たくさん隠している。モニタリングポストの値も、そもそも低く抑えている。」
モニタリング・ポストとは、政府に資金提供され設置されたガイガー・カウンターのことです。しかし、問題は、政府が単に"ポスト"の地域周辺だけを急いで除染した、と多くの地元住民が信じていることです。
ハシモト・カヨコさんは、真実を暴くことが個人の使命だとしています。
ハシモト・カヨコさん:「国が出した放射線数値は、いくら計算しても合いません。」
全体構想である公設ガイガーカウンターそのものが疑わしくなっている。わずか数フィート遠方に行くと二倍くらい高い数値になるのだ。また、さらに離れていくと、それらの公設モニタリングポストは、完全に無意味だと感じ始めるのだ。
記者:「学校の隅に、ガイガーをしばらく置いてみます。なんだこりゃ!"3.5"マイクロシーベルトです。」
ここの放射線レベルは、小学校の遊び場のまわりのモニタリング・ポストより20倍高い!しかし、なぜ、このような問題が起こるのか?
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1番目の見出し部分にでてくる西尾医師によると、「明らかに被曝しています。本来は住むべきとこではない!」と警告しています。外部被曝に加え、食事による内部被曝やホットパーティクルの吸い込み等を考え合わせると、蝶と同じような悲劇が懸念されますが、最後に出てくる官僚の使命は「心配することは何もないとみなさんに示すこと」だそうです。